2018年7月30日月曜日

30- 自民党国会議員のゾンビ化を歓迎する(日々雑感)

「日々雑感」氏が、PRESIDENT OnLineの各紙社説を比較して論じる記事中に、「いま政治から活力が失われ、与党の議員はゾンビのように安倍首相に付き従っている」と書かれていることに関連して、「自民党議員にはこのままゾンビに成り果てて頂きたい。・・・そうすれば国民の多くは、ゾンビと化した浅ましい国会議員を次の選挙で落とすしかなくなるから」と述べました。
 実際このままの安倍政権があと3年も続いたら、日本の政治と経済そして外交がどこまで酷いことになるのか、想像もつきません。特にアベノミクスと名付けられた異常な経済政策があと3年も続いたら、日本の経済は一体どうなるのでしょうか。
「日々雑感」氏は、「明日の日本のために自民党国会議員がこのまま安倍政権のゾンビに成り果てて、もっともっと醜態を国民に曝すことを私は心から歓迎する」と結んでいます。なるほどそれも、この事態から脱出するための有効な方法かも知れません。
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自民党国会議員のゾンビ化を歓迎する
日々雑感 2018年7月29日
「要職をこなして研さんを積み、今後に備えるべきだ。岸田派の結束維持も課題である」と岸田氏に呼び掛ける。ずいぶんと優しい社説である。岸田氏はさぞ喜んでいることだろう。
持論だが、新聞の社説は政権擁護よりも批判に重点を置くべきだ。そのあたりを社説担当の論説委員が理解していないのだろう。
そんな読売社説ではあるが、評価に値することも述べている。たとえば次のような主張は社説として的確だと思う。
「出馬に強い意欲を示す石破茂・元幹事長は、党員の支持を広げる狙いから地方行脚を精力的に続けている。首相とは異なる政策を掲げて論戦を挑んでもらいたい」
異なる政策で論戦を挑んでこそ、国民を巻き込んだ総裁選に近づくことができるのだ。
「3年前の総裁選で、首相は無投票再選を果たした。6年ぶりとなる選挙戦を自民党は党の活性化につなげるべきだ」
沙鴎一歩も指摘したが、「活性化」が重要なキーワードなのである。朝日は「活力」という言葉を使って表現していた。いま政治から活力が失われ、与党の議員はゾンビのように安倍首相に付き従っている。それでいいのだろうか
(以上「PRESIDENT OnLine」より引用)
註 沙鴎一歩は同記事の著者名
プレジデントが論評で「与党議員はゾンビのように安倍首相に付き従っている」と警告している。まさに正鵠を得た「警告」だが、自民党議員にはこのままゾンビに成り果てて頂きたい。
そして国民がそれぞれ支持した国会議員が実はおぞましいゾンビだと国会議員の正体を知って欲しい。安倍自公政権を倒すには国民の多くがゾンビと化した浅ましい国会議員を次の選挙で落とすしかないのだから。
日本のマスメディアも安倍氏に追従して「寿司友」を隠しもしないという浅ましさだ。相変わらず政権批判は適当に茶を濁す程度で、安倍自公政権が日本を根幹の部分から徹底的に破壊していることを報道しようともしない
EUとの自由貿易連携協定EPAに関しても自動車と農産品の貿易の収支バランスの問題だと矮小化して国民に報道している。実態は非関税障壁の撤廃と「ヒト モノ カネ」の自由な往来を約束した「欧州各国の移民問題を日本へ押し付ける」ことでしかない。だから安倍氏が調印式に渡欧できないと知ると、慌ててEU大統領が訪日して調印を済ませたのだ。それほどEUにとって利益のある条約だということを日本のマスメディアは隠している。
権力者批判を忘れたマスメディアは権力者を積極的に腐敗させる。マスメディアも権力者の逆鱗に触れないように「忖度」して甘い利権構造を維持したいと願っている。マスメディアの甘い利権構造とはいうまでもない電波のクロスオーナーシップと新聞の再販制度だ。
国民の知る権利と引き換えに、マスメディアは自らの私腹を肥やすことを選んでいる。日本のマスメディアが腐り切っていると批判する所以だ。
だから安倍氏をマトモな批判と国民世論で倒すことは当分できない。それなら徹底して自公政権与党議員がゾンビと化して、その醜態を国民に曝すが良い。
大量外国人労働移民が流入して日本社会は破壊されるかも知れない。日本人労働賃金は外国人労働移民の賃金に引きずられてデフレ化し貧困化するだろう。それも「国民が選んだ安倍自公政権」の政策だから仕方ない。トコトン困れば、いかに大人しい日本国民でも多少は怒るだろう。
是非とも怒って選挙へ出掛けて欲しい。それが日本を日本国民の手に取り戻すことになる。「国民の生活が第一」の政治を野党連合が掲げることが必要だ。米国支配の「日米合同委員会」から脱却しなければ日本の戦後は終わらない
安倍氏は戦後体制からの脱却と言っているが騙されてはならない、彼は戦後米国支配を強化しているだけだ。彼こそが日本を米国に売り渡す売国奴だ。明日の日本のために自民党国会議員がこのまま安倍政権のゾンビに成り果てて、もっともっと醜態を国民に曝すことを私は心から歓迎する。