植草一秀氏が掲題の記事を出しました。
植草氏は、22日午後8時に放送された鳩山友紀夫元総理主宰のYoutube・UIチャンネルの600回記念に、ゲストとして招待され正味2時間にわたり対談(スピーチ)しました。
動画 URL⇒〝 https://x.gd/DafTc ″(120分)で全スピーチがご覧になれます。
石破首相の辞任に伴う自民党総裁選が22日に告示され(開票は10月4日)、昨年の総裁選に名乗りを上げた面々5人が名乗りを上げました。
植草氏は石破氏が責任上辞任することは不可避であったことを明らかにした上で、2017年の総選挙までは与野党伯仲でしたが、2009年の鳩山政権の登場に恐れを抱いた日本の既得権勢力によって、与党でも野党でもない「ゆ党」勢力が生み出されそれが膨張して革新勢力が強く圧迫されたことで、「自公と『ゆ党』が日本政治を支配する状況が生まれつつある。これはもはや『日本の死』を意味すると言って過言でない」と述べています。
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自公とゆ党だけなら日本の死
植草一秀の「知られざる真実」 2025年9月23日
9月22日(月) 午後8時放送のUIチャンネル「混迷する日本政治と活路」https://x.gd/DafTc鳩山友紀夫元総理が理事長を務める東アジア共同体研究所が配信するYoutube番組の名称が「UIチャンネル」。9月22日放送が第600回。
この記念放送にお招きを賜った。大変恐縮に感じている。すでに多くの方に視聴を賜っている。
感謝申し上げたい、できるだけ拡散賜れればありがたく思う。
鳩山元総理と対談させていただいた内容は
1.最近の選挙結果
2.石破内閣終焉と自民党総裁選
3.日本政治・四つの課題
4.日本政治の活路
主題は3の日本政治四つの課題 と 4の日本政治の活路
現在、自民党党首選が実施されているが旧態依然の最たるもの。「昔の名前で出ています」の感が強い。順繰りに総理ポストをたらい回しするなら、いっそ「総裁選」とせずに「総裁選出大抽選会」にした方がいいのではと思えてしまう。
石破内閣は参院選で不信任の審判を受けた。石破首相が勝手に決めた勝敗ラインは自公で50。
125議席を争う選挙で政権与党の勝敗ラインが50というのはあり得ない。姑息と言うほかなかった。
その50を達成できなかったのだから参院選が終わった瞬間に石破辞任は避けようがなかった。
私は7月21日のブログ、メルマガ記事に石破辞任は避けられないと書いた。
参院選惨敗の理由は二つ。物価高対策と政治改革をスルーしたこと。
昨年10月の総選挙の時点から大型減税の必要が叫ばれてきた。
2025年の通常国会で決定することが求められた。しかし、何もしなかった。
もう一つは政治改革。裏金事件が自民退潮の主因だ。根本的な対応が必要不可欠。
「解党的出直し」を叫ぶなら政治資金改革をやるべきだ。やるべきことは明白。
「企業団体献金の廃止」。これを葬ったのは石破茂氏と玉木雄一郎氏。
大型減税を葬ったのも石破茂氏と玉木雄一郎氏。二人で「緊縮金権腐敗党」を結成してはどうか。
参院選後に石破続投を画策する動きがあったが、これを主導したのは財務省だと思われる。
最近の選挙結果の分析での特徴は かつての「与野党伯仲」が「ゆ党膨張」に変化したこと。
2017年総選挙までは与野党伯仲だった。
野党共闘が強固に構築されれば政権交代可能な状況だった。2009年の政権交代実現の偉業を再現できる状況にあった。
しかし、その後「ゆ党」が膨張して革新勢力が強く圧迫されている
日本の既得権勢力にとって鳩山由紀夫内閣は「悪夢」だった。これが「悪夢の民主党政権」の本当の意味。
二度とあの悪夢を繰り返さぬよう、「ゆ党」の育成強化が図られてきた。
その結果、自公とゆ党が日本政治を支配する状況が生まれつつある。
これはもはや「日本の死」を意味すると言って過言でない。
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「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。
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