2020年11月30日月曜日

30- 菅首相「私は怒ったことがない」と NHK『NW9』への圧力問題で

 第2次安倍政権は発足するやメディアに対して、選挙報道や国会での質疑応答の報道の仕方などについて、文書や口頭で細かい注文を出したことで知られています。

 また報道番組のMCやコメンテータで、政権に批判的な人たちを次々と降板させるようにTV局に圧力を掛け、TVの画面から姿を消させました。
 そうした政府による報道の自由への干渉の実務を仕切り、批判的なメンバーを交代させた実行犯は菅官房長官(当時)でした。彼こそはニュース番組やワイドショーなどの放送をいちいちチェックし、気にくわない報道やコメントがあれば、すぐさま上層部にクレームを入れることで圧力をかけてきた張本人です。

 14年7月に菅氏がNHKの『クローズアップ現代』に出演した際、キャスターの国谷裕子氏が集団的自衛権の行使容認に関して厳しい質問を繰り出したことに激怒し、最終的に国谷氏を降板させたのは有名な話です。
 ところが同様のことが10月26日、NHKの『ニュースウオッチ9』で起きました。
 そこに生出演した菅首相は、有馬嘉男キャスターから日本学術会議の任命拒否問題について、「国民は理解できないと言っているのでもう少しわかりやすく説明される必要があるのでは」(要旨)と聞かれたことに対して、『キレ気味』に「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」と答えました。しかし怒りは収まらなかったようで、翌日 山田広報官からNHKの政治部長にクレームが入ったということです。
   ⇒(11月13日)菅首相生出演の「NW9」 質問に激怒してまたNHKに圧力

 11月25日の衆院予算委で立民党の大西健介衆院議員がこの問題を取り上げたとき、菅首相は「大変失礼ですけれども、私は怒ったことはありません。山田広報官に指示したこともありません」「山田広報官が電話したというのは、週刊誌か何かですか? 私は承知しておりません」と答えたということです。
 菅首相は安倍政治を継承しただけでなく、自分に不利なことは「なかったと白を切り通す」ことも受け継いだようです。それは安倍前首相と同様に国会を冒涜するものです。
 何より、憲法の理念への理解を欠き、学問の自由を冒し、民主主義の要件である報道の自由に介入することに何の躊躇もないというのでは首相は務まりません。そのことをまず自覚すべきです。LITERAの記事を紹介します。
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NHK『NW9』への圧力問題で菅首相が「私は怒ったことがない」と大嘘答弁! 実際は「頭きた、放送法違反って言ってやる」とオフレコ発言
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 本サイトでも先日報じた、菅官邸によるNHK圧力問題が、国会でも取り上げられた。
 菅官邸が圧力をかけたのは、菅首相が所信表明演説をおこなった10月26日に生出演した『ニュースウオッチ9』(『NW9』)をめぐってのことだった。日本学術会議の任命拒否問題について、有馬嘉男キャスターが「国民への説明が必要」と繰り返し突っ込んだところ、菅首相はキレ気味にこう発言した。
「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか。105人の人を学術会議が推薦してきたのを政府がいま追認しろと言われているわけですから。そうですよね?」
 
「説明が必要」とごく当然のことを言っただけなのに、キレ気味に「説明できないことがある」などと開き直るという菅首相の態度も大いに問題だったが、この翌日にさらなるとんでもない事態が起きていたのだ。
 この問題をスクープした「週刊現代」(講談社)11月14日・21日号は、こう報じている。
〈その翌日、報道局に一本の電話がかかってきた。
「総理、怒っていますよ」
「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」
 電話の主は、山田真貴子内閣広報官。お叱りを受けたのは、官邸との「窓口役」と言われる原聖樹政治部長だったという。〉
 山田真貴子内閣広報官というのは、総務省出身で安倍政権下の2013年から2015年まで広報担当の首相秘書官を務めた人物で、新政権発足で菅首相が官邸に呼び戻した“子飼い”だ。そんな人物が、番組の内容に「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う」とクレームをつけ、「総理、怒っていますよ」と言い放ったというのである。この「総理、怒っていますよ」というひと言のインパクトは絶大で、NHKが震え上がったことは間違いないだろう。
 
 実際、NHK幹部職員は「この件は理事のあいだでも問題となり、局内は騒然となりました。総理が国会初日に生出演するだけでも十分異例。そのうえ内容にまで堂々と口を出すとは、安倍政権のときより強烈です」と証言していた。
 官邸によるこの報道圧力問題を、11月25日の衆院予算委員会集中審議で立憲民主党の大西健介衆院議員が取り上げたのだ。
 大西議員は上述の山田広報官のセリフを読み上げた上で、キャスターはごく当たり前のことを訊いただけなのになぜ怒ったのかと菅首相に質問。すると、菅首相はこうまくし立てたのだ。
「大変失礼ですけれども、私は怒ったこともありません。山田広報官に指示したこともありません」
「私はその辺のことの常識は持ってます」
 さらにメディアに対して反論ツイートしたり、電話したりすることで、メディアは批判しにくくなるのではないかと問われると、「山田広報官が電話したというのは、週刊誌か何かですか? 私は承知しておりません」と答えた。

国谷裕子を降板させた『クロ現』への圧力とそっくりだった今回のケース
 そもそも「私は怒ったこともありません」って、その答弁じたい怒りながら言っているのがマスク越しにもわかるし、問題のNHKのインタビューでも逆ギレしていたのは、誰の目にも明らかだった。クレーム事件が表沙汰になる前、放送直後から、菅首相のキレっぷりを見て、突っ込んだ有馬キャスターの処遇を心配する声が上がっていたほどだ。
「指示していない」などというのも、とうてい信じがたい話だ。というのも、菅首相は菅官房長官だった安倍政権時代、ニュース番組やワイドショーなどの放送をいちいちチェックしており、気にくわない報道やコメントがあれば、すぐさま上層部にクレームを入れることで圧力をかけてきた張本人だからだ。
 代表的なのが、今回と同じNHKの『クローズアップ現代』国谷裕子降板事件だろう。
 当時官房長官だった菅首相は、2014年7月にNHKの『クローズアップ現代』に出演した際、閣議決定されたばかりだった集団的自衛権の行使容認についてキャスターの国谷裕子氏が厳しい質問を繰り出し、放送終了後に菅官房長官は激怒。同行していた秘書官が「いったいどうなっているんだ」とクレームをつけたという。この菅氏の激怒をきっかけに、その後、政権側は『クロ現』のやらせ問題を隠れ蓑にして圧力を強め、最終的に国谷氏のキャスター降板まで追い詰めた。
『クロ現』に対する菅首相の怒りは相当なものだったといわれ、「FRIDAY」(講談社)は「安倍官邸がNHKを“土下座”させた一部始終」などと伝えたほどだったが、このとき「国谷さんが菅さんの発言をさえぎって『しかしですね』『本当にそうでしょうか』と食い下がったことが気にくわなかった」とNHK関係者が明かしていた(「FRIDAY」2014年7月25日号)。
 
 今回もシチュエーションは国谷氏のケースとよく似ている。『NW9』の有馬キャスターは、国谷キャスターのような鋭さも、さまざまな角度から問いただす工夫もなかったが、とにかく食い下がっていた。
 木で鼻をくくったような答えを繰り返すだけで、まともな説明をしない菅首相に対し、「この学術会議の問題については、いまの総合的・俯瞰的、そして未来的に考えていくっていうのが、どうもわからない、理解できないと国民は言っているわけですね。それについては、もう少しわかりやすい言葉で、総理自身、説明される必要があるんじゃないですか?」「多くの人がその総理の考え方を支持されるんだと思うんです。ただ前例に捉われない、その現状を改革していくというときには大きなギャップがあるわけですから、そこは説明がほしいという国民の声もあるようには思うのですが」と繰り返していた。
 おそらく、菅首相は一番追及されたくない日本学術会議の問題をこのようにしつこく繰り返し聞かれたことに腹をたて、秘書を通じて広報官にクレームを入れるよう命じたのではないか。

番記者とのオフレコ懇談で「俺なら放送法に違反してるって言ってやるところだ」
 菅首相自身が自ら圧力をかけることを宣言したケースもある。それは、『報道ステーション』(テレビ朝日)への圧力事件だ。2015年、ISによる人質事件の最中、テロ撲滅への巨額支援を打ち出した安倍首相の姿勢を番組コメンテーターの古賀茂明氏が「私が中東に行ったら『I am not ABE』というプラカードを掲げる」と発言。レギュラーコメンテーターを降板させられたのだが、このとき官邸は古賀発言に大激怒し、本サイトでも当時伝えたように「菅官房長官の秘書官」が放送中から番組編集長に電話をかけまくった。そして、編集長が出ないと、今度はがショートメールで猛抗議したのだが、その内容は「古賀は万死に値する」などという、明らかな恫喝だった。
 古賀氏が著書『日本中枢の狂謀』(講談社)で明かしたところによれば、このとき菅官房長官の意を受けて電話をかけてきていたのが、中村格官房長官秘書官(当時)。また、同じく古賀氏の2018年のツイートによれば、中村氏と一緒に番組を見ていて「古賀は万死に値する」などのショートメールを送ったのが、やはり当時官房長官秘書官だった矢野康治氏だったという。
 しかし、この中村氏や矢野氏の行動は菅首相自身が指示を出した結果といわれている。というのも、『報ステ』の古賀発言に中村氏と矢野氏が電話とショートメールで恫喝した際、菅官房長官は一緒に番組を見ていたともいわれているからだ。
 しかも、菅官房長官は、古賀氏が『報ステ』で「I am not ABE」発言をした少し後の2015年2月某日、会見の後のオフレコ懇談で番記者相手にはっきりと圧力をかける姿勢を示していた。
 当時、本サイトが入手したオフレコメモには、菅官房長官と報道陣のこんなやりとりが記されていた(https://lite-ra.com/2015/03/post-986.html)。
〈Q 会見で出た、ISILの件でまったく事実と違うことを延々としゃべっていたコメンテーターというのはTBSなんでしょうか。
A いやいや、いや、違う。
Q テレビ朝日ですか?
A どことは言わないけど
Q 古賀茂明さんですか?
A いや、誰とは言わないけどね。(※肯定の反応)ひどかったよね、本人はあたかもその地に行ったかのようなことを言って、事実と全然違うことを延々としゃべってる。放送法から見て大丈夫なのかと思った。放送法がある以上、事実に反する放送をしちゃいけない。本当に頭にきた。俺なら放送法に違反してるって言ってやるところだけど。〉
 「俺なら放送法違反してるって言ってやるところ」 これはつまり、秘書官に抗議させたが、俺ならもっと直接的に恫喝するという意味ではないか。

メディアへの圧力に動いた中村・矢野両秘書官は警察庁・財務省の次期トップに出世
 しかも、菅首相の場合は官房長官時代から、自分の意向通り動いた秘書官や官僚を重用することで、周囲がオートマティックに圧力をかける体制をつくりあげてきた。
 たとえば、『報ステ』への圧力の際、編集長に電話をかけ続けた当時の中村秘書官は警察官僚で、刑事局長時代には安倍御用記者の山口敬之氏の準強姦罪での逮捕を直前でストップさせた人物だが、現在、警察庁ナンバー2の警察庁次長で、次期警察庁長官と目されている。
 また、同じく『報ステ』に「古賀は万死に値する」などのショートメールを送った当時の矢野秘書官は財務官僚だが、現在、次期財務事務次官が確実視されるポストの主計局長にある。
 ようするに、『報ステ』への圧力を担った秘書官2人とも、その後、警察庁の次期トップ、財務省の次期トップまで昇りつめているのだ。とくに矢野主計局長はもともと主税局畑で主計官の経験もなく財務省のメインストリームからは外れていたにもかかわらず、菅官房長官の秘書官を務めた後の、2017年の人事で官房長に引き立てられる。そして、森友問題で徹底して官邸を守り続けた結果、今年7月には主計局長に起用された。
 菅首相が、官僚の人事権を掌握することで、官僚を支配。自身の政策に異論を唱えた官僚を更迭し、イエスマンを重用してきたことは、菅首相自身が繰り返した公言してきたことだが、菅氏の意を受けメディアへの恫喝を担った中村氏や矢野氏らの出世を目の当たりにした他の官僚たちが、菅首相の歓心を買おうと、菅氏の気にくわないメディアに対して、我先にと圧力をかけ始めるというのは当然の流れだろう。
 
 しかも、NHKに対しては、今回、明るみに出た山田真貴子内閣広報官による原聖樹政治部長へのクレームだけでは終わらない可能性が高い。というのも、菅首相は総務相時代からNHK改革掲げており、これを脅しの材料に上層部に直接、圧力をかける可能性が高いからだ。
 安倍前首相の息のかかった籾井勝人会長の支配が終わって、社会部を中心にした政権追及報道が若干復活したかに見えるNHKだが、昨年4月には、上述の国谷キャスターを降板させた張本人といわれる板野裕爾氏が専務理事に異例の復帰を果たしている。板野氏は学術会議任命拒否問題でも名前の上がった菅首相の側近中の側近、杉田和博官房副長官をカウンターパートとしており、〈ダイレクトに官邸からの指示が板野を通じて伝えられるようになっていった〉とのNHK幹部の証言もある(『安倍政治と言論統制』(金曜日)より)。このままいくと、安倍政権時代よりもっと強圧的な報道規制がしかれるのではないか。

 安倍政権は、官房長官だった菅首相が陰に陽に繰り広げてきたメディア工作により忖度が広がり、スキャンダルや疑惑が持ち上がっても批判的な報道が徹底してなされず、安倍政権は約8年もの長期政権となった。本サイトは、菅首相が生まれれば、メディア圧力はさらに激しさを増し、安倍政権以上に批判が封じ込められることは必至と予測していたが、まさにそれが現実となってあらわれようとしているのだ。(編集部)

2020年11月29日日曜日

「Go To」首相が見直しの障害に/政府は危機感をもって対策を

 安倍前首相は8月28日の辞任会見で、コロナ対策について要旨次のように述べました。
「冬に向けてはコロナに加え、インフルエンザなどの流行で発熱患者の増加が予想されます。まずは検査能力を抜本的に拡充することです。冬までに1日20万件の検査体制を目指します。特に高齢者施設や病院では、地域の感染状況などを考慮し、職員の皆さんに対して定期的に一斉検査を行うようにし、高齢者や基礎疾患のある方々への集団感染を防止します」
 それはコロナ対策で安倍氏から初めて聞く真っ当な発言でした。

 しかし安倍政治を引き継ぐとして登場した菅政権はこれらを何も行っていません。それどころか菅首相と二階幹事長が進めたのは利権絡みといわれる「Go To」キャンペーンでした。それがコロナ感染拡大の原因になるという指摘に対しては、そうした「エビデンス(証拠)はまだ上がっていない」と否定し、逆に、「Go Toトラベルで4000万人が動いたが、それによる感染は180人にとどまった」という発言を国会で繰り返すありさまです。
 もしもそうであるなら日本におけるコロナ禍は、「Go Toトラベル」を普及させれば解決するということになってしまいます。あまりにも馬鹿らしくて海外紙は言うまでもなく、国内の忖度紙でさえも取り上げません。

 菅首相は27日になってようやく北海道や大阪府などの感染拡大地域からの「Go Toトラベル」の出発分について「利用を控えるよう呼ぴかける」と述べましたが、Go To事業は「停止」ではなく 東京の「除外」もありません。
 欧州各国は今月から相次いで都市封鎖を敷きましたが、その期間は12月の3日前後までに限定している国が多く、「それまでにできる限り抑え込んで、12月のクリスマス商戦とクリスマスホリデーで経済を活性化させよう」というメリハリのある構想といわれます。
「コロナ・マナー」を訴える以外には何もしないままGo Toを走らせた挙句に、分科会から警告が発せられても殆ど抑制もしない菅政権に、本当に第3波の感染拡大を抑える気持ちがあるのでしょうか。

 しんぶん赤旗が「 ~ 首相が見直しの障害に」とする記事を出しました。
 また共産党の田村政策委員長は27日夜、「政府は、感染爆発をいかに防ぐかが問われている切迫したときにあまりに中途半端だ。人口からいっても感染状況からいっても東京を除外することは無責任だ。全国一律の『Go To』事業は中止を決断し、直接支援を組み合わせた支援に切り替えるべきだ」とコメントしました。
 しんぶん赤旗の二つの記事を紹介します。
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Go To出発“自粛”のみ 東京除外せず 首相が見直しの障害に
                       しんぶん赤旗 2020年11月28日
 菅義偉首相は26日、新型コロナウイルスの感染急拡大への対策として政府の新型コロナ対策分鈴会から提言(25日)を受けたとして、札幌、東京など感染拡大地域での飲食店の営業時間短縮要請を行うことなどを表明しました。ところが、同分科会が提言していた「Go Toトラベル」事業における「(感染拡大)地域からの出発分についても検討すること}については何も語らず、継続の姿勢を示しました。厳しい批判が続く中、、菅首相は27日に感染拡大地域からの出発分について「利用を控えるよう呼ぴかける」と述べましたが、事業は「停止」ではなく東京「除外」もありません。

 政府の分科会は「Go To」事業について当初「人の移動自体が感染を広げるわけではない」などとして容認してきましたが、感染急拡大の中で感染拡大の要因は「人の移動の増加」にあることを認め、ステージ3(感染者の急増)相当の対策が必要となっている地域では「営業時間の短縮及び人の往来や接触の機会を減らすことが必要」(25日提言)としています。

 分科会のメンバーでもある国立感染研の脇田隆字所長は北海道新聞17日付で、「Go Toトラベル」の対象に10月1日から東京発着の旅行が追加されたことで「道内の感染状況を加速させた可能性がある」と述べています。札幌発で東京と往復する場合だけでなく、東京から札幌への人の流入が感染拡大を加速させるという認識であり、当然のことです。
「東京発の事業の制限は経済的に大きなマイナスという認識もある」(自民党関係者)という声も漏れます。「Go To」事業の旗振りをしてきたのが菅茸相であり、事業の見直しの最大の障害となっているのが菅首相自身です。科学的見識を無視した菅政権による感染拡大の責任は重大です。
              厚労省アドバイザリーボード
              政府分科会の提言と政府の対応

19日

厚労省

感染拡大の要因は、基本的な感染予防対策がしっかり行われていない

 

 

ことや、そうした中での人の移動の増加

20日

分科会

一般的には人々の移動が感染拡大に影響する。一部区域の除外を含め

 

 

国として「Go Toトラベル」事業の運用の在り方について早急に検討

 

 

していただきたい

21日

菅首相

菅首相が「Go To」事業の見直しに言及。感染拡大地域を目的地とす

 

 

るトラベルを制限

25日

分科会

「Go Toトラベル」事業の一時停止を行うこと。その際、今後の状況

 

 

に応じて当該地域からの出発分についても検討

26日

菅首相

菅首相、営業時間短縮など打ち出すも「Go To」に触れず

 

新型コロナ 政府は危機感もって対策を 田村政策委員長が主張
                      しんぶん赤旗 2020年11月28日
 日本共産党の田村智子政策委員長は27日、国会内で記者会見し、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会による政府への提言に対して、政府が翌26日に対策本部を開かず、菅義偉首相もコメントするだけだったことについて、「政府の対応に大きな危機感を抱いている。国会に政府の対策を報告し、時間もとった予算委員会などでの質疑を求めたい」と表明しました。

 田村氏は、菅首相がコメントで「Go Toキャンペーン」について一言も触れなかったと批判。国立感染症研究所の脇田隆字所長が「感染の低いところから高いところに行けば、感染して戻ってくる可能性がある。感染の高いところを出発点にして、低いところに行けば感染を持ち出す可能性がある。両方を止めることが有効だ」と発言した報道や、分科会の尾身茂会長が「個人の努力に頼るステージは過ぎた」と述べたことに言及。「行政から一定の強制力をもった行動変容がなければ、感染爆発に至ってしまうという危機感が、専門家の中から次々と示されている」と述べました。
 田村氏は、「感染爆発を止めるかどうかという危機感をもって、対策を示すべきだ」と強調しました。
                   ◇
 田村智子政策委員長は27日夜、菅首相が新型コロナウイルス感染症対策本部で「Go Toトラベル」について、札幌、大阪両市を出発地とする旅行について利用を控えるよう呼びかけたことをうけて、「感染爆発をいかに防ぐかが問われている切迫したときにあまりに中途半端だ。人口からいっても感染状況からいっても東京を除外することは無責任だ。全国一律の『Go To』事業は中止を決断し、直接支援を組み合わせた支援に切り替えるべきだ」とコメントしました。

菅首相にも疑惑 「桜」と酷似 大規模集会も収支不記載

 菅首相にも大規模集会での収支について政治資金報告書に記載しなかったなどの疑惑については、28日の当ブログでLITERAの記事を紹介しました。
 ⇒ 菅首相が1年間8千万円のパーティ収入 「桜」と同じ政治資金報告書不記載、補填疑惑も
 しんぶん赤旗も28日、この疑惑を取り上げました。
 同紙が 会場となったホテルに問い合わせたところ、大宴会場は「時間で貸すことはしておらず、1日貸し出しということになる。室料の定価は700万円」と答えたということです。仮に参加者が2500人とすると会費の合計額375万円となりとても賄えません。不足分を菅氏側が補填した疑いも浮上します。
 菅氏の事務所に問い合わせたところ「その質問には答えない。担当者が不在なので答えられない」と言われた由です。何やらかつて官房長官時代に東京新聞の望月衣塑子記者に対して「貴女の質問には答えません」と拒否したときの言い方を思い出させます。

 高級ホテルで「1500円でできるのか」の問いに菅首相は答える必要があります。
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菅首相にも疑惑 「桜」と酷似 大規模集会も収支不記載 14・15年
高級ホテルで会費1500円は可能? 答える責任
                      しんぶん赤旗 2020年11月28日
 菅義偉首相側が自身の選挙区内である横浜市内の高級ホテルで2014、15年に会費制の大規模な集会を開きながら、その収支を政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが27日、わかりました。その中身は、いま東京地検特捜部が捜査している安倍晋三前首相の「桜を見る会」前夜祭の疑惑とそっくりです。(矢野昌弘)
「広い会場に2000人程の方々が参集され、時局の講演会がありました」
 14年4月にインターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)へのある投稿は、写真とともに集会の盛況ぶりを伝えていました。

参加者2000人超す
 当日の様子を神奈川新聞(同年4月20日付)は「自身の政治資金パーティーで講演し、約2400人の地元支援者らを前に…」と報じています。地域情報紙「タウンニュース」も「支持者ら約2500人(主催者発表)が集まった」と書きました。
 菅氏の元秘書である遊佐大輔横浜市議は「会費:お一人様1500円」とブログで告知していました。会場は、横浜市の観光スポット、みなとみらいにあるホテルです。問い合わせ先の電話番号は、菅氏の事務所と同じ。集いは14年だけでなく、15年にも開いたと書いています。しかし集いの収支についての記載は、菅氏が代表の自民党支部や資金管理団体のいずれの収支報告書にも、書かれていません。
 このことを最初に報じた『週刊ポスト』(今年12月11日号)によると17年以降は収支を党支部で報告したといいます。
 2000人を超える参加者から1500円ずつ集めると、300万円を超える収入がでるはずです。

会費では足りず
 しかも、会場となったホテルは本紙の取材に対して「集まりの内容や状況によって見積もりはかわるが」と前置きした上で、大宴会場は「時間で貸すことはしておらず、1日貸し出しということになる。室料の定価は700万円」と答えました。300万円超の会費収入では、とてもまかなえない室料です。
 安倍前首相の「桜を見る会」の前夜祭のように、会費だけでは不足する費用を菅氏側が補填(ほてん)した疑いも浮上します。
 菅氏の事務所は本紙に「その質問には答えない。担当者が不在なので答えられない」とのべました。
 菅首相は、安倍氏の前夜祭の補填疑惑を一貫してかばってきました。東京都内の高級ホテルの夕食会の会費5000円は安すぎるとの記者の指摘に「5000円でできないこと、ないんじゃないでしょうか。私どもはいろいろやっています。本当に聞かれたんでしょうか、責任ある人に」(昨年11月)と、強気に反論をしていました。
 高級ホテルで「1500円でできるのでしょうか」。この問いに菅氏は答える必要があります。

29- 会見は就任以来一度だけ 発進力問われる菅首相

  東京新聞が、菅首相が記者会見したのは就任後1度だけで、あとは「ぶら下がり取材」で新型コロナ対策をテーマに今月はこれまでに計4回応じたものの、事前に用意された質問に1問答えるだけ(で、追加の問には一切答えず立ち去る)と報じました。

 上手く政治が行われていても普通それでは済みません。それが日本学術会議やコロナで問題山積の中ではあり得ないことです。首相失格というべきです。
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新型コロナ急拡大も一方的に発信 会見は就任以来一度だけ
発進力問われる菅首相
                        東京新聞 2020年11月28日
 菅義偉首相は27日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、重症者数の急増など深刻化する感染拡大について「国民の命と暮らしを守り抜く」と強調した。コロナ対策で国民の協力は不可欠。安倍晋三前首相は節目ごとに記者会見して、国民に直接呼びかける機会が比較的多かったが、菅首相は一方的に呼びかける形の発信ばかりで、多くの記者から質問を受ける形の官邸での記者会見の開催に応じていない。(村上一樹)
 首相は、感染拡大の「第三波」の到来が指摘されるようになった今月、対策本部をこれまでに計四回開催。今後の方針や国民の協力を呼びかけているが、報道各社に公開される発言は終了前のあいさつにとどまる。
 また、官邸に出入りする際、立ち止まって記者団の質問に答える「ぶら下がり取材」については、新型コロナ対策をテーマに今月はこれまでに計4回応じているが、事前に用意された質問に一問答えるだけだ。
 26日は、観光支援事業「Go Toトラベル」で感染拡大地域から出発する旅行を対象外とするかどうかなどが問われた。首相は営業時間を短縮する飲食店支援などについて答えたが、「トラベル」については何も答えずに終了。記者団が「なぜ、触れないのか」などと追加の質問を投げかけたが、立ち止まることはなかった。
 安倍前首相は今春の「第1波」の時期、2月末に会見を開いたのを皮切りに、官邸での会見を、3月は2回、5月は緊急事態宣言が解除されるまで3回、合わせて8回行った。
 一方、菅首相の会見は9月の就任時の一回だけ。内閣記者会加盟の数社が質問できるグループインタビューにはこれまで2回応じたが、多くの記者が質問できる官邸での会見は2カ月以上開いていない。
 
 加藤勝信官房長官は27日の会見で、首相が記者の質問に答える対応をするべきではないかと問われ、「対策本部で今後の対応の方向性を示し、ぶら下がりで(国民に)呼びかけている。必要な発信がなされてきていいるし、引き続きしていく」と話した。

2020年11月28日土曜日

「感染防止と経済活動の両立」論の破綻と本質 - 第3波の原因はGo To政策(世に倦む日々)

 コロナ第3波が到来しました。この先どこまで拡大するのか見当がつきません。

 政府は常に「感染防止と経済活動の両立」が大事だと口にしますが、その実、これまで感染対策は何もしないままできました。PCR検査はいまだに保健所が関門として立ちふさがり、旅行に出かけるため念のため受けたいといっても認められません。熱があるからと訴えても数日間は待たされた挙句、検査してからも数日経たないと結果が分からないという具合です。これでは毎日働かなくてはならない人たちはPCR検査など受けられないというのが実情です。「感染防止と経済活動の両立」など出来る筈がありません。
 そうした問題を何も解決しない一方でGo Toに走り出しのですから、たちまち頓挫するのは当然のことです。それでも政府はごく一部を撤退に向かわせただけです。

 日本は論外として、PCR検査を拡充させてきた欧米でも現実に感染爆発が起きています。「世に倦む日々」氏は、「両立」論や「ウィズコロナ」とは原理的に異なる方式でコロナ封じに取り組んでいる国が中国であり、コロナ封じに成功したとしています。
 そして「感染防止と経済活動の両立」はそもそも両者を並行させるものではなく、「感染防止によって経済活動の前提を作る」というものでなければならないと述べています。「感染防止と経済活動の両立」の「バランス点を求める」というようなものではなく、まず「感染防止」が行われて初めて「経済活動が可能になる」ということです。
 そうでなければ結局のところ「ハンマー&ダンス」の不毛な繰り返しとなり、医療崩壊にも向かうとしています。説得力があります。

 幸いにして日本を含む東南アジアには例の「ファクターX」があって、政府の不作為のなかでもこれまでは何とか大破綻を示さないできました。しかし第3波ではこれまでのようなわけにはいきません。まだごく入口の段階で既に医療崩壊の危機が叫ばれています。それなのに政府からは必死さが伝わらないのは異常なことです。
 ブログ「世に倦む日々」を紹介します。
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「感染防止と経済活動の両立」論の破綻と本質 - 第3波の原因はGoTo政策
                          世に倦む日々 2020-11-27
26日の報道を見ると、大阪で感染爆発の段階であるステージ4が目前となっている。判断指標となる6項目のうちすでに5項目で基準を超えており、残る1項目の病床使用率も間もなく50%超えとなり、ステージ4突入が確実な状況となっている。これに対して、政府の方はすでに姑息に先手を打っていて、加藤勝信が会見で「都道府県が『ステージ4』と判断しても、機械的に緊急事態宣言を発出することはなく、政府が総合的に判断して最終的に決定していく」と言い、緊急事態宣言は絶対に出さないという意思を明確にした。これは、吉村洋文と腹を合わせての方針発表であり、両者の間で対応姿勢は一致している。経済を重視して無策を貫くという意味だ。おそらく、大阪はかなり厳しい医療崩壊の事態に直面するだろう。今回の第3波では、北海道と大阪の感染拡大が先行して深刻化している点が注目される。いずれも菅義偉とべったり昵懇の首長がいて、新自由主義の性格と体質が際立った自治体である。経済優先至上主義で立ち回ってきた自治体だ。偶然だとは思えない。

言われている「経済優先」とは、実際には「資本優先」の意味であり、すなわち「資本主義」の態度のことである。感染拡大はある程度は仕方ないと容認して、リスクを顧みず観光産業を振興させ、人を過剰に集めて飲食消費させ、経済活動を回そうという発想様式である。テレビ報道では、焼き鳥屋とか居酒屋の経営者が出て来て、時短は困るとか、稼ぎ時の商機に客足を止められると困るとか言っている。政府の意図を受けたテレビ局がその類の映像を放送し、飲食店や宿泊業者に同情する国民世論を掻き立てている。店主に菅義偉の政策を代弁させ、彼らに世論工作させ、Go Toを始めとする菅義偉の経済優先路線を正当化させている。そんなもの、単に政府が直接に支援金を注入すればいいだけではないか。1兆円でも2兆円でも、飲食業や観光業の関係者が仕事を中断しても生活を維持できるように、政府がミニマムの手当を施せばいいだけの話だ。玉川徹が言っているような半徳政的な貸付措置も一案だし、小林慶一郎が言っているような特例の窮乏者救援金も一案である。

それはお金で解決できる。飲食店と宿泊業を救済することはお金で解決できる問題であり、国民の税金である予算の拠出で解決できることだ。一方、コロナはお金では解決できない。コロナにお金をあげるから感染拡大をやめてくれと頼んでも、コロナは言うことを聞いてくれない。医療体制の方は、今、政府が現金を10兆円積んでも、20兆円積んでも、問題解決できない。看護師はお金を出せばすぐにそこに創出できるものではない。医療のマンパワーはお金で買えないもので、その資源は即座に出現・充当させられないものだ。飲食店と医療体制は同レベルの問題ではない。お金で解決できるものと解決できないものがある。だから、政府の公共政策のプライオリティでは、医療体制を崩壊から守る方が優先になるのであり、飲食業と観光業に自由に市場活動させることが後回しになるのである。命を守るということが第一義だ。どれほど個人がお金を持っていても、医者と看護師が消えたら自分の命を守れないではないか。病院あっての国民の生存であり、生存あっての経済活動である。

春以降、ずっと「感染防止と経済活動の両立」のフレーズが言われ、不動の命題として確立している。NHKと民放がこの常套句を刷り込み続け、無謬の定理として常識化させてきた。まともなコロナ対策の要求や主張が出されるたびに、「両立」論が説かれて反論されてきた。経済活動は止めていいのか、自殺者が増えてもいいのか、飲食業に潰れろと言うのかという脅しが入れられ、「両立」論と「バランス」論に回収される。回収されることによって、GoTo政策が正当化され、3連休で見たようにグロテスクに推進されて行った。GoTo利用者が模範国民化されるという倒錯現象が起きた。「両立」だの「バランス」だの言いつつ、テレビに出るのは居酒屋の主人とか、京都観光を愉しむ自由主義の旅行者ばかりであり、コロナに罹った患者とか家族はニュースに登場しない。「両立」の片側にいる庶民の姿を映さない。医師会の幹部だけだ。クラスターが全国で発生していると言いつつ、NHKはクラスターの現場を取材せず、施設の所在さえ報道しない。感染者数が第1波の4倍もあるのだから、クラスターも4倍あるに違いないが、マスコミが報道しないので実感がわかない。

「両立」論・「バランス」論というのは、社会政策の観点から厳密に検討すれば誤った理屈で、そもそも論理矛盾があり、政策として破綻が必然的なものだ。感染防止と経済活動は、独立する二つを天秤にかけて均衡の調整を図る性質のものではなく、感染防止によって経済活動の前提を作るものである。つまり、この二つは左右に対立的・二律背反的に等置される政策命題ではなく、上下の関係に位置されるもので、自由な市場活動の基礎となるのが感染防止の医療体制である。感染防止が土台であり、経済活動が上部構造だ。それが社会政策の真理であり、政府行政の基本認識である。土台とすべきものを上部構造と並立に構図化し、上下の関係を左右の関係に転換して概念づけているところに、この「両立」論・「バランス」論の虚偽と詐術があり、言説のトリックがある。すなわちイデオロギー性がある。その裏の真実は、JTBだの楽天トラベルだの電通だのの政商資本が税金をぼったくって大儲けしているだけだ。コロナ禍の政府行政に便乗し寄生する彼ら資本を大儲けさせる詐術の言説工作が、「両立」論であり「バランス」論に他ならない。

両立」論・「バランス」論を基軸にコロナ政策を進めている国は多い。ヨーロッパの主要国がそうである(スウェーデンを除く)。だから、日本人はこの方針を普遍的なものとして疑わない。けれども、考えないといけないのは、これら主要先進国がすべて対策に失敗している事実である。IMFは2020年のEUのGDPをマイナス7.6%と予測している。日本はマイナス5.3%。「両立」論・「バランス」論で対策を行うと、結局のところハンマー&ダンスの不毛な繰り返しとなり、感染爆発とロックダウンの往復循環をだらしなく進行させるだけで、医療崩壊と大量失業のジレンマに苦悩し続けるという帰結になる。社会も疲弊し、経済も医療もセーフティネットが崩壊する。ここに、「両立」論や「ウィズコロナ」とは原理的に異なる方式でコロナ封じに取り組んでいる国があり、それは中国である。IMF予測の2020年の中国のGDPはプラス1.9%。日本人は中国のコロナ対策を強権的と悪罵し、悪の見本として侮蔑し嫌忌するだけだが、中国は堂々の「ゼロコロナ」社会であり、玉川徹が理想郷として唱える「感染者を隔離した健常な市民社会」を実現させている。中国が「両立」論の立場に与さないのは、中国が「資本主義」ではないからではないのか。

中国の対策方式は、西側諸国のように感染防止と経済活動の二つを並立させていない。二つを天秤にかけてバランスの調節をしていない。アクセルとブレーキの関係に比喩し構図化していない。経済活動のために感染防止をしている。優先順位が厳然としてあり、上下の関係で位置づけが決まっている。防疫医療の社会的土台の上に市場経済活動を置いている。なぜ中国がそういう原理と図式になるかというと、社会主義の考え方で行政の選択と判断が秩序づけられるからだ。資本・私企業の論理・個人の自由が中心ではなく、社会全体の利益を中心とした公共政策の組み立てと方向づけだからだ。ベトナムも同じである。キューバもそうだ。韓国は中国と日本の中間にある。中国で、感染が収束してないのに国民を観光と飲食に誘導するインセンティブ政策はあり得ない図だろう。中国でなくても、普通に考えて狂気の沙汰だ。狂気の沙汰なのに、この政策が容認され、正当化され、マスコミで宣伝されて全体主義的に推進される。医療体制を人為的に崩壊させる自滅政策が採られ、マスコミが積極的に後押しする。日本はまさに市場原理主義の国であり、極端で凄絶な資本主義の国だと言うしかない。

第3波の原因となったのは、明らかに10月からのGoToトラベルの東京発着の解禁である。東京を対象に含める強引な決定が第3波を惹き起こしている。資本主義の政策が元凶だ。気の緩みを(意図的に)促したのは政府であり、菅義偉に忖度し隷従するしか能がないマスコミである。政府と御用学者とマスコミに責任がある。