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2025年5月15日木曜日

15- 石破「政治家が国民に受ける事言い始めると国は滅びる」大企業迎合も一緒

 まるこ姫が掲題の記事を出しました。もう一つの下記の記事と一緒に紹介します。
    石破総理「消費税の減税しない方針固める」冗談は顔だけにしておけ
 どちらも痛烈な「石破批判」です。
 石破首相はこのところ全く精彩がなく支持率も下がる一方です。それは多分事ごとに財務省派といわれる森山幹事長に「箸の上げ下ろし」にまで口出しされているからなのですが、そうした実態であること自体が石破氏の限界なのでしょう。
 文中の青字・太字強調は全て原文に拠っています。
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石破「政治家が国民に受ける事言い始めると国は滅びる」大企業迎合も一緒
                    まるこ姫の独り言 2025.05.13
自民党議員の思考は、こういう事か・・・・

だから、安倍・菅・岸田がこぞって国民の悲痛な叫びを聞かなかったという事か。
国民の声など聞かなくてよいとどの総理も思ってきたのか。

石破首相「政治家が国民に受けること言い始めると国は滅びる」…参院選前の大衆迎合的な発言に戒め
                  5/12(月) 21:29配信 読売新聞オンライン
>石破首相(自民党総裁)は12日夜、東京都内で開かれた衆院自民党秘書会の総会で、「政治家が国民に受けることを言い始めると国は滅びる」と述べた。「責任政党」として、参院選前にポピュリズム(大衆迎合主義)的な発信や発言を戒めるよう強調したものだ。

そもそも、自民党は選挙前になるとあれもやります・これもやりますと言って国民を騙して投票させてきたが、選挙が終わった後は、知らぬ顔の半兵衛で、公約に書いてきたことは無かったこととして当たり前のようにふるまってきた。

それにくぎを刺したのかもしれないが、石破は石破でたいがいな総理だ。

かつて「公約など守らなくても大したことではない」と言っていた某小泉純一郎がいた。
安倍も菅も岸田も酷かったが、それに輪をかけて酷いのが石破で、小泉純一郎を真似したのか「総裁選で掲げた政策は、当選後にその通りにやるということではない」と言ったそうだ。。

結局、私たち国民は公約を見て投票する政党を決めるが、政治家は公約を国民との約束だとは思っていないのかもしれない。

選挙に勝つためには嘘もデマも言い放題。

石破も総裁選と総理になった後での言動が180度態度が違うのは当然だと思っているようだが、国民の方はそうじゃない。
公で発言したことは、実現するように精いっぱい努力してくれると思っている。

石破に対してこの人なら自民党内においても少しは庶民目線があるだろうと淡い期待を抱いた国民の方が、あまりの豹変ぶりにビックリたまげたでぶっ飛ぶ姿は、自民党議員からしたら「なんのこっちゃい」

公約は破るためにあると思っている方からしたら国民の怒りが理解できないのだろう。
国民と自民党議員の認識の差は想像以上かもしれない。

そういう思考が石破の「政治家が国民に受けることを言い始めると国は滅びる」に繋がるのだろうが、自公政権は大企業が潤えば国民にもそのしずくが落ちてくると大企業を繁栄させる政策に終始してきた結果、この国はどうなった?

結局、国民の声を聞かず、献金元の大企業を優遇してきた結果、国が滅びつつあるじゃないか。
大衆迎合はダメだとしたら、大企業迎合はもっとダメだと思うが。


石破総理「消費税の減税しない方針固める」冗談は顔だけにしておけ
                         まるこ姫の独り言 2025.05.12
石破は国民の苦境など知った事じゃないと考える総理なのか、消費税減税は念頭にないらしい。
そもそも自民党の議員たちは、恵まれた環境の中生きてきた人だけに、一般庶民と言うか中流より下の人たちの生活など知らないし、考えたこともないのだろう。

今回の賃金が思うように上がらない中の、未曽有の物価高、米不足の挙句のコメ高騰、そしてガソリン価格が下がらないなど、どれだけ庶民の暮らしを苦しめているか、生き難くしているかが分かっていない石破の消費税減税無し発言。

石破総理「消費税の減税しない」方針固める 野党からは「物価高に無策だ」と批判 夏の参院選で公約に減税掲げる公明党と歩調合うか 
           5/9(金) 17:31配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
>物価高対策などとして、与野党から声があがる消費税の減税について、石破総理は実施しない意向を固めたことが分かりました
>財源やシステム改修などの課題を上げるほか、物価高の影響が大きい低所得者への支援を厚くするべきとの考えを示す石破総理ですが、いまだに与党内からも消費税の減税を求める声は上がり続けています。

自民党内の消費税減税を求める声は、参議院選挙を控えているからであって、真に国民生活を心配しているわけではない。
甘い言葉で国民を吊って選挙に勝ちたい願望がバレバレだ。

今までの総理は、何かあると「低所得者への支援」と言い現金給付してきたが、困っている人を一時的に助けることにはなっても、それで経済が良い方に動いていくとは思えなかった。

所得税は逆進性のある税で金持ちが潤うと知ったような話をする人がいるが、減税することで金に余裕のある人がどんどん金を使ってくれれば経済は動いていくし活気づくような気がする。

高額な買い物にはもっと消費税を掛けてもよいと思う。
当然、金持ちには払える。

庶民だって食料品の税金が少しでも下がると言う気持ちだけでも明るくなるし、重しが軽くなったような気がしてくる。
「景気の気は気分の気」とも言われるように、増税と言われると気分は暗くなるが、減税と言われると、今まで買えなかった物を買ってみようかと言う気にもなる。

将来に禍根を残すとか、財源が無いとかいう人たちが必ず出てくるが、今までの比では無い程、生活が本当に苦しい人がたくさんいる現実をきちんと見ていて言っているのか。

したり顔で言わないで欲しい。

一時的にでも突出している軍事費を削ったり、国民には何の説明もなく企業減税した分を少し元に戻してみるとか、輸出戻し税を考えてみるとか、円安で日本に観光で行ってくる外国人への消費税免税制度を止めるとか、工夫次第で財源は出てくるのではないか。

減税しない理由をこれでもかと言って国民の気持ちを暗くするより、減税して国民の気持ちを明るくすれば経済が回っていくという思考の方が私は好き。