2026年7月2日木曜日

ガザ地区で彼らは依然民族浄化を推進している

 ガザ地区でイスラエルは依然民族浄化を推進しています
 色々な表現で言い換えを繰り返していますが、2023年10月以来、ガザ地区から全てのパレスチナ人排除するという最終目標はいまも実行されています。
 まことに恐るべき国であり、それを容認する恐るべき西側諸国です。
 ケイトリン・ジョンストンの記事を紹介します。
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ガザ地区で彼らは依然民族浄化を推進している
                マスコミに載らない海外記事 2026年7月 1日













彼らは様々な角度で対策を試み、その行為の呼び方を変更し続けているが、2023年10月以来最終目標は変わっていない。ガザ地区からの全てのパレスチナ人排除だ。
                  ケイトリン・ジョンストン 2026年6月29日
 ガザ地区でイスラエルは依然民族浄化を推進している。様々な角度で対策を試み、色々な名称で言い換えを繰り返しているが、2023年10月以来、最終目標は変わっていない。ガザ地区からの全てのパレスチナ人排除だ。
 タイムズ・オブ・イスラエルより  
「ガザ地区住民の自主的移住に関する、頓挫しつつある計画をイスラエルは復活させようとしており、国際社会の全面的な反対を和らげるために、名称を変更した」と匿名イスラエル当局者の話としてチャンネル13ニュースが報じた。
「ここ数日、治安機関は世界的な反対を受けて『自発的移住』という名称を放棄するよう指示されており、今後正式には『自由移動計画』と呼ばれることになる」と報告書は述べている。
用語の変更により、計画への協力を拒否する姿勢をこれらの国々が改め、他の国々を勧誘するようになるだろうとガザ住民を受け入れる可能性がある国々との関係に詳しい当局者らは楽観的な見方をしていると同チャンネルは報じている。
「エルサレムはできるだけ多くのガザ住民がガザ地区から退去することをイスラエル高官は望んでおり、これは、同地区で将来実施されるあらゆる計画に貢献すると考えていると述べたと伝えられている。」
 ガザ地区の惨劇が始まって間もない頃から、民族浄化計画はガザ住民の「自発的移住」計画だとイスラエル擁護派は称してきた。だが、人口密集地を破壊し、意図的に居住不可能な状態にしておいて、住民が「自発的に」去っていると言うのは不可能だという事実を、この言い方は都合よく無視していた。
 先週掲載されたハアレツ紙報道によると、ガザ地区からのパレスチナ人の「自発的移住を促す」問題について話し合うため、イスラエルの新国家安全保障会議議長が国家安全保障担当高官を集めた会議を招集した。
 そして今、彼らはこの構想を「自由移動計画」と改名しようとしている。いかにもイスラエルらしい手口だ。彼らは悪事を決してやめない。それについて人々が言う言葉を弄ぶだけだ。例えば、昨年イスラエル外務省は、国民の反感を招いた「ハスバラ」という呼称を、プロパガンダ活動に使うのをやめると発表した。「国民に嫌われるようなことはもうやめよう」と彼らは決して言わず「改名しよう」と言うだけだ。

 はっきり言って、ガザ地区におけるパレスチナ人の大規模強制移住は既に始まっている。イスラエルは現在ガザ地区の60%以上を支配しており、イスラエル国防軍(IDF)に70%に拡大するよう指示が出されている。虐殺の生存者たちは既にガザ地区の30%強という着実に縮小していく地域に移住させられ集められている。一方、イスラエルは外交工作を駆使して、彼らを受け入れるよう外国の説得を試みている。

 イスラエルによるガザ地区での大規模残虐行為は、最初からずっと民族浄化を目的としていた。2023年10月のイスラエルによるガザ攻撃から数日後に、イスラエル情報省はガザ地区の全住民をエジプトのシナイ半島に移住させる計画を公表し、イスラエルのシンクタンクは「ガザ地区全住民の移転と最終定住」のための戦略を策定していた

 彼らはこれらの計画を完璧に準備し、いつでも実行できる状態にしていた。なぜなら、パレスチナ領土からパレスチナ人を排除することが常に彼らの狙いだったからだ。
 何世代にもわたり、パレスチナ人をガザ地区から追放し、他国へ移住させる計画をイスラエルは立ててきた。1970年のライフ誌記事では、パレスチナ人をガザからシナイ半島へ移住させることが唯一の平和への道だとイスラエルは考えていると述べ「問題は、ガザの人々がそこへ行きたがらないことだ」と付け加えている。

 2002年にガーディアン紙に掲載された「中東の新たな脱出か?」と題された記事で、パレスチナ人を他国へ「移送」する計画は、近代シオニズムの黎明期から存在していたとイスラエルの歴史家ベニー・モリスは述べている。  
「移住という概念は近代シオニズムと同じくらい古く、過去一世紀にわたる、その発展と実践に伴って存在してきた。そして、それを支えていたのは鉄則とも言える論理だった。つまり、パレスチナの全部または一部に存続可能なユダヤ国家は、その出現に反対し、その内部で活動的あるいは潜在的第五列になるアラブ住民を大量追放しない限り存在し得ないという論理だ。この論理は、1948年以前から、そして1948年当時も、シオニスト、アラブと、イギリス指導者や当局者に理解され、公言されていた。」
「シオニズムの預言者で創始者のテオドール・ヘルツルは、1895年という早い時期に、ユダヤ国家樹立を予見して日記にこう書いている。『貧しい(アラブ)住民を国境を越えて密かに送り出すべく、通過国で彼らに仕事を与え、同時に我が国では一切仕事を与えないよう我々は努める…貧困層の排除は慎重かつ周到に行われなければならない。』」
 つまり、イスラエルは、その国の以前からの住民を何らかの方法で排除する必要があるという前提に基づいて建国されたのだ。
 結局、全てそういうことだった。
 問題は10月7日ではなかった。
 それは決してハマスの問題ではなかった。
 それは決して人質問題ではなかった。
 それは決してテロリズムの問題ではなかった。
 それは決して自己防衛の問題ではなかった。
 過去三年間、イスラエルの残虐な人権侵害を正当化するために、親イスラエル・プロパガンダ屋のハスバラ主義者や帝国主義情報操作者連中が挙げてきた無数の言い訳とは全く関係なかった。
 民族性を理由にパレスチナ人を排除して、ユダヤ人に置き換えることだけを目的にしていたのだ。
 そうではないと言う人は嘘をついている。

                 (中 略)

記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/06/29/theyre-still-pushing-the-ethnic-cleansing-of-gaza/