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2026年2月12日木曜日

統一協会 「闇のTM文書」(7)

 統一協会(世界平和統一家庭連合)が日本での政界工作などを韓鶴子総裁に報告した内部文書「TM特別報告3200頁、TMとはTrue Mother〝まことの母の略で、韓総裁のこと韓総裁は、夫で教祖・故文鮮明とともに協会内でメシア救世主として位置づけられていますしんぶん赤旗(統一協会取材班)は入手しました。

 しんぶん赤旗がシリーズ「統一協会 「闇のTM文書」(7)を報じました。以下に紹介します。
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闇のTM文書」(7)議員を「教育」 信者に ダミー団体から統協会教義ヘ
                       しんぶん赤旗 2026年2月11日
 統一協会(世界平和統一家庭連合)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁への報告文書「TM特別報告」には、接点ができた国会議員らを「祝福家庭(信者)」にしていく手法が語られています。

「祝福」のため配偶者も標的  
あいさつを交わすことができる国会議員は216名に及びます。そのうち、私が会いたいときに会うことができる国会議員は、およそ30名どです。その中の数名は、2日修練(教義研修)まで受けましたが、まだ祝福家庭(信者)にはなっていません」(2019年7月)
 統一協会のダミー団体「UPF(天宙平和連合)ジャパン」の梶栗正義議長は、このように日本での政界工作の現状を報告しています。
 今後、国会議員を信者としていくために「さらに多くの国会議員を平和大使として任命し、彼らに対して平和大使の理念で原理教育を実施し、(中略)平和の主人として祝福家庭になる必要性があることを教育していこうと思います」としています。
 
「平和大使」に任命
 平和大使を任命するのは、統一協会の教祖、文鮮明と韓鶴子夫妻が創立したUPFです。
「平和大使協議会」のホームページによると、平和大使の資格は「『平和大使の基本理念』を理解し、支持する者」です。その基本理念が、統一協会の教義につながっていくというのです。
 旧安倍派(清和政策研究会)トップや衆院議長となった細田博之衆院議員(当時)が島根県平和大使協議会に祝電を送ったり、各地の地方議員が政務活動費を使って平和大使協議会のイベントに参加したりするなど、協会側が幅広く接点を持つのに「平和大使」を利用していることがうかがえます。

総裁の自叙伝渡し
 ターゲットは議員本人にとどまりません。「議員たちを祝福につなげるためには、議員本人だけでなく、配偶者との関係も重要であるため、最近は、私の妻(報告では実名)も共に、議員たちと積極的に交流しています」と報告にはあります。
 報告は、UPFが主催するワールドサミットに議員が参加することも重視していました。そこで議員に渡されるのは韓総裁の自叙伝です。
大会(ワールドサミットのこと)プラス自叙伝というセットでVIPたちに行う教育が効果的だったという報告が田中(富広)副会長からありました」という報告も。「VIP」とは国会議員などの有力者のことです。TM報告は、こうした協会側の取り組みで「祝福」を受けた議員がいると強調しています。     (統一協会取材班)