櫻井ジャーナルが掲題の記事を出しました。
トランプはイラン南西部で3日に撃墜されたアメリカ空軍のF-15E戦闘機の兵士を救出したと発表しました。それ自体は美談かも知れませんが、救出部隊の安全を期するため事前に周辺一帯を徹底的に爆撃したというので、多数の住民が犠牲になったものと思われます。
一人の米軍兵士を救出するためには多数のイラン人が犠牲になろうとも厭わないという、米軍の独善性・非人道性がここにも表れています。
なお救出部隊の引き揚げに当たり3機の大型輸送機が離陸できなくなったのでそれらは爆破し、代替の5機の輸送機で引き揚げたということです。
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行方不明だったF-15E戦闘機の兵装システム士官は救出できたのか?
櫻井ジャーナル 2026.04.06
イラン南西部で4月3日に撃墜されたアメリカ空軍のF-15E戦闘機の兵装システム士官を救出したとドナルド・トランプ大統領は発表した。作戦には数百名のアメリカ兵が参加、その中には海軍の特殊部隊SEALチーム6、あるいは陸軍のデルタ・フォースも含まれているようだ。
それに対し、イラン側は地元の住民やIRGC(イスラム革命防衛隊)の部隊が拘束しようと動き、銃撃戦があったとも伝えられている。イランのハタム・アル-アンビヤ中央司令部はアメリカによるF-15戦闘機の乗員救出の試みは失敗、自らの大敗北を隠蔽しようとしていると主張している。アメリカ軍機は撃墜され、その痕跡をなくすためにアメリカ側が爆破したともしている。
今のところ、どちらの主張が正しいかは不明だが、アメリカ軍が乗員の救出に成功したとしても航空を安全に飛ばすことが困難な状況だということは間違いなく、アメリカが制空権を握ったとは言えない。
イラン軍の保有するミサイルが枯渇するようには思えず、イスラエルやアメリカ軍基地に対するミサイルやドローンによる激しい攻撃が続いている。イスラエルのテルアビブやハイファといった都市は破壊され、ディモナにあるシモン・ペレス・ネゲブ原子力研究センター(ディモナ原子炉)に近い場所も攻撃されている。
さらにアメリカ軍が駐留しているカタールのアル・ウデイド空軍基地、クウェートのアル・サレム基地、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ空軍基地、バーレーンのアメリカ軍第5艦隊基地を含む基地を攻撃されている。イスラエルのハアレツ紙によると、イスラエル国内におけるイランのミサイルの命中率は80%に達し、迎撃されていない。イスラエル軍は兵員不足で崩壊寸前だ。
住民のために建設されていた橋をアメリカ/イスラエル軍は破壊、さらにブーシェフル原子力発電所から数メートルの地点にミサイルを撃ち込んだ。ウクライナと同じように、原発への攻撃で相手を脅そうとしている。
ウクライナではドニエプル川東岸にあるザポリージャ原子力発電所に対するドローン攻撃が続いている。西側ではロシア軍による攻撃だと主張する人もいるが、この原発はロシア軍が警備、管理。ロシアが攻撃するはずがない。偽情報を流し続けてきた西側の大手メディアも追い詰められているだろう。
イランによる攻撃でイスラエルの主要都市や重要な機関が破壊されている。そのイスラエルではパレスチナ人に「テロリスト」というタグをつけ、そうしたタグをつけているパレスチナ人を処刑できる法律が議会(クネセト)で制定された。ユダヤ人はテロを行わないという前提でパレスチナ人を恣意的に処刑できる法律だ。パレスチナ人を皆殺しにすることを合法にしたのだ。崩壊寸前のイスラエルは暴走している。
「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。