81年目を迎えた終戦記念日の15日、各地で日本共産党や市民・平和団体が反戦・平和を訴えました。
埼玉、愛知、和歌山、島根、青森における宣伝活動の様子を紹介します。
併せて同日「戦争防ぐ外交こそを」と訴えた共産党の小池晃書記局長と山添拓政策委員長の様子を紹介します。
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終戦の日 共産党が各地宣伝
しんぶん赤旗 2026年8月16日
81年目を迎えた終戦記念日の15日、各地で日本共産党や市民・平和団体が反戦・平和を訴えました。
戦争は繰り返さない 埼玉で塩川氏ら
「戦争する国づくりノー」と訴える、(左から2人目から右へ)塩川、梅村、板橋の各氏ら=15日、埼玉県川口市
日本共産党の塩川鉄也衆院議員と梅村早江子元衆院議員は15日、埼玉県川口、さいたま両市で宣伝し、「再び戦争を繰り返さないために、戦争する国づくりを進める政治の転換を」と呼びかけました。板橋ひろみ県議予定候補や市議・予定候補も訴えました。
塩川氏は、高市政権のもとでの大軍拡や非核三原則の見直しなどの動きを批判。「戦前から侵略戦争と植民地支配に反対を貫いてきた共産党だからこそ、市民と力をあわせて憲法9条を生かす平和な日本をつくるために頑張ります」と訴えました。
梅村氏は、埼玉でもペンライト集会が広がり、高市政権の支持率は下がっているとして、「総選挙からたった半年で、みんなの力が情勢を変えている。もっと声を上げよう」と呼びかけました。
訴えを聞いた30代の伊東あつこさんは「今の政権は戦争をしたがっている気がするし、やばい法案がどんどん通されて、戦前のような嫌な空気を感じます。護憲派の中でも共産党には特に共感することが多いし、国民に寄り添ってくれる。応援しています」と話しました。
平和憲法生かす外交を 愛知で本村氏ら
平和を求め、改憲ストップを訴える(左から)須山、本村両氏=15日、名古屋市
日本共産党愛知県委員会は名古屋市熱田区の金山駅前で終戦の日宣伝に取り組み、本村伸子前衆院議員、須山初美党県副委員長らが訴えました。
本村氏は、侵略戦争でアジアで2000万人以上、日本で310万人以上が犠牲になったと述べ、犠牲者への哀悼と、戦争で苦しみ続けてきた人々への見舞いの言葉を送りました。そのうえで、高市政権のもとで進められる改憲発議や9兆円に上る軍事費、非核三原則見直しの動きを批判。若者の行動は希望だとし、「みんなの声には力があります」と力説。平和憲法を生かした外交で日本とアジアの平和を築こうと呼びかけました。
須山氏は、戦時中、愛知が軍需産業の集積地として繰り返し空襲を受けたにもかかわらず、高市政権は愛知を防衛産業で成長させようとしていると指摘。「愛知を二度と戦争の標的にさせない」と力を込めました。東南アジア諸国が外交で戦争を防いでいると紹介し、「戦争だけは絶対に嫌だという幅広い皆さんと力を合わせ、平和の本流を前に進めていく」と訴えました。
平和とくらしを守ろう 和歌山
和歌山市の日本共産党支部・後援会は、市内各地で奥村規子県議、森下佐知子、南畑幸代、坂口多美子の3市議、松坂みち子県議候補、中村あさと前市議とともに「平和とくらしを守ろう」と訴えました。
県議補選和歌山市選挙区(9月4日告示、13日投票)で奮闘する松坂氏は、アジアで2000万人が犠牲になった日本による侵略戦争で、日本軍のなかにもPTSD(心的外傷後ストレス症)により81年たっても戦争が終わっていない人がいることや、中国残留孤児2世3世の苦しい生活、被爆の実態を報告し「二度と再び戦争を起こしてはならない」と力説。長距離ミサイル配備や自衛隊基地の地下化など「日本が現実に戦争の準備をすすめている」と告発し、平和とくらしを守る日本共産党を大きくと訴えました。
米国のいいなりやめよ 島根
訴える尾村県議(左から3人目)=15日、松江市
松江市では、尾村利成島根県議、たちばなふみ、佐野みどり両市議らが街頭に立ち、不戦の誓いを述べました。
尾村氏は、高市政権が敵基地攻撃能力の強化、軍事費の拡大、武器輸出全面解禁、非核三原則の見直しなどアメリカいいなりの「戦争する国づくり」を進めていると批判。「戦争準備ではなく、憲法9条を生かした平和外交にこそ力を注ぐべきだ」と訴えました。
たちばな、佐野の両氏は「高市政権の危険な政治に立ち向かう市民の運動が各地で起こっていることは希望」と語り、憲法を守り生かす決意を表明しました。
出雲市では大国陽介県議、吉井安見市議が街頭宣伝しました。
改憲食い止めるため 青森 平和集会、高橋氏あいさつ
青森市の青森駅前公園では「戦争する国づくりストップ! 戦争ではなく平和なくらし! 青森市民平和集会」が開かれ、146人が参加しました。
青森県九条の会など10市民団体と日本共産党、社会民主党、立憲民主党、いのちの党の4政党の共催です。
県九条の会の木下武共同代表は、高市政権のもとで国の形が変わりかねない歴史的分岐点にあると指摘。「憲法を守る一点で手をつなぎ、改憲を阻むためにみんなで進みましょう」と呼びかけました。
各政党によるリレートークが行われ、日本共産党からは高橋千鶴子元衆院議員が連帯あいさつ。憲法9条を政治に生かすことこそが必要だとし、「これまでも改憲を食い止めてきた私たちの力に確信を持ち、よりいっそう力を合わせましょう」と決意を語りました。
参加者は集会アピールで、歴史に学び同じ過ちを繰り返さないために「市民の力」でさらに奮起することを確認。炎天下の中心街をデモ行進し、「戦争準備の大軍拡は許さない」「平和と暮らしを守ろう」と声を上げました。
戦争防ぐ外交こそ 終戦81年 各地で共産党 沖縄 小池書記局長
しんぶん赤旗 2026年8月16日
終戦記念日にあたり街頭演説する小池書記局長(中央)と、赤嶺政賢前衆院議員(その左)、大山氏(右端)=15日、那覇市
日本共産党の小池晃書記局長は、戦後81年の終戦記念日となった15日、那覇市内で街頭演説しました。「沖縄を二度と戦場にしない。憲法9条を生かし沖縄を平和の発信地にすることを誓い合おう」と訴え、沖縄県知事選(27日告示、9月13日投票)での玉城デニー知事3選と、沖縄統一地方選での党19予定候補全員勝利で「基地のない平和で誇りある豊かな沖縄を一緒につくろう」と呼び掛けました。
小池氏は、高市早苗首相が、沖縄戦の「慰霊の日」に、南西諸島を「防衛の最前線」と位置づけ軍事体制強化を宣言したと批判。同諸島に長射程ミサイルを配備すれば標的になるとして「沖縄を本土防衛の『捨て石』にするのか」と批判しました。
辺野古新基地が完成する展望はまったくない上に、万が一新基地ができても、県内に「長い滑走路」が確保されない限り普天間基地(同県宜野湾市)は返還しないというのが米国の方針だと指摘し、「県民を愚弄(ぐろう)するにもほどがある」と批判。「やるべきは普天間基地の無条件撤去だ。住民の土地を奪ってつくった国際法違反の基地なのに、なぜ代わりの基地を差し出さなければならないのか」と述べ、デニー知事と党19予定候補勝利で「普天間基地即時閉鎖・撤去、新基地建設ストップの県民の総意を突き付けよう」と呼び掛けました。
大山とも子東京都議団長も駆け付け、平和を守る決意を訴えました。
東京 山添政策委員長
訴える山添拓政策委員長。右は原のり子都議=15日、東京・新宿駅東口
終戦から81年の15日、日本共産党の山添拓政策委員長は東京・新宿駅前で、原のり子都議とともに「全国各地で戦争反対、憲法を守れ、9条を守れと声を上げるみなさんとともに行動し、戦争のない平和な世界のために全力を尽くす」と訴えました。
山添氏は、「戦争は人の手によって起こされてきた。人の選択によって戦争を起こさせないことが、いま求められている」と訴えました。
抑止力とは常に相手を上回る軍事力で相手を脅すもので、際限なき軍拡競争に陥ると指摘し、唯一の戦争被爆国日本が核抑止力にしがみつくなどもってのほかだと強調。高市政権が武器輸出全面解禁など軍事を経済の柱に位置づけたのは「戦争で経済成長する国を目指す死の商人国家にほかならない」と批判しました。
軍事に予算を注ぎ込めば暮らしや福祉、教育などが後回しにされると指摘。長射程ミサイルが配備された熊本では、エアコンがなく避難所が開設できなかった地域もあったとして「政治が優先課題を誤っている」と述べ、戦争準備ではなく憲法を生かした外交こそ必要だと訴えました。
原氏は「戦争は突然始まるのではない。ひたひたと日常に入り込み、ものを言えなくさせる」と述べ、高市政権の大軍拡のもとでこそ戦争反対の声をあげることが大事だと訴えました。