2025年7月3日木曜日

武器購入先 三菱重首位 防衛省2年連続 裏金の川重急増

 しんぶん赤旗に掲題の記事が出ました。

 防衛省の24年度中央調達(武器や燃料などの購入)で、軍需最大手の三菱重工業の契約額が1兆4567億円に達し、2年連続で最大となったことが分かりました
 2位米国政府8834億円(23年度比35%減3位は川崎重工で6383億円でした。
 昨年、海上自衛隊との潜水艦修理業務に関する架空取引で捻出した裏金で海自隊員に金品を提供したことが明らかになった川崎重工は、引き続き国民の税金を原資とした大軍拡の恩恵を受けています。
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武器購入先 三菱重首位 防衛省2年連続 裏金の川重急増
                        しんぶん赤旗 2025年7月1日



 防衛省の2024年度中央調達(武器や燃料などの購入)で、軍需最大手の三菱重工業の契約額が1兆4567億円に達し、2年連続で最大となったことが分かりました。同省が日本共産党の山添拓参院議員に回答しました。自公政権の「安保3文書」に基づく大軍拡予算を反映し、契約額が高止まりしています。
 三菱重工はイージス・システム搭載艦(1397億円)や長射程ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」(1047億円)、島しょ防衛用高速滑空弾(838億円)、次期戦闘機(678億円)など、敵基地攻撃のための兵器の大型案件を大量に受注しました。
 2位の米国政府は8834億円(23年度比35%減)と高い水準を維持。米国からの武器大量購入が続いています。23年度と比べて川崎重工は約1・6倍に、三菱電機は約1・8倍に急増。川崎重工はCH47輸送ヘリコプター17機(2325億円)を一括で受注。三菱電機は、極超音速誘導弾の発射試験に使う「統合装備計測評価システム」(381億円)などを契約しました。川崎重工は昨年、海上自衛隊との潜水艦修理業務に関する架空取引で捻出した裏金で海自隊員に金品を提供したことが明らかになった一方で、引き続き国民の税金を原資とした大軍拡の恩恵を受けています。

“死の商人”株 首相多数保有
 22年の資産等報告書によると、石破茂首相は三菱重工と川崎重工の株式を多数保有。“死の商人”と政権との癒着ぶりがうかがえます。