2019年12月4日水曜日

04- 安倍首相「シンクライアント」でまた墓穴

 安倍首相は2日の参院本会議で、内閣府が採用しているシステムが「シンクライアント方式」だとした上で、「サーバーのデータを破棄後、バックアップデータの保管期間を終えたあとは復元は不可能であるとの報告を受けている」と述べました。
 それについてネット上では、「シンクライアント方式の意味を分かっているのか」「データを本当に破棄したのか」「復元できないはずがない」といった声が高まっています。

「シンクライアント方式」とは、各自の端末機を、記憶媒体を置かずまたアプリケーションもインストールしないという「薄い仕様(thin)」にして、その分 中央のサーバーの仕様を高度なものにし記憶容量を巨大なものにすることで、システムのトータル機能を高め、維持管理を容易にすることを目指すものです。
 従ってサーバに保存されるデータの消去は簡単に出来ないのが普通で、仮にできても復元が可能なシステムになっているということです。
 
 要するに首相が読み上げたメモの内容は間違いで、なぜ官僚がそんな不正確なものを作ったのかがまた議論の的になっているということです。
 日刊ゲンダイが取り上げました。
「くろねこの短語」を併せて紹介します。 
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名簿破棄の大嘘 安倍首相「シンクライアント」でまた墓穴
日刊ゲンダイ 2019/12/03
 一体どれだけ墓穴を掘れば気が済むのか。安倍首相は2日の参院本会議で、桜を見る会の招待者名簿の電子データ復元は不可能だと改めて説明。その説明理由に挙げた「シンクライアント方式」について、ネット上では「意味を分かっているのか」と疑問の声が上がっている。
 安倍首相は名簿を管理する内閣府の電子データの保存環境について「“サーバ”でデータを保存する『シンクライアント方式』を採用」とし、「“サーバ”のデータを廃棄後、バックアップデータの保管期間をおいた後は、復元は不可能」との報告を受けたと答弁した。
 安倍首相も「サーバー」を「サーバ」と発言するあたり、ロクに理解していないのだろう。シンクライアント方式とは、個々の端末にデータを保存せず、サーバー側でデータ処理を集中管理し、端末から必要なデータだけをアクセスさせる仕組み。おかげで、データの消去リスクは低いのだ。

 端末1台当たりのコストを削減でき、セキュリティー対策面でもメリットがある。そのため、官公庁でも導入が進んでいるようだが、安倍首相の答弁はデタラメの極み。内閣府は「バックアップデータの保管期間は8週間」(大臣官房サイバーセキュリティ・情報化推進室)と日刊ゲンダイに答えたが、「それでも元データが消えるなんて、あり得ません」と言うのは、ITジャーナリストの井上トシユキ氏だ。こう続ける。
「シンクライアント方式は完全なデータ消去が困難なシステム。単なる中継サーバーならともかく、集中管理している大本のサーバーが現在も稼働していれば、元データは確実に残っています。削除しても特殊なソフトウエアを使えば復元可能です。完全にデータを消すにはサーバーに物理的な攻撃を加え、木っ端みじんにするしかない。それこそ東京地検特捜部の家宅捜索前に、ハードディスクを電動ドリルで破壊した小渕優子事務所のような荒っぽい手口を用いるしかありません」
 もちろん、そんなことをすれば内閣府全体の業務全般がストップ。完全にマヒする。それだけバカげた答弁で、報告した内閣府の事務方は、よほど安倍首相に恨みを抱いているとしか思えない。

 あまりの“墓穴答弁”に「シンクライアント」はツイッターのトレンド入り。野党議員は「シュレッダーを見る会」の次に「サーバーを見る会」を実施すべきだ。


「シンクライアント方式」で墓穴を掘ったペテン総理・・・「データ復元不可」は大嘘!! & 「営業の秘密」でホテルが明細書公開拒否・・・ここまでダシにされて、ニューオータニは何か言ったらどうだ!!
くろねこの短語 2019年12月 3日
 一方通行の本会議でのやり取りを「国会論戦」なんて言い換えるNHKにはほんと呆れちまう。もっと呆れちまうのが、初老の小学生・ペテン総理の答弁で、役人の書いた作文を棒読みするだけなんだから、それこそ「気楽な稼業」ときたもんだ。
 とはいえ、昨日の答弁には、実は役人の巧妙な罠が仕掛けられていたのではなかろうか。名簿データが復元できない理由を、ペテン総理はドヤ顔でこんな答弁してるんだね。
「内閣府が採用しているシステムは個々の端末ではなくサーバでデータを保存するシンクライアント方式であり、端末にデータは保存されておらず、サーバのデータを破棄後、バックアップデータの保管期間を経た後は復元は不可能である」(「サーバ」って発音してたようなんだが、ようするに意味わかってないってことね)

「シンクライアント方式」なんて意味もわからず棒読みしているんだろうけど、どうやらこれで墓穴掘っちまったようなんだね。聞きかじりなんだが、「シンクライアント方式」というのは、サーバーでデータ管理をしているから、目の前のPCにはデータは残っていないのはその通り。でも、それはデータがPCに残っていないってだけで、サーバーに記録されたデータはよほど意図して破壊しない限りは消去されることはないんだとか。つまり、サーバーにもデータが残っていないとしたら、それこそ隠蔽工作しましたと言ってるようなもの・・・らしい。
 こんなことを官僚が知らないはずがないんであって、「シンクライアント方式」なんて言葉を差し込んだのは確信犯なんじゃないのかねえ・・・妄想だけど。


・安倍総理のシンクライアント発言!桜を見る会問題に与える影響は? (「シンクライアント方式」の解説は必読)

TOGO ARAKI #物価の前に賃金上げろ! 13:54 - 2019年12月2日

なに?内閣府のパソコンは「シンクライアント」だと。ならばデータセンターに全部残ってるやん。ロールバックでいつでも復元できるやん。完全に消す方がしんどいシステムだろ

 さあ、どうする。ここから先は、専門の技術者のお知恵拝借で、野党は攻め込まなければいけない。それは、メディアも同じだ。「データ復元はかなり難しい」なんてどこぞの大学教授のコメント載せてお茶を濁してるようじゃダメだろう。いまこそ、メディアも起ち上がってみやがれ!!


 【質問動画】 安倍晋三「桜を見る会」問題 田村智子・共産 
【全17分】12/2 参院・本会議

 最後に、「桜を見る会前夜祭」の明細書などについて、ペテン総理はこんな答弁をしている。
「ホテルから明細書等の発行はなく、ホテルは営業の秘密にかかわり資料提供には応じかねるとの報告を受けた」
 おかしな話だよね。これだと、ホテルニューオータニが明細書等の発行を拒否しているってことになるんだが、事は記総理大臣の政治資金規正法&公職選挙法違反疑惑だ。潔白を証明するためにも、積極的に公開こそすれ、「営業の秘密」を理由に拒むなんてことがあり得るのかねえ。
 ホテルニューオータニは、老舗ホテルとしてのステータスに恥じない社会的責任を果たすべきなんじゃないのか。それとも、ペテン総理の共犯者の道を選ぶうのだろうか。敢えて言わせてもらえば、恥を知れ!・・・ってなもんです。

2019年12月1日日曜日

ジャパンライフ 「桜」招待状で被害拡大 「首相の責任は重大」

 マルチ商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が2015年の「桜を見る会」に招待されたのは、首相らの推薦枠だったことが29日、明らかになりました。そしてその招待状が「ジャパンライフ」の“最後の荒稼ぎ”に大いに活用されたことも明らかになりました。

 29日の追及本部の合同ヒアリングで、被害者は「ジャパンライフは安倍首相らと、みんなグルになって、正直者をだました」と悲痛な声をあげました。
「ジャパンライフは安倍首相らと、みんなグルになって、正直者をだました」。全野党が参加する「桜を見る会」追及本部の合同ヒアリングが29日、国会内で開かれ、「ジャパンライフ」の被害者が悲痛な声をあげました。
 桜を見る会の招待状を使った勧誘に乗って、老後資金4200万円や3000万円あるいは2100万円を拠出して全額失った被害者をはじめ、老後資金の全額を失った人たちが沢山います。

 消費者庁は13年ごろからジャパンライフの不健全性に着目し、立ち入り検査を準備していましたが、それを中止させたのは安倍政権(経産省)でした。
 この件に関しても首相の責任は重大です。
お知らせ
転倒して左手首を痛めましたので、2日と3日の記事の更新は中止させていただきます。
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首相ら推薦枠で招待 桜を見る会にジャパンライフ元会長
東京新聞 2019年11月30日
 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡り、預託商法などを展開して破綻した「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長が二〇一五年に招待されたのは、首相らの推薦枠だったことが二十九日、明らかになった。共産党が入手した推薦者の区分番号の分類を示す文書について、内閣府が内部資料と認めた。菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で、招待の事実について、招待客名簿が廃棄されているため「番号に関する情報を保有していない」として、明言を避けた。 (井上峻輔)

 資料には、区分番号「60~63」は「首相・(官房)長官等推薦者」を指すと明記されていた。元会長宛ての招待状に同封された受付票には「60」が割り振られていたため、野党は首相の推薦枠でマルチ商法の元経営者が招待されていた可能性が高いと追及していた。
 内閣府の大塚幸寛官房長は二十九日の参院行政監視委員会理事懇談会で、共産党が入手した文書について「内閣府の提出した資料であり、招待区分は招待状の発送を効率的に行うために付している」と説明。一方で個別の区分番号に関する説明はしなかった。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「書いてあることは事実だと認識している」と指摘。立民など野党でつくる桜を見る会追及本部は、「60」の区分番号が誰の推薦を示すのか明らかにするよう、政府側にあらためて求めた。
 ジャパンライフは一四年以降、消費者庁から相次いで行政指導や行政処分を受け、一七年にマルチ商法の認定を受けた。
 文書を巡っては、野党側が詳しい説明を求め、二十九日午前の国会審議に応じなかった。内閣府が資料の存在を認めたことで、同日午後に国会が正常化した。


ジャパンライフ 「桜」招待状で被害拡大 大門氏「首相の責任は重大」
しんぶん赤旗 2019年11月30日
 日本共産党の大門実紀史議員は29日の参院地方創生および消費者問題に関する特別委員会で、「桜を見る会」疑惑に関連して、マルチ商法会社「ジャパンライフ」の“最後の荒稼ぎ”を助けたのが、「首相『枠』と指摘される(同会への)招待状だった」と批判しました。 

 2014年5月には消費者庁が、同社の経営状況を踏まえ、「今回見逃すと大変なことになる」との認識のもと、時間をかけずに調査する方針を示していたことを紹介。その後の人事異動(同年7月)を受け、方針を軟化した背景を記した同庁の資料に「本件の特異性」「政治的背景にある余波懸念」との文言があることを暴露し、当時、同社に内閣府や経産省の元役人が天下りしていたことや同社が安倍氏をはじめ政治家にお中元を配布していたこととの関係性を告発しました。

 大門氏は、15年に同社の被害の認定事実が増加したことを紹介。山口隆祥元会長に「桜を見る会」の招待状が送付されたのが15年2月で、この招待状を利用し経営悪化で追い詰められた同社が“最後の荒稼ぎ”で強引な勧誘をすすめていたのではないかと指摘しました。消費者庁の小林渉審議官は「どのタイミングで事実認定したのか申し上げられない」とまともに答えませんでした。
 大門氏は「安倍首相の責任は重大であり、国会で説明すべきだ」と求めました。


「桜」招待状“信用した”ジャパンライフ被害者ら悲痛 野党ヒアリング
しんぶん赤旗 2019年11月30日
「ジャパンライフは安倍首相らと、みんなグルになって、正直者をだました」―。全野党が参加する「桜を見る会」追及本部の合同ヒアリングが29日、国会内で開かれ、高齢者へ詐欺的な悪徳商法を繰り返してきた「ジャパンライフ」の被害者が悲痛な声をあげました。

 マルチ商法で顧客を拡大したジャパンライフは2014年に、消費者庁から2度の行政指導を受けています。ところが、翌15年には同社の山口隆祥会長宛てに安倍晋三首相の「桜を見る会」の招待状が届いたとして勧誘に利用していたことが日本共産党の田村智子参院議員の追及で明らかになりました。
 桜を見る会の招待状を使った勧誘にのって、老後資金4200万円を失ったという東北地方の女性は、野党議員の聞き取りに対し、「本当に、大事な、大事なお金を全部、根こそぎ持っていかれてしまった」「今は年金でやっと毎日食いつないでいる状況」と訴えました。
 この女性は、ジャパンライフの山口会長(当時)から「桜を見る会」の招待状を見せられたときのことを「目に焼き付いている」として、「ジャパンライフって全国的にすごい有名なものなんだなと感じて、信用して、こういうことになってしまった」と悔やみます。
 また、全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会代表の石戸谷豊弁護士は被害者の実情を報告。生命保険まで解約して3000万円を拠出したという70歳代前半で1人暮らしの神奈川県の女性は「一時は、がくぜんとしてもう死ぬしかないと思いつめた」といいます。
 他にも、障害を持つ子どもがいるという神奈川県の女性は「預貯金がほとんどなく、生活は困窮しており、子どものことを思うと心配でならない」。秋田県の82歳と77歳の老夫婦は「退職金等の貯蓄が失われ、それまでの人生を否定された心境で、気力を失った状態」など非情な実態が示されました。

「桜を見る会」は“フリーパス”状態 反社勢力が大挙して入場

「桜を見る会」の出席者はロクに本人確認されることもなく、ほとんど“フリーパス状態”で参加できる状態でした。
 永田町関係者によれば「受け付け業務は内閣府などの職員が担当していたのですが、議員から『この人、通してもらえないかな』と言われれば通してしまっていた。本人確認どころか、誰でも入れるような状態だった」ということです。
「週刊朝日」11月29日号には、「数年前、会場で、暴力団系の団体の幹部を見ました。(中略)彼は20人くらい引き連れていて、クラブのホステスも3~4人いました」という証言が掲載されています。(日刊ゲンダイより)

 それとは別に、自民党総裁選5カ月前の昨年4月に開かれた「桜を見る会」で、内閣府が自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状を送っていたことが分かりました。例年は、府県連の関係者は幹事長らごく一部に限られているので、安倍首相が総裁選での地方票獲得をにらみ、党員・党友に影響力のある都道府県議を囲い込もうとしたとする識者の指摘があります。(京都新聞より)
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「桜を見る会」は“フリーパス” 反社勢力が大挙の驚愕実態
日刊ゲンダイ 2019/11/29
「結果的には入ったのだろう」――。疑惑続出の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたことや、警備体制の不備を認めた菅官房長官。首相主催行事の出席者が、ほぼ“フリーパス状態”だったとは呆れるばかりだ。その結果、あらゆる“悪党”が「桜を見る会」に大挙して押しかけ、閣僚らとの記念写真撮影を楽しんでいたわけだ。政府が招待者名簿を「廃棄」と強弁し続けるのも、本当は反社の名前がどんどん出てくるのを怖がっているからじゃないのか。

■「招待状がなくても入れた」
 野党は28日、国会内で幹事長・書記局長会談を開き、「桜を見る会」にジャパンライフ元会長を招待した経緯などについて明らかにするよう政府に求める方針で一致した。だが、政府は「招待者名簿を破棄したため、分からない」と拒否。菅氏は削除した名簿の電子データを「復元できない」と言っていたが、誰が信じるのか。自身も反社と指摘される男と仲良く並んで写真撮影していた事実が発覚したが、これまで分かったことは、「桜を見る会」の出席者はロクに本人確認されることもなく、ほとんど“フリーパス状態”で参加できる状態だったことだ。
「受け付け業務は内閣府などの職員が担当していたのですが、議員から『この人、通してもらえないかな』と言われれば通してしまっていた。本人確認どころか、誰でも入れるような状態だった」(永田町関係者)

 週刊誌「フライデー」(講談社・12月6日号)によると、元暴力団員の奈良県高取町議が昨年の「桜を見る会」に出席。経緯について「自民党系の代議士などが集まる勉強会に参加したら、そのメンバーに誘われたんです。招待状を持っていなかったんですが、受付に行ったら何のチェックもなく入れました」と語っていた。つまり、受付で「自民党関係者」と言えば、簡単に入場できる可能性があったのだ。

「週刊朝日」(朝日新聞出版社・11月29日号)は、暴力団に詳しい人物のコメントとして、「数年前、会場で、暴力団系の団体の幹部を見ました。【中略】彼は20人くらい引き連れていて、中には高級クラブのホステスが3~4人いました」という証言を掲載していた。

 西村明宏官房副長官は「反社会的勢力の皆さま」なんて言っていたが、なぜ反社を「さま」と呼ぶのか。全くフザケているが、なるほど、ヤクザは子分が親分の罪をかぶって刑務所に行き、出所したら幹部。他方、安倍政権は安倍首相の罪を隠してウソをつきまくれば出世だ。どちらも同じ体質だから、思わず本音が出たのだろう。どうりで反社が何ら気兼ねなく「桜を見る会」に出席していたわけだ。ジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「招待者名簿の電子データまで削除し、復元もできないというのは明らかに不自然です。結局、名簿には安倍首相の支援者のみならず、反社関係者の名前がズラッと記載されているのではないか。だからこそ、名簿は『廃棄した』と言わざるを得ないのでしょう。そもそも、反社と関与した芸能人は処分されたのに、政治家はおとがめなしとは理解できません」
 もはや反社政権と言ってもいい親分の安倍首相は、芸能人と同じようにさっさと引退するべきだ。


総裁選直前の「桜を見る会」京都府議と滋賀県議全員に招待状
例年は幹事長ら一部のみ
京都新聞 2019年11月30日
 自民党総裁選5カ月前の昨年4月に開かれた安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、内閣府が自民党所属の京都府議と滋賀県議全員に招待状を送っていたことが29日、京都新聞社の取材で分かった。例年、府県連の関係者は幹事長らごく一部に限られており、役職を持たない地方議員の招待は異例。石破茂元幹事長と争った総裁選での地方票獲得をにらみ、党員・党友に影響力のある都道府県議を囲い込もうとしたとする識者の指摘もある。
 複数の関係者によると、内閣府は昨年4月21日の桜を見る会の招待状を、安倍首相名で府議28人、県議20人に送った。府議は半数超、県議は15人が出席したという。今年は例年通り、幹事長ら一部が招待された。

 ある県議は「総裁選で安倍さんに投票してほしいというメッセージと受け取った。同僚議員もみんなそう話していた」と明かした。府議の1人は「いきなり自宅に招待状が届いて驚いた。総裁選で支持者のとりまとめを期待する意図が透けて見えた」と話した。
 府県議がどの推薦枠で招待されたかは不明だが、立命館大の上久保誠人教授(現代日本政治論)は「総裁選で安倍さんが比較的弱い地方の支持を得るため、京滋を含む全国の都道府県議を招待したのだろう。首相という立場にありながら、自民党という一政党の選挙のために税金を使うのはあり得ない」と批判した。
 総裁選は昨年9月に行われ、京都の地方票は安倍氏5073票、石破氏3807票、滋賀では安倍氏4056票、石破氏2991票をそれぞれ獲得。安倍首相は3選を果たしたが、石破氏が地方票の4割超を獲得して善戦した。

新潟県9条の会 会報No87のPDF版を掲示します

 87号には、11月17日に行われた新潟県9条の会 全県交流会の内容の紹介が、一面と二面の全面にわたって掲載されました。

 タイトルは

国民の身近な暮らしの要求実現の運動と結んで
   希望を語り、憲法を生かした政治の実現を
 です。

 中見出しは

・安倍改憲をめぐる新たな情勢の下で
9条の会の原点に立った運動が求められる

・執念を燃やし総力戦で改憲シフト
草の根の改憲阻止の麟の再活性化が

・国民は政治の転換を求めている
政治の転換に希望を語る9条の会の運動を

(以下二面)
・身近な生活要求と結んだ「9条の会運動」の前進が
 「脊党は連合政権を」の運動の前進させ、改憲阻止に

・「市民と野党の共闘」が深化・発展

・希望の持てる政治の実現に向けた
  草の根の「9条の会運動」・「憲法を生かす」運動を

 ‥‥交流会での地域9条の会の発言から‥‥

・【加茂・九条の会】

・【九条を守る長岡の会】
です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  PDF版をご覧になる場合は、下のURLの部分をクリックしてください。
 最初に1面が表示されるのでそのまま画面を下方にスクロールすると2面が表示されます。
  文字が小さい場合には画面下の+マークをクリックしてください。小さくする場合はーマークをクリックしてください。
(原文には写真が載っていますが、PDF版では不鮮明でメモリを食うため一部を削除しました)  

(新潟県9条の会 会報No87)

01- 前月までの記事は次のようにすれば

前月までの記事は次のようにすれば ご覧になれます

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 原発・放射能関連のニュースは下記で扱っています
        「原発をなくす湯沢の会」 ホームページ
         URL: http://yuzawagenpatu.blogspot.jp/ 
             
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2019年11月30日土曜日

「桜を見る会」審議拒否に国民が怒り 「国会で堂々説明を」

 安倍首相は疑惑に包まれた事案を次から次へと引き起こしていますが、記者から説明責任を問われると 常に「国会から求められればいつでも応じる」と述べています。
 それは勿論「多数を握っている国会が、国会で説明を求めるというような決定をする筈がない」ことを見越した上のもので、一方で絶対に自ら説明しようとしないのは「狡猾」の一語に尽きます。

 安倍首相はローマ教皇との対談のあと、「日本は唯一の戦争被爆国として国際社会の取り組みを主導していく使命を有している。~ 核兵器国と非核兵器国の『橋渡し』に努め、『核兵器のない世界』の実現に向け粘り強く尽力していく」と述べました。
 よくそんな綺麗ごとを堂々と語れるものです。これまで一体どんな橋渡しをしたというのでしょうか。
 目立ちたがり屋の安倍首相は 9月の「気候行動サミット」(国連本部開催)での演説を希望しましたが、国連側から断られていたことが分かりました。グテレス国連事務総長は「美しい演説ではなく具体的な計画」を用意するよう求めていました。

 彼は何を思ったか先の国会では「李下に冠を正さず」の格言を得意げに語っていましたが、それこそは安倍首相の実体と対極をなすものです。彼の戒めとすべき格言は「巧言令色鮮し仁」の方ではないでしょうか。

 東京新聞が「桜を見る会」問題で逃げ回っている安倍首相に対する国民の声を報じました。
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桜を見る会 審議拒否に国民怒り 
「長期政権のおごり」「国会で堂々説明を」
東京新聞 2019年11月29日
 安倍晋三首相が公費で主催する「桜を見る会」を巡る疑惑で、与党は野党が求める首相出席の衆参両院予算委員会の集中審議開催に応じていない。安倍政権下では、加計(かけ)学園問題や「老後2000万円問題」などの追及を逃れようと、与党による「安倍隠し」が繰り返されており、国会軽視が際立つ。市民や識者からは「首相や与党は国民に説明責任を果たしていない」との声が強まっている。(安藤淳)

 八日の参院予算委で問題が表面化して以降、首相は官邸で記者団の質問に何度か答えているが、国会では二十日の参院本会議で答弁したのみだ。その後も、政府が招待者名簿を廃棄した後に文書保存基準の内規を変更したことや、「反社会的勢力」とみられる人物が出席していたことが問題視されている。
 首相は「国会から求められれば、説明責任を果たすのは当然」と強調する。しかし、現時点で国会で答弁に立つ予定や集中審議に応じる気配はなく、与党も来月九日が会期末の臨時国会を延長する考えは今のところない。さらに、首相は九日の国会閉会後にインドや中国への外遊予定があり、「年を越えれば、疑惑自体が沈静化する」との与党側の思惑も透けて見える。

 これに対し、市民が向ける目は厳しい。新橋駅前で友人とポケモンGO(ゴー)をしていた埼玉県朝霞市の大学生揚村遼さん(22)は「国会答弁に応じない理由を、根拠を持って説明してほしい。そうしないと野党も国民も納得しない」と話す。
 埼玉県内の元地方公務員の男性(73)は「森友・加計の時は逃げられたけど、今回は公選法違反などの疑いや、本人が直接関わる問題なので簡単ではない」と指摘。以前、山口県の郷土料理店で働いていたという男性は「やましいことがなければ国会に出てきて堂々と説明すべきだ。税金を私物化している」と憤った。
 一方「政治家はいつも非常識。長期政権のおごりだ。それを取り繕う役人に同情する」(東京都多摩市の男性)、「野党も攻めきれないので、内部からのリークやマスコミの追及に期待する」(横浜市の男性)といった声もあった。
 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「『総理から呼ばれた』という選民意識をくすぐる会に税金を使っているという構図があり、これまでよりも国民の怒りは根強い」と批判、「疑惑は与党全体に広がっており、年を越えれば忘れるものではない。総理は早く説明責任を果たすべきだ」と強調した。

◆加計、老後2000万円、関電問題…続く逃げ腰
 野党が安倍首相出席の集中審議開催を求めても、与党が拒否するということが繰り返されてきた。
 2017年5月17日に学校法人「加計学園」の獣医学部新設に関する「総理のご意向」と書かれた文書の存在が表面化したのを受け、野党が開催を求めたのに対し、与党は1カ月近く拒否。国会閉会2日前の6月16日にようやく、加計問題に関する参院予算委での集中審議に応じたものの、わずか3時間だった。
 その後も、与党は野党が求める予算委の閉会中審査を拒否し続けた。しかし、東京都議選の自民党大敗や内閣支持率急落を受け、同年7月24、25日に衆参両院の予算委を開催した。
 また、今年3月に毎月勤労統計の不正に関する集中審議が行われてから7カ月以上、首相が出席する集中審議は行われなかった。この間、野党は日米貿易交渉や老後2000万円問題などに関する集中審議を求めたが、与党は拒否を続け、参院選に突入。10月4日に召集された秋の臨時国会では、関西電力役員らの金品受領問題の集中審議にも応じなかった。10月下旬に閣僚辞任が相次いだのを受け、11月6日の衆院予算委と8日の参院予算委でようやく集中審議に応じた。