2026年10月1日木曜日

G2時代を予感させたトランプの歓待劇 ー 米中首脳会談で歴史認識を一致

 世に倦む日日氏の掲題の記事を紹介します。
 記事は第1節において、トランプが習近平との首脳会談の中で「第二次大戦では中国はアメリカの同盟国だった」と発言し、第二次大戦に勝利した連合国同士であるという歴史認識が確認され、世界中を騒然とさせたと記述し、これは予め準備した原稿を読み上げたものであり、トランプのアドリブではないと説明します。
 そして11月の深圳APECと12月のマイアミG20でも米中首脳会談が持たれることが明確にされた中で、その機会に中国は今回果たせなかった「米中両国は台湾の独立に反対する」という文言の文書化を達成するべく、外交攻勢をかけて行くだろうと見ています。
 トランプのこの発言と認識の下、今後台湾問題を協議し結論を出す上での前提が敷かれたと言えると述べました。
 このことは「台湾有事」で米中が一触即発の状態に陥ると見られていたことが、そうではなくなるという点で極めて大きな出来事です。

 世に倦む日々氏は、トランプ自身は元々台湾に対して関心が薄く、米国が台湾に軍事関与する必要性を感じておらず、台湾防衛に消極的だという見方をしています。
 ところで日本では米国が対日抗戦で同盟を結んだ相手は中華民国だったと強調する人たちがいますがそれは間違いで、国民党と共産党は国共合作で一つの勢力として抗日戦争を戦っていたのであり、後半の1940年以降は、むしろ八路軍(⇒共産軍)との戦いが日中戦争の主舞台と言ってよく、戦後の国共内戦を経て中華人民共和国が成立したというのが正しい歴史であると述べます。
 いずれにしても「台湾有事」で米中が戦火を交える可能性が小さくなったことは日本のために喜ばしいことです。
 記事の最後のところでは米国の対中世論に変化が表れていることに触れ、シカゴ・グローバル評議会が9月に発表した調査報告によると、米国人の57%が中国との友好的な協力や接触を支持すると回答し、「中国の領土拡大の野心を米国への重大な脅威と見なす」と答えた割合が、22年の52%から今回の41%へと減少したことを紹介し、「台湾有事」への対応についても、「米軍を投入することに賛成」と答えた割合が、22年の52%から今回の38%に下がるなど、米国人の中国に対する意識が変化していて、前向きな関係構築を望む声が多くなっていると述べています。これも喜ばしいことです。
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G2時代を予感させたトランプの歓待劇 ー DC米中首脳会談で歴史認識を一致
                      世に倦む日日 2026年9月29日
9/24(現地時間)、DCで米中首脳会談が行われた。予想した以上に中国側が主導権を発揮して終始した会談となり、その経過と結果に驚かされる。G2時代の到来を予感させる内容であり、世界中の人々がその感想を持ったに相違ない。トランプはひたすら習近平の機嫌をとることに注力し、手厚くもてなす場面作りに徹していた。アメリカとトランプ政権にとって中国がどれほど重要な存在かを内外に印象づける外交が展開された。まず、国賓待遇で到着した習近平を、トランプは空港(アンドルーズ空軍基地)まで直接出迎えに行き、タラップの下で握手するという異例の演出が行われ、その歴史的歓待に仰天させられた。続いて、ホワイトハウスで米中首脳会談が開催されたが、その席でのトランプのスピーチで、「第二次大戦では中国はアメリカの同盟国だった」という発言が飛び出し、世界中を騒然とさせた。米中関係の歴史的基礎が確認され、第二次大戦に勝利した連合国同士であるという歴史認識が明らかにされた。

日本のマスコミとネットは灰神楽を立てたような喧騒となり、その意義の打ち消しや相対化に大わらわとなった。それは歴史認識に疎いトランプのリップサービスであり、失言のアクシデントだという〝解説″がテレビの全局で流された。だが、遠藤誉も指摘しているとおり、この発言は準備した原稿を読み上げたものであり、トランプのアドリブの口上ではない。そして 9/26 にホワイトハウスから発表された合意内容(ファクトシート)でも、「第二次大戦時に米国と中国は同盟国で、勝利のために肩を並べて戦った」という文言が明記された。今回のDCでの会談は、まさに米中の歴史認識がテーマになった外交であり、AIや通商・関税ではなく、そうした個別政策以前の、両国関係の歴史的定義づけを align (⇒一致)させた会談だった。会談では台湾問題については具体的な合意はなかったが、この決定的な歴史認識が示されたことで、台湾問題を協議し結論を出す上での前提が敷かれたと言える。

アメリカにとって第二次大戦の同盟国は台湾ではなく中国(PRC)である。アメリカの大統領がそう宣告した。中国(PRC)は第二次大戦に勝利した同盟国であり、当時の中華民国(ROC)の正統な継承国家であると、その認識が提示され、外交実績のファクトシートに記録された。中国は、かかる歴史認識の問題を事前協議でギリギリ詰めていたのであり、成果として確定させ、次のステップに繋げたのだ。11月の深圳APECと12月のマイアミG20でも首脳会談の予定が明確にされた。その機会に、中国は、今回果たせなかった「米中両国は台湾の独立に反対する」という文言の文書化を達成するべく外交攻勢をかけて行くだろう。その文言が年内の首脳会談の合意文書に載った場合は、アメリカが台湾への武器売却を凍結するという政策決定と同義である。今回それが合意に盛り込まれなかったのは、中間選挙という事情があり、トランプ政権に不利にならないように中国側が配慮したからだ。

客観的に見て、米中外交の力関係は中国が押している。中国にとって台湾問題は国家主権(核心的利益)の問題であり、妥協できない。必ず台湾への武器売却を止め、アメリカによる台湾への安保外交上の関与と支援を断ち切る意思と覚悟で動いている。トランプ自身は、台湾に対して関心が薄く、アメリカが台湾に軍事関与する必要性を感じておらず、台湾防衛に消極的だ。そして、台湾がアメリカに発注した最新鋭兵器群は、欧州諸国も、中東諸国も、どの国も喉から手が出るほど欲しい現物であり、米国メーカーに受注が殺到し、需要が多すぎて供給が間に合わない製品群である。PAC-3も欲しいしハイマースも欲しい。小谷哲男がコメントしているとおり、「そもそも米側には在庫も生産能力も不足している」のだ。小谷哲男のXの投稿は、アメリカ側の実態の吐露であり、米中外交の今後の展開を示唆するものとして考察できる。台湾と高市が受けた衝撃は大きく、想定以上の不意打ちと挫折だろう。トランプがここまで中国に譲歩するとは思わず、困惑しているはずだ。

この事態の出現を受けて、日本のマスコミは、狂ったように歴史歪曲のプロパガンダをシャワーし、トランプの〝過失”を責め、習近平中国を叩きまくっている。その論法は、第二次大戦でアメリカと同盟して戦ったのは中華民国であり、中華人民共和国ではないという愚にもつかないナンセンスな主張だ。反共右翼の、馬鹿の一つ覚えのナラティブである。篠田英朗が正しく指摘しているとおり、国民党と共産党は国共合作で一つの勢力として抗日戦争を戦っていたわけで、戦後の国共内戦を経て中華人民共和国が成立した歴史がある。中国大陸で日本軍が戦った相手は蒋介石軍だけではない。ゲリラ戦で抵抗した八路軍の奇襲に日本軍は苦しめられ、そのため三光作戦で対抗した。盧溝橋事件から終戦まで8年あるが、後半の1940年以降は、むしろ八路軍との戦いが日中戦争の主舞台と言っていい。日本軍の華北占領は、占領地を広げれば広げるほど都市後背の農村地帯が共産党統治の解放区となって広がる趨勢となり、農村から八路軍が襲来して日本軍の薄い兵站補給線を攻撃した。

1972年の田中角栄訪中で、日本は中華人民共和国を正統な中国国家として認め、嘗ての侵略戦争の加害責任の痛感を言い、深い反省を明記した日中共同声明を発表した。日本が戦争責任を言い反省を述べた相手は中国人民であり、中華人民共和国に対してある。台湾(ROC)相手ではない。日本は台湾と断交し、日本にとっての中国(China)も中華人民共和国(PRC)となった。「一つの中国」の原則である。世界中の国々も、現在まで10か国ほどの例外的諸小国を別にして、中華人民共和国を中華民国を継承する正統な中国国家として認め、すなわち現代の国際政治の世界から「中華民国」は消えた状態にある。国連もその認識と体制下にある。今の日本政府や日本のマスコミの言説が、どれほど佞悪な反共主義に基づいた異常な中国認識であり、非常識な歴史歪曲であることか。本当に呆れる。その歪み誤った言説を吐きまくり、テレビの視聴者を洗脳し、高市を援護している御用学者の大学教授たちに満腔の怒りを覚える。日本国内がとんでもないオウム真理教のサティアン空間になっている。

日本が戦争で戦って負けた相手は中華民国であって中華人民共和国ではない、という毒性の言説が、巷間現れ始めたのは、記憶では1990年代後半からだ。小林よしのりが漫画で宣伝し、2chで右翼が拡散していた。2000年代まではマスコミでこんな右翼言説を吐く者はいなかった。2010年代から論者のレベルで登場し、今ではキャスターが堂々と言い放っている。NHKが真顔で言っている。和久田麻由子がNHKの9時のニュースで、終戦の日の靖国参拝はお正月の初詣と同じ毎年の風物詩だと言いのけるぐらいだから、この歴史歪曲の不当言説の「常識化」もむべなるかなかもしれない。そのNHKの45年前の女性キャスターは、帰還した中国残留孤児の号泣と絶叫に嗚咽を漏らし、涙が止まらなくなり、国民の心が日中戦争への反省で一つになる感動的な場面を作っていたものだ。私は、年齢的に、72年の角栄訪中以前の日本の中国認識を知らないのだが、おそらく50年代の冷戦期は、こんな感じでマスコミを挙げて中華人民共和国を敵視し否定していたのだろう。反共イデオロギー全開の国論だったのだろう。

日本のマスコミと右翼は、トランプの今回の外交を媚中だと非難し、中間選挙の材料が欲しくて焦ったトランプの失態だと詰責しているが、必ずしもそうとは決めつけられない。アメリカの対中世論に変化が表れている。シカゴ・グローバル評議会が9月に発表した調査報告によると、アメリカ人の57%が中国との友好的な協力や接触を支持すると回答している。調査結果では、アメリカ人の対中世論の軟化傾向が顕著で、「中国の領土拡大の野心を米国への重大な脅威と見なす」と答えた割合が、2022年の52%から今回の41%へと減少した。また台湾有事への対応についても、「米軍を投入することに賛成」と答えた割合が、2022年の52%から今回の38%に下がった。アメリカ人の中国に対する意識が変化を遂げていて、不信と反感と敵意一色だった数年前とは異なり、前向きな関係構築を望む声が多くなっている。この傾向は、Xのタイムラインを見ているとよく了解でき、中国に旅行したアメリカ人が中国の都市景観や公共インフラを絶賛するポストが頻繁に上がっている。中国への積極的関心が強まっている状況が分かる。

安全保障の分野でも、これまでなかった変化が見られ、ディフェンス・プライオリティーズなるシンクタンクが提言を発表し、アメリカは台湾有事への関与をやめ、第一列島線に展開している米軍を撤収させ、第二列島線まで後退させるべきだと論じた。提言の執筆者は軍事アナリストで政治学者のJ.カバナ。アメリカの従来の台湾政策である「戦略的曖昧性」を止揚し、台湾有事には介入しない立場を明確にすべしと主張している。中国と大規模な戦争をするリスクを負ってまで、無理にアメリカが台湾を防衛する必要はないという理由からだ。朝鮮半島についても、北朝鮮と対抗する上で韓国の軍事力はすでに十分だから、米韓同盟を解消して在韓米軍を撤収せよと勧告している。いちいち尤もで頷ける。リーズナブルな分析と判断だ。私と全く同意見だ。ディフェンス・プライオリティーズは保守系のシンクタンクらしく、MAGA系だという評判も聞く。バンス的な、アメリカ国内優先主義の発想に基づく安保外交論と捉えれば、その位置と出番をよく納得できる論理と提言だろう。トランプ政権にはぜひこの政策を採用してもらいたいと強く思う。

J.カバナの画期的な提言がこの時期に登場し、日本のマスコミに浮上したのは、それなりに背景があり、アメリカ内部の意向と布石があるのだろう。有り体に言えば、J.カバナの提言はアドバルーンであり、この観測気球へのアメリカと日本と中国・台湾での反応を窺い、世論の感触を探り、この方向性を選んで進む場合の地均しにする思惑なのだろう。あるいは、逆の方向性(台湾有事決行)を選んだ場合の目眩まし(囮機能の認知戦タクティックス⇒(戦術・行動計画))にする底意だろう。政治的な意図や背景なしに、突然この提言が世に出たとは思えない。そして何より、この提言が出た経緯を裏読みしたとき、最も大きな要因はイラン戦争での失敗と挫折だろう。総力を挙げて戦ったはずのイランにも勝てない。膨大な戦費を使い、挙句、中東の湾岸諸国を守れず、基地を失った。空母に補給不能の醜態を演じた。イランに勝てないアメリカが中国と戦争したらどうなるか。台湾有事介入を無意味だと断じるJ.カバナの視線には、イラン戦争の不首尾が見えているのに違いない。ベッセント的な財政の論理と動機からも、J.カバナの提言は合理的で説得的な地平だろう。

いまアメリカは、2018年のペンス発言を起点とする右旋回 ー すなわち新冷戦突入とデカップリング ー 以来、8年ぶりの転換点を迎えつつあるように見える。巨大なタンカーが取り舵を取って徐々に船首を動かすように。無論、それに対する反共反中側による反動の動きも予想されるだろうが。


発言撤回チャンス付与する中国(植草一秀氏)

 日中関係が冷え込む中、自民党の岩屋毅前外務大臣が会長を務める「日本国際貿易促進協会」の訪中団(日本企業の役員など約50人)が「日中間の経済交流を円滑化し、さらに発展をさせる」ために27日~30日、訪中し、岩屋毅氏は28日には王毅外相と、29日には何立峰副首相と会談しました。

 会談で中国側の意向が示されたことを機に、植草一秀氏が掲題の記事を出しました。
 高市首相が昨年11月7日の衆院予算委で「台湾有事で米軍が来援し、戦艦が使われ、武力の行使を伴うなら、どう考えても存立危機事態になり得るケース」と述べたのは、「台湾有事で米軍が来援すれば、日本は集団的自衛権を行使して、米軍とともに中国と戦争状態に移行する」という意味なので、中国にすれば重大な内政干渉であるに留まらず、開戦の意向まで表明されたことになるので激怒するのは当然です。
 非は100%高市氏にあるのですが、死んでも謝らないと言われている高市氏は、「対中の扉は常に開かれている」という無責任な放言をするだけです。
 もう1年ちかくになるのに日中の関係改善は全く進んでいません。これによる日本の関係企業の打撃は計り知れないし、国全体としても莫大な損失を被っているのですが、高市氏は何の痛痒も感じていないようです。
 この件に関してはこれまでも植草氏は繰り返し高市氏の誤りを指摘してきたのはご存知の通りです。
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発言撤回チャンス付与する中国
              植草一秀の「知られざる真実」 2026年9月30日
岩屋毅前外相を含む日本国際貿易促進協会(国貿促)が訪中。
9月29日に北京の人民大会堂で中国の何立峰副首相(共産党政治局員)と会談した。
何氏は日中関係悪化の原因について「一部の日本の政治家が軍国主義を正当化し、台湾問題で中国の譲れない一線に挑んだこと」と述べた。

岩屋氏らは前日の9月28日に王毅外相(党政治局員)とも会談。
王外相は「中日関係は厳しい局面にあり、正常化を実現する必要がある」「日本側にとって急務なのは、自国指導者の台湾問題での誤った発言を早急に是正することだ」と述べた。
中国が問題視しているのは昨年11月7日の衆議院予算委員会での高市首相発言。

高市首相は昨年11月7日の衆議院予算委員会で「台湾有事で米軍が来援し、戦艦が使われ、武力の行使を伴うなら、どう考えても存立危機事態になり得るケース」と述べた。
これは、「台湾有事で米軍が来援すれば、日本は集団的自衛権を行使して、米軍とともに中国と戦争状態に移行する」との意味になる。

この発言は1972年の「日中共同声明」で確立した日中国交正常化の原点を否定するもの。中国政府は高市首相が発言を撤回しないなら、中日関係が1972年以前に回帰すると受け止めている。それほどの重大問題である。

中立公正の立場から評価して非があるのは高市首相。高市首相が誤りを正さなければ日中関係は崩壊すると言って過言でない。このことについて中国政府が警鐘を鳴らしている。警鐘が鳴っている間に非を正す必要がある。
岩屋前外相と会談した何副首相は「誤った言論の後の困難や矛盾は克服できる」とも述べた。暴言を吐いた高市首相に発言撤回のチャンスを付与している。

日本のメディアは高市発言の問題点を指摘しない。そのために、多くの日本国民が高市首相発言の「非」についての基本理解を保持していない。
メディアが正確に高市発言のどこに問題があったのかを詳細に解説すれば、問題の根源がどこにあるのかが誰の目にも明らかになる。メディアの怠慢と堕落は目を覆うばかりだ。

日本政府は1972年の日中共同声明で「中華人民共和国が中国の唯一の合法政府であること」を承認。
その上で、「台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部である」とする中国の立場を十分理解して尊重し、「ポツダム宣言第八項に基く立場を堅持する」とした。
ポツダム宣言第八項は領土条項で、「カイロ宣言の条項は履行せらるべく」とした。
カイロ宣言は「満洲、台湾及び澎湖島のような日本国が清国人から盗取したすべての地域を中華民国に返還すること」が「同盟国の目的」と明記した。

中華民国を引き継いだ中華人民共和国が中国の唯一の合法政府であることを日本政府が承認したことから、日本政府は台湾が中華人民共和国に返還されることを認めたことになる。
共同声明を受けて大平正芳外相は衆議院予算委員会で「台湾と中華人民共和国の対立の問題は基本的に中国の国内問題である」と国会で答弁した。
11月7日の高市首相発言はこれらの事実関係を根底から踏みにじるものである。

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まるこ姫の独り言 直近4編

 まるこ姫の独り言の直近4編を紹介します。

 各タイトルと発行日付は下記のとおりです。
 本文の冒頭のタイトルをクリックすると原文にジャンプしますので、是非共 直接原文のムードを味わってください(原文は一気に約1ヵ月程前まで遡れます)。
 「いいね」釦は、原文各記事末尾の「赤色ハートマーク」の真下にある小さな「ハートマーク」です。

・ 日本国総理のあはん・うふん外交、別名色目外交(9月30日)
・「中国の王毅外相が関係正常化の条件を提示」これにイきり立つヤフコメ民(9月29日)
・ 岩屋前外相がこの国を案じて訪中したらバッシングの嵐、なんで?(9月28日)
・ 世界が喉から手が出るほど欲しいレアアース、米国が中国に安定供給を念押し(9月27日)

 文中の青字・太字強調個所は全て原文に拠っています。
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日本国総理のあはん・うふん外交、別名色目外交
                       まるこ姫の独り言 2026/09/30






























今ここ。モンゴル大統領との首脳会談の席上で。
とてもご機嫌のようだが、どう見ても、ただの酔っぱらいにしか見えない。
そして高市の場合、一事が万事でどの仕草も品がない。
学ぶ気が無いのだろうか。

飲み会感覚で盛り上がっているが、外交の席でここまでハッチャケる人は珍しい。















高市は国会開催中(公の場)に、赤沢大臣に対し「私に恥をかかせるな!と言ったよねぇ」とびっくりするような発言をしていたが、1年の間国民に恥をかかせ続けているのは、高市首相本人だ。


「中国の王毅外相が関係正常化の条件を提示」これにイきり立つヤフコメ民
                       まるこ姫の独り言 2026/09/29
2025年11月7日の高市の問題発言で、日中両国の関係が悪化して、資源の豊富な中国からは輸出停止措置がされている。
あの問題発言から,早10か月余り、もうじき1年になる。
 
レアアース出荷停止は物づくり日本において最も影響が出る部門だけに、とっとと早く中国に「言い過ぎた」なり「撤回」なりすればいいのに、いまだに高市は、下記の画像で済むと思っているようだが、こんな他人事感覚では物事が前に進むわけがない。









高市にはいざとなったら強い味方のネトウヨ、ヤフコメ民が付いているが、これが箸にも棒にもかからない高市同様、自国の都合しか考えていないから国益をどんどん失っていく。。

 
>中国の王毅外相が関係正常化の条件を提示 岩屋前外相との会談で
      9/29(火) 7:07配信 毎日新聞
>中国外務省は28日、王毅外相が同日、北京市内で、日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長を務める岩屋毅前外相と会談したと発表した。悪化する日中関係を正常化する条件として、王氏は「差し迫った課題は、日本の指導者が台湾問題での誤った言動を速やかに是正することだ」と述べ、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を改めて問題視した。
 
この記事についたヤフコメ民のコメントがすさまじく中国を敵対視している。
私は中国としては当然の発言で、よく譲歩してくれていると思う。
 
高市が問題発言をし日中関係が悪化している中、中国大使館の敷地内に自衛官が侵入した事件があり、それでも日本政府は無視してきたが、どう考えても相手国に失礼だろうに。
 
世界は米中の時代なのに、米国には必要以上に媚び、中国にはけんもほろろの対応は、今までの日本の「全方位外交」とは全く違う事をしているのが高市政権で、中国だけ敵対視するのは危険すぎると思う。
 
米国には恐ろしいほど媚びてきた高市だが、その米国と毛嫌いしてきた中国が協力関係になろうとしているのを見て高市は、なんと思っているのだろう。
あんな媚び媚び外交が世界に通用するわけもなく・・・・
 
前に、伊佐が中国に交渉しに行ったときは下っ端官僚が相手をしたようだが、岩屋が財界の50人を引き連れて両国の関係改善に向けて中国に出かけた結果、中国側は王毅外相が応じてくれた。
 
これは大きな前進じゃないか。
 
それを,性格が歪んだネトウヨたちは中国の対応を腐すのみで、中国側の資源の出荷制限で日本の経済がどれだけ苦境に立っているか分かっていない。
 
とにかく、今の日本が生き残る道は経済を良くすることしかない。
本来は、問題発言の当事者である高市が、中国に非礼な態度を取ったと謝罪をする立場なのに、いつもの癖で自分は被害者くらいに思っているのではないか。
 
しかし高市の異常な中国嫌いは外交関係を狭めるだけなのに、11月に開かれる中国で開かれる「APEC 2026」に出席できるのだろうか。
 
ちなみに「高市早苗首相は7月27日の記者会見で、11月に中国で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に関し「楽しみにしている」と述べたそうで、行く気はあるようだが・・・
 
どの面下げて中国に行き、習近平と面会するのか見ものではある。
 

岩屋前外相がこの国を案じて訪中したらバッシングの嵐、なんで?
                       まるこ姫の独り言 2026/09/28
本当にどうかしている。
せっかく、前外相の岩屋がこの国を案じて訪中したのに、ヤフコメでは「媚中」だの「親中」だの挙句の果てに「売国奴」だと言われている。
 
中国に関係改善のための交渉に行っただけで売国奴?
 
関係悪化のまま日本経済が立ちいかなくなり、あの無能な「高市総理」と心中するのはまっぴらだが、ヤフコメ民は「早苗ちゃん,可愛いから許す」とでも思っているのか。
 
しかし高市総理の「害交」の尻ぬぐいに奔走する人間などそうそう現れないのに、これでもかと叩く高市信者の「井の中の蛙大海を知らず」には驚くばかりだ。
 
本来は、日中の冷え切った関係改善に力を入れる重要人物が出てきたら、感謝・歓迎されても当然なのに我が国の国民と言うよりネトウヨの視野の狭さには驚きあきれる。
 
高市同様、国を壊したいのかとすら思う。
 
>岩屋前外相ら訪中、関係改善探る 国際貿易代表団 
     9/27(日) 13:05配信 共同通信
>岩屋氏らは習近平指導部との面会を求めている。昨年11月の高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁以降、日中経済界の交流は停滞しており、関係改善の糸口を探る。
 
最近は特に中国を毛嫌いしたり移民を排除するような思考が横行している、
ネトウヨたちは日本の「鎖国」希望なのか。
 
鎖国したら、食料自給率が30パーセント台のこの国はあっという間に日干しになるがそれでいいのか。
 
日干しにならなくても、外国産が入らず国内で作られた野菜や国内で取れた魚、そして国内産だけの肉など、目の玉が飛び出るほど高価になり、ほとんどの人が購入する事すらできなくなると言う考えには至らないのだろうか。
 
調達先や代替を探すとか言う人がいるが、これだけ日中で食も資源も共依存しているのに、簡単に調達先が見つかるわけがない。
調達先が見つかっても、日本の事だから高値で買わされるのが関の山だ。
 
そもそも、せっかく田中角栄が「日中平和条約」を締結させたのに、なぜ今になって中国への排他がすさまじいのだろう。
 
岩屋氏には頑張ってもらうしかないが、本来は舌禍の張本人高市が「台湾有事発言」を撤回し謝罪をすれば少しずつ日中関係が改善していくのに、あのアホ総理は頑として動く気が無い。









これはなんなんだ?
相手が来いよ!という事なら、外交音痴が突き抜けていると言わざるを得ない。
 
それにしてもこれだけ極端な米国頼み、中国嫌いで真の外交ができるのだろうか。
この1年、中国敵対視政策で、我が国は恐ろしいほどの損失をしていると思う。


世界が喉から手が出るほど欲しいレアアース、米国が中国に安定供給を念押し
                       まるこ姫の独り言 2026/09/27
日ごろ、ぶら下がりすら嫌いな高市だが、米中が自分が思ったような悪い展開にならず、むしろお互いがウインウインの様相を見て、慌ててトランプとの電話会談をしたそうで、ぶら下がりの場で「連帯確認」をしたと発表していたが、そこには演台も用意されていて読み上げるだけ。
 
いくら慌てた高市が「連帯を確認した」と言っても、焦っている感じしかしない。
 
2~3日前に日米会談をしたときはニッコニコ顔で媚びまくったのに、米中関係が想像以上に良好そうな関係をみて、焦って電話を掛けたのではないか。
 
高市は今までトランプに対して「同盟関係、同盟関係」と蜜月を演出してきたのに、壊れる時は速い。
 
高市も中国には逆立ちしてもかなわない相手だと反省して良好な関係を気付いて行けばいいが、この総理は人の意見は聞かないそうで唯我独尊の世界に入っているから始末に負えない。
 
こういう思考が硬直化している総理の元、本当にこの国は立ち直れるのか。
と思っていたところに、こんな報道が
 
>米、中国によるレアアース安定供給念押し 9/26(土) 16:52配信 共同通信
>米ホワイトハウスによると、米中両国は中国のレアアース(希土類)輸出を巡り「供給不足に関する米国の懸念に対処を続ける」と確認し、米国側が安定供給を念押しした。
 
米国はレアアースを軍事に使うと言っている人を見かけるが、レアアース無くして経済が成り立たないことを考えると、どこの国でもレアアースは喉から手が出るほど欲しい資源だと思う。
 
わが日本は、総理が自ら台湾有事発言をして中国を怒らせ、レアアースの供給を停止されている。
官邸や官僚がすぐさま高市の発言を撤回させていたらここまで中国との関係は冷え込まなかったのに。
 
安倍の参謀であった今井尚哉が数日前に「外交では、言わなくてもいいことをわざわざ言う必要もありません」と語っていたが、なぜ高市は外交の初歩の初歩が分からなかったのか。
 
資源が豊富にある米国ですらレアアースの安定供給を念押ししたそうで、資源が全くない我が国がものづくりにとって欠かせないレアアースを止められたら死活問題になるのに、それが分かっていなかった高市。
支持者だけを見てイきり発言をしても、日本国にとって良いことなど何一つない。
 
この国の経済を考えたら自分の安いプライドなど何の役にも立たない。
 
最近、南鳥島の海底にレアアース泥があることが分かったが、高市は今にもそれが実用化するかの如く選挙の時、盛大に盛って「日本はこれからレアアースに困らない」と演説していたが、泥が取れたからと言って実用化するにも何年もかかるし、採掘できたとしても費用がバカ高かったら意味がない。
 
それにしても資源がふんだんにある中国を敵対視しても日本に利がないことくらいわかりそうなものを。
 
あの米国ですら中国のレアアースに頼っているのに、なんで資源のない国が、なぜ偉そうに敵対視するのか。
 
自分で自分の首を絞めているのに、いまだに気づかない我が国の総理と高市信者たち。
自分たちは優越意識で一杯だろうが、巻き込まれる方の身になって考えたことがあるのか。
 
この国は、首相を筆頭として自分さえよければの単細胞のアホが増えすぎて始末に負えない。