2025年1月6日月曜日

道徳が崩壊した西側(賀茂川耕助氏)

 海外の記事を紹介する「耕助のブログ」に掲題の記事が出ました。

 24年1月に、国際司法裁判所はイスラエルがガザ地区でジェノサイドを行っている可能性が高いとの判断を示し、24年11月には、国際刑事裁判所は人道に対する罪および戦争犯罪の容疑で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ガラント前イスラエル国防相の逮捕状を発布しました。
 そして24年12月5日、アムネスティ・インターナショナルは、ガザ地区におけるイスラエルのジェノサイドについて詳細に述べた296ページにわたる報告書を発行しました。

 ガザ住民を虐殺し続けるイスラエルを支持する米国、英国、ドイツに代表される西側は、正に「道徳が崩壊している」というしかありません。
 記事は「歴史は、彼らを寛大に扱うことは決してないだろう」と結んでいます。西側は恥を知るべきです。
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道徳が崩壊した西側
                   耕助のブログNo. 2382 2025年1月4日
  The Moral Bankruptcy of the West   by John J Mearsheimer
2024年12月5日、アムネスティ・インターナショナルは、ガザ地区におけるイスラエルのジェノサイドについて詳細に述べた296ページにわたる報告書を発行した。

2024年11月21日、国際刑事裁判所は、人道に対する罪および戦争犯罪の容疑で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ガラント前イスラエル国防相の逮捕状を発布した。

2024年1月26日、国際司法裁判所は、イスラエルがガザ地区でジェノサイドを行っている可能性が高いとの判断を示した。

西側諸国が人権、特にジェノサイドの防止に尽力していると思われるなら、米国、英国、ドイツなどの国々がイスラエルのジェノサイドを阻止することを期待するだろう。
しかし、そうではなく、これら3か国の政府、特に米国は、あらゆる場面でガザ地区における想像を絶するイスラエルの行動を支援してきた。実際これら3か国は、このジェノサイドに加担している

さらに、これらの国々の人権擁護派のほぼ全員、そして一般的に西側諸国は、イスラエルがジェノサイドを行うのを黙認している。主流メディアは、イスラエルがパレスチナ人に対して行っていることを暴露し、それを問いただす努力をほとんどしていない。実際、一部の主要メディアは、イスラエルの行動を頑なに支持している

イスラエルのジェノサイドを支持したり、沈黙を守ったりしている西側の人々は、自分たちの行動を正当化して夜眠るために、自分自身に何を言い聞かせているのだろうか。

歴史は、彼らを寛大に扱うことは決してないだろう

https://mearsheimer.substack.com/p/the-moral-bankruptcy-of-the-west