植草一秀氏の掲題の記事を紹介します。
時事通信が10月9~12日に実施した調査で高市内閣の支持率は前月比1・7ポイント減の42・4%、5ヵ月連続の下落でこれまでの最低値を更新しました。
梁農水相が辞表を提出したのは直後の14日でした。本来なら疑惑が表面化した10月の早々に辞任すべきであり、高市首相に的確な大局観があればそうなった筈でしたが、高市氏は疑惑を追及されても頬かむりして、「中央突破で逃げ切れる」と考えて簗氏続投にカジを切りました。
高市氏は、古くは総務省の内部文書を「ねつ造」と断定しそうでなければ議員辞職に応じると明言し、後に総務省職員が作成した内部文書であることが明らかにされてからも、結局議員辞職せずに逃げ延びました。直近の特別国会でも、サナエトークン、誹謗中傷動画、サナエタオル配布、統一協会との関係など重大疑惑の追及を受けましたが、全て逃げの一手に徹して逃げ切りました。
植草氏はそう指摘し、これが「高市行動様式」でこの「成功体験」が彼女の判断を歪めて現在に至っていると見ています。
そして松山参院議員会長に指示して石井準一氏を幹事長から引きずり下ろしたのも、高市氏の自己中心主義が如実に表れた事例であるとし、「高市氏はその人間性で転落に転じる。これは間違いないだろう」と断じます。一刻も早く実現して欲しいものです。
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高市内閣転落が加速する
植草一秀の『知られざる真実』 2026年10月17日
10月の内閣支持率調査の第一報が出た。調査主体は時事通信社。
調査は10月9~12日に実施された。
高市内閣の支持率は前月比1・7ポイント減の42・4%。5ヵ月連続の下落でこれまでの最低値を更新した。不支持率は前月比0・4ポイント増の29・7%。
本ブログ、メルマガが簗和生農水相の暴言についての記事を掲載したのが10月1日。
「日本財政の恐るべき実態」 https://x.gd/QP1L1
「高市金権腐敗政治を打倒しよう」 https://foomii.com/00050
さらに、10月6日に以下の記事を配週した。
「国交省虚偽会見が大問題に発展」 https://x.gd/ngOhG
「梁農水相とポンコツ議員の排除」 https://foomii.com/00050
「梁農水相は辞任に追い込まれるだろう。内閣の弱体化を回避するには的確な大局観が必要。高市首相は世の中を甘く見ている。梁農水相の続投を指示している。
しかし、問題は政治の根幹にかかわる中核問題。」 「高市首相は世の中がまったく見えていないようだ。ここから高市内閣の転落が始動する。」と記述した。
高市首相に的確な大局観があるなら、問題が表面化した時点で直ちにやな農水相更迭に踏み切ったはず。しかし、高市氏はやな大臣続投にカジを切った。
疑惑を追及されても頬かむりして中央突破で逃げ切る。これが「高市行動様式」。
過去に重大疑惑を追及されながら、頬かむりで中央突破してきた「成功体験」があだになった。
高市氏は総務省の内部文書を「ねつ造」と断定し、「ねつ造」でなければ議員辞職に応じると言い放った。当該文書は「ねつ造」でなく総務省職員が作成した内部文書であることが明らかにされた。高市氏は議員辞職するべきところ、逃げの一手で逃げ延びた。
本年の特別国会。
サナエトークン、誹謗中傷動画、サナエタオル配布、統一協会との関係など、重大疑惑の追及を受けた。
高市氏秘書の木下剛志氏、サナエトークン発行主導者である松井健氏の国会招致が必要不可欠だったが特別国会が会期末を迎えて問題は先送りされた。
重大疑惑も逃げの一手に徹すれば逃げ延びられる。この「成功体験」が判断を歪めている。
しかし、やな大臣続投は逃げ切れなかった。特別国会では予算の年度内成立に失敗した。
2月8日に衆議院総選挙を実施した時点で予算の年度内成立は無理筋だった。
ところが、高市氏は予算の年度内成立を強硬に主張。審議時間を大幅に減らして予算の年度内成立を強行しようとした。
しかし、参院で高市内閣与党は過半数議席を確保していない。
予算の参院通過は簡単には進まない。自民党参院幹事長の石井準一氏が参院での予算成立に尽力した。しかし、そのためには野党の言い分を受け入れる必要がある。結果として予算の年度内成立は実現しなかった。
高市氏は石井準一幹事長が予算の年度内成立を妨害したと逆恨み。
松山参院議員会長に指示して石井準一氏を幹事長から引きずり下ろした。
高市首相の自己中心主義が如実に表れた事例。高市氏はその人間性で転落に転じる。
これは間違いないだろう。
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