しんぶん赤旗に掲題の記事が載りました。
別掲の記事でも取り上げていますが、今回は9月1日の前日の8月31日に、「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺103年犠牲者追悼大会」が行われ、それに向けて韓国の国会議員6名が来日・登壇し挨拶しました。
韓国議会は2025年12月に「関東大震災朝鮮人犠牲事件の真相究明及び犠牲者名誉回復に関する特別法」を制定しています。
それなのに小池都知事はこの10年間、関東大震災後に日本で韓国人に対する大虐殺が行われたことに向き合おうとしていません。先ずは日本を代表してその事実を詫びる誠意が望まれます。
併せて同紙の記事:「朝鮮人・中国人虐殺103年 忘却は再び悪夢を生む 追悼式典 共産党国会議員・都議ら献花」を紹介します。
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関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺103年 犠牲者に謝罪と賠償を 犠牲者追悼大会
しんぶん赤旗 2026年9月2日
(写真)遺族代表としてあいさつする、曺光煥さん(右)と周春華さん=8月31日、東京都内
(写真)登壇してあいさつする韓国国会議員団の6人=8月31日、東京都内
関東大震災時における朝鮮人・中国人虐殺事件から103年。犠牲者追悼大会が8月31日、東京都内で開かれました。遺族をはじめ、韓国の国会議員もかけつけ、約500人が会場を埋めました。主催は関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年犠牲者追悼大会実行委員会です。
遺族を代表して、韓国から曺光煥(チョウ・クアンファン)さんがあいさつ。祖父の兄が虐殺され、「殺されたことはわかっているが、骨がない。どこをどう捜していいのかわからない」と、無念の思いを話しました。
初めて東京に来たという中国の周春華さん。曽祖父と3人の弟たち全員が殺されました。「私たちの家族は何世代にもわたり、苦しい思いに耐えてきた」と話し、「日本政府に歴史を直視し、国家の責任を負い、犠牲になった中国同胞に謝罪と賠償をすることを求める」と訴えました。
来日している韓国国会議員6人が登壇。尹建栄(ユン・ゴニョン)さんが昨年12月の韓国国会で、虐殺の真相究明や犠牲者の名誉回復などを政府レベルで調査する特別法が成立した経緯を報告しました。「反人権的な犯罪の真実を明らかにすることは、今日のヘイトスピーチや差別を防ぎ、未来の世代に正義ある社会を引き継ぐため」だと尹さんは強調しました。
虐殺犠牲者の聞き取りや追悼式などに取り組んできた一般社団法人ほうせんかの理事、西崎雅夫さんが虐殺証言の音声を流し、虐殺の実態を告発しました。
明治大学教授の山田朗さんが講演し、ラッパー・詩人のFUNIさんがパフォーマンスを披露しました。
日本共産党の小池晃書記局長が参加。「加害の歴史に正面から向き合うことが日本の政治に求められている」とし、小池百合子東京都知事が虐殺犠牲者に追悼メッセージを送っていないことを批判しました。韓国、朝鮮、中国の人たちと連帯していく決意を語りました。
関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺103年 忘却は再び悪夢を生む 追悼式典 共産党国会議員・都議ら献花
しんぶん赤旗 2026年9月2日
(写真)追悼碑に献花する国会議員ら=1日、都内
1923年9月1日の関東大震災の直後、日本人に虐殺された朝鮮人犠牲者らを追悼する式典が1日、東京都墨田区の横網町公園で行われました。同実行委員会の主催です。「同じ過ちを繰り返さないために」と市民らが集まり、追悼碑に献花しました。
関東大震災直後、「朝鮮人が井戸に毒を流した」などの流言が広がり、軍隊や民衆らによって朝鮮人や中国人、日本人社会主義者らが虐殺されました。
実行委員長で日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長は、日本政府がいまだに実態調査と謝罪をせず、東京都の小池百合子知事が10年連続で追悼文を送付しなかったと指摘し「忘却は再び悪夢を生む。悲惨な歴史を語り継ぐことは、今を生きる私たちの責務です」とあいさつしました。
在日本朝鮮人総連合会東京都本部の李俊成(リ・ジョンソン)国際部長は、日本政府や一部自治体が「過去の過ちに向き合わず、隠し、教えない歴史修正主義を日本社会全体にまん延させている」と発言。東京弁護士会の石原修会長は「今も差別と暴力を恐れ、暮らさざるを得ない人たちがいる。歴史の教訓を未来へつなぐ努力をしていきたい」と述べました。
日本共産党、社民党の国会議員が参加。日本共産党からは吉良よし子、山添拓の両参院議員、東京都の大山とも子、斉藤まりこ、とや英津子、清水とし子の各都議が出席し、献花しました。