2026年2月16日月曜日

これでも統一協会と「接点ない」のか(しんぶん赤旗日曜版)

 しんぶん赤旗日曜版2月15日号に掲題の記事が載りました。
 高市氏はX、旧統一教会側との接点について、選挙応援、行事の出席、金銭のやり取り、祝電を手配した記録はいずれも無し」とする投稿をしていました

高市氏のXへの投稿
  高市早苗 takaichi_sanae  午後9:49,2022年8月14日
旧統一教会との接点の有無については、アンケートも多数届いており、政調会長在任中から徹底的に調べていました。2006年にシステム改修した事務所のパソコンは、各種情報が細かく記録できます。選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした。

 しかし日曜版編集部が入手した 高市早苗首相事務所の内部資料によると、高市首相がこれまで隠ぺいしてきた、統一協会(世界平和統一家庭連合)側との関係が生々しく記されていました。こうしたまことしやかなウソがバレたのであれば、選挙中の党首討論は「逃げる」しかなかったわけです。
 同紙は今後も追及を続けるとしています。
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連続追及 高市首相 ウソと疑惑」これでも統一協会と「接点ない」のか 首相支援「早世会」代表は教団の奈良県幹部だった
                   しんぶん赤旗日曜版 2026年2月15日号
 日曜版編集部が入手した、高市早苗首相事務所の内部資料。高市首相がこれまで隠ぺいしてきた、統一協会(世界平和統一家庭連合)側との関係が生々しく記されています。この内部資料に基づき日曜版(2月8日号)は、教団関係者による高市氏支援団体とみられる「早世会」の存在を明らかにしました。しかし高市首相は、この重大疑惑について衆院選期間中、いっさい説明しませんでした。「連続追及 高市首相のウソと疑惑」でさらに追います。

 高市事務所の内部資料に記された統一協会側との親密な関係の疑惑を振り返ります。
 ―高市氏側が、教団の関連団体「世界平和連合」に政治資金パーティー券を計10万円分(2012年、19年)購入してもらっていた。ー高市事務所は15、16年に「世界平和連合」、16年に「日韓トンネル研究会」から定例行事の開催案内を受け、「世界平和連合」の行事にはメッセージを出していた。

 ―高市事務所の挨拶状送付先リスト(16年、18年)の宛先に「世界平和連合奈良県連合会郡山支部副支部長」と記載されていた。
 日曜版(22年9月25日号)は関係者の証言などをもとに、19年3月の高市氏の政治資金パーティー券(1枚2万円)を教団の関連団体「世界平和連合奈良県連合会」が2枚4万円分購入していたことをスクープ。高市氏側は全面否定しましたが、高市事務所の内部資料は日曜版報道を裏付けただけでなく、高市氏側と教団側との関係が複数年にわたっていたことを明らかにしました。
 内部資料の一つ、12年のパーティー券購入者リスト。上部欄外には「担当秘書:木下剛志」との記載があります。木下氏は高市事務所の所長で公設第1秘書です。
 リストをみると、「券NO」466~470の5枚10万円分の「紹介者情報」欄に 「世界平和連合」とあります。そのうち「券NO」466~468の「購入者情報」欄には「早世会」と記され、代表者A氏ら3人が2万円ずつ計6万円分を購入したと書かれています。
 自民党国会議員の元公設秘書は解説します。
「リストは、高市事務所側が、『世界平和連合』にパーティー券5枚と案内状を渡し、そのうちの3枚分を『早世会』が購入し、入金したことを記したものだ。パーティー券を購入してもらった団体を高市事務所が知らないはずはない
「世界平和連合」に渡されたパーティー券を購入したという「早世会」。教団関係者らによる議員支援団体の名称には、議員の名前の1字と「世界平和連合」または「世界平和統一家庭連合」の「世」が入っています。「早世会」も高市早苗首相の「早」と「世」からとった、教団関係者による高市首相の支援団体の疑いが濃厚です。
 そのことは「早世会」の代表者として名前が記されているA氏の正体をみると明らかです。

教団から「優秀賞」受賞
 教団が15年、記念事業のー環として歌などを公募した際、「証し文」の部で優秀賞を受賞したのが、教団の奈良教区大和郡山教会所属のA氏でした。受賞作は、11年にナイジェリアで行われた教団の関連団体「天宙平和連合(UPF)」の大会にA氏が参加した際、目にした教団の創始者・文鮮明の様子を紹介したものでした。
 編集部が入手した高市事務所の内部資料の一つ、挨拶状送付先リスト(16、18年)。この宛先には「世界平和連合奈良県連合会郡山支部」があります。登記簿によると同支部の所在地はA氏の自宅です。
 奈良県斑鳩(いかるが)町の議会運営委員会議事録(13年8月)。「青少年健全育成基本法」の早期制定を国会に要望する意見書提出を求める陳情を同町議会に代理人としぺ提出したのがA氏でした。「世界平和連合奈良県連合会事務局長」と紹介されています

他の自民議員にも支援
 奈良県内の教団有力者のA氏は、高市氏以外に2人の自民党国会議員との接点もありました。
 教団関係者による奥野信亮元衆院議員を支援する「信世会」。その所在地もA氏の自宅でした。
教団系のサイクルイベント「ピースロード」で19~21年に実行委員長を務めていた小林茂樹衆院議員(奈良I区)。共同実行委員長は教団の教会長を歴任した人物で、事務局長はA氏でした。
 統一協会の有カメンバーで、教団関連団体の奈良県内におけるさまざまな運動に関わっていたA氏。奥野、小林両氏はいずれも教団との関係を認めていますが、高市首相だけが教団との関係を隠ぺいしています。
 韓国では大統領が統一協会と政治の結合の根を断つと発言しています。
 日本でも霊感商法や高額献金など反社会的活動で甚大な被害を出してきた統一協会に対して、東京高裁は3月にも解散命令の可否を決定します。
 パーティー券を購入してもらうだけでなく、教団関係者による支援団体まであったという癒着ともいえる関係をなぜ隠ぺいしてきたのか-。高市首相の説明責任が問われます。