2023年9月9日土曜日

今の保険証 残せばいい 資格確認書発行で新たな困難(赤旗日曜版)

 しんぶん赤旗日曜版に掲題の記事が載りました。河野デジタル相は6月、来年秋に保険証を廃止する改悪マイナンバー法を拙速に決めました。それがどんなに無理であり、こんな状態で保険証を廃止したらどんな滅茶苦茶な事態になるかについては、日刊ゲンダイの連載記事「集中企画・マイナ狂騒」が詳細に述べている通りです。
 今の状態では来秋の保険証廃止はとても無理で期限を延期するしかありませんが、河野担当相は「法律で決めたから云々」と改めようとはしません。
 保険証廃止を執ように求めているのは経団連や経済同友会などの財界で、政府が廃止の期限を来秋に決めたのは同友会の新浪代表が強く要望したからです。その理由は単純で「財界にとってのどから手が出るほど欲しい個人情報のパッケージマイナポータル」を一刻も早く構築して欲しいからです
 そのためには事務手続きがどこまで進む必要があるかやその具体的筋道についての知識が不十分なまま、期限だけを強行採決で決めた政府に全ての責任があります。
 8月に新著『マイナ保険証の罠(わな)』を出した経済ジャーナリストの荻原博子さんは「メンツ来秋の保険証廃止を変更できないのであれば、ここまで現行の保険証に近づいてきたのだから今の保険証を残せばいい」どうしても保険鉦廃止のメンツにこだわるというのなら、『資格確認書』と書いたシールを国民に配って、保険証に貼るよう呼びかけたらどうか」(^^)と述べています。
 レセプト(診療報酬明細書)情報反映されるまで受診から1~2ヵ月程度かかるという致命的弊害は、当面「お薬手帳」の活用で凌ぐしかないとも・・・。
 保険証の廃止で、日本が確立した国民皆保険の一画が崩れるようなことは絶対に許されない以上、政府はこの提案に耳を傾けるべきです。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今の保険証残せばいい 資格確認書発行で新たな困難
  経済ジャーナリスト 萩原博子さん 
                   しんぶん赤旗日曜版 2023年9月10日号
 マイナンバトカードと健康保険証を一本化した「マイナ保険鉦」を国民に強要するため岸田政権は、来年秋に今の保険証を廃止しうとしています
 マイナ保険証を持たない人などに発行する「資格確認書」の見直しで保険証廃止の強行を狙う岸田文雄首相。しかし資格確経書と保険証とはまったく違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

        資格確認書と保険証はこんなに違う

 

 

「当分の間」だけ必要なし

  申  請

必要なし

 

 

 

最長5年

有効期間

原則なし(被用者保険)

 

 

マイナ保険証を持たない人など

  対  象

全  員

 

 

 

 

 

 

 

 現在の保険証は、自治体や保険組合などW責任をもって、加入者である国民に届ける仕組みです。しかし資格確認書は、マイナ保険証を持たない人などに発行するため、自治体や保険組合に新たな負担や手間がかかります。
 8月に新著『マイナ保険証の罠(わな)』(文書新書)を出した経済ジャーナリストの荻原博子さんは語ります。
マイナ保険証を持たない人をどう特定するかが大変です。マイナ保険証を持っていてもトラブルにって使わない人もいます。ますます混乱してしまうことは目に見えています」
 岸田首相はなぜ、保険証廃止にこだわるのか。来年秋に保険証を廃止する改悪マイナンバー法は6月、自民・公明・維新・国民の「悪政4党連合」によって強行されました。
「来年秋の保険証廃止を変更するには、法律をまた変更する必要があります。一度法律で決めたというメンツもあるので、そう簡単にやめられないのでしょう。引くに引けない状況に陥っているのだと思います。ここまで現行の保険証に近づいてきたのですから、今の保険証を残せばいい」  矢守一英 記者

マイナ保険証 まるでコント 一本化で不便になる

トラブル続出
・本人確認で暗証番号が分からない、別人を顔認証、別人の医療情報ひも付けも
・保険証として使えない…約77万人がマイナンバーとひも付かず(厚生労働省調査)
・窓口負担が連う(高齢者1割が2割など)…693医療機関(全国保険医団体連合会
 調査)

どこが「便利」
・医療情報の反映まで1ヵ月以上かかるケースも。「お薬手帳」の方が便利
・マイナ保険証は5年で更新必要。忘れたら「無保険」扱いの危険
・一部医療機関の受診時にマイナ保険証と「資格情報のお知らせ」の両方を持参
・マイナンバーカード申請で、重度障害者は成年後見人を立てるよう求められる

 マイナ保険証をめぐるトラブルは後を絶ちません。埼玉県所沢市では自分に給付されるはずだった医療・介護関連の給付金約6万円が、別人に振り込まれていたという事例も起きました。別人のマイナンバーが誤登録されたのは後期高齢者医療制度に加入する80代の女性。市からの通知に見知らぬ金融機関の情報が記載されていたため、ミスが発覚しました。経済ジャーナリストの荻原博子さんが怒ります。
「これはひどい話です。家族が気づかなかったら、本人あてに振り込まれるはずのお金が、ずっと他人の口座に振り込まれ続けるという恐ろしい事態になったかもしれません」
 マイナ保険証で本人確認ができないために、患者が医療機関の窓口で医療費の10割を請求されるケースが相次ぎました。
「かろうじて高齢者らが医療を受けられているのは、保険証があるからです。ある医師から聞いた話ですが、高齢の患者さんが『不便な世の中になりますね』と話していたというのです。コントのような話ですよね。やはり、保険証の廃止は阻止し、現行の保険証を残さなければならないと思います」

「お薬手帳」の方が早くて便利
 政府はマイナ保険証の便利さを宣伝していますが・・・
「例えば、マイナ保険証なら医療・投薬情報がすぐ分かるといいます。今のところ、マイナポータル(自分専用のサイト)に掲載され、患者が同意すれば医師らも閲覧できるデータは、主にレセプト(診療報酬明細書)情報です。しかし、この情報が反映されるまで受診から1~2ヵ月程度かかります。これで本当に正確なデータに基づいて治療ができるのか疑問です。リアルタイムでどんな薬を処方してもらっているのかが分かる『お薬手帳』の方がはるかに有効です」
 岸田政権が国民にマイナンバーカードを押し付ける背景に、財界の要求もあります。
財界にとって、のどから手が出るほど欲しいのは、個人情報のパッケージです。それを可能にするのがマイナポータルです。マイナポータルに集まった個人情報の民間事業者による『利活用』が拡大すれば、漏えいや不正利用の危険が拡大します。デジタル化自体は悪くはないと思っていますが、日本のデジタル化の実態は、マイナ保険証に象徴されるように、あまりにも粗雑です。他人に情報が見られる危険など、安全性にも大きな問題があります」 マイナ保険証は5年ごとの更新が必要です。「申請、更新」を忘れたり、できなかったりしたら、保険料を払っていても「無保険」扱いされ、保険医療が受けられなくなってしまいます。国民皆保険制度の変質です。「日本が60年かけて培ってきた国民皆保険制度は、住んでいるところや収入に差があっても、等しく医療が受けられるようにするものです。それを、マイナンバーカードが崩壊させるなどということはあってはなりません。どうしても保険鉦廃止のメンツにこだわるというのなら、『資格確認書』と書いたシールを国民に配って、保険証に貼るよう呼ぴかけたらどうですか

財界の狙いは個人情報 日曜版が報道 メディア注目
        「納期守れ」経済同友会の新浪代表幹事発言に怒り
 岸田政権はなぜ来年秋の保険証廃止を撤回しないのか-。保険証廃止を執ように求めてきた震源地″は日本経済団体連合会や経済同友会などの財界でした。
 この事実を財界の提言や関係者の発言などをもとに報じた日曜版(7月9日号)の記事が反響を呼び、各メディアも取り上げています。SNSなどでも怒りの声が相次ぎました。
 日曜版が報じた後、注目されたのは、経済同友会代表幹事・新浪剛史氏の発言です。6月28日の記者会見で飛び出しました。
「ミスが起きると後戻りしていたら、遅れを取り戻せない。保険証廃止は必ず実現するよう、これ(来年秋)を納期としてやっていただきたい」
 これは、保険証の廃止の期日を「納期」と見立てて廃止の期日を守れ″と岸田政権に念押ししたものでした。
 東京新聞(8月15日付)は、「来秋保険証廃止『納期守れ』の怪 同友会・新浪氏の発言波紋」と題したリポートを掲載しました。6月28日の記者会見での新浪氏の発言と、その背景にある財界の動きを指摘し、「あたかも財界が政府に保険証廃止を発注し、その紬期を守れと言っているよにみえる」とじています。
 日曜版の記事では、マナンパーカードの強要と険証の廃止を求めてきた財界の10年来の動きを追跡。2021年4月には、当の経団連会長と新浪氏らが政府の経済財政諮問会議で「各企業の健保組合において、単独の健康保険証交付をとりやめ、(マイナンバーカードと)完全な一体化を実現すべき」だと提言たことも指摘しました。
「東京」の記事では、「21年の経済財政諮問会議では経団連会長(当時)らが健康保険証の単独交付をりやめ、マイナカードヘの『完全な一体化を実現すべき』と求めた」と紹介しいます。

すでに事業に3兆円投入
 マイナンバー制度の関連費用(システム整備やカード交付経費など)は1928億円(2013~22年度)にのぼることが明らかになりました。日本産党の伊藤岳参院議員に対し、デジタル庁が回答したもの。さらに政府はマイナポイント事業(1人最大2万円分)に2兆円余を計上。これだけで合わせて3兆円を超えます

維新・馬場「スキャンダル追及、国民は求めてない」と(まるこ姫)

 維新の会の馬場代表は6日、BS番組の生放送で  変に足を引っ張ったり、スキャンダルを追及したりするようなことを、国民が求めているとは思わない」と発言しました。
 馬場氏は、ある法人代表の認知機能が衰えたことにつけ込んだ『社会福祉法人乗っ取り疑惑』を週刊文春から指摘されてからもう1ヶ月になりますが、不思議なことに何一つ具体的に反論していません。
 維新の会・藤田文武幹事長は8月9日の記者会見で、「私も精査して、名誉毀損に当たるところは(週刊文春に対して)法的措置を取る」と強調しましたが、具体的にどの点が名誉棄損に当たるかについては明言しませんでした。
 関連記事
 (8月12日)馬場・維新代表に認知症につけ込んだ「社会福祉法人乗っ取り」疑惑!!
8月19日)維新・馬場代表の「社会福祉法人乗っ取り疑惑」を報じた文春(LITERA)

 冒頭の取って付けたような「スキャンダル発言」は、週刊文春の記事を意識したものと思われます。かなり具体的に突きつけられた疑惑は、15億円という金額も含めて決して小さな問題ではありません。公党の代表である以上キチンと説明するべき義務があります。
 まるこ姫が掲題の記事(7日付)を出しましたので紹介します。

 併せて8日付の記事「案の定、外遊した岸田がASEANとの協力計画で2兆8000億円をポン」を紹介します。
 日本には学校給食が唯一まともな食事であるという悲惨な生活をしている児童が沢山います。同じく悲惨な生活を余儀なくされているシングルマザーも沢山います。そもそも日本の庶民は実質10%を超えるインフレのただ中で苦しんでいます。
 それらには目もくれずに軍備費や海外バラマキには金に糸目をつけないというのは理解の埒外です。(文中の太字・青字強調個所は原文に拠っています)
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
維新・馬場「スキャンダル追及、国民は求めてない」←自分の願望
                        まるこ姫の独り言 2023.09.07
馬場も随分身勝手な人間だ。

維新の党自体、身勝手な人間の集合体と言う事は分かっているが、これだけ身勝手な人間が政党の代表と言う事は、維新の体質そのもので。

上が上なら下も下。

 維新・馬場代表「スキャンダル追及、国民は求めていると思わない」
                     9/6(水) 23:00配信 朝日新聞デジタル
>やはり国会では、立法府の名の通り、いろんな法律や予算、政策を与党と議論して、ブラッシュアップしていく。それを国民は望んでいると思う。変に足を引っ張ったり、スキャンダルを追及したりするようなことを、国民が求めているとは思わない。

自分はスキャンダルと言いたいようだが、馬場のやって来た事は犯罪行為なのではないか。

立川雲水@tatekawaunsui
>病気や衰えによって正常な判断が下せなくなってしまった他人の金や財産を勝手に奪い盗ったってのは、スキャンダルではなくて犯罪だから、国会じゃなくて裁判所が相応しいですね。

政党の代表にこのような疑惑が掛かっているのに、本人は勝手に「スキャンダル」として追求から逃げようとしている。
政治家の場合、政策の前に、人間としてのモラルや信頼性が求められているわけで、維新や代表にはそれがまったく無く信用できるわけがない。

維新の連中は総じて、自民党に輪を掛けたような減らず口の芸達者が多い。

馬場も必死だ。
馬場の行為は「スキャンダル」と言う軽い行為ではないのに、あの手のこの手で自分のやってきた行為を軽く見せようとしているのが丸わかりで物悲しくもなる。

しかも馬場はこれ以上他のメディアから追及されたら大変なことになることが分かっているのか、今から予防線を張っている。
朝日も馬場の勝手な言い分を垂れ流す必要はない。

そして馬場も自らの潔白を証明するべきで「スキャンダル」として逃げるべきではない。
今回の騒動は週刊誌が騒いだからと言え、馬場の行為内容は汚職だったり詐欺だったりが考えられる。

今の大手メディアの体たらくを考えると、週刊誌の方がよほど立派なプロ意識を持っているのではないか。
と、思うほど国民の期待に応えてくれている。

それにしても、維新は野党でありながら他の野党の悪口を盛大に言い、口汚く罵って支持率を伸ばして来たのに、自分達の疑惑には、スキャンダルだから話題にするな、足を引っ張るなと・・・。

身勝手にもほどがある。


案の定、外遊した岸田がASEANとの協力計画で2兆8000億円をポン
                        まるこ姫の独り言 2023.09.08
やっぱりだよ。

とにかくバラマクのが好き。
外遊したら恒例の行事になっているのが、海外への支援。

今回もASEAN首脳会議に出席したら、現地で開かれたフォーラムで、2兆8000億円の交通インフラ政府を約束してきた岸田。

「バラマキメガネなんとかしろ!」事業者破綻、全国で給食ストップ…その頃、岸田首相は海外に2兆8000億円をポン
                      9/7(木) 19:29配信 SmartFLASH
>全国で給食業務を展開している会社が破綻、各地の学校などで給食がストップする事態となっている。
>「岸田文雄首相は、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席するため、9月5日からインドネシアを訪門しています。現地で開かれたフォーラムでは、ASEANとの協力計画で約2兆8000億円規模の交通インフラ整備をおこなうことを発表しました」

一体全体、岸田はどこの国の政治のトップなんだろうか。

知らないうちに、「増税メガネ」から「バラマキメガネ」に変わったのは笑えてくるが、多くの国民から恨まれていそうなネーミングだ。

総裁選では「聞く力」をやけにアピールしていたが、何のことはない総裁になり総理になった途端、「聞く力」ははるか彼方へ消え去り、お友達の為の政治にまい進しだした。

岸田は、海外に出かけるのが好き、そして出かけた先で簡単に支援を約束するのが好き。

今回、ASEAN首脳会議に出かけたが、出かける前から嫌な予感がしていた。

案の定、岸田がASEAN首脳会議に喜び勇んで出かけた後に、国内では給食停止の学校が発生していた。

それを知ってか知らずか、ミスターバラマキマンは日本の窮状より、ASEANへの支援を優先したかのように、交通インフラ整備に2兆8000億円規模の支援を発表している。

この国では6人に一人が貧困家庭だと言われている事もあり、そういう家庭の子供の場合、給食は生きる術にもなっている。

その生きる術である学校給食が停止したらと思うと、国民の方は居ても立ってもいられないのに、のんきに外遊する総理夫婦。

岸田は裕福な家庭で育ったからか、そういう所がどれだけ難儀しているか分からないのだろうが、海外へ支援する金があるなら、国内へ目を向けるべきだろうに、国内の声は全く聞こうとしない。

本当に腹立たしい総理だ。

アベスガも相当な悪だったが、岸田はその上を行くかもしれない。
国民の声などまったく聞く気がないし、安倍政権の負の遺産であるアベノミクスで円安物価高をなんとか改善しようとする気がまったくない。

わざと国民へ嫌がらせをやっている感じがして来る今日この頃。

内閣改造をするのなら、岸田自身が閣外へと行って欲しいと願うほど、これから先国民生活はお先真っ暗だ。

ファーウェイのチップは技術保護主義の危険性を示している(賀茂川耕助氏)

 中国を敵視している米国は3年前、国内外の企業に対しファーウェイ(中国)への5Gチップの提供を停止するよう強制しました。

 しかし中国はそれで諦めることも頓挫することもなく7日、ファーウェイは中国製チップを搭載した全く新しい5G携帯電話を発表しました。
 また、高性能コンピューティングやAI開発に使われるNvidiaのA100 GPUに匹敵する速度のグラフィックプロセッサ開発しました。
 中国はいまや米国とヨーロッパを合わせた以上の数のエンジニアや研究者を育成しているため、いずれは多くの分野で技術的な主導権を握ることになるだろうと見られています。
 賀茂川耕助氏が掲題の外国記事を翻訳して紹介しました。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ファーウェイのチップは技術保護主義の危険性を示している
                  耕助のブログNo. 1907  2023年9月8日
Huawei Chips Demonstrate …… the Perils of Technology Protectionism by b   https://www.moonofalabama.org  (August 31 2023)
    つい数ヶ月前、私は米国が推し進めている新たな経済保護主義が反撃を受けるだ
    ろうと主張した:
  先週、ジャネット・L・イエレン財務長官が米中経済関係についてのスピーチを行った。私はこれを宣戦布告と呼んだ。
  昨日、ジェイク・サリバン国家安全保障顧問が「アメリカの経済的リーダーシップの刷新」と題するスピーチを行ったが、イエレンのスピーチと同じテーマのいくつかに触れていた。
 サリバンは、米国は市場開放や自由化から、対象を絞った保護主義や特定分野への補助金へと方向転換すべきだと主張している。その主な論拠は『国家安全保障』だが、本当の狙いは他国との競争を抑制することにあるようだ。…

  サリバンのスピーチ全体は、自由市場に反対し、保護主義と部門補助金に賛成する主張である。これは第二次世界大戦後、米国が築き上げた経済の枠組みを取り払うものだ。その代わりとなるのが、二国間協定やブロック協定であり、この協定は米国にとって有利で、協定を結んでいる「パートナー」にとっては不利であり、中国やその他の「敵対的」経済を排除するものである。
 中国とのいわゆる「デカップリング(切り離し)」や「デ・リスキング(リスク軽減)」は、実際には中国を孤立させる試みである。中国内での輸入品の代替品の促進をもたらすダイナミズムを生み出す
 これにより、米国やその同盟国から中国への輸出が減少する。そして最終的にこの目論見は中国に有利に働くことになるだろう。
 
3年前、米国は国内外の企業に対し、ファーウェイへの5Gチップの提供を停止するよう強制した。そのため昨日ファーウェイが中国製チップを搭載した、全く新しい5G携帯電話を発表したことで、輸入代替のマイルストーンが明らかになった
Huawei Mate 60 Proは中国で静かに発表された。昨年のHuawei Mate 50 Proの後継機で衛星通話のサポートやLTPO AMOLEDディスプレイなど、いくつかの大きなアップグレードが施されている。この端末は6.82インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、1Hz~120Hzのアダプティブ・リフレッシュ・レートと300Hzのタッチ・サンプリング・レートを実現している。
 米国はファーウェイへの5Gチップの供給を停止するよう圧力をかけた。そのため中国製の代替品を開発するキャンペーンが行われた。ファーウェイはまた、高性能コンピューティングやAI開発に使われるNvidiaのA100 GPUに匹敵する速度のグラフィックプロセッサを開発した。携帯が使用している新型5Gチップは正規品であることが確認されている。

中国への3,000億ドル相当のチップ輸出は、中国国内の代替品開発が急速に進展したことから縮小している

同じ日にロシアは新しいSJ-100 スーパージェットを初飛行し、自律性を高めた。この機体は、以前は外国のサプライヤーから供給されていたシステムの代替品を国内で生産したものである。
 ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーションのCEOであるYury Slyusarは、このプロジェクトの広範な影響を強調し、それを「ロシアの技術的自給自足の証」だと宣言した。Slyusarはさらに、「現在の我々の主要な目的は、この飛行機のロシアでの完全な認証を取得し、航空会社への定期的な出荷を開始することだ」と述べた。

この飛行機の発表とファーウェイの新しい携帯電話の発表は、米商務長官のジーナ・ライモンドが中国訪問を終えたのと同じ日に行われた。これは明らかに意味がある。
今日のGlobal Timesの社説はそれを当てこすっている:
 中国企業は必ず封鎖を突破し、前進するだろう。これは中国の総合的な発展とグローバルな利益との緊密な結びつきの結果である。グローバル化の時代において、中国企業を産業チェーンから排除しようとする考えは、発展の法則に反するため、ますます抵抗が強まるだろう

ファーウェイのスマートフォンが3年間の沈黙を経て復活したことは、米国の極端な抑制策が失敗したことを証明する十分な証拠である。これはまた米中技術戦争の縮図であり、その全過程を反映し、最終的な結果を示唆している。最近、アメリカの一部のメディアは、ファーウェイが「秘密」の半導体工場を建設しているなどと熱心に宣伝している。最終的にはこれらは一般的なトレンドを見逃すか、あるいは信じようとしないための失敗であり、中国企業の技術はすべて「盗まれたもの」だという古い考えに固執している結果である。基本的にはワシントンの技術的な傲慢さであり、米国はこの傲慢さの代償を確実に支払うことになるだろう。

中国は米国とヨーロッパを合わせた以上の数のエンジニアや研究者を育成しているため、いずれは多くの分野で技術的な主導権を握ることになるだろう。他の国々は、より専門化するか、中国からの輸入を制限するかのどちらかを選択せざるを得なくなるだろう。
輸入を制限した場合は、長期的には競争力が低下してコスト高を招くことになるので、比較的短期間しか維持できないだろう

Links: The original version of this article, at the URL below, contains several links to further information not included here:
https://www.moonofalabama.org/2023/08/huawei-chips-demonstrate-the-perils-of-technology-protectionism-.html 

09- 通信平和の輪第212号のPDF版を掲示します

 今月号は、8月30日に行われた「町の非核平和の取り組みについての町長・教育長との懇談会」の特集号になっています。

 タイトルはやや長く、
原爆パネル展示新たな工夫も検討しながら今後も実施
平和教育講演会3年に1回を継続実施・今年は11月28日
広島平和記念式典への湯中生代表派遣無理
成人式の機会を生かした平和取り組み継続
です。
(左側太字が「平和の輪」からの提案・要請項目で、右側が懇談後の結論です。
 概要は記事の本文に記載されています)

 中見出しは
・ 事前に5項目の「提案・要請」
・「要請」3項目については継続
・「宣言」15周年の記念行事は?
です。

 新規提案の第5項目については次の通り独自の記事となっています。
【自衛官募集に関する自治体の名簿提供問題】(新規提案)
「少なくとも情報提供除外申請の保障を」
            →「情報提供除外申請の保障を検討するとは約束できない

 ※ 9月の例会は9月17日(日)です。
    13:30~15:30 湯沢町公民館 3階 「会議室2」 で行われます。

 2・3面には8月例会の議事録が載っています
 また4面・5面には「町の非核平和の取り組みに関する提案・要請について」が載っています
 
 「通信平和の輪」PDF版は、下のURLをクリックすると開きます。
 最初に1面が表示され、下にスクロールすると25面が表示されます。
  1面は81%に縮小表示されているので、次の操作で適当に拡大してからお読みください。
 画面を大きくしたい場合にはPDF画面下端の( + )マークを小さくしたい場合は( ー )マークを必要回数クリックして下さい。

(通信 平和の輪 第212号 (1面5面)
https://drive.google.com/file/d/1koVMym0_IiDJcAm-CDTehVNCya6eX6AC/view?usp=sharing 

(通信 平和の輪 第211号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/189uBmjvecTnSeKDE7C9uxlRupi6AjZUA/view?usp=sharing 
(通信 平和の輪 第210号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1llHKNmSVUnRLnpv2xDtTM30CTjt_z9Vq/view?usp=sharing
(通信 平和の輪 第209号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/19iBNxjGUk3sP17kiOdwIDMkFg1LlnnsV/view?usp=sharing
(通信 平和の輪 第208号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1ClLB7qOdOKW9MxEjKlrVgLlJboqZ1bPa/view?usp=sharing 
(通信 平和の輪 第207号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1u--312_3O-siqJR2882o1k_lYGxx4gmX/view?usp=sharing 
(通信 平和の輪 第206号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1mCx8KDZXV4ia2jmHf07C5QoLiEiYIC03/view?usp=sharing 
(通信 平和の輪 第205号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1aq_s9vP7JThPD0Yfgmy3oeRiMknAEfLJ/view?usp=sharing 
(通信 平和の輪 第204号 (1面3面)
https://drive.google.com/file/d/1tw-4PgMjE6IwCrlhipyWVIyApc3NELwD/view?usp=sharing

通信 平和の輪 第159~203号のPDF版をご覧になりたい方は下記をクリックしてください。
https://yuzawaheiwa.blogspot.com/2023/01/159203pdf.html 

通信 平和の輪 第158号以前のPDF版をご覧になりたい方は下記をクリックしてください。
https://yuzawaheiwa.blogspot.com/2019/05/158pdf.html 

2023年9月7日木曜日

「死の商人国家」 絶対許さない!! 武器輸出解禁に反対 官邸前

 岸田政権が殺傷力のある武器の輸出の解禁を目指していることに対して、総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションは5日夜、首相官邸前殺傷武器輸出解禁に反対する行動を行いました。150人が集まりました。
 岸田政権の9条国家からの逸脱は留まるところを知りません。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「死の商人国家」 絶対許さない!!総がかり実行委など 武器輸出解禁に反対 官邸前
                        しんぶん赤旗 2023年9月6日
 総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションは5日夜、首相官邸前で、殺傷能力のある武器輸出解禁に反対する行動に取り組みました。集まった150人(主催者発表)が、「戦争をあおるな!」「憲法は戦争が残した平和への羅針盤」などと書かれたプラカードを掲げ、首相官邸に向けて「殺傷武器を輸出するな」「改憲軍拡増税反対」と声をあげました。


(写真)無法な武器輸出の解禁を許すなと訴える人たち=5日、首相官邸前


 総がかり行動実行委員会の小田川義和共同代表(憲法共同センター共同代表)が主催者あいさつ。憲法9条の下で「死の商人」企業が存在する余地はないと強調。「軍需産業を輸出産業にしようとする政府の意図がみえる。日常に忍び寄る戦争の影に抗議の声をあげ続けよう」と訴えました。日本国際ボランティアセンターの今井高樹代表理事は、日本が途上国支援における非軍事の原則をかなぐり捨てようとしていると指摘。「『同志国』に武器を供与するというが、それは対中国包囲網に他ならない」と語りました。

「安保法制の廃止を目指す中野アピール実行委員会」の松井奈穂さんは「中野駅前での月2回の行動を8年間続けてきた。小さくても地道に声をあげ続けよう」と話しました。
 日本共産党の山添拓参院議員、立憲民主党、社民党の代表があいさつ。参院会派「沖縄の風」からメッセージが寄せられました。山添氏は、「死の商人国家への堕落を止めさせよう」と訴えました。