日曜日の6日、安保法案に反対する学生と学者の集会が、時折雨が降るなか新宿の歩行者天国で開かれ、12000人が参加しました。
また8日の夜にも、雨の中新宿で、シールズの主催する安保法案に反対する集会が開かれ、5000人が集まりました。
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安保法案に反対の集会、新宿の歩行者天国に1万人超
TBSニュース 2015年9月7日
安全保障関連法案に反対する学生や学者、野党の代表者などが新宿の歩行者天国で反対集会を開催しました。
政府・与党が安全保障関連法案の可決・成立を目指す方針を固める中、6日、法案に反対する集会が、時折、雨が降る中、新宿の歩行者天国で開かれました。
集会には学生や学者とともに、民主党などの野党のほか、公明党の元副委員長も参加し、廃案を訴えました。
「今この大事なときに何も、ものを言わないというのは卑怯です。心を鬼にして“公明党よ、目を覚ませ”、これを言うのが本当の意味での友情だ」(二見伸明公明党元副委員長)
主催者によりますと、およそ1万2000人が集まったということで、反対集会は来週も開かれる予定です。
東京新宿で安保法案に反対の集会
NHKNEWSWEB 2015年9月8日
8日夜、東京・新宿では、安全保障関連法案に反対する人たちが集会を開き、主催者の発表でおよそ5000人が集まりました。
集会では、ツイッターなどを通じて法案への反対を呼びかけている学生グループのメンバーで、大学4年生の奥田愛基さんが「主権者はわれわれ国民です。最後まで歩みを止めてはなりません」と訴えました。
集まった人の中には、子どもを連れて参加した母親や、仕事帰りの会社員もいて、雨の中、「戦争させない」とか「憲法9条を壊すな」と書かれたプラカードを手に、法案に反対する意思を示していました。
このうち2人の息子を連れて埼玉県から参加したという30代の女性は、「各地で反対の声が上がっているのに採決しようとするのはおかしいと思います。本当に必要な法案であれば、国民が納得できるまで説明を尽くすべきだと思います」と話していました。
また、東京都内の30代の会社員の男性は、「国会の審議が重要な局面になったので、仕事を終えて参加しました。十分な説明がなされていないので、法案は撤回してほしい」と話していました。