2013年1月27日日曜日

官邸前抗議行動は40回に、27,28日には沖縄代表団の東京行動


 厳寒の中 25日(金)も官邸前反原発抗議行動が行われ、主催者発表で6000人が参加しました。
参加者の中には高校生、それにフィンランドから来た母親やその日で30回目の参加になるという69歳の女性もいました。
 官邸前抗議行動は昨年3月に始まり、この日で40回目となりました。
首都圏反原発連合のこの行動がどこまで継続され発展するのか注目されます。 

また27日には沖縄県全41市町村長(代理7人)、議長、県議らからなる代表団約150人が上京し、28日にかけてオスプレイ配備撤回などを要求する東京行動を行います。
これは1972年の日本復帰後、最大規模の政府要請行動となります。 

以下にしんぶん赤旗と琉球新報の記事を紹介します。
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「原発廃炉」訴え40回目 官邸前で抗議行動
しんぶん赤旗 2013126 

首都圏反原発連合(反原連)は25日、首相官邸前抗議行動を首相官邸前と国会・霞が関一帯で行いました。6000人の参加者(主催者発表)は「大飯原発をただちに停止せよ」「原発即時廃炉」と訴えました。昨年3月から始まった抗議行動は、この日で40回目となりました。
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最近の新聞世論調査でも原発をやめることに賛成が7割を超えるなか、原発再稼働・新増設を推進する安倍政権の民意に逆行する姿が浮き彫りになっています。
官邸前では、「再稼働反対」「原発いらない」などと20分をこえるノンストップコールが続き、16歳の高校生が「すべての原発をなくすまで(抗議行動を)続けるぞ」と訴えました。「原子力規制委員会は、原発を再稼働させるための安全基準をつくろうとしているとしか思えない」との声もあがりました。

フィンランドからきた3人の子どもを持つ母親は「原発の新設に反対する運動をしています。日本でこんなに多くの人たちが頑張っていることがうれしい。日本政府は原発輸出をサポートしないでほしい。がんばりましょう」と訴えました。
 埼玉県川口市から参加した男性(37)は「昨年は大飯原発が再稼働され、なし崩しでほかの原発も再稼働されると思ったけど、国民の声で防げた。二度と福島の悲劇を繰り返さないために、すべての原発を廃炉にすべきです」。
 「先日、福島県南相馬市にいったばかり」という埼玉県新座市の男性(70)。「原発さえなければもっと復旧は早いはず。放射能たれ流しで平気な顔をしている政府、東電には腹が立つ。政府はわれわれの声を聞いてほしい」といいます。
 「今日で30回目の参加。選挙で自民が大勝したからこないわけにはいかない」と話す横浜市の女性(69)。「政府は原発にしがみつかないで、それ以外のエネルギーの研究にお金を出すべき」と語りました。

 日本共産党の笠井亮衆院議員が参加しました。
 

首相、面談せず あすからオスプレイ撤回東京行動
琉球新報 2013126  

オスプレイ配備に反対する県民大会実行委員会の代表団総勢約150人は27日、東京行動を行うため上京する。同日午後3時から、日比谷野外音楽堂でオスプレイ配備撤回などを求める集会を開き、銀座をパレードする。28日の政府要請は、26日までに防衛相、外相、沖縄担当相との面談が決まったが首相について政府側は官房長官が対応するとの方針を実行委に伝えた。実行委は当日まで首相面談が実現するよう政府へ働き掛ける。

参加するのは、実行委と県内全41市町村長(代理7人)、議長、県議らで、基地問題に関しては1972年の日本復帰後、最大規模の政府要請行動となる。

政府へ手渡す建白書は、オスプレイ配備撤回と、今年夏に普天間飛行場で予定されている新たな12機の配備中止、嘉手納基地への配備計画撤回、普天間飛行場の県内移設断念を求める。