2026年4月9日木曜日

TACOでもいいから戦争をやめる/サナエ過ぎが国益を毀損する/高市対米隷属外交が招く危機

 植草一秀氏の掲題の3つの記事を紹介します。
1番目の記事)
 トランプはこのまま戦乱拡大に突き進むことが不利であることを自覚して停戦を求めたのであり、むしろ多数の米国民ガソリン価格が急騰した問題に強い関心を注いでいるのが実情です。もしも戦乱拡大すれば米軍兵士の命が奪われる可能性も高まり、11月の中間選挙での大敗を覚悟せざるを得なくなるので、トランプは何とか米国の威信を著しく傷つけない形での撤退を望んでいる筈です、
 植草氏は、国際社会は今回のような大国の暴走を未然に防ぐ体制を再構築する必要に迫られていると指摘します。
2番目の記事)
「サナエすぎ」の意味「非を認めない」、「絶対謝らない」というものです。
 高市氏は昨年11月7日の衆院予算委で、「台湾有事で、戦艦が使われ武力の行使を伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得るケース」であると、従来の日本政府の考えと異なる見解を示し、「台湾問題は中国の内政問題」としている中国を激怒させました。
 内閣官房長官は「政府としての統一的見解ではない」と認めていませんが、高市氏はいまだにその非を認めず謝りません。それによって現実にレアアース問題で不自由な状況が生れています。
 植草氏は「高市首相は自分の面子ではなく、日本の国益、日本国民の利益を優先して対応するべきだ」と指摘します
3番目の記事)
 これまで日本外交の基軸は「日米友好と日中友好の二本柱」で構築されてきましたが、先に公表された外交青書(案)によると、これまでは「日中関係は日本にとって最も重要な二国間関係のひとつ」としてきましが、「日中友好」の重要性に言及する文言がなくなりました。米国は11月の高市発言の時点で「日本外交の重大な転換だと認定しましが、それを裏付けるものとなりました
 中国は、日本が72年の共同声明、78年の平和友好条約を破棄するのかどうか、日本政府に対して確認作業を進めているということです
 植草氏は「背景にあるのは米国の策謀。米国の策謀に乗って東アジアでの緊張を創作することは、そのまま日本国民の危機を意味する。高市外交を日本の主権者がどう評価し、これをどのように取り扱うのかが問われている」と述べます。
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TACOでもいいから戦争をやめる
               植草一秀の「知られざる真実」 2026年4月 8日
やはりTACOだった。
Trump Always Chickens Out. トランプはいつもしり込みして退く。初めからやらなければいい。だが、最後まで撤回しないことがない点は美点ではある。
高市首相は日中外交関係を崩壊させる失言をしたが、いまなお撤回していない。そのための余波が持続する。

米国とイランは交渉していた。2月26日までジュネーブで交渉していた。
協議終了後、仲介役を務めたオマーンのバドル外相は「大きな進展が得られた」との認識を示した。イランのアラグチ外相は、1週間以内にも次回協議が開催される見通しであると示していた。
その直後に米国がイランに軍事侵攻。大規模爆撃を行うとともにイラン最高指導者ハメネイ師と妻を殺害した。明白な国際法違反、国連憲章違反である。

トランプ大統領はイラン民衆が歓喜して蹶起。イランの体制が転換されるとしていた。
しかし、目論見は完全に外れた。イランは徹底抗戦の姿勢を貫き、ホルムズ海峡を封鎖した。
米国は高額な兵器を大量投入したが目的の戦果を挙げられない。
戦乱が長期化すれば米国世論がトランプ大統領に対して米軍撤退の圧力をかけることは明白。
行き詰まったのはトランプ大統領の側である。

米中貿易戦争=トランプ関税も同じ。中国に対して145%の追加関税適用を提示したところ、中国が返す刀で120%の追加関税を提示。さらにレアアース供給拒絶を示した。
白旗を上げたのはトランプ大統領。だから、TACOと言われる。

米国がさらなる大規模攻撃を行うと宣言したタイムリミット寸前で停戦での合意が成立した。
2週間の期限を切っての停戦が実現した。この2週間に協議が行われる。
米国とイランの主張の隔たりは大きい。協議がまとまるか予断を許さないとされる。
しかし、停戦が実現した背景を考察すればカタストロフィ⇒破局)に至る確率は高くないと考えられる。

停戦を求めたのはトランプ大統領の側である。このまま戦乱拡大に突き進むことがトランプ大統領にとって不利であることを自覚している。米国内でイラン軍事侵攻を支持する声は少数である。多数の米国民が米国のイラン軍事侵攻を支持していない。
戦争の影響でガソリン価格が急騰。この問題に米国民が強い関心を注いでいる。

大義のない、国際ルール無視のイラン軍事侵攻。このことにより米国民がガソリン価格高騰の被害を受けている。
戦乱拡大になれば米軍兵士の命が奪われる可能性も高まる。トランプ大統領は11月中間選挙での大敗を覚悟せざるを得なくなる。だから、トランプが撤退を望んでいる

問題は米国の威信を著しく傷つけないかたちでの撤退が可能かどうか。
トランプは「米国の勝利」をアピールするだろう。
実態が米国の敗北でもトランプは強気の言葉を発せられればよしとするだろう。
国際社会は今回のような大国の暴走を未然に防ぐ体制を再構築する必要に迫られている。

続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」4387号
「停戦を終戦に確実につなげる」 でご高読下さい。
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                 (後 略)
 
 
サナエ過ぎが国益を毀損する
              植草一秀の「知られざる真実」2026年4月7日
昨年11月7日の衆院予算委員会での高市首相。「台湾有事で米軍が来援し、戦艦が使われ、武力の行使を伴うものであれば、どう考えても存立危機事態になり得るケース」と発言した。
この発言がアウトである主因は「どう考えても」にある。「どう考えても」は「いかなるケースを想定しても」ということだから、基本的に「必ず」という意味になる。

台湾有事で米軍が来援したら必ず「存立危機事態」になる。「存立危機事態」は日本が集団的自衛権を行使する要件。この場合、米国とともに日本が自衛権を行使することになる。
米軍と共に中国と戦争をするということになる。だから、中国は強く反応した。当然と言える。

1972年の日中共同声明で日本は「一つの中国」と「台湾の中華人民共和国への返還」を認めた。これを踏まえて大平正芳外相は73年の衆院予算委員会で「台湾と中華人民共和国の対立の問題は基本的に中国の国内問題」と答弁した。

また、日中共同声明、日中平和友好条約で、中国と日本の間のすべての問題を平和的手段で解決し、武力および武力による威嚇に訴えないことを確認した
日本は台湾独立に関する問題に対して、中国の国内問題であるとして対応すること、日本と中国の間の問題を平和的手段で解決することを中国に約束している。

したがって、高市首相が、台湾有事があり、米軍が来援したら、日本は中国と戦争をするとの国会答弁に中国は驚愕した。この発言を米国は日本政府の対応の「重大な転換」と判定した。
高市内閣は11月7日の高市首相発言について、「従来の内閣の立場を踏襲するもの」
との見解と「11月7日の高市発言を政府の統一的見解にするつもりはない」との見解を同時に発した。

つの見解は矛盾する。矛盾は11月7日に高市首相が二つの異なる答弁を示したことに起因している。
国会質疑の前段で高市首相は、台湾有事等が発生したときに、「何が起こったかについての情報を総合的に判断する」と述べた。これは従来の内閣の立場を踏襲するもの。
しかし、後段では上述の「台湾有事で戦艦が使われ武力の行使を伴うなら、どう考えても存立危機事態になり得るケース」と述べた。
この発言は従来の政府の立場を踏襲するものでない。「政府としての統一的見解」に「できない」ものである。
「統一的見解にするつもりはない」のではなく「統一的見解にはできない」というのが実態。

したがって、高市首相は後段の発言を撤回して謝罪する必要がある。日中関係を改善するには、これが必要不可欠。
「サナエすぎ」の意味に「非を認めない」、「絶対謝らない」があるが、非を認めず謝らないことが日本の国益を著しく損なうことになる。
高市首相は自分の面子ではなく、日本の国益、日本国民の利益を優先して対応するべきだ。
 
続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」4386号
「存立危機事態のパラドクス」 でご高読下さい。
                 (後 略)


高市対米隷属外交が招く危機
               植草一秀の「知られざる真実」2026年4月 6日
4月5日の午後、東京湯島の全国家電会館でISF=独立言論フォーラム主催シンポジウムが開催された。
テーマは「高市政権の超軍拡・大増税路線を問う-改憲と戦争への道を許すな」
      https://isfweb.org/post-71494/
東京新聞・望月衣塑子氏青山学院大学名誉教授・羽場久美子氏前衆議院議員・川内博史氏に加えて私が講演し、その後パネルディスカッションが行われた。
進行はISF編集長の鹿児島大学名誉教授・木村朗氏。

日本はいま重大な岐路に立っている。これまで通り、対米従属・対米隷属を続けるのか。
それとも、日米関係を根幹から見直し、新たな日本の道を確立するのか。
メディアは高市内閣に対する国民支持率が高いと伝えている。しかし、メディアが真実を伝えているとは限らない。

3月末の高市首相訪米に対してもSNS上では極めて強い批判が吹き荒れている。
しかし、テレビメディアは批判の論調が広がることを阻止するように、高市絶賛の発言者を並べ立てて、日米首脳会談をプラスに評価する言説を流布している。
政治権力とメディアが一体化して言論を誘導する姿は戦前の再現であるように見える。
大政翼賛体制が構築されている。

日本外交の基軸は日米同盟であるとされる。
しかし、いま、日本が米国に隷従、追従するなかで、日本の平和と繁栄を維持できるのか。
現在の日本の路線の延長線上に見えてくるものは、米国が創作する戦争に日本が自動的に巻き込まれる姿である。
日本の平和と繁栄は米国によって守られるとされてきたが、それは本当なのか。
日米安全保障条約が米軍による日本防衛を定めているとされるが本当か。

日米安全保障条約第五条の条文は次のもの。
第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。(後略)
第五条が定めるのは「自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動する」ことであり、米国が日本を防衛するとは定められていない。
米国議会にはバンデンバーグ決議がある。「相互主義」を定めている。
日本の責務以上の米国の責務を果たすことを米国議会が認めない可能性が高い。

日本外交の基軸は日米友好と日中友好の二本柱で構築されてきた。
日米関係は重要だが、同時に日中関係を重視してきた。日中関係は日本にとって「最も重要な二国間関係のひとつ」としてきた。
ところが、昨年11月7日に高市首相は、これまでの日中友好関係を否定する発言を示した。米国は高市首相の国会答弁について日本外交の重大な転換だと認定した。
発言内容は72年の日中共同声明、78年の日中平和友好条約で合意した内容を覆すものだった。この発言により日中関係は過去最大の悪化を示している。

共同声明、平和友好条約において、日本政府は「一つの中国」を承認し、台湾の中華人民共和国への返還を認めた。その結果、台湾と中華人民共和国の対立の問題は中国の内政問題であるとの認定を行った。
ところが、高市首相は台湾有事が発生して米軍が来援する場合、日本は集団的自衛権を行使する方針を述べた。台湾有事があれば日本は中国との戦争状態に入ることを述べたことになる。
中国は、日本が72年の共同声明、78年の平和友好条約を破棄するのかどうか、日本政府に対して確認作業を進めている。
背景にあるのは米国の策謀。米国の策謀に乗って東アジアでの緊張を創作することは、そのまま日本国民の危機を意味する。
高市外交を日本の主権者がどう評価し、これをどのように取り扱うのかが問われている。

続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」4385号
「日本の平和と繁栄を維持する方策」 でご高読下さい。

                 (後 略) 

イランの正義と信実が日ごとに明らかに - Xの言論は池内恵と篠田英朗がリード

 ブログ「世に倦む日々」の掲題の記事を紹介します。
 イスラエルに扇動されてトランプが行った対イラン攻撃は 取り敢えず2週間の停戦に入る方向で動きつつあります。
 別掲の記事でも述べられたように、「さらなる大規模攻撃を行うと宣言する一方で、停戦を求めたのはトランプの側であり、それは不用意に始めた戦争が全く意に反した方向に突き進み、今や使える弾薬やミサイルも底をつきかけているのに、戦況の見通しは暗く、このまま戦乱が拡大すれば11月の中間選挙が一層不利になることを自覚しているからです。米国とイランの主張の隔たりは大きく停戦の協議がまとまるか予断を許さないものの、停戦協議が実現した背景を考えれば「破局」に至る確率は高くないと考えられます
 世に倦む日々氏は米国のミサイル在庫量や兵站の実情、政権内部でのトランプの孤立を論じた上で、「米国の威信失墜と信頼低下は日を追う毎に明らかで、それに反比例してイランの正義と信実が人心に説得的に浸透する進行になっている」と述べます。
 日本の言論界に関しては、「イラン戦争の解説と言論は、池内恵と篠田英朗がリードしていて、他の追随を許していない。その言論はイデオロギー暴露の契機と内容があり、まさに政治学者の言論が投擲されている。二人の議論がまともで正鵠を射ているので、テレビに登場する親米御用論者やキャスターのコメントがあまりに偏向しているのが好対照でよく分かる」と絶賛します。
 そして「イランは明らかに米国よりも法的倫理的に優越した立場にあり、世界の多くの人々から支持と共感を受ける形勢にある。~ この思想状況は、60年前のベトナム戦争のときと様相が同じだ。正義はイランにある」と結びます。
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イランの正義と信実が日毎に明らかに - Xの言論は池内恵と篠田英朗がリード
                        世に倦む日日 2026年4月6日
イラン戦争は第6週目に入って進行している。4/2、トランプが国民向けに演説する機会があり、戦争の早期終結に向けて何か具体論を述べるのではないかと期待されたが、蓋を開ければ何のメッセージもなく、いつもの自画自賛と汚い脅し文句だけで終わった。拍子抜けだった。トランプ演説で注目された要点は、今後2-3週間の(地上作戦を含む)激しい作戦で、「イランを石器時代に逆戻りさせる」と 予告した結論部分だ。これは1965年のベトナム戦争での北爆開始の際、作戦を指揮したルメイが発した口上であり、その言葉がスピーチライターによって再び意図的に使われている。この演説の直後、テヘラン近郊の完成直前の大型の橋を攻撃して爆破、その映像を公開して「石器時代に戻す」意味をイランと世界に伝えた。この空爆では、救護隊が到着した後に2回目の攻撃が行われ、民間人8人が犠牲になっている。イスラエルがガザ攻撃で繰り返した常套手段であり、残忍で悪辣きわまる戦争犯罪だ。

トランプはイラン全土をガザと同じ廃墟にする気で、4/1 の演説の主眼はその宣告だったのだろう。4/1 時点でフェアフォード空軍基地に B-52 戦略爆撃機が8機、飛来し配備されたといういう情報がある。拍子抜けだった 4/1 の演説には、実は他に隠された重要な目的があった。それは、直後に報道されたところの、ヘグセスによる陸軍参謀総長ランディ・ジョージと高官2名の粛清であり、トランプによる司法長官ボンディ排除であり、この二つで被るダメージを最小化するため、スピン手段として中身のない「国民向け演説」を設定したのだ。この煙幕政治で逃げなければ、政権の衝撃と蹉跌は深刻なものになっただろう。報道では、女性や黒人の軍高官昇進人事をめぐって対立があったとされていて、イラン地上戦を目前にしてのこの米軍内の揉め事は、派兵戦闘部隊の士気を大いに挫く材料となるはずだ。罷免されたジョージは地上戦に反対していたに違いなく、政権は馘首せざるを得なかったのだろう

4/1 のトランプ演説以降、世界の景色は大きく変わった。英語が自動翻訳で表示されるようになったXタイムラインでは、「アメリカの敗北」とか「帝国の終焉」とか、そういうフレーズで状況認識を総括する外国人アカウントが散見される環境になった。私もそれに同感で、実際のところ、アメリカの政権と軍と外交は、無謀な戦争に嵌り込んだ失態によって音を立てて崩壊しているように見える。トランプ政権の支持率は2期目で最低の36%となっているが、今後さらに戦争を続けてイラン民間人と米兵の犠牲を多く出し、ガソリン価格を高騰させれば、中間選挙を戦えない地平まで支持率が低落するのは明白だ。ボンディ更迭に続いて、商務長官ラトニックと労働長官チャベスデレマーの交代も秒読みで、さらにFBI長官パテルや報道官レービットまで候補に上がり、閣僚辞任ドミノが続くのではないかとされている。そうなれば2期目トランプ政権は総崩れで、議会共和党もトランプを見離す動機に傾くだろう

外交戦でのアメリカの敗北は、時間が経つほどに顕著になっていて、イラン戦争が終わったときNATOが元通りの体制で機能しているとは想像できない。いわゆる西側諸国は、アメリカに追従してイランを批判しながら海峡への軍艦派遣を忌避する英国・日本と、トランプを批判して自国のエネルギー調達を優先するスペイン・イタリア・フランス・ドイツの二派に分かれる構図となった。4/2、フランスのマクロンは「ホルムズ海峡の武力による開放は非現実的」と主張、「毎日矛盾したことを言うべきではない」とトランプを辛辣に批判した。第5週を通じて、マクロンとトランプとの間で口喧嘩の応酬が演じられ、フランスは明らかに中立の立場に転じた。その影響か、4/2 に戦争開始後初めて、フランスのコンテナ船がイラン側の「安全回廊」を経由してホルムズ海峡を通過した。イタリアのメローニの行動はさらに明確で、4/3 からサウジ・カタール・UAEを訪問し、各国首脳とエネルギー問題で協議している

マスコミの前でメローニは、「我々の責務は何よりもまず国益を守ること」だと訴え、「今回、我々は意見が違う」と言い切り、中東に向かう米軍機がシチリア島の基地を使用することを拒否した。英国は、40か国を集めてオンライン外相会議を開き、海峡封鎖したイランを非難して制裁措置をちらつかせたが、この動きが実効的な情勢打開に繋がる展望は全くない。単なる外交パフォーマンスに過ぎず、トランプの顔を立て、海峡に艦隻を派遣できない言い訳を必死で演出しているだけだ。ホルムズ海峡をめぐる攻防は、この戦争の外交戦が集約されて演じられているキーのステージである。4/4、オマーン外務省はイランとホルムズ海峡について協議を始めている事実を表明した。今後、イランとオマーンが海峡を共同管理するスキームを作る布石であり、通行の安全を保障する代わりに両国で料金を徴収する案が模索されていると考えられる。イランの自信が示され、海峡へのイラン支配権の既成事実化が進んでいる証左だ

第5週にかけて、米軍がホルムズ海峡開放の上陸作戦を仕掛ける可能性は、マスコミ報道の論議でも、ネットでの専門家の分析でも、日に日に小さくなっている。海兵隊を載せた強襲揚陸艦が海峡を突破するにはリスクがあり、数千人規模の兵力で島嶼を占領し維持しようとすれば、イラン側の反撃で相当数の死傷兵の犠牲を覚悟しなければならない。そうした困難な上陸作戦が、果たして、酒乱で軽薄な宗教狂者のヘグセスによって有能な陸軍参謀総長が解任され、混乱状態下の米地上軍組織で実施できるのだろうか。補給はどうするのか。何より、派遣部隊の兵員の士気が弱くなっているだろう。トランプとヘグセスが選択できる作戦案は、イランの地下に貯蔵保管された濃縮ウランを特殊部隊で奪取する電撃作戦か、イランの発電所や橋梁等民間インフラを破壊しまくって「石器時代」に戻す野蛮な殲滅作戦か、その二つに絞られつつあり、ホルムズ海峡開放の地上作戦は選択肢から除外されたというのが、この1週間ほどの見方である

もう一点、注意を惹くべき問題点として、米軍の保有するミサイル在庫が急速に減少し、米軍全体のミサイル戦力に不安が生じ始めている事実がある。3/27 の報道では、イラン戦争の開始以降、米軍は850発のトマホークを使用し、これは保有全体数4000発の2割近くに当たるため、在庫不足を警戒する声が上がっているらしい。4/3 の報道では、2028年3月までに日本に400発納入する計画だったのが、この情勢を受けて納期が微妙になったとある。トマホーク搭載の駆逐艦と潜水艦は、新たにイラン攻撃の任務に就い出撃した空母打撃群にも配置されているだろうから、今後の作戦展開によってこの850発はさらに増える見込みとなる。他方、戦闘機や爆撃機に搭載して発射する巡航ミサイル JASSM-ER も、1か月間で大量に消費したため、在庫が払底という 4/5 の記事がある。戦争前に2300発あった備蓄は、ほとんどを英フェアフォード基地や米中央軍の(GCCの)基地に移送してしまったため、残りは425発に減ってしまった

現在の生産水準では補充に数年を要すると悲観されている。JASSM-ER は1発2億4000万円。おそらく工場設備を拡充し量産して、大急ぎで原状水準の回復を図るのだろう。トランプが来年度予算案で国防費を4割増額させ、国防費だけで1.5兆ドル(約239兆円)要求したのも、無理からぬ事情と言うべきかもしれない。さらに、それに加えて、防空システムすなわち地対空迎撃弾であるパトリオット(PAC3)の方も、この戦争で一気に在庫減少となり、国防総省が頭を抱える危機となっている。3/11 の情報だが、イランのドローンとミサイルを防ぐため、米軍とGCCはPAC3迎撃弾を1000発超消費した可能性が高いとあり、それは年間生産量の2倍で、4年間でウクライナに供与した数量を上回るという。3/11 時点でこの説明だから、現在はどうなっていることか。イランの安価で大量のシャヘド攻撃に対して、高価なPAC3の応戦ではコストが合わず、忽ち在庫が枯渇する。迎撃弾の減少のゆえか、イランのミサイルの命中率が向上する結果となった

国防兵站局の担当者と責任者は顔面蒼白に違いない。観察するところ、1か月間の戦闘の後半では、イランはドローン攻撃を手控えていて、独自開発の新型弾道ミサイルをイスラエル領内と湾岸諸国の攻撃に集中させている。ウクライナ支援の反撃ドローンの装備や戦術の影響と警戒もあるかもしれないが、おそらく、米軍との地上戦・ホルムズ海峡攻防戦に備えて、至近距離の戦闘で使うドローンを温存し節約しているのだろう。いずれにせよ、攻撃と防御の両方において、アメリカのミサイル戦力は疲弊消耗の度を深め、継戦能力に疑問符が付く内情に至っていると窺えよう。そこから俯瞰した観点に立てば、数年後に控えた台湾有事(日米同盟による対中国戦争)の計画に重大な不具合が生じ、工程表を練り直す必要に迫られたと言えるはずだ。台湾有事の戦争を始める上で、日本側の準備は着々進行で遺漏なく十分だが、アメリカ側の兵站想定に予期せぬ狂いが生じてしまった。当初に予定していた2027年開戦は不可能で、数年後の先送りが余儀なくされる事態となった

アメリカの威信失墜と信頼低下は日を追う毎に明らかで、それと逆比例する関係性で、イランの正義信実が日々明らかとなり、人の心に説得的に浸透する進行になっている。信実とは、まじめで偽りがないこと。以前、太宰治の『走れメロス』を批評した際、この言葉に焦点を当てた。現在の日常空間で失われ、日本人の辞書から消えている言葉だけれど、古典たるこの小説作品の主題を一語で言い表せば、この熟語を解答欄に書くのが正解で妥当だろう。タイムラインでは、池内恵篠田英朗が活躍している。チタロの知見と発信にも刮目させられる。イラン戦争の解説と言論は、池内恵と篠田英朗がリードしていて、他の追随を許していない。その言論はイデオロギー暴露の契機と内容があり、まさに政治学者の言論が投擲されている。二人の議論がまともで正鵠を射ているので、テレビに登場する親米御用論者やキャスターのコメントがあまりに偏向しているのが好対照でよく分かる。マスコミ報道がいかに無価値で、単にCIAの工作情報のデリバリー⇒吐出)でしかない実態が分かる。日本のマスコミは、メローニやマクロンの発言をクローズアップしない

最後に、戦争には倫理的側面がある。法的正当性の問題に加えて倫理上の正邪と勝敗の問題がある。今、イランは明らかにアメリカよりも法的倫理的に優越した立場にあり、世界の多くの人々から支持と共感を受ける形勢にある。Xを受発信媒体として、判官贔屓の感情がイラン応援の世論を下から醸成し、人々を確信づけていて、マスコミが上から撒いてアメリカを擁護するプロパガンダの効力を阻却し、親米マスコミの報道論調を異端化せしめている。CIAの「認知戦」を任務する御用論者の言説を陳腐化させている。この思想状況は、60年前のベトナム戦争のときと様相が同じだ。正義はイランにある

まるこ姫「高市批判ブログ」の紹介(4/8~4/5分)

 まるこ姫による高市首相批判ブログの最新版を紹介します。
 辛辣ですがとても爽やかな高市批判のブログです。
 各日付とタイトルは下記の通りです。
 (4/8) 首相、帰宅後は風呂に入って食事 家事に時間取られ「睡眠短い」どうでも良くない?
 (4/7) 日・イラン首脳会談を調整 高市「段取りをつけている」官房長官の話と違う
 (4/6)「高市、ゴールデンウィーク中にベトナム・オーストラリア訪問」イランはいつ?
 (4/5) 政府案「武器輸出、国会関与は事後通知」やりたい放題の古い自民党政治

   注 文中の青字・太字強調個所は原文に拠っています。

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首相、帰宅後は風呂に入って食事 家事に時間取られ「睡眠短い」どうでも良くない?
                    まるこ姫の独り言 2026/04/08
高市は同情を引く作戦なのか、いかに自分は頑張っているかをアピールするためなのか、私生活を必要以上に持ち出すのは、何なのか。
一国の総理は、国家や国民の生活や命を守ってくれることが第一義で、総理がいちいち私生活を大変だ~大変だ~と言う必要はないと思う。

高市は必要以上に女性性を売り物にしたり、私生活、介護が大変だとか、リウマチでとか、それを売りにしているかのように公表しているが、それを覚悟のうえで総理職になったのではないのか。
本人は意図していないかも知れないが、ここまで私生活を同情をしてもらおうとしているとしか思えない。

首相、帰宅後は風呂に入って食事 家事に時間取られ「睡眠短い」 
                      4/7(火) 16:51配信 共同通信
>高市早苗首相が7日の参院予算委員会で、住居とする公邸に帰宅後の習慣を紹介する場面があった。「だいたい風呂に入って食事する。家事に時間を取られ、睡眠は割と短い。それ以外の時間は仕事に充てる」と述べた。官邸に遅くまで残ると首相秘書官やSP(警護官)を待機させることになるため「できるだけ仕事を持ち帰っている」と説明した。

別に自分の家のことを紹介する必要がどこにあるのだろう。

総理職と言うのは想像するに激務だと思うが、総理職に支障が出ないようにするのが総理を志した人間の務めで、ある程度家庭を犠牲にしなければいけないことはある。
家事に時間を取られたとか睡眠が短いとかそれは個人の問題で、内輪を披露して同情を買う様な話は止めてもらいたい。

一国を代表する仕事を選んだからには、家事や介護は、家政婦を雇うとか、報酬を出して介護の代替をしてもらうしかないのと違うか

総理の役職の歳費を余分に貰っていたり、自民党内で一番献金を貰っていたりする高市が、何で、家事も介護もすべて自分一人でやって、挙句日本の総理もしている頑張り屋の私。設定なのかものすごく疑問だ。
どう考えてもそんな訳はないし無理がある。

高市はいつもいつも、自分が家庭の犠牲になったり、難病と闘っていると言うような話に持って行くが、総理職を選んだからには、黙って職を遂行するべきじゃないのか。

高市は、悲劇の主人公じゃない。
国家や国民を力強く導く立場の人間だ。

自分で選んだ道なら、多少は家庭を犠牲にしてでも国家や国民を一番に考えるのが仕事の筈だ。
本当に睡眠が足りないとか家事ができないと思っているのなら、直ちに総理を辞職する必要がある。

家庭がめちゃくちゃ大変で、睡眠時間も取れず、難病を持っている人が、総理という激務に耐えられるとは思えない。
そもそもリウマチが痛いと言いながらなぜヘビースモーカーなのかも疑問だし。

そう言えば、2000年の雪印乳業の集団食中毒事件では、社長が会見を打ち切った後、記者に詰め寄られて「私は寝てないんですよ」と言い放ち、ものすごい批判を浴びたが、今はいいよなあ・・・

総理が睡眠不足と言えば同情を買える時代になったんだから。


日・イラン首脳会談を調整 高市「段取りをつけている」官房長官の話と違う
                    まるこ姫の独り言 2026/04/07
国会の質疑で、これからイランとの首脳会談はあるのかと立憲の小西に聞かれた高市早苗。
国会で日イで段取りをつけていると言っていたが本当か?

高市総理がイランとの首脳会談調整を明らかに「段取りつけている」 米トランプ大統領との会談にも言及 4/6(月) 17:30配信FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
>イラン情勢をめぐり、高市総理大臣は参議院予算委員会で、イランとの首脳会談を調整していることを明らかにしました。
>高市総理:
イラン側に適切な対応は求めてきております。首脳間の対話についても、適切なタイミングで行うための準備を行っております。
>高市総理はイランとの首脳会談について、「段取りをつけている」と述べました。

ヤフコメでは高市への期待度が高い。
「非常に重要な会談になる」とか、「平和国家の首相として有意義な会談をしてもらいたい」とか高市の答弁を信じ切って会談が前提のような話になっているが、本当に高市はイランと会談をする気があるのだろうか。

この答弁の直後、記者が木原官房長官に「日イ」会談はあるのか確認したら

>現時点で、イランとの間での電話での首脳会談について具体的に決まっているということはない
>トランプとの会談も決まっていない。
と言っていたから、この「段取りをつけている」と言う高市答弁は、政府や官僚も知らなかったのではないか。

また、高市のパフォーマンスに付き合わされて官僚は右往左往で、大変だ。

ちなみに、高市はもし日イの首脳会談が実現したとして、イランに行き中東諸国も回るのだろうか。

茂木外相は、「イランとは電話会談を何度もしている」と言ってはいたが外交で中東に出向いた形跡はない.
イタリアのメローニはこの戦火の中、中東諸国に出向いて、各国首脳と会談をして「戦争に参加はできないが、復興の手助けはする」と言っていて胸を打たれた。

メローニの言うように支援をする方法はいくらでもある。
高市が本当に重い腰を上げたと言うのなら、それもありかとは思うが、その場での思い付き答弁が過ぎるのが高市で、足立の「補正予算を迅速に作っていかないか?」みたいな質疑を聞いて、なんと高市がニヤリと笑い「その手は桑名の焼き蛤」答弁を聞いて、本当にびっくりした。
国会でふざけているのか、高市は

それにしても、いつの時代の流行り語句か知らないが「その手は桑名の焼き蛤」
中々聞けるものじゃない(笑)









自分も補正予算を早く成立させたいだろうに、野党の「補正予算を迅速に」進言に「その手は桑名の焼き蛤」すなわち「上手い話には乗らない」と言う高市は、本当に「焼き蛤」の意味を知らずに使っているのではとの疑問が湧く。

シャレの積りか知らないが、笑えないしトンチンカンな答弁にしか聞こえないけど。
話を戻して、高市は、現実には決まっていない事柄でも、いとも簡単に国会で自分の思うような展開を作り上げるが、尻ぬぐいする方は本当に大変だと思う。


「高市、ゴールデンウィーク中にベトナム・オーストラリア訪問」イランはいつ?
                     まるこ姫の独り言 2026/04/06
高市は国会審議もほとんど出ず、トランプとの会談後官邸に引きこもり中と言われていたが、また例の見せ場を作るためか5月連休にベトナム・オーストラリア訪問を予定しているそうだ。
 
高市総理、ゴールデンウィーク中にベトナム・オーストラリア訪問で調整 「自由で開かれたインド太平洋」連携深めたい考え 
           4/5(日) 11:42配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
>高市総理大臣が、大型連休中にベトナムとオーストラリアを訪問する方向で調整していることがわかりました。
>いずれも就任後、初めての訪問先で、「自由で開かれたインド太平洋」を巡り連携を深めたい考えです。

いつも気になっているのが、今は有事なのにいつ見ても作り笑いを振りまいていて緊張感が全く感じられないが、場にあった振る舞いがなぜできないのか。
これだけ世界的にも国内的にも大変な時に、へらへら笑っている場合じゃないと思うが。

本題に入っていろんな国と意見交換や連携を深めたりするのは、外交として成り立つから反対しないが、その前に、イランに行くのか行かないのか。
優先順位を間違えているとしか思えないベトナム・オーストラリア。

世界は、トランプとネタニヤフの仕掛けたイランへの戦争で大変な経済危機に陥っている。
まず中東から原油を買っている日本は、タンカーがホルムズ海峡を通過しない事には原油はほとんど入ってこず、自国の経済はお先真っ暗だ。

ホルムズ海峡は今、イランが仕切っており通過できるも出来ないも、イラン腹積もり次第になっているが、もともとイランと日本は友好国であり、イランの外相が日本との「相談に応じる」を持ちかけているのに、日本はいまだにイランと交渉をしていないそう。
ここは、土下座してでもイランと交渉する時だと思う

 日本国の経済と、国民の生活が懸かっている事を考えたら、今が決断の時だ。
トランプの仕掛けた戦争で世界が難儀をしているのに、日本政府の呑気な事よ。
トランプだって、「自分の石油は自分で取りに行け」SNSで発信している。
勿怪の幸いで、米国が許可(これも悲しい)しているのになんで行かないのだろう。

高市は、トランプに嫌われたくないようだが、ここは自分のメンツより国民の生活と経済最優先で、動くべきだと思うが。

なぜか中東との交渉に意欲がないと言うか、中東に行くことを忌避しているようにしか見えない。
なんで?

外国に行くなら、中国やイランに出向いて指導者と会談をし良好な関係を気付くべきだろうに、ベトナムとかオーストラリア。
平時とは違い、今は有事だ。

個人的に構いたくない国でも、関係をよくするために出向くのが「国民の命と安全」を守る総理の仕事の一つだと思うが、今まで見ていると、好きか嫌いかの二択でしかものを考えていないように感じる。

こんな個人的感情ばかりで動く総理では、この先日本はどうなるのかものすごく不安になる。
何といっても、ぶら下がりもせず正式な記者会見をほとんどせず、重要なことはSNS発信で済ましてそれで終わりの高市。
国民を舐めているのと違うか?


政府案「武器輸出、国会関与は事後通知」やりたい放題の古い自民党政治
                     まるこ姫の独り言 2026/04/05
高市さんなら「政治改革をしてくれる」と過大な期待を、自己中解散の高市に騙され投票した人たち、いま日本がどのような方向性で政治をしているか、よく見て欲しい。
未だに初の女性総理だから、男性社会を変えてくれるのではと思っているとしたら大間違いで、高市は男性社会を変える気などさらさらないし、むしろ高市は男性(極右)の代弁者と言っても過言ではない。

自民党時代は、たぶん男性に媚びて媚びて媚びて自分の立場を優位にして来たであろう高市が、トランプに媚びたのもその習性が染みついていたからであり、高市は今でもそれが政治だと思っているのではないか?

長年、自民党の中にいたら、男性社会思考になるのだろうし、そもそも高市を支持している人たちは「男尊女卑」の極右だから。

自民党自体も高市も、国民目線はまったく無い。

武器輸出、国会関与は「事後通知」に 政府案まとまる
                         4/3(金) 21:36配信 毎日新聞
>防衛装備品の輸出を救難や輸送に限ってきた「5類型」の撤廃を巡り、政府は殺傷能力のある武器の輸出の歯止め策として焦点となっていた国会の関与について、事後的な「通知」にとどめる政府案をまとめた。
>武器輸出の拡大は国際紛争を助長することにつながる懸念が指摘される。事後報告に限る運用が決定すれば、事前報告など厳格な歯止め策を求める野党からの批判が強まりそうだ。

野党が批判するのは当たり前だ。
高市政権は献金を貰っている大企業を代表して案を出し、野党は国民を代表して批判しているわけだから、野党の批判は当然のことだ。
国会での議論もせず、政権が勝手に「殺傷能力のある武器の輸出」を考え、国会にも諮らず「事後通知」という事になれば、もう権力を持っている方のやりたい放題で、国会の意味がなくなる

国会には、与党がいて野党がいるが、とかく与党は暴走しがちだ。
特に衆議院では議席の3分の2も持っている与党なら、傲慢になり謙虚さも希薄になるのは当然だ。
その与党の暴走を批判したり諫めたりするのが野党の役目なのに、それができないとしたら国会は何の意味も持たなくなる。

国民にとって本当にそれでいいのか。
こんな非人道的な事をやっていたら本当にシェルターが必要になる。
高市政権はこれ以上日本を壊すな!

歯止め策として焦点となっていた「国会の関与」を事後的な「通知」にとどめるのなら、歯止めにならないじゃないか。
国会の関与が無くなれば、どうやって歯止めを作るのか・・
結局、高市政権のやりたいような政治になるという事だ

「高市さんなら男社会を変えてくれる」と期待していた高市ファンは、この悲惨な現実をどう見ているのだろう。
未だに高市の真の正体も知らず「高市さんはよくやっている」と思っているのだろうか。