植草一秀氏の掲題の記事を紹介します。
20日の衆院党首討論会は45分間で共産党、れいわなどを除いた6党党首で行われました。
高市事務所が絡んだ「サナエトークン」問題や自民党党首選や衆院選での「膨大な中傷動画」問題には、まざまな証拠が突き付けられていますが、高市首相は自分も秘書も関わっていないと言い張っています。
高市氏は首相になってから自身のブログ記事を全て削除しました。植草氏は消去されたブログ記事中には次のように記述されていたと指摘しました。
「高市事務所のルールは『全ての陳情は依頼を受けた段階で書類で代議士に報告をし、代議士の了解と指示がない限り、秘書は勝手に処理をしてはならない』(中略)というもので、何か問題が起きた時に『秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした』とだけは言いたくないので、なんとか頑張ってマス(要旨)」
そうすると高市事務所には厳格なルールが存在していて、サナエトークンも誹謗中傷動画も秘書に話があったのなら、その時点で「書類で高市氏に報告し」ていることになり、「高市氏の了解と指示がない限り、秘書が勝手に処理をすること」は絶対ないわけです。
植草氏は「その厳格なルールを秘書が破ったのであれば、高市氏の統率能力はゼロということになるので、そういう首相には直ちに退任してもらわねばならない。統率力・指導力がゼロの首相の存在は主権者国民にとって迷惑だからだ」と述べます。
それともそんなルールは「元々存在しない」のであれば「絶対ない」という記述は虚偽であり、そういう「ウソツキ」が首相の座に居座ることもあり得ません。
併せて植草氏のもう一つの記事:「吐き気催す よ党とゆ党の学芸会」を紹介します。
植草氏は、もとの記事である「メルマガ記事」では、
「都合が悪いと逃げる。これが高市氏の基本行動様式。『そんなことより が口癖』『絶対撤回しない』『絶対謝らない』『人のせいにする』『最後は開き直る』などが〝サナエ過ぎ″と表現され、女子高生の間で流行っている言葉だという」と述べています。
女子高生が 高市氏の本質をよく見抜いていることが分かります。
彼女らが 敢えて「嘘つき」「恥知らず」とまで言わなかったのは 見上げた節度です。
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高市事務所の厳格ルール
植草一秀の「知られざる真実」 2026年5月23日
5月20日のよ党とゆ党による学芸会討論。ゆ党の党首が高市首相に媚びる。
堕落した日本政治を象徴する場面だった。権力に加わり、権力の甘い蜜を吸う。このことしか考えない。高市首相の数多くの疑惑を追及しない。
サナエトークン問題はまったく解決してない。高市首相は自分も秘書も関わっていないと言い張っているが、さまざまな証拠が突き付けられている。自民党総裁選での誹謗中傷動画。これも重大証拠が示されつつある。しかし、高市首相は自分も秘書も関わっていないと言い張る。
この点に関して高市首相自身が重要な事実を自身のブログに記述していた。
5月22日付メルマガ記事に記述したのでブログでも紹介しておく。https://foomii.com/00050
すでに高市早苗氏は当該ブログ記事を消去している。都合が悪いと逃げるのが高市氏の基本行動様式。しかし、悪事は千里を走る。ブログ記事の記録が残されている。
高市氏は次のように記述していた。
「私が特別に気をつけているのは、万が一不正な陳情が来た時に法律を理解しないまま秘書が応じてしまわないように目配りすることです。
高市事務所のルールは「全ての陳情は依頼を受けた段階で書類で代議士に報告をし、代議士の了解と指示がない限り、秘書は勝手に処理をしてはならない」(中略)というもの。
(中略)何か問題が起きた時に「秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした」とだけは言いたくないので、なんとか頑張ってマス。」
サナエトークンと誹謗中傷動画。高市氏は自身の関与を否定しているが、高市氏の秘書が関与していた疑いが濃厚になっている。問題が起きた時、高市氏は「秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした」とだけは言いたくないと明記している。
秘書に対しては、すべての案件について、「依頼を受けた段階で書類で代議士に報告をし、代議士の了解と指示がない限り、秘書は勝手に処理をしてはならない」ということを徹底してきたと述べている。
高市事務所には厳格なルールが存在していると高市氏が自画自賛している。
したがって、サナエトークンも誹謗中傷動画も、秘書に話があったのなら、その時点で
「書類で高市氏に報告し」ていることになり、「高市氏の了解と指示がない限り、秘書が勝手に処理をすること」は絶対ないということになる。
サナエトークンと誹謗中傷動画について、仮に秘書が関与していたことが明らかになるなら、高市氏に書類で報告があり、高市氏が了解して指示したということになる。
逆に、この厳格なルールを定めていながら、「秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした」ということになるなら、高市氏の統率能力はゼロということになる。
統率力・指導力がゼロなら首相を直ちに退任してもらわねばならぬ。
統率力・指導力がゼロの首相の存在は主権者国民にとって迷惑だからだ。
いま、検察の腐敗が問題になっている。腐敗した検察が多くの冤罪創作という重大犯罪を重ねてきた。そこで浮上した検察改革。
裁判所が再審を決定した際に検察が抗告することを禁止することが検討されている。
しかし、政府が決定した法改正案では検察の抗告を引き続き容認する。
検察は腐敗し、政府は堕落している。
最低最悪の国家である。
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吐き気催す よ党とゆ党の学芸会
植草一秀の「知られざる真実」 2026年5月22日
国会が機能不全に陥っている。45分で6党党首と討論。一人平均7分。そして野党が不在。仲良しクラブだ。国民、立民、公明、中道、参政、みらい。すべてが「ゆ党」。
いつからこうなったか。
2017年の衆院総選挙比例代表選挙の得票率。
自公の与党が45.8%。立民・希望・公明・共産・社民の野党が46.9%。ゆ党の維新は6.1%だった。
与野党伯仲だった。与党が多数議席を獲得したのは「小選挙区マジック」による。
旧民進は二つに分裂したが、野党が結束していれば政権交代の可能性すらあった。
ところが、24年衆院選、25年参院選で状況が一変。一気に「ゆ党」勢力が拡大した。
25年参院選の比例代表得票率は 自公の与党が30% 維新、国民、参政、保守、みらいの「ゆ党」が40% 立民、れいわ、共産、社民の野党が26%だった。
「ゆ党」得票率が最大になった。与党とゆ党の得票率合計は71%。
実は本年2月の総選挙における与党とゆ党の得票率合計は72%で25年参院選とほとんど同じ。本年総選挙では自民投票率が回復し、「小選挙区マジック」によって自民が多数議席を獲得した。
比例代表得票率で議席を配分していたら自民議席は171。ところが現実には316議席を獲得した。「小選挙区マジック」のなせる業だ。
衆院の立民は公明と合流して公明の政策を丸呑み。立民の「ゆ党」化が顕著。
与党に対峙する本当の野党は共産、れいわ、社民だけ。この3勢力の得票率は25年参院選で14%だったが、本年衆院選では9%に減少した。そして、党首討論に共産、れいわ、社民は登場しない。与党とゆ党の学芸会になった。
衆院立民は公明と合流して完全に「ゆ党」になった。参院立民はどうするのか。現状では立民のゆ党化が避けられない情勢。与野党伯仲があっという間に与党とゆ党の談合政治に転落した。
これはCIAの目論見通り。日本を与党とゆ党の二大政党体制に持ち込む。これがCIAの目標。ほぼ完成に近づいている。
すべての登場人物の人相が悪い。人相は内面を映し出す。
高市首相の巨大スキャンダルが飛び出している。誹謗中傷動画に高市氏が関与した疑いは濃厚だ。サナエトークンも高市秘書が明白に関与している。
このような巨大事案を追及しない党首討論は意味が皆無。
日本政治全体の刷新・転覆が必要である。
(中 略)
続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」第4423号
「高市事務所の厳格ルール」 でご高読下さい。
(後 略)