米英はガザで空前の蛮行を行っているイスラエルを公然と支持し援助しているだけでなく、周辺国で唯一、パレスチナ人を支援する具体的行動をとっているシーア派を擁するイエメンを戦闘機やミサイルで攻撃しました。
これはガザでパレスチナ人を何ヶ月にも渡り虐殺し撲滅しようとしているイスラエルの能力を守るためであることに他なりません。留まる処を知らずに堕ちていく米国です。
「これがアメリカ帝国の正体だ。アメリカ帝国は常にそうだった」ケイトリン・ジョンストンはそう述べています。
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ガザにおけるイスラエルの大量虐殺作戦を守るためにイエメンを爆撃する欧米帝国
マスコミに載らない海外記事 2024年1月17日
これがアメリカ帝国の正体だ。アメリカ帝国は常にこうだった。これら
連中は自分たちが何者かを正確に我々に示している。
ケイトリン・ジョンストン 2024年1月12日
オーストラリア、カナダ、バーレーン、オランダの後方支援に支えられて、トマホーク・ミサイルと戦闘機を使って、イエメンの12カ所以上の拠点をアメリカとイギリスが攻撃したと報じられている。「フーシ派反政府勢力が使用しているイエメン国内の標的」に対する攻撃は「紅海の国際船舶に対するフーシ派による未曾有の攻撃への直接反撃」だとバイデン大統領声明は主張している。
紅海の船舶に対するフーシ派攻撃に対する、この政権の「反撃」に関して、バイデン声明が言及していないのは、紅海での攻撃自体が、ガザにおけるイスラエルの人道に対する罪に対する反撃である事実だ。ガザ地区でイスラエルが大量虐殺を犯したとして南アフリカが控訴している国際司法裁判所での訴訟手続き初日後に攻撃が行われた事実も言及されていない。
だから大量虐殺を止めようとした中東の最貧国をアメリカとイギリスが爆撃したのだ。それだけでなく、フーシ派の権力掌握を阻止する試みに彼らが失敗した、2015年から2022年に何十万人もの人々を殺害したサウジアラビアの大量虐殺行為を何年も支援した、まさに同じ国を爆撃したのだ。
攻撃に先立ち、正式にはアンサラッラーとして知られるフーシ派は、アメリカと同盟諸国のいかなる攻撃に対しても激しく報復すると威嚇していた。アメリカのいかなる攻撃に対する反撃も、数十機の無人機と数発のミサイルを使用した最近のフーシ派の攻勢より「大きくなる」とフーシ派運動を率いるアブドゥルマリク・アル・フーシは述べた。
「我々イエメン国民はアメリカを恐れる人々ではない」とフーシはテレビ演説で述べた。「アメリカとの直接対決を我々はいとわない。」
イエメンへの差し迫った攻撃を、実行直前にハフィントン・ポストのアクバル・シャヒド・アフメドに伝えた匿名アメリカ高官は、空爆は「問題を解決しない」と不満を漏らし、その手法は「まとまりある戦略にはならない」と述べた。
バイデンが中東でより広範な戦争に火をつけるリスクについて、舞台裏で現政権高官は益々神経質になっているとアハメドは以前報じていた。今回のエスカレーションは、フーシ派が報復を誓ったことと相まって、この懸念の重みを増している。
この全ては一体何のためだろう? ガザでパレスチナ人を何ヶ月も虐殺するイスラエルの能力を守るためだ。
これがアメリカ帝国の正体だ。アメリカ帝国は常にそうだった。
この連中は、彼らが一体何者かを正確に我々を示している。
我々はおそらく彼らを信じるべきだろう。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2024/01/12/western-empire-bombs-yemen-to-protect-israels-genocide-operations-in-gaza/
「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。