植草一秀氏が掲題の記事を載せました。
大富豪のエプスタインが著名人で構築した秘密グループのメンバーが、未成年の少女(合計1000人にも及ぶ)を対象に常習的に強制買春を行ったこの事件は、余りにもおぞましくて関連の記事を読む気力も起きませんが、植草氏はごくごく簡明にその概要を語りました。
文中で紹介されている日本経済新聞記事:「エプスタイン文書、ゲイツ氏らに新疑惑 ダボス会議も交友の舞台か」にはもう少し具体的な記述があります。
エプスタインは獄中で自殺したとされていますが、実際は口封じのために何者かによって殺害されたとの見方も強いということです。
同グループのメンバーの疑いがある英国チャールズ国王の弟・アンドリュー元王子は既に「王子」の資格を剥奪されています。
エプスタイン文書の火の粉はトランプ大統領にも降りかかる可能性があります。彼はメディアの関心が集中しないようにと、今度はイランへの軍事侵攻を考えている可能性も浮上しているということです。
そんな人物に対して得意満面でさらに媚を売ることは如何なものでしょうか。
20日に高市首相が施政方針演説を行いましたので、取り敢えず下記の二つの動画を視聴しました。
佐藤章氏は、高市氏が「軍事国家への回帰」を明確にしたことに注目しています。
金子勝×尾形聡彦の両氏は、政府が今後軍事費の総額が国民に見えにくくなるような方式の採用を画策していることを批判し、経済・財政面における無知や虚偽に注目しています。
*「動画」高市早苗、施政方針演説の本質とは?(佐藤章)(41:15) https://youtu.be/zry1C03Y7GA
*「動画」高市首相の施政方針演説の虚構、徹底分析~(金子勝×尾形聡彦)アークタイムズ(1:44:41) https://youtu.be/o1mdB85GqZE(
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日本に波及するエプスタイン事件
植草一秀の「知られざる真実」 2026年2月20日
11月の中間選挙で共和党が敗北するとトランプ大統領のレームダック化が一気に進む。
議会がトランプ大統領に対する弾劾訴追を行う可能性もある。
世界の政治、要人を震撼させているのがエプスタイン文書。300万ページに及ぶ新たな文書が開示された。
欧米の政財界有力者を巻き込み、世界に衝撃を与えた巨大性的搾取・性的人身売買の罪で米富豪ジェフリー・エプスタインが起訴されて収監された。しかし、彼は2019年に獄中で死亡。口封じのために何者かによって殺害されたとの見方も強い。
真相が闇に葬られるかに思われたが、2026年になって事件の捜査資料=いわゆるエプスタイン・ファイルの一部が新たに公開されて世界の注目を集めている。
犯罪の舞台となった代表地はエプスタインが所有するカリブ海の米領ヴァージン諸島にある私有島=リトル・セント・ジェームズ島=通称エプスタイン島とされてきたが、これとは別に米国のニューメキシコ州にあるエプスタイン所有の牧場=ゾロ牧場も犯罪の舞台になっていた可能性が新たに明らかにされつつある。
そして、エプスタインの人脈形成の舞台がダボスの国際会議=ワールド・エコノミック・フォーラム(WEF)であったことも浮上している。
日本経済新聞は「エプスタイン文書、ゲイツ氏らに新疑惑 ダボス会議も交友の舞台か」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19CE20Z10C26A2000000/
の見出しで報じた。
同紙は「少女買春などの罪で起訴され2019年に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏を巡り、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が同氏の人脈づくりの舞台になっていた可能性が浮上した。
各国政財界の大物を仲介するなどして、各方面へ交友関係を広げていたという。
英国でも人身売買疑惑の捜査が進み、長年見過ごされてきた構造にメスが入りつつある。」と報じた。
英国ではチャールズ国王の弟・アンドリュー元王子が公務上の不正行為の疑いで逮捕された。
すでに釈放されたと報じられているが、詳しい容疑については明らかにされていない。
だが、これまでに、元王子が貿易特使を務めていた際にエプスタインに機密情報を漏らしていた可能性があるとして、当局が調べを進めていた。
エプスタインが人身売買、連行、顧客輸送に使ったプライベートジェットは「ロリータ・エクスプレス」と呼ばれる。
その搭乗記録に英国のアンドリュー王子が多数回登場する。
エプスタイン・ファイルでは未成年女子への性的搾取、人身売買の被害者は1000人以上とされる。この巨大犯罪に関与した政財界の要人がいま、次々と辞職に追い込まれている。
ファイルが公開されるに連れて余波は一段と拡大する可能性が高い。
日本からもダボス会議(WEF)に参加した経験を有する者が多数存在するが、人選は日本人のWEF理事に委ねられている。
私は以前、「溜池会」という会議にメンバーとして招聘された。田原総一朗氏が主宰し、テレビ朝日が関与する少人数の会議。私は肌合いが合わず、すぐに脱退したが、この会議のメンバーにWEFへの参加者が多かった。エプスタイン文書に登場する伊藤穣一氏のほか、金丸恭文氏や三木谷浩史氏が名を連ねる12、3名の会議だった。
作家の赤川次郎氏が日本のある政治家の性的スキャンダルを題材にした小説を書いている。
そのモデルは実在の政治家兼御用学者であると推察される。エプスタイン文書が日本にも波及する日が到来することが予想される。火の粉はトランプ大統領にも降りかかる可能性がある。
メディアの関心がこちらに集中するのを回避するために、トランプ大統領の動きが慌ただしくなっているのではないか。イランへの軍事侵攻が実行される可能性も浮上している。
日本との関係では高市首相に再確認した5500億ドル上納強要がすでに動き始めている。
米国の植民地日本。日本の主権者は日本が米国の植民地であり続けることを容認するのだろうか。
続きは本日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」第4343号
「なぜ日本政治は外資に支配されるのか」 でご高読下さい。
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(後 略)
「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。