2018年1月1日月曜日

2017歴史修正事件簿 来年も安倍政権は大日本帝国美化に邁進! 

 LITERAの年末特集(2017年の振り返り)から、「来年も安倍政権は明治=大日本帝国美化に邁進!慰安婦像に逆ギレ、アパホテル炎上、高須ナチ礼賛…2017歴史修正事件簿」を紹介します(LITERAは31日現在で8編の年末特集を出しています)。

 日本のメディアはなかなか安倍首相を「歴史修正主義者」呼ばわりをしませんが、フランスのルモンド紙などは率直にそう呼んでいます。

 今回もLITERAの記事は、全文8470字に及ぶ長編(6ページ)なので、ここではその第1ページのみを全文紹介し、その他の部分は「抜粋文」を載せ、該当するURLを示しました(URLをクリックすると該当する原文のページにジャンプします)。
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 年末特別企画 リテラの2017年振り返り
来年も安倍政権は明治=大日本帝国美化に邁進!慰安婦像に逆ギレ、
アパホテル炎上、高須ナチ礼賛…2017歴史修正事件簿
LITERA 2017年12月30日
 2017年も歴史修正主義の嵐が吹き荒れた。本サイトではこれまで、戦中日本軍の犯罪行為の事実を抹消し、大日本帝国を美化する歴史修正の動きをくり返し批判してきた。そこで、今年一年を振り返りながら、安倍首相をはじめとする日本のリビジョニストの動向を新ためてチェックしてみたい。名付けて“2017年歴史修正事件簿”である。

●安倍首相、大阪市長が“慰安婦像”問題で、自らの歴史修正主義思想を世界にさらす
 日本の歴史修正主義者たちが、血眼になって攻撃している“慰安婦像”問題。今年も慰安婦像をめぐって、歴史修正主義者たちが世界各地で醜態をさらした
 安倍政権は、昨年末に韓国で慰安婦問題を象徴する少女像が新たに設置されたことをうけ、駐韓大使と釜山総領事の一時引き揚げや日韓通貨スワップ協議の中断などの対抗措置を強行した。しかも当時、釜山総領事だった森本康敬氏はのちに異例の短期間での退任となったが、これは少女像をめぐる政権の対応に批判を漏らしていたことを安倍官邸知り激怒、粛清的に事実上の更迭を指示したとされている。
 また、米サンフランシスコ市が慰安婦像の設置を承認したことを受けて、大阪市の吉村洋文市長が姉妹都市関係の解消を宣言するなど、異常な状況にある。
 しかし、本サイトで何度も詳しく伝えているように、戦中に日本軍が慰安所をつくり、現地の女性を慰安婦にしていたことは、多くの公文書や証言が残っている歴史的事実だ。にもかかわらず、過去を直視せず、大使引き上げなどの圧力行為に出て、さらに文在寅大統領が「日韓合意では慰安婦問題が解決されない」と表明したのに対抗し、平昌五輪欠席をちらつかせ恫喝する安倍政権こそ、日本の「名誉と信頼」を毀損していると言うほかないだろう。

●アパホテルが元谷代表の「南京事件はなかった」本で国際的炎上
 安倍首相の支援者としても知られるアパホテル代表の元谷外志雄氏。その極右・歴史修正主義が、世界中に知れ渡ることとなった。アパホテルの客室には〈南京事件も慰安婦強制連行もなかった〉などと歴史修正を記述した元谷代表の著作が、まるで聖書のように設置されている。
 1月、海外からの宿泊客がこの歴史修正本の存在に気づき、その内容をSNSに投稿したことから、国際的な問題に発展。当然ながら海外メディアは批判的に報じた。元谷代表はほかにも、歴史学者からトンデモ論として総スカンを食らっているコミンテルン・ユダヤ陰謀史観をこれでもかと展開している。
 アパはユダヤ陰謀論の一部こそ、ユダヤ系コミュニティからの抗議を受けて問題箇所を削除修正、釈明コメントを出したが、「南京事件はなかった」という歴史修正言辞については「言論の自由」だと強弁し、撤去しないと断言。あろうことか、海外からの宿泊客増加が予想される2020年東京五輪開催時でも、客室の歴史修正本を撤去しない考えを示したのである。
 言っておくが、海外とりわけ欧州では、ホロコースト否定論がナチスの戦争犯罪を肯定するものとして厳しく批判、制限されるほど、歴史修正の問題に敏感だ。当然、五輪開催時にアパの本が目にとまれば、ホスト国である日本全体が歴史修正主義を容認していると受け取られ、信頼をなくす。連中の言葉を借りれば、それこそ「反日」である。

●アパホテルの歴史修正主義を批判した宇野常寛が『スッキリ!!』をクビ!!
 ・・・宇野常寛氏は・・・「この人(元谷代表)の歴史観ってのは、もう話になんないと思いますよ」「歴史修正主義だし、陰謀史観だし。何やってんだともう呆れるしかない」・・・と、至極まっとうな指摘をしたのである。ところが、そんな宇野氏が、このアパ批判発言が発端となり、リニューアルを名目に9月いっぱいで『スッキリ!!』をクビにされてしまったのだ。・・・日本テレビの言論封殺姿勢は、歴史修正主義に加担しているのと同じだ。恥を知れと言いたい。

●高須クリニック院長のナチ礼賛発言が国際問題になるも、訴訟ちらつかせて弾圧
 ・・・高須院長は〈南京もアウシュビッツも捏造だと思う〉〈ヒトラーは私心のない 本物の愛国者だ〉・・・などといったナチ肯定のツイートを繰り返していた。・・・だが、高須院長は、ナチ礼賛発言を指摘した男性と有田氏に対して訴訟をチラつかせて恫喝・・・さらに問題なのは、こうした高須院長のナチ礼賛発言をめぐる騒動を、テレビはやはりネグってしまったことだ・・・またしても、メディアの弱腰が歴史修正の蔓延に加担した格好だ。

●アトランタ総領事が「慰安婦は売春婦だった」と発言
 6月には、米アトランタ日本総領事・篠塚隆氏が、「慰安婦は売春婦だった」という趣旨の発言をして、国際的に大問題となった。・・・日本国内メディアは対照的に沈黙。ほぼ唯一、東京新聞の名物特報欄「こちら特報部」が問題の経緯と事実を詳細に伝える報道をした。・・・「歴史的事実として、女性は性奴隷ではなく、強制されていない。アジアの文化として、いくつかの国々で、家族を養うためにこの仕事を選ぶ女の子がいる」・・・一目瞭然、批判されて当然の発言である。しかし、安倍政権は少女像設置に対して一時引き上げの対応を批判したとされる釜山総領事は更迭したにもかかわらず、篠塚総領事にはなんのお咎めもなしだった。

●灘中学など全国私学への教科書採択に対する右派の組織的圧力が発覚
 ・・・発端は、受験最難関クラスである私立灘中学校・灘高等学校の校長が2016年に発表した手記。灘校長の手記には、「学び舎」という出版社がつくる歴史教科書の採択をめぐり、右派勢力が学校のOBを名乗るなどして「反日極左の教科書」「採択を即刻中止にすることを望みます」などという“抗議ハガキ”が大量に送りつけるという、組織的な“圧力”があった・・・自民党の県議や国会議員からも「なぜあの教科書を採用したのか」と詰問を受けたという。この圧力問題は、灘中学だけでなく、全国の有名私学で行われていた。・・・こうした運動の背景には、日本最大の右派組織「日本会議」や、首相のブレーンのひとりである八木秀次氏が率いる「日本教育再生機構」の影が見え隠れする。・・・安倍首相と日本会議や日本教育再生機構の緊密な関係についてはいまさら言うまでもないが、歴史修正の運動は教育現場の侵食から始まるのである。今後も注視していかねばならない。

●ケント・ギルバートのヘイト本が大ヒット、講談社の担当編集者は
 ・・・今年は安倍応援団の元外国人タレント、ケント・ギルバート氏によるヘイト本『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社)が約50万部の大ヒットを記録した。一見、他国の歴史的文化を論評するように見せかけ、実のところ事実を捏造しながら罵倒し、「それに比べて日本はなんて素晴らしいんだ」と持ち上げることで、国籍・民族差別を煽動する。あまりにお粗末だ。・・・引用文献も一次資料はもちろん学術書も皆無で、あるのはネトウヨ系のタネ本ばかり。・・・こんな悪質な差別本を大手の講談社が出版したこと自体クラクラしてくる・・・本来、出版文化の担い手であるはずの大手編集者が、“売れるから”という理由で歴史修正やヘイト本に手を出す。末期状態としか言いようがない。

●百田センセイのトンデモ歴史修正主義は健在
 ・・・ネトウヨ作家こと百田尚樹センセイの『今こそ、韓国に謝ろう』(飛鳥新社)もベストセラーになった。同書は、朝鮮半島の紀行文から恣意的に引用したうえで、“未分化の朝鮮半島に文化を持ち込んでやったのは大日本帝国だ”などの虚説をもって歴史の歪曲を行うヘイト本。百田氏は〈(朝鮮)総督府は実質的に文字を持たなかった民衆に、ハングルを教育し、普及させました。つまり日本は朝鮮の国語を「奪う」ことはせず、むしろ「与えた」のです〉などと上から目線で主張しているが、これは完全なデマで・・・ハングル小説の嚆矢と言われる許筠の『洪吉童伝』は17世紀初頭に成立しており、近代学校における朝鮮語教育も19世紀の終わり頃には始まっている・・・余談だが、百田氏といえば今年、「中国を偉大な国と勘違いさせる「漢文」の授業は廃止せよ」なる文を「SAPIO」(小学館)5月号に寄稿した。言うまでもなく、漢文なくしては日本の文字文化もありえなかったわけで、この男の無知蒙昧ぶりにはほとほと嫌気がさすが、こうして他国の文化を罵って差別を煽動するのも歴史修正主義のバリエーションなのである。

●小池都知事が式典への追悼文を取りやめ!増長する朝鮮人虐殺否定論
 関東大震災時の混乱に乗じて・・・日本人自警団が多くの朝鮮人や中国人を殺害した、いわゆる「朝鮮人虐殺」。これは、当時を生きた著名人を含む多くの証言が残っている歴史的事実だが、それを否定しようという動きが加速している。・・・象徴的だったのは、9月1日の朝鮮人犠牲者の追悼式典をめぐって、都知事が例年送っていた追悼文の送付を小池氏が拒否したことだ。・・・本サイトでは式典当日、“虐殺否定論”に立つ在特会系の極右団体が催した集会を取材したが、そこには現役の区議会議員までが参加していた。集会後、区議に直撃すると「朝鮮人暴動は流言飛語ではなく事実」「意図的に殺したとかじゃない」との主張。こうした歴史事実を否定する動きは、都政トップの小池都知事の言動と同調して、これからどんどん増長していくだろう。・・・

●安倍首相の側近が歴史修正発言を連発、杉田水脈を安倍がスカウト
 ・・・安倍首相の寵愛を受ける稲田朋美元防衛相。最近も懲りずに「外務省 目覚めよ!南京事件はなかった」なるタイトルの講演会に登壇し、「日本の名誉を守るとは、いわれなき非難や事実と違うことに断固として反論することだ」などと語った。8月には、麻生太郎副総理兼財務相が、・・・「政治家は結果が大事なんですよ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくてもダメなんですよ」・・・自民党があの杉田水脈氏を公認候補に・・・杉田氏は、男尊女卑や外国人・マイノリティ差別、さらには反日工作員なる妄想や「左翼」への並々ならぬ憎悪をごっちゃ混ぜにしたトンデモ極右で・・・「慰安婦像を何個建てても・・・建つたびに、一つひとつ爆破すればいい」と爆破テロまで煽動していた。・・・杉田氏を自民党にスカウトしたのが、他ならぬ安倍首相だった・・・

●フランスのル・モンド紙が、安倍首相を歴史修正主義者と喝破
 ・・・国際社会までは騙すことはできない。たとえばフランスのル・モンド紙は・・・選挙直後の10月20日の電子版に「安倍晋三、受け継がれし歴史修正主義」と題した特集記事を掲載、こう喝破した。〈安倍氏は歴史修正主義者(révisionniste)である。たとえば、彼の礼賛する憲法改正は、日本の帝国主義の復興を目指し、1930年代初頭から第二次世界大戦終戦までの日本軍が犯した残虐行為の数々を過小評価ないしは否定しようとする広大な企てのなかの一つだ〉ル・モンドが言うように、安倍首相はまごうことなき歴史修正主義者であり、その欲望は、確実に日本を戦争へと近づけていく。・・・

●明治礼賛の国策映画、明治150年事業…安倍政権による明治日本=大日本帝国礼賛ムーブメント
 安倍首相が日本軍の戦争犯罪を否定する一方で推し進めるのが、明治時代の礼賛だ。昨年10月、安倍政権は2018年に明治維新150年の記念事業を実施することを発表。今年7月の中間とりまとめでは、「明治150年」関連施策として実に100を超える事業がラインナップされた。・・・ほかにも150年記念事業として、明治期の国づくりなどを題材とした映画やテレビ番組の制作を政府が支援することを検討していると報じられた。完全に、ナチスを彷彿とさせる“国策プロパガンダ映画”事業である。・・・

戦地で詠んだ兵士の「平和」1700句 出版へ

 愛知県三河地方の俳句同人誌「三河」の会員たちが、日中戦争や太平洋戦争の戦地で詠まれた千句以上の俳句を集め、出版する作業を進めています。
 多くの人の目に触れるよう、電子書籍としても出版する予定とのことです。
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戦地で日常への思い詠む 兵士の「平和」1700句
東京新聞 2017年12月30日
 戦友の血吸いし土踏みしめて秋寒き
 塹濠(ざんごう)の銀河を寒み母恋ひぬ

 。会員の一人、中根久治さん(74)=同県幸田町=は本紙朝刊一面に掲載される「平和の俳句」と比較させ、「戦地から平和を願った俳句も気持ちは同じ。貴重な記録として残したい」と話す。(森田真奈子)

「三河」は一九二九(昭和四)年、愛知県の豊橋陸軍教導学校の教官だった市川丁子(ていし)が創刊した俳句月刊誌。三〇年から四四年四月に一時停刊になるまでの十五年間、九十一人の兵士らの約千七百句が掲載された。投稿者は同校の出身者も多かったとみられる。居住地には「在満」「北京」のほか、「第一線」との記載も多く、前線からの投稿もあったことがうかがえる。
 中根さんは五年前、三河の千号発行を控え、過去の原本を収集。戦前期の句を見て、「有名な俳人ではなく、一般兵士の俳句は珍しい」と出版準備を始めた。

 椰子(やし)の月露営のゆめは母の夢
 押花の桜の手紙抱いて寝る
 死体探しに出ていく寒き月の原

 兵士らの俳句には壕(ごう)や屍(しかばね)、銃などの言葉を使った戦争に関わるもののほか、故郷の自然や家族を懐かしむ句が目立つ。寒さや雪など慣れない気候、麦畑やパパイアなど異郷の風景を詠んだ句も多い。
 中根さんは二年前に「平和の俳句」が始まって以来、現代の人が詠む平和と兵士らの思いを重ねて考えてきた。「平和の俳句は日常から戦争という非日常を詠んだ句。逆に兵士らは非日常の中で日常の人間の営みを求めて句を詠んだ」
 中国の子どもとの交流を詠んだ句などもあり、「彼らも戦争を美化したり、外国を憎んだりしたわけではない。平和を求める気持ちは今に通じる」と語る。

 出版は来年夏ごろの見通し。中国や南方の戦地と、朝鮮や台湾の外地から投稿された俳句に加え、当時の雑誌に掲載されていた投稿者や編集者のコラムや日記も資料編として収録する。多くの人の目に触れるよう、電子書籍としても出版する予定だ。

◆文芸は時代超え 心の奥底伝える
<「平和の俳句」選者、いとうせいこうさんの話> 私たちの「平和の俳句」が、過去に存在していたことを掘り起こしていただいた。今は一見平和に見えてもどこかで戦争に近づいていることを先日、(八月まで選者だった)金子兜太さんと話したばかりだ。文芸は時代を超えて人の心の奥底を伝えてくれる。

<俳句同人誌「三河」> 全国的な俳句雑誌だった「石楠(しゃくなげ)」に参加していた愛知県三河地方の俳句愛好家らが中心となって創刊。石楠のつながりで、戦前に東京や北海道など全国各地から投稿があった。現在は会員約200人。同県蒲郡市を拠点に発行作業をしている。戦時中の一時を除き毎月発行され、今月で1033号を数えた。

判事は検事の言うがまま 検事は警察の言うがまま

 裁判の本質を知る人は かつて「裁判所の門をくぐる人は全ての希望を捨てるべし」と述べました。
 裁判所を「正義の砦」と思うのは間違いです。正義の砦が、検察起訴の99.9%を有罪にする筈がありません。司法は検察とともに冤罪の製造機関と呼ばれるべきでしょう。

 判事は検事の言うがままということは、これまで良く知られていました。
 田中龍作氏は、「検察は警察の言うがまま」という新たな事実を紹介しました。
 ということは、すべては警察の思うがままの判決が下るということです。
 正に中世の司法です。
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「問答無用」再審請求中の死刑執行と安倍政権
田中龍作ジャーナル 2017年12月30日
 知り合いの検事が容疑者に「お前、(公判になって)自供を変えたりするんじゃねえぞ」と凄む場面に出くわしたことがある。
 叩けばいくらでもホコリが出るヤクザ者との司法取引だった。本件で認めれば、すでに起訴済みの別件は目をつぶってやる、ということだった。
 前美濃加茂市長を売った詐欺師もこうして自供したのだろう。詐欺師は、美濃加茂市長に「ワイロを渡した」とウソの自供をすることで、自分の罪を軽くしてもらった、とされる。

「検察は警察の下請け」は、事件に詳しいジャーナリストの間で定説化しつつあるが、その通りだ。
 別の検事がこぼしていた。「筋の悪い(公判維持が難しい)事件で引き受けたくなくても、県警の本部長からウチの検事正に電話がかかってくる。本部長から頼まれると、検事正は断れない。それで俺の所に回ってくるんや」。
 県警本部長は本庁人事のキャリアだ。警察庁と法務省の力の差を思い知らされる話だった。「司法の闇」の入り口は警察である。

 朝日新聞の記者が死刑執行について法務省に情報公開請求したところ、ほとんどが黒塗りで出てきた、という。
 記事(30日付)によると今年、死刑執行された4人のうち3人は再審請求中だった。3人は問答無用で国家によって殺されたことになる。
 再審請求中の死刑執行は17年ぶり。なぜこうまでも「殺し急ぐ」のか。再審で新証拠が出てきて被告が無罪になったりすると捜査当局に不都合だからではないのか
 冤罪事件に詳しいジャーナリストの寺澤有氏は「再審請求中の死刑執行は究極の証拠隠滅」と指摘する。「財務省の書類破棄なんて可愛いものですよ」と言う。

 安倍官邸の中枢を警察官僚が占めていることと無関係ではないだろう。「問答無用」は安倍首相の体質でもある。
 警察と検察は被疑者を叩きまくって供述を作りあげる。裁判所は供述調書偏重で、検察の追認機関に過ぎない。これは常識となっている。
 逮捕された時点で有罪が決まっているのだ。でなければ99・8%の有罪確率なんぞありえない。
 勾留理由開示裁判を傍聴すると、裁判所は検察の言いなりであることが、手に取るように分かる。裁判官は検察調書を棒読みしているだけだ。弁護士がいくら質問しても、勾留理由について答えないのである。
 デッチ上げであろうとも逮捕されたらお終い。警察にニラまれたら、絞首台に直行なのである。
 ※袴田事件
元プロボクサーの袴田巌・元死刑囚(78歳)は1966年、静岡県で起きた放火・殺人事件で逮捕され、1980年に最高裁で死刑が確定した。裁判は物証に乏しく、検察側は自白に頼った。自白調書45通のうち44通が却下された。自白の任意性が疑われたのである。にもかかわらず有罪が確定する。典型的な冤罪のケースだった。

弁護団は2度に渡り再審請求した。DNA鑑定の結果、現場に残された衣類に付着していた血痕が袴田さんのものでないことが判明。2014年、静岡地裁は再審開始と刑の執行停止を決定した。
〜終わり~

新年おめでとうございます

新年おめでとうございます

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01- 前月までの記事は次のようにすれば

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2017年12月31日日曜日

詩織さんから はあちゅうまで セクハラ被害者 働く母親へのバッシング

 恒例のLITERAの年末特集(2017年の振り返り)の一つは、「詩織さんから はあちゅうまで、セクハラ被害者、働く母親へのバッシングが頻発した“男尊女卑”の1年を総まくり」です。
 今年、海外では女優たちから「女性の人権・性暴力被害」が告発され大きな問題としてクローズアップされました。しかし日本まだ、性暴行セクハラ被害告発女性は極めて少数であるうえに、勇気ある告発をした女性や性被害を受けた女性に対して、逆に卑劣なバッシングが巻き起こされるという異常な状況にあります。
 
 そうした実態をまとめたLITERAの記事は全文が7540字に及ぶ長編(5ページ)なので、ここでは第1ページ(【その1】の部分)のみを全文紹介し、その他の部分は「抜粋文」として、該当するURLを示しました(URLをクリックすると該当する原文のページにジャンプします)。


お知らせ

 冬季は駐車場(15台規模)その他の除雪を請け負っているため、降雪時には記事の更新(時刻)が不規則になります。ご了承ください。
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 年末特別企画 リテラの2017年振り返り
詩織さんから はあちゅうまで、セクハラ被害者、働く母親へのバッシングが頻発した“男尊女卑”の1年を総まくり
LITERA 2017年12月30日
 2017年は世界的に女性の人権、性暴力被害が大きな問題としてクローズアップされた年だった。きっかけはハリウッド大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインの長年のセクハラが告発されたことだったが、以降、「MeToo(私も)」を合い言葉に、次々と女性たちが声をあげ、社会全体でセクハラ告発を後押ししようという空気が広がっていった。
 また「TIME」誌の“今年の人”には「沈黙を破った人」としてセクハラ告発者らが選ばれるなど、そのムーブメントは世界的な広がりをみせている。

 しかし、日本はどうだろう。性的暴行、セクハラ被害に対して告発の声をあげる女性はまだまだ少数派であるうえ、勇気ある告発をした女性や性被害を受けた女性に対して、逆に卑劣なバッシングが巻き起こるのがパターンになっている。これは、日本社会が女性は“性の道具”とする男尊女卑思想、差別的偏見にいまだ支配されているからだ。いや、「いまだ」どころか、女性への蔑視、差別的攻撃は年々ひどくなっている。

 そうした実態を再認識する意味で、2017年年末、リテラ版男尊女卑セクハラ事件簿をお届けしたい。

【その1】官邸御用記者・山口敬之の準強姦事件被害者・詩織さんに向けられたセカンドレイプ攻撃
 今年、女性に向けられた卑劣な性暴力と攻撃の筆頭といえば、やはりTBS記者で“安倍首相にもっとも近いジャーナリスト”山口敬之氏による準強姦もみ消し事件だ。TBS時代に就職の相談で会った伊藤詩織さんをホテルに連れ込み性行為に及ぶ。山口氏に対し準強姦容疑で逮捕状が発布されるが、しかし逮捕直前、警視庁の中村格刑事部長(当時)の指示で逮捕が見送られたというもの。しかも、この不可解な捜査中止の背景には安倍官邸の影がちらついていた。逮捕見送りを指示した中村刑事部長は、菅義偉官房長官の懐刀と呼ばれていた警察官僚であることや、山口氏が安倍首相の側近である北村滋内閣情報官とみられる人物にこの事件についての相談メールを送っていたことも明らかになった。

 まさに、山口氏だけでなく、山口氏をかばった警察や官邸関係者も性犯罪の加担者というべきだが、しかし、問題はこれだけではない。被害者の伊藤詩織さんが「週刊新潮」(新潮社)で告発し、実名、顔出しで告発会見を開くと、ネトウヨや安倍応援団から一斉に詩織さんに対するバッシング攻撃が起こったのだ。
「ハニートラップ」「美人局」「民進党の仕掛け」などというデマ攻撃に加え、象徴的だったのが、詩織さんの服装について「胸元のボタンを開けすぎ」などという非難が浴びせられたことだ。
 実際の詩織さんはそういう服装ではなかったが、そもそもなぜ被害者服装が糾弾されなければならないのか。
 しかし、詩織さんはこうした声に屈することはなかった。メディアの取材に対して「被害者ならこうするはず、しないはず、というように被害者としてキャラクターづけられ生きていることは絶対に嫌です」と発言。著書『Black Box』(文藝春秋)のなかでも性犯罪被害者がタブー視されることのおかしさや、捜査や司法システムの問題、そして性被害に対する意識変革を訴え続けた。
 こうした詩織さんの活動は、性犯罪被害者の女性たちを勇気づけ、日本社会の性被害への偏見を正すために大きな役割を果たしたといえるだろう。

 対照的に、事件発覚後も卑劣きわまりなかったのが、加害者である安倍御用記者の山口氏だった。会見も開かず、一時は表舞台からフェイドアウトしていたが一転、“お仲間”の極右媒体で、詩織さんに対して反論にもならない反論を展開、恫喝攻撃までおこなった
 そしてもう一人、女性の人権を踏みにじった人物がいた。事件が報じられた直後、山口氏は自身のフェイスブックでもセカンドレイプ的な反論をしていたのだが、現首相夫人の安倍昭恵氏がその記事に「いいね!」を押していたのだ。
 この事件はたまたまではない。レイプを容認するような女性蔑視の体質が日本の最高権力を取り巻く組織や人脈にまで及んでいることを証明したといえるだろう。

【その2】小出恵介淫行事件で起きた被害少女への誹謗中傷に松本人志が賛意!「相手の未成年の女にも罰則を」
 ・・・なかでも悪質だったのが『ワイドナショー』(フジテレビ)の松本人志だ。「未成年の女のほうにも罰則を作るべき」と暴言を吐き、さらに被害者少女がバッシングされている状況を「SNSとかがまんざら悪くない」「我々タレントにしたらいい時代になってきた」とまでコメントしたのだ。・・・

【その3】斉藤由貴ら女性芸能人の不倫は厳しく糾弾される一方で、宮迫博之ら男性の不倫は笑い話に
【その2と同ページ)
 日本社会の男尊女卑、不平等を語る上で、はずせないのが不倫問題だ。今年も、芸能界では斉藤由貴、上原多香子、江角マキコ、藤吉久美子、政界では今井絵理子、山尾志桜里と、女性の不倫が大々的に取り上げられ、激しいバッシングが浴びせられた。・・・
しかし、一方、男性の不倫は全く厳しく追及されない。・・・ これは社会が女性にだけ強い貞操を求め、男性の不倫は“芸の肥やし”“誰でもする”という肯定論、寛容論が根強く存在するからだ。・・・

【その4】今年も政治家のセクハラ事件が続発!安倍内閣の閣僚もハレンチ事件の前歴もつ差別主義者だらけ
 今年も中央、地方問わず、政治家の暴言、女性スキャンダル、セクハラ事件が頻発した。・・・福井県あわら市の橋本達也市長(当時)・・・岩手県岩泉町の伊達勝美町長(当時)・・・立憲民主党の青山雅幸議員、初鹿明博議員・・・中川俊直衆院議員(当時)・・・松山政司一億総活躍担当相・・・西村康稔内閣官房副長官・・・茂木敏充氏・・・

【その5】女性が女性を抑圧する典型? 指原莉乃がセクハラ告発に「ハニートラップの可能性も」と攻撃
【その4と同ページ)
 ・・・感想を求められた指原莉乃がこんなことを言い出した。「もちろん女性が被害に遭うことに違いないし、絶対あってはいけないことだと思うんですけど。でも立て続けにこうなると、市長さんとか町長さんだと、よく思っていない人も多いじゃないですか。だからハニートラップの可能性も今後増えてくるかもしれないじゃないですか」こうした発言は、セクハラ被害に対し勇気をもって告発した女性たちを貶めるもので、セカンドレイプとも言える悪質なもの。・・・こうした揶揄や中傷は、ある意味男性から以上に被害者を抑圧し孤立を招く。女性側も、そろそろそのことに気づくべきだろう。

【その6】子連れ議会出席の熊本女性市議にバッシングが…ネトウヨタレントつるの剛士もトーンポリシング攻撃!
 熊本市議会女性議員の子連れ議会出席問題も、理不尽な女性へのバッシングが起こったケースだった。11月、生後7カ月の長男と一緒に出席しようとした緒方夕佳市議だったが、これが認められず開会が40分遅れた。その様子はワイドショーで大きく取り上げられ、案の定、緒方市議への批判が殺到したのだ。・・・緒方市議に向けられたこれらの批判は、典型的なトーンポリシングだ。トーンポリシングとは、正当な訴えをしていても、その内容を無視し、口調や態度がヒステリーだと責めたり、その手法がルール違反だと批判することで、その本質から議論を逸らせ、問題を矮小化する抑圧的ロジック。
 実はネトウヨタレントのつるの剛士もこトーンポリシングを使って、緒方市議を攻撃していた。・・・

【その7】“痴漢冤罪”問題でも男目線の意見ばかり! ネットでは被害者女性への「嘘つき」バッシングが
【その6と同ページ)
 ・・・ネットでは「被害を訴える女はみな嘘つき」「平然と嘘をつく」「ハニートラップですね」「冤罪生み出すくそ女!」「エロいカッコだったからじゃね」「目的は示談金」など女性に対する罵詈雑言が溢れた。
 本来、痴漢冤罪は、冤罪を生み出している警察や検察、そして司法の問題だ。しかしそうした議論はほとんどなく、その矛先はひたすら痴漢被害に声をあげた女性たちに向かう。・・・本当に必要なのは痴漢という卑劣な犯罪をなくすために何ができるか、という議論だろう。・・・

【その8】はあちゅうに激しい非難が殺到する一方で、新たなセクハラ告発の動きが
 ・・・電通時代の上司であるクリエイティブディレクターの岸勇希氏からセクハラ、パワハラを受けていたという告発をしたはあちゅう。大きな話題を呼び、岸氏は自分の経営する会社の代表を辞任する結果となったが、一方で起こったのは、はあちゅうへの激しい批判、バッシングだった実際、はあちゅうは「(セクハラを告白したことで)人生で一番、心ない言葉を浴びました」と苛烈なバッッシングを語っている・・・この背景には“被害を受ける女性にも落ち度や責任がある”という女性に対して抑圧的な日本社会の特性、そしてセクハラする側が自分の行為を性暴力だと認識していないという問題がある。・・・性被害は女性の落ち度などでは決してない。性被害者に責任などない。#MeTooの流れ、女性たちの意識改革の流れが日本でも広がっていくことを期待しよう。 (編集部)

上空米軍機飛行禁止を要求 宜野湾で市民大会

 沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園と普天間第二小学校への米軍ヘリ部品落下を受け、教育関係の6団体は29日、宜野湾市役所前で事故に抗議する「米軍基地被害から子どもを守り、安心・安全な教育環境を求める市民大会」を開きました。市内外の43団体が賛同し600人が集まりました。
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「子の命守る」上空飛行禁止要求 米軍機部品落下 宜野湾で市民大会
琉球新報 2017年12月30日
【宜野湾】沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園と普天間第二小学校への米軍ヘリ部品落下を受け、県高校PTA連合会など教育関係の6団体は29日、宜野湾市役所前で事故に抗議する「米軍基地被害から子どもを守り、安心・安全な教育環境を求める市民大会」を開いた。主催者発表で約600人が集まり、繰り返される米軍機の事故に反発の声を上げた。米軍機の保育園・学校施設上空の即時飛行禁止を日米両政府に求める決議を採択した。

 普天間第二小や緑ヶ丘保育園の保護者や識者らがマイクを握り、事故に対する憤りや危機感を訴えた。完全な飛行禁止を約束しない日米両政府に対する批判の声も上がった。会場には親子連れの姿も多く、涙を流しながら登壇者の話に耳を傾けていた。

 教育に関係する6団体が実行委員会を組織し、29日までに市内外の43団体が賛同した。大会実行委員長の仲西春雅県高P連会長は「何もせずに年末を迎えては米軍の不条理を許したことにされる。今こそさまざまな垣根を越えて声を上げなければ、子どもの安全は守れない」と力を込めた。緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長は「あまりにも命が軽視されている。子どもたちの命を守るため、平和な空の下で自由に伸び伸びと遊べる空にするため、一緒に声を上げよう」と呼び掛けた。

 県高校障害児学校教職員組合の福元勇司執行委員長の音頭で全参加者はガンバロー三唱をし、抗議の声を上げ続けることを誓った。

 決議は「子どもたちは常に軍用機の爆音にさいなまされ、墜落や落下物の恐怖におびえながら学校生活を送らざるを得ない。いつまで理不尽な生活を強いられるのか」と訴えた。さらに米軍が「最大限飛行しない」としていることについて「場合によっては上空を飛行するということで、これまでと何ら変わらない」と批判した。保育園や学校施設上空の即時飛行禁止を強く求めた。宛先は首相や外務相、在沖米四軍調整官ら。


米軍機の保育園・学校施設上空の即時飛行禁止を日米両政府に求め、ガンバロー三唱する市民集会の参加者ら=29日、宜野湾市役所前(大城直也撮影)