2026年11月2日月曜日

イランはトランプにとってのガリポリか?

 先日のイスラエル総選挙ではネタニヤフの与党も、それと対決する野党も共に過半数を下回ったので、今後の他党との連合の出来次第で政権党が決まることになります。
 米国の中間選挙の投票日は日本時間の3日ですが、トランプの共和党が劣勢という報道の方が目立つ感じです。しかしこれだけは実際に開票して見ないと分かりません。
 
「マスコミに載らない海外~」の掲題の記事を紹介します。
 トランプは対イラン戦争を今後どうする積りなのか、停戦合意したのにそれとは無関係に時々攻撃を掛け、ミサイル弾薬が尽きると止めるということを繰り返しています。
 この記事は約7000字の長文のものですが、トランプの判断を肯定する部分は皆無で、「イラン問題に関して、あらゆる分野の専門家が彼は信じられないほど愚かで、軍事戦略を全く理解していないと述べている」として、全ての識者はトランプの判断を批判していると述べています。
 そして著者が深く尊敬し、敬愛する多くの評論家は、「トランプが気が狂ったか、あるいは最初からディープステートの一員だったかのどちらかだ」と結論づけ、さらに私が言い続けてきたように「トランプが2月28日にイランを攻撃したのは史上最も戦略的に愚かな軍事攻撃として歴史に残るかもしれない」と付け加えたと述べます。
 その一方で、「イスラエル選挙後のネタニヤフの立場の弱体化は、トランプがしばらく探していたと思われるイラン戦争からの脱出の道を開くかもしれない」とも述べます。
 著者は結論の部分で、「100年後、歴史家が振り返ってトランプに同じことを言うと想像できる。もしかしたら、その謎の人物は、まさに彼(⇒トランプ?)がやったこと、つまりディープステートのために運動を破壊しようとして運動に加わったのではないかと自問したとき、突然全てが腑に落ちた」「では、トランプは大統領に就任した目的が、まさに彼がこれまで行ってきたこと、つまりディープステートを打倒し、アメリカを世界支配という攻撃的野望から遠ざけることだったのか? もしそうだとすれば、彼は驚くほど見事に狙いを達成したと言える」と述べます。
 これで全て決着するのですが、ひらめきのない私にはどうもついていけません。
 なお文中の太字強調個所は原文に拠っています。
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イランはトランプにとってのガリポリか?
               マスコミに載らない海外記事 2026年10月31日
                   イアン・ファントム 2026年10月28日
                        The Unz Review
 「ガリポリ(トルコ語でチャナッカレ)という言葉は、第一次世界大戦でのイギリス最大の軍事的惨事を思い起こさせる。狙いは、マルマラ海の南、トルコのヨーロッパ側とアジア側を隔てる海峡ダーダネルス海峡を制圧し、ロシア艦隊が黒海から地中海へ航行できるようにすることだった。アメリカ人作家リチャード・ポーは著書‘How the British Invented Communism (And Blamed It on the Jews)’『イギリス人はいかにして共産主義を発明(しそしてユダヤ人のせいに)したか)』の中で、「もし攻撃が成功していれば、コンスタンティノープルは陥落し、オスマン帝国も滅びていただろう。しかし、攻撃は失敗に終わった。壊滅的失敗に終わったのだ」と述べている。

 現在進行中のアメリカの対イラン戦争は、ホルムズ海峡封鎖と、ドナルド・トランプによる海峡開通に向けた必死の努力という結果をもたらした。海峡が開通すれば、石油タンカーがペルシャ湾からオマーン湾、そして世界の石油市場へ航行できるようになる。イラン攻撃が成功すれば、テヘラン(⇒イランの首都)は陥落し、旧オスマン帝国の残滓も共に滅びるとトランプは信じていたようだ。しかし、攻撃は失敗に終わった。それも壊滅的失敗に。
 ウィキペディアによると「オスマン帝国の軍事力を過小評価したのは、オスマン帝国の衰退と、1911年から1912年のイタリア・トルコ戦争および1912年と1913年のバルカン戦争におけるリビアでの劣勢な戦績から、連合国側の『優越感』に起因していた」とし「連合国の諜報機関は作戦準備が不十分で、場合によってはエジプトの旅行ガイドから得た情報に頼っていた」と述べている。
 ドナルド・トランプによるイラン軍事力の過小評価は、確実に、アメリカが世界中に持つ巨大な植民地支配力ゆえに、アメリカ人の間にあった「優越感」に起因していた。彼らは明らかに、この作戦に向けて米国民を十分に準備させるのに失敗し、場合によっては、確実に時代遅れの情報に頼っていた。その一例として、少なくとも10年間、かつての軍事施設跡地に建っていたミジャブの小学校が爆撃されたことが挙げられる。

 ガリポリの戦いでは、イギリスで海軍大臣のウィンストン・チャーチルを含む辞任や解任があり、この惨事はイギリス政府を混乱に陥れた。「トルコ国民にとって、この作戦の主な意義は、戦後トルコ共和国初代大統領となったムスタファ・ケマル台頭に果たした役割にある」とウィキペディアは述べている。「‘Çanakkale geçilmez’『チャナッカレは通り抜け不可能』は、攻撃を撃退した国家の誇りを表す常套句となり『‘Çanakkale içinde’チャナッカレのバラード』という歌は、この戦いで命を落としたトルコの若者たちを追悼している。トルコ映画監督シナン・チェティンは『Children of Canakkale チャナッカレの子供たち』という映画を制作した」。
 イランの場合、ドナルド・トランプは自国民の支持を大きく失い、専門家の間では任期を全うできない可能性さえ指摘されている。イランはこの地域における支配力を確立したと見なされており、将来、作詞家や映画制作者がこのことを主題にするのは確実だ。

 ガリポリについて、リチャード・ポーは次のように書いている。「しかし、イギリス軍が意図的に手加減してトルコ軍に勝利を許したと示唆する人もいる。その一人が、ガリポリ戦役に関する4冊の本を執筆したオーストラリアの歴史家、ハーヴェイ・ブロードベント。2009年4月23日付の記事‘Gallipoli: One Great Deception?’『ガリポリ:一つの大きな欺瞞?』の中で、ブロードベントは、ガリポリ戦役はそもそも成功するつもりはなく、ロシア軍を戦争に留めておくための策略として構想され、実行されたのではないかと推測している」。彼はまた、ロビン・プライアーの著書‘Gallipoli: End of a Myth‘『ガリポリ:神話の終焉』にも言及しており、そこには不可解あるいは理解しがたい一連の決定や出来事が列挙されている。その動機は何だったのか? ブロードベントは、連合国がコンスタンティノープルと海峡の占領に成功していたとしても、1915年3月の秘密条約に従って、これらの戦利品をロシアに引き渡さなければならなかっただろうと指摘している。連合国は全ての作業を行ったことになる。「戦争が成功すれば、ロシアだけがこれらの作戦の成果を手にするだろう」と、ブロードベントが引用した1915年3月15日付の英国アスキス政権の覚書には記されている。しかし、ボリシェヴィキはコンスタンティノープルに対する主張を一方的に撤回して、事態を好転させた。

 イラン問題に関して、トランプはそんなに愚かなのだろうか? あらゆる分野の専門家が、彼の信じられないほどの愚かさと、軍事戦略を全く理解していないと述べている。しかし、私が念頭に置いているのは、ジョージ・W・ブッシュ大統領の愚かさだ。あれは完全に偽装だった。「私を過小評価するな」は天才的な一撃だった。ドナルド・トランプは公の場では、ウォロディミル・ゼレンスキーよりも優れた喜劇役者のように見える。トランプの対イラン戦争も、失敗するように仕組まれた計画だったのだろうか?
 もしそうだとすれば、その動機は何だったのだろう?
 アメリカの対イラン戦争は何年も前から計画されてきた。親イスラエル派のワシントン近東研究所は、2012年9月21日に‘How to Build U.S.-Israeli Coordination on Preventing an Iranian Nuclear Breakout‘「イランの核開発阻止に向けた米イスラエル連携の構築方法」と題した政策フォーラム昼食会を開催した。その中で、「率直に言って、危機の引き金を引くのは非常に難しいことで、アメリカ大統領がどのようにしてイランとの戦争に踏み切れるのか私には想像もつかない」と同研究所の研究部長パトリック・クローソンは述べた。そして、アメリカを戦争に導く前にアメリカ大統領が「待たなければならなかった」一連の物議を醸した出来事―真珠湾攻撃、ルシタニア号沈没、トンキン湾事件、メイン号爆破事件―を列挙した。「つまり、もしイランが妥協するつもりがないのなら」と彼はニヤリと笑って結論づけた。「誰かが戦争を始めるのが一番いいだろう。」

 では、なぜトランプはイランと戦争をしたのか? 「ネタニヤフが彼にそう言ったからだ」とジェフリー・サックス教授は決まって答えていたが、このフレーズは定着したようだ。しかし、イスラエルのディープステートはロスチャイルド家以外誰なのか? 彼らは初期の政治的シオニストの指導力を提供し、その後イスラエルに資金提供した。イギリスのディープステートは、強力なロスチャイルド家を含むロンドン金融街の銀行家以外に誰なのか? 「政府が資金を銀行家に依存している場合、状況を支配するのは政府指導者ではなく銀行家だ。与える手は奪う手よりも上だからだ」とナポレオン・ボナパルトは述べたと伝えられている。アメリカのディープステートは誰なのか? 「銀行組織は常備軍よりも危険で、資金提供という名目で後世に支払うべき金を使うという原則は、大規模な未来詐欺に過ぎないと私は心から信じている」とトーマス・ジェファーソンは述べた。
 ジェファーソンが民間銀行に関して抱いていた懸念は、後に(時代錯誤的な「インフレーション」と「デフレ」という用語を用いて)次のように要約された。「もしアメリカ国民が民間銀行に通貨の発行を任せれば、まずインフレーションによって、次にデフレによって、銀行は…国民から全ての財産を奪い、最終的には彼らの子供たちが、父親たちが征服した大陸でホームレスとして目覚めることになるだろう…」。これは実際にきたこととそっくりではないだろうか?これら3カ国のディープステートは本質的に同じディープステートで、トーマス・ジェファーソン発言は、世界経済フォーラムが現在、未来の世界政府について構想しているものと全く同じではないだろうか?

 私には、トランプ大統領がイランと戦争を始めたのはネタニヤフ首相の指示によるのではなく、ディープステート(影の政府)の指示によるもので、その傀儡ネタニヤフ首相は単に彼らの言葉を代弁したに過ぎないように思える。そうなると、問題は「トランプ大統領はイランとの戦争を避けることができたのか?」ということになる。
 その答えはわからないが、JFKを覚えておられるだろうか? その後の全てのアメリカ大統領は、その暗殺を心に留めておく必要があった。アメリカでは、現在、AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)に媚びへつらわずに大統領になるのは不可能のようだ。トランプはガザでの虐殺を阻止できただろうか? 答えは同じだと思う。だから、私の仮説は、彼がこれらの帝国主義的野望に賛同し、それを引き継ぎ、そして熱心に追求した結果、失敗に終わるか、少なくとも愚鈍化してしまうのだ。イランにおけるディープステートの目的は、ベネズエラの場合と同様、確実に政権転覆だったが、それは実現した。これはまさに、民間団体を崩壊させるために潜入者が行うことだ。私は1962年からエスペラント運動でそのような環境にいたが、それに気づいたのは20年前のことだ。民間団体へのこのような潜入と弱体化は、少なくとも英国では広く行われていることが今ではわかってい。2009年には、マーク(フラッシュ)・ストーンが、ドラックス石炭火力発電所の外で抗議活動を行っていた環境保護団体に潜入した警察の工作員マーク・ケネディであることが発覚したことから始まった全国的「スパイ警察」スキャンダルが発生した。
 どんなに小さな集団でもディープステートの監視を逃れることはできない。9人の潜入捜査官のうちの1人は、イラク侵攻に抗議するピエロの格好をした若い女性たちの小さな集団に潜入していた。当時、これらの事件を調査した際、私は9人が活動していた他の民間集団の長いリストを作成した。マーク・ケネディはドイツでも活動していた。これらの事件が警察だけによるものだとすれば、MI5、MI6、内閣府は何を企んでいるのだろう?

 トランプは今、ディープステートそのものにこの手法を向けているように見える。実際に何が起たか見てみよう。イランでは多くの人が亡くなったが、政権交代は起きていない。ガザでも多くの人が亡くなったが、今やトランプはネタニヤフを世界が思っているように狂っていると非難できるようになった。事実上全世界が今やイスラエルに反対している。2025年以前にこんなことが可能になると誰が信じただろう? イランはイスラエルに対して優位性を示し、NATOは解体されつつある。米国は中東での支配力を失い、ネタニヤフは投獄されるかもしれない。トランプの努力にもかかわらず、ウクライナの和平はヨーロッパ諸国に妨害された。

では、トランプがこれほどまでに政治の世界に深く関わるようになったきっかけは何だったのか? おそらく9.11同時多発テロだ。その日、彼はグラウンド・ゼロでインタビューに応じ、ツインタワーは内部の爆発物によって崩壊したと主張した。そして自分のタワーがニューヨークで最も高いタワーになったと発言した。おそらく彼はトランプタワーが次の標的になることを懸念していたのだう。しかし、夕方には彼の口調は一変していた。
 私はその動画を見て文字起こしをしたが、どうやらその動画は削除されたようだ。リンクをクリックすると、「この動画はヘイトスピーチに関するYouTubeのポリシーに違反したため、YouTubeによって削除されました」という通知が表示された。しかし、その動画の一部は別の動画「ドナルド・トランプの9/11陰謀論インタビュー全編」に埋め込まれていた。そこには、グラウンド・ゼロでインタビューを受けているトランプの映像と「ドナルド・トランプ:2001年9月11日放送」というバナーが映っていた。Google AIは「あなたが言及している動画は実在し、その存在は十分立証されています。これは紛失または削除されたクリップではなく、ドナルド・トランプが2001年9月11日午後にニューヨークのテレビ局WWOR-TV(UPN 9)に行った生電話インタビューの一部です」と主張した。動画の下には、ウィキペディアの「9月11日の攻撃」の項目から数行を抜粋した青いパネルが表示されていた。「なぜこれが表示されるのですか?」をクリックすると「月面着陸など、誤情報が広まりやすいトピックに関連する検索や動画視聴を行うと、検索結果の上部または視聴中の動画の下に情報パネルが表示される場合があります」というメッセージが表示された。
 では、なぜドナルド・トランプは夕方までに態度を変えたのだろう? 上記のことから、彼が直面していた、あるいはもし彼が自身の見解を貫いていたら直面していただろう圧力の一端がうかがえる。これはAIPACに迎合したことと関係があるのだろうか。

 私が深く尊敬し、敬愛する多くの評論家は、トランプが気が狂ったか、あるいは最初からディープステートの一員だったかのどちらかだと結論づけている。その中には、長年トランプについて警告を発してきたケビン・バレットも含まれる。あるニュースレターで、彼はトランプを「コーシャ・ノストラのフロントマン」と表現し、私の仮説に反すると思われる強力な論拠を提示している。さらに彼は「トランプが2月28日にイランを攻撃して以来、私が言い続けてきたように、これは史上最も戦略的に愚かな軍事攻撃として歴史に残るかもしれない」と付け加えた。そうかもしれない。あるいは、ガリポリの戦いになるかもしれない。
 またケビンは、トランプを「非常に一貫性がなく、口が軽く、無謀なリスクテイカーで、攻撃に対しては倍の力で反撃する」と評している。そうかもしれないが、ニューヨーク市の野心的不動産開発業者に何を期待できるだろう? 彼は、特にジェフリー・エプスタインのような資金源になりそうな富裕層や権力者に惹かれるだろう。しかし、そのような人物が脅かされたらどう反応するだろう? 興味深いことに、ケビンはトランプの逃げ道としてネタニヤフをスケープゴートにすることを見出している。ケビンと私が似たような結論に達したが、アプローチの角度が全く異なるのは興味深い。今、私はトランプがイスラエル選挙でネタニヤフを支持したことがネタニヤフを助けたのか、それとも妨げたのか疑問に思わざるを得ない。あるいは、ネタニヤフをスケープゴートにしているように見られてはいけないということだろうか? イスラエル選挙後のネタニヤフの立場の弱体化は、トランプがしばらく探していたと思われるイラン戦争からの脱出の道を開くかもしれない。ネタニヤフは暫定政権の指導者として「自制する義務」があると感じているかもしれないし、一方、自らの地位を固めるためには戦争が必要だと感じているかもしれない。

 私の仮説はトランプの最初の任期中に生まれ、その間、それに関する記事をいくつか執筆した。その都度、トランプ発言を注意深く観察した。アメリカ国内の政治事情はよく分からないが、国際情勢に関しては、私が追ってきたことは全てこの仮説に合致しているように思えた。特に最初の任期で印象的だったのは、「ロケットマン」事件。トランプは北朝鮮の金正恩氏を侮辱した後、最終的には二人は親友だと宣言した。その後、もし自分が大統領に選ばれていなかったら、アメリカは「今頃、北朝鮮と大規模戦争状態にあっただろう」と述べた。これは、ディープステート(影の政府)にそうするよう言われたと言っているようなものだ。

先日、ケビン・バレットとロン・アンツによるロン・アンツ論文「アメリカ覇権の崩壊と世界の核リスク」に関する興味深い議論を視聴した。この論文は優れた分析を提供しているが、議論の全体的流れは、いつものように何も理にかなっていないものだ。
 物理学の教育で学んだことの一つは、世界最高の頭脳でも長期間にわたって状況を理解できない場合は、基本的前提を変えてみるべきだということだった。2007年に、1962年にエスペラント語を習得した直後に読んだ1907年のエスペラント運動の分裂について改めて調べてみた。当時は理解できず、疑問は長年私の心に残っていた。2007年に読んだ本では、中心人物を「謎の人物」と呼び「真相は永遠に分からないだろう」と結論付けていた。100年後、歴史家が振り返ってトランプに同じことを言うと想像できる。もしかしたら、その謎の人物は、まさに彼がやったこと、つまりディープステートのために運動を破壊しようとして運動に加わったのではないかと自問したとき、突然全てが腑に落ちた。では、トランプは大統領に就任した目的が、まさに彼がこれまで行ってきたこと、つまりディープステートを打倒し、アメリカを世界支配という攻撃的野望から遠ざけることだったのか? もしそうだとすれば、彼は驚くほど見事に狙いを達成したと言える。
 彼はガリポリの戦いを念頭に置いていたのかもしれない。

記事原文のurl:https://www.unz.com/article/is-iran-trumps-gallipoli/