2025年12月29日月曜日

【特別編】恒例「2025年のバカ」第1位は「総理をやりィ」の高市早苗

 年末恒例の適菜収氏による掲題の記事を紹介します。
 今回は結果のみを簡潔に示した形です。
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【特別編】恒例「2025年のバカ」第1位は「総理をやりィ」の高市早苗
        適菜収「それでもバカとは戦え」
                         日刊ゲンダイ 2025/12/26
                        (記事集約サイト「阿修羅」より転載)
 皆さま、お久しぶりです。今回は特別編として年末恒例企画「今年のバカ」をお届けします。
           
【第10位】さや
 参政党から参院選に立候補した謎の女「さや」。選挙戦では「私をみなさんのお母さんにしてください」と絶叫した。怖すぎる。一方、「真のお母様」こと旧統一教会の韓鶴子は政治資金法違反、請託禁止法違反などの容疑で逮捕・起訴された。

【第9位】西田昌司
 沖縄戦で犠牲になった学徒隊の生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」について、「日本軍が入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬことになった。アメリカが入ってきて沖縄が解放された。そういう文脈で(展示の説明を)書いている」とデマを流した。これが問題になると、塔を訪れたのは20年以上前であり「展示の文章は覚えていない」としどろもどろに。その後、「事実関係は私が申し上げた通り」と完全に開き直った。西田の問題は今にはじまったわけではない。森友問題や安保法制問題のときも、一貫してとんちんかんなことを言ってはぐらかしてきた。他責思考の典型。裏金問題は「秘書の独自の判断」。あだ名は銀狼だが、安倍晋三というウンコにタカってきた銀蝿。

【第8位】藤田文武
 共同代表を務める日本維新の会の政党支部が、藤田の公設秘書が代表の会社に2000万円以上の支出を行っていた件。しんぶん赤旗日曜版がこれを暴くと、藤田は取材記者の名刺をSNSに投稿。要するに、報道への圧力、陰湿な嫌がらせ。これが維新スピリッツ。

【第7位】北村晴男
 石破茂に対し、「醜く奇妙な生き物」「間違いなく工作員」とSNSに投稿。「北村は鏡を持っていない説」が浮上した。

【第6位】百田尚樹
「大阪は10人中9人ブス」(7月12日)、「女性の方はね、セクハラされても目つぶっとけばええけど、男はそういうわけにはいきませんからね」(9月30日)。昨年も「(女性は)30(歳)超えたら、子宮を摘出する、とか」と発言して問題になった。一番悪質なのはこんな外道を国会に送り込んだ愚民。

【第5位】吉村洋文
 5月9日、ネット記事を引用し「もうそろそろ万博のデマやめません?」とSNSに投稿。経費、工期、安全性……。「万博のデマ」を大量に流してきたのはどこのどいつなのか? 万博で展示された「人間洗濯機」で汚い心を洗濯してもらったほうがいい。

【第4位】麻生太郎
 自民党を正常化する可能性があった石破茂をおろし、ネトウヨ脳の高市早苗を総理に据えた究極の無能。
なぜこれまで逮捕されなかったのか

【第3位】立花孝志
「なぜ逮捕されたか」ではなく「なぜこれまで逮捕されなかったのか」に注目が集まった稀有な例。ちなみに立花はテロを起こすと公言している人物である。

【第2位】神谷宗幣
 陰謀論者が参政党に集結。終末期医療が「国全体の医療費を押し上げている」など数えきれないほど多くのデマを垂れ流してきた。5月に公表した新日本憲法(構想案)は、憲法ですらなかった。2012年の自民党憲法改正草案は便所の落書きレベルだったが、これはそれ未満。カルトの妄言。世も末。

飲みィのやりィの総理をやりィの高市早苗

【第1位】高市早苗

 要するに安倍の女版。その場をやり過ごすために嘘をつき、整合性がとれなくなり、嘘に嘘を重ねるのもそっくり。都合が悪くなると逆ギレするか、他人のせいにする。「飲みィのやりィの総理をやりィの」くらいの感覚で暴走を続けた結果、日本は下品のどん底に落ちた。政治家失格というより人間失格。