2012年5月22日火曜日

5月例会が開かれました


快晴に恵まれた520日(日)、13:30から湯沢公民館で5月例会が開かれました。いつもは定刻の15:30にほぼ終わっていますが、今回は熱心に討議が行われて20分近くもオーバーしました。

【連続学習―「『18人の発言』に学ぶ」(9回目)】

テーマ:「憲法を変えるときの国民投票って何?」(P3435

初めに、3年間の凍結期間を経て20105月に国民投票法が施行されると、半年ほどのうちに衆参両院で憲法審査会委員が選出されるなど急ピッチで改憲の準備が進められ、各派からの改憲案も出揃っている状況であることが、世話人(会)から報告されました。

引き続き、改憲案が国民投票に掛けられたとき、どんなに投票率が低くても改憲賛成が過半数であれば実施してよいのか、国民投票運動中には各人各派の意見表明の自由が保障されるのか、政府側の意向に反する意見の表明が抑制される恐れはないのか、などの問題点があることが議論になりました。

また憲法96条(国会議員の2/3以上の賛成で憲法改正を発議できる)を過半数の賛成で発議できるように変えるべきだ、という主張も一部にあることが話題になりました。いずれにしても今後国民投票法の細目がどのように決定されていくのか、注意深く監視する必要があります。

【花まつり平和キャンペーンの総括】

会場入口での湯沢平和の輪の行動では、「いつもやっていますね」と声を掛けられるなど町の皆さんから広く認知されるようになりました。今年は特に風ぐるまやビラが良く捌けて、準備した分が短時間のうちになくなりました。その他の平和グッズも皆さんに喜ばれていました。

原発の再稼働の賛否を問うシールアンケートでも、例年に倍する以上の人たちから意見を表明していただきました。特に若いお母さんたちは熱心で、子供たちを健康な環境で育てる上で、原発問題に高い関心を持っていることが窺われました。

【町の非核平和都市への取り組みへの提案】

世話人会から ①湯沢中学校で開催される平和講演会には、父兄や町民も参加できるようにして欲しい ②町長から1月に行われた「平和市長会議」の報告をしてもらう ③成人式では「ポケット版日本国憲法」を贈る などが提案され、特に③については良い案だと皆さんに評価されました。

また、パネル版原爆写真30枚セット(3万円弱)が販売されているので、それを先ず町で購入してもらい今後折に触れて活用して行く、という提案も出されました。

近く世話人会の方で町長に対してこれらのことについて提案・要請・折衝を行うことになりました。面談の日時は未定ですが、決定次第連絡しますので、折衝の場に出席を希望される方はどうぞご参加ください。