2021年7月2日金曜日

職域接種中止も謝罪なし 無能のくせに厚顔 居直り 居丈高

 新型コロナの対策に一貫して無為無策を通してきた菅政権は、ワクチンの急速な接種でそうした失政を一挙に糊塗できるとばかりに、大規模接種の方策を演出して来ましたが、ここにきて突然ワクチンの供給が間に合わないと言い出して、申請受付の一時休止を打ち出しました。対象を無定見に職域接種や大学生向けにまで広げたのが直接の原因のようですが、そんなことも予測できなかったのでしょうか。

 総務省の交付金担当課長辺りから直接接種の推進を促されて、それまで最優先で取り組んできた地方自治体にすれば、ようやく準備が整ってきた段階でいきなり「撃ち方やめ」になったのですから、気持ちの整理もつきません。
 「国の方針に振り回されている」と、三重県四日市市の市長が、定例会見で怒りの感情をあらわにしたのは「むべ(宣)なるかな」です。お粗末過ぎて弁解の余地などありませんが、河野担当相や田村厚労相はどうも反省やお詫びの言葉を口にするような人たちではなさそうです。
 菅政権は、自ら「ワクチンこそはゲームチェンジャー(事態好転の鍵)」だと謳った筈なのに、肝心な段階でこの体たらくとはお粗末に過ぎます。
 日刊ゲンダイが「 ~ 職域接種中止も謝罪なし 無能のくせに厚顔 居直り 居丈高」とする記事を出しました。そんな風にでも言わないことにはとても溜飲は下がりません。
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この政権は何なのか
職域接種中止も謝罪なし 無能のくせに厚顔 居直り 居丈高
                         日刊ゲンダイ 2021年7月1日
                        (記事集約サイト「阿修羅」より転載)
「国の方針に振り回されている」
 三重県四日市市の森智広市長は6月25日の定例会見で、こう怒りの感情をあらわにしていたが、おそらく他の自治体、企業関係者も同じ気持ちではないか。政府が「撃て撃て(打て打て)」と煽り、散々せっつきながら、いきなり、「撃ち(打ち)方やめ」となった新型コロナワクチンの大規模接種のことだ。
 ワクチン接種をめぐっては、政府は市区町村が実施する高齢者らへの接種用として米ファイザー製を使う一方、職域接種や自治体の大規模接種向けは米モデルナ製を割り当てている。このモデルナワクチンについて、政府は9月末までに5000万回分の供給を予定。職域接種に2700万回分、大学向けに600万回分、都道府県や市区町村向けに1700万回分を割り当てる計画だったのだが、21日に職域接種が本格スタートすると申請が殺到。あっという間に申請数は約3642万回分(約1821万人分)に達し、割り当ての予定分を大幅に上回ってしまった。
 このため、政府は職域接種の一時休止を決定。その後、「ワクチンが全然足りない」(政府高官)ことが確実となったため、申請を再開しない方針を固めたという。
 政府は「申し込み済みの接種が止まることはない」なんて開き直っているらしいが、冗談ではない。あまりにお粗末で、行き当たりばったりのズサン計画としか言いようがないだろう。

常に朝令暮改と大混乱の菅政権
 そもそも、国民に向かってワクチン接種の必要性を声高に叫んできたのは政府だ。菅首相は唐突に「7月末までの高齢者の接種完了」という目標を掲げ、「内閣の総力を挙げて全力で取り組む」と断言。さらに「ワクチン接種の加速化」「未知のことへの挑戦」と悦に入ったような表情を浮かべながら、自治体や企業などに半ば強制的にワクチン接種を迫った。
 菅の発言を受けた総務、厚労両省は、自治体に対して「圧力」とも受け取られかねないような強引な手法で接種の加速を要請。菅の出身地・秋田県は当初、都道府県別のワクチン接種の目標達成率が56%と全国でも最低だったのに、菅が「(秋田の状況は)ショックだった」と発言した途端、あれよあれよという間に8ポイントも「改善」した。
 他の自治体も秋田県と同様、ワクチン供給量の調整や接種計画の見直しなどを進め、何とかやりくりして目標達成に向けた体制づくりを進めてきたところで、今度は一転して「弾なし」「中止」というのだから、何をかいわんや。冒頭の四日市市では、市へのワクチン供給の先行きが不透明となり、8月末までに設けた6万回分の接種枠のうち、5万回分の見通しが立たないというから悲劇だ。
 自治体の接種計画が狂ったのも、菅政権が企業や大学の職域接種を前倒ししたからで、森市長が「(職域接種などの)範囲を広げ過ぎて、自治体への供給が目減りしたのでは本末転倒だ。非常に腹立たしさを感じている」と批判していたのも当然だろう。
 経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。
「新型コロナ禍という非常時であり、ある程度の混乱は理解できますが、菅政権は常に朝令暮改と大混乱。ワクチンが切り札と言いながら、日本にいつ届くのか分からず、やっと届いたと思ったら、打つ医師が不足していると言い始め、確保したら今度はワクチンの数が足りないという。なぜ、計画的に考えて予定を立てないのか。国民の多くは呆れていますよ」

「必要な人」「必要な時」「必要な量」が届かないワクチン
 ワクチン供給不足の問題は職域接種などを対象にしたモデルナ製にとどまらない。自治体へのファイザー製ワクチンの配送(供給)量が、5月の連休明けと比べて7月からは約4割減となるからで、全国知事会議でも、ファイザー製のワクチン供給量減少を懸念する声が上がっていた。
 田村厚労相は「供給量が足りないことは本来ないはず」なんて言っているが、「打て打て、中止だ、足りないぞ」などと振り回される自治体はたまったものではない。
 そうでなくとも、すでに自治体の現場ではワクチン接種をめぐって大混乱が続いているのだ。医師や看護師が不足している北海道や栃木などの自治体では、国が迫る「7月末の接種完了」に対応するための医師「争奪戦」が勃発。ワクチン接種を担う医師の時給が通常の数倍にも跳ね上がり、地元の診療医などから不満と戸惑いの声が上がっていた。政府が6月29日に閣議決定した、ワクチン接種をめぐる「重大な健康被害につながる恐れのある間違い」が70件(同16日時点)と決して少なくなかったのも、政府が自治体に無理強いして接種を急がせたために起きた事故と言っていい。
 果たしてワクチンは「必要な人」「必要な時」「必要な量」が届くのか。菅は「予想をはるかに超える申し込みがあった」などとトボけているが、本来は現場の混乱を招いた責任者として土下座するのが当たり前ではないか。

大本営発表を垂れ流す五輪翼賛会メディア
 誰がどう見てもワクチン接種の「加速化」「未知への挑戦」は大失敗。7月23日に開幕する東京五輪に対する世論の反対、批判を封じ込めるための「やるやる詐欺」だったワケで、怒りも失せるほどのデタラメと無能の極みだ。
 本来は、そんな菅政権の不手際や失態をメディアが大きく取り上げて批判するべきなのに、五輪スポンサーだからなのか静かなまま。ワクチンの大規模接種が始まったと同時に大騒ぎし、接種に懸念を示す若者らを直撃しては「なぜ打たないのか」と迫る。もともとは高齢者の重症化を防ぐ目的で接種が推奨されていたはずなのに、いつの間にか、なし崩し的に接種の対象年齢が拡大している状況に対して懸念も疑問も示さない。ワクチンの副反応に至っては、取り上げること自体がタブー視されているかのような雰囲気さえ漂う始末だ。
 メディアがこんな体たらくだから、菅はやりたい放題。ワクチン接種が計画倒れに終わろうと、7月11日まで10都道府県に適用されている「まん延防止等重点措置」が延長される中で五輪に突入しようと、知ったこっちゃないのだ。無能のくせに居丈高な態度を取りつつ、「国民の命と安全を守るのは私の責務」などと平気で言い放つ厚顔、居直り。一体、何様のつもりなのか。
 先の大戦末期、心ある日本国民はすでに敗戦を覚悟していたものの、軍部だけがその現実を受け入れられなかったが、今の菅政権も同じ。「コロナに打ち勝った証し」どころか、とっくにボロ負け。それでも「五輪を開けば俺たちは勝つ」と寝ぼけているのだ。そんな政権を批判もせず、五輪翼賛会と化している大本営発表を垂れ流すメディアもまた罪が重いと言わざるを得ない。このままだと、国民の命は感染力の強いデルタ株の猛威にさらされるのは間違いない。
 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。
「菅政権はコロナを封じ込めるためではなく、五輪を強行開催するための理由付けとしてワクチン接種を呼び掛けたため、もともと対策が緩く、だから次々とボロが出るのです。そもそも政府が今、やるべきことはデルタ株の感染拡大に備え、どういう体制を整えておくのかということ。ところが、菅政権は何も考えていない。目先の五輪で頭がいっぱいだからです。そんな政権を大手マスコミは真正面から批判しないため、国民は右往左往してしまうのです」
 五輪後、この国は焦土と化してしまうのではないか。

02- 中国問題に日本共産党はどう対応してきたか(しんぶん赤旗)

 しんぶん赤旗が「中国問題に日本共産党はどう対応してきたか」とする記事を出しました。

 日本共産党はこれまで中国政府による香港や新疆ウイグル自治区での人権抑圧などに対して一貫して批判してきました。
 中国共産党と決定的な対立関係に入ったのは、1966年から10年間にわたる「文化大革命」について日本共産党が、「それは毛沢東一派が自分たちの専制支配をうちたてるために『紅衛兵運動』などを手段にして行った政治闘争」(67年10月論文)だと批判したことに端を発しています。
 両党の対立は、89年6月の天安門事件を経て、98年に中国共産党が文革時の日本共産党への攻撃・干渉への反省を表明したのを受け終止符を打ちました。
 しかしその後も、尖閣問題問題、ノーベル平和賞受賞者劉暁波氏の処遇問題、チベット問題などで見解が相違し、日本共産党は独自の立場を中国外相や総書記に伝えるなどするとともに共に昨年1月、党綱領を改定し、中国の大国主義、覇権主義に対する批判を綱領上明確にし、中国について「社会主義を目指す新しい探究が開始され」た国という規定を削除するなどしました。
 残念ながらいわゆる路線上の対立は解消していません。
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中国問題に日本共産党はどう対応してきたか
事実と道理で批判 打開の方策を提起
                        しんぶん赤旗 2021年7月1日
 日本の領土である尖閣諸島の周辺海域での領海侵犯の頻発、香港や新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権抑圧の深刻化など、近年、国際社会の懸念を強める中国の行動が続いています。日本共産党はこれまで一貫して、こうした平和や民主主義、人権保障に逆行する中国の危険な動きを、事実に基づき、国際法にのっとって、厳密で理性的な批判を加え、事態の打開の方策を提案してきました。他方、いまの政権与党の自民党、公明党は、これらの問題で道理ある批判的な視点を欠き、政権与党に求められる責任ある姿勢を示せないでいます。この間の経緯を振り返ってみました。

日本共産党は


「文化大革命」
 1966年から10年間にわたる「文化大革命」について、社会主義・共産主義とは無縁の毛沢東派による、「無制限な専制支配をうちたて、〔…〕計画的にひきおこした政治闘争」(67年10月10日付論文)と本質をズバリつく批判をおこないました。すでに毛沢東派は、「鉄砲から政権が生まれる」と暴力革命をおしつけ、それを拒絶する日本共産党を「修正主義」と打倒の対象とし、大規模な干渉に乗り出していました。それ以降の32年間にわたる日中両党の関係断絶の原因となりました。

天安門事件
 89年6月、民主化を求める学生らの平和的デモを中国指導部が武力弾圧したのに対し、「中国党・政府指導部の暴挙を断固糾弾する」との党中央委員会声明を発表し、断固とした抗議を内外に明らかにしました。

日中両党関係正常化
 98年に中国共産党が文革時の日本共産党への攻撃・干渉への反省を表明したのを受け、それを共同コミュニケで確認し、両党関係は正常化しました。
 この際も両党首脳間の会談で、日本共産党は天安門事件への批判的立場を再度表明し、「言論による体制批判に対しては、これを禁止することなく、言論で対応する」ことの重要性を指摘しました。
 関係正常化後も、尖閣問題では国際法に基づいた道理ある態度を表明し、中国との意見の違いが表面化しました。ノーベル平和賞受賞者劉暁波(りゅうぎょうは)氏の問題、チベット問題などでも、日本共産党の立場を直接外相に表明し、書簡を通じて総書記にも伝えています。

28回大会での綱領改定
 昨年1月の第28回党大会で党綱領を改定し、中国の大国主義、覇権主義に対する批判を綱領上明確にし、中国について「社会主義を目指す新しい探究が開始され」た国という規定を削除しました。核兵器禁止条約への反対など核兵器問題での変質、東シナ海と南シナ海での覇権主義的行動、香港や新疆ウイグル自治区などでの重大な人権抑圧の深刻化などによるためです。
 この大会の前には、党本部を訪問した孔鉉佑(こうげんゆう)駐日中国大使にたいし、中国についての党の立場を説明し、本国に伝えるよう要請しました。

強まる現状変更の動き
 中国は、日本の尖閣諸島で公船による領海侵入を繰り返し、東南アジア諸国との間で領有権紛争を抱える南シナ海では軍事拠点を構築するなど、力による現状変更の動きを続けています。今年2月には海警法を施行。中国周辺の広い海域を「わが国の管轄海域」と一方的に規定し、海警局の公船に「武器使用」を含む強制措置をとる権限まで認めました。
 日本共産党は、改定綱領を力に、中国の覇権主義の強まりに毅然(きぜん)として対応してきました。紛争の平和的解決を定めた国連憲章や国連海洋法条約など、国際法に基づいた批判は、政界やメディアなどから広く注目されています。

国際社会の対応を提言
 覇権主義的なふるまいを強める中国にたいして、国際社会がどう対応すべきか。軍事的対応の強化でこたえるのでは、“軍事対軍事”の悪循環をつくり、一触即発の事態に陥る危険さえあります。軍事偏重の危険なエスカレーションの道に日本共産党は厳しく反対し、以下の対応を提起しています。
 第一に、「国連憲章と国際法を順守せよ」と中国に迫っていく国際世論による外交的包囲です。価値観の一致は基準にはならず、国際基準は、国際法しかありません。第二に、中国を排除するのではなく、中国を含めたインクルーシブ(包含的)な枠組みでの外交をすすめることです。その点では、2014年には北東アジア平和協力構想を提起し、その後も事態の進展にあわせて、東アジアの平和に向け、積極的に発信してきました。

自由・民主主義・人権 花開く社会めざす日本共産党
 日本共産党のめざす社会主義・共産主義は、資本主義のもとでの自由・民主主義・人権の成果を全面的に受け継ぎ、花開かせる社会です。日本では、今の中国のような一党制、自由な言論による体制批判を禁じるような抑圧は、断固として排することを明確にしています。


自民党・公明党は…


 香港での民主化運動の弾圧、新疆ウイグル自治区やチベット自治区での少数民族への抑圧について自公政権は、憂慮や懸念を表明するにとどまり、中国側に中止や是正を明確に求めてはいません。
 海警法については、自公政権は「同法が国際法に違反する形で運用されることはあってはならない」とのべるだけです。昨年11月に来日した中国の王毅(おうき)外相が、尖閣周辺での中国公船の活動を“日本側に問題があったから、やむを得ず中国として対応をしている”と日本側に責任を転嫁する不当な発言した時も、横にいた茂木敏充外相(自民)は、何ら反論や批判もしないという極めてだらしない態度に終始しました。
 両党のこうした態度は、今に始まったことではありません。
 天安門事件のさい、自民党の宇野政権は、「遺憾」とは言いながら、「隣国でございますから、抗議しろとか非難しろとか、そういう考えは私は全くもっておりません」(1989年6月、宇野宗佑首相)と、事実上、中国の蛮行を容認する態度に終始し、主要7カ国(G7)首脳会議など国際舞台では、対中非難の緩和を各国に働きかけるほどでした。
 公明党は、天安門事件について「憂慮」「正当化できない」とのべたものの、「事態の収拾過程を慎重に見極めるべきだ」などとして、非難、抗議はなしでした。
 公明党はまた、「中国は文化大革命に成功し、自信をもち、中国人民は燃えるような息吹で新中国の建設に取り組んでいる」(71年)などとして、文化大革命を称賛したのです。その後も公明党は、歴代の中国指導部とのパイプ役を自任してきました。
 その一方で、自民、公明両党は、中国の事態を最大限に利用して、日本共産党攻撃を繰り返しました。

2021年7月1日木曜日

医療崩壊も想定される東京五輪で考えておくべきこと(西浦博教授)

 医学誌BuzzFeed Japan Medicalのニュース版が、27日と28日の2回に分けて京大大学院教授の理論疫学者・西浦博氏へのインタビュー記事を載せました。

 テーマは、「五輪開催中に大流行が起きた時に日本が失うもの(その他)」という由々しいものですが、決して絵空事などではなく極めて現実的なものです。
 2回分を合わせると長大な記事になるうえに「前編」には豊富なグラフが含まれているため、ここでは「後編」のみを紹介します。「前編」のタイトルは末尾に「緑太字」で表示されているので、それをクリックすればアクセスできます。

追記) 折しも東京都は30日、新型コロナの新規感染者が714人/日に達し(700人超は5月26日以来)直近1週間では人口10万人当たり25人で、緊急事態宣言発令の目安で感染爆発を示す「ステージ4」(25人)相当となりました。感染対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード(AB)」も、都の感染状況について「新規感染者数が増加に転じ、感染が拡大することが強く懸念される」と危機感を示しました。感染者数がこの先上昇の一途をたどることはほぼ明らかです。
 外来の選手・関係者間にコロナの大感染を生じ、日本が各国から怨嗟の的になる前に五輪は中止すべきです。
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「おもてなしどころか、国際的に恥をかく事態も」 医療崩壊も想定される東京五輪で考えておくべきこと
             岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan  2021.7. 28
開催に向かって突き進む東京五輪ですが、感染が拡大し、医療崩壊する可能性も想定されます。「その時は躊躇なく中止、中断を」という専門家の声を為政者はどう聞くのか。政府から独立した専門家組織のあるべき姿も語ります。
再びの感染拡大傾向が見えている東京で、開催に向けて進む東京五輪。
変異ウイルスの影響もあって感染爆発が起き、医療機関が逼迫すれば海外からの訪問客にも医療を十分提供できない事態になりかねない。
BuzzFeed Japan Medicalは、京都大学大学院医学研究科教授の理論疫学者、西浦博さんに、五輪開催中に大流行が起きた時に日本が失うもの、そして組織委員会の判断や政治家と専門家の役割についても聞いた。
  ※インタビューは6月25日夜にZoomで行い、その時点での情報に基づいている。

おもてなしどころか、医療が提供できず恥をかく事態も
ーー東京も、今春の大阪のような医療崩壊が起きかねないということですが、海外からの訪問客の医療提供にも影響がありそうだと指摘していますね。
今回の流行でとても怖いことが2点あります。
1つは、オリンピックのリスク評価に政府が正面から対峙していないことです。もう1つは、感染者数が増加しても五輪が近づいたり、開催中だったりすれば緊急事態宣言をなかなか発出しないことが見込まれる、ということです。
流行対策の判断に遅れがある場合、東京都は、これまでの中で医療崩壊に至るリスクが最も高い波になるだろうと危惧しています。
先にも述べましたが、予防接種が高齢者の多くに行き渡る中の話ですから、重症患者数は従来よりも格段に生じにくくなるものと思います。
でも、判断の遅れを伴って流行が大規模になる可能性がたとえ小さくとも残されています。それを確実に想定内に入れておくことが必要です。
組織委員会は各自治体と相談して五輪関係者のためのベッドの確保をして開催日程に備えています。ただそれは、感染状況や医療の状況が計画通りに維持された場合の計画です。
今の感染者の増加状況や、政府がリスクと向き合えていないことを考えると、いざ医療崩壊となっても外国人の患者に対応しきれないことも十分起こり得ます。
政府は、これから入国する人、観客として東京五輪を観に来る人に、「肺炎が起こっても酸素を投与するのが遅くなるケースがあるかもしれない。高齢の帯同者が感染して重症化しても人工呼吸器が使えない事態も起こり得ます」と説明しないといけなかった。おそらくしていないでしょう。
大阪では、医療が逼迫した時に、予防接種をうっていない高齢者たちに保健所の人が言えるのは、「とにかく人と接触しないで身を守ってください」ということでした。「感染して重症化しても若い人が優先される」と、現場で治療を諦める判断をせざるを得なかった。
それがオリンピック関係者にも起こる可能性があります。特別扱いはできません。確率は低いかもしれませんが、開催者は危機管理として、十分にそのような事態を想定することが必須だと思います。
申し訳ないけれども、医療が過度に逼迫したら、日本人よりひいきして酸素を投与したり、挿管してあげたりするわけにはいかない。命の選別をするのに、来訪客を特別視するのはおかしいです。こういうことが現実的に起こらないでほしい。
「おもてなし」どころか、日本は酸素投与や人工呼吸を提供できない中で五輪のホストになった、と批判され、大恥をかくリスクがあります。
今の突っ込み方で五輪に突入した政治家が恥をかくのは自身らの政治判断なので仕方ないですが、現場の医療者はたまらないでしょう。迷惑を被る人たちが出てきます。
ーー政治家は「日本の威信をかけて」や「日本の誇りをかけて」などと言っていますが、それが崩れる可能性もあるのですね。
リスクと向き合っていない中で、突進するとこういう問題が起こり得る。悪い流行状態で人口全体における免疫を持つ人の割合も未だ十分でないのに、意地になって開催しようとしている結果、支払わなければいけないツケです。ここまでリスクを無視したツケとして、体面を守らせてあげられない状況になり得るのです。
コロナ対策で協力している東京都の職員も、表情が曇っています。流行状況を分析して伝えると、遠くないだろう未来に嵐が来ることはわかるわけです。キャパシティを超える流行が起きる可能性をつぶしておきたいのに、そこに飛び込まざるを得ない。知事が判断しているので従うしかない。気の毒です。

専門家提言「本来、有志で出すようなものではない」
ーーこれまでデータ分析を出し、専門家有志で提言を出した後に、組織委員会は「観客上限1万人、関係者はそれに上乗せ」と観客を入れる判断をしました。一時は会場で酒を出すことも検討されていました。どう思いましたか?
ただただ悲しく見ていました。
もちろん専門家には何も決定権はないのです。
五輪に対して夢を抱いている人がいるのは事実ですし、僕もマラソンが好きなので大迫傑選手とか鈴木亜由子選手などマラソン選手の応援をしたい。選手たちは一人一人長い人生の時間をかけて挑戦しているわけです。その夢を奪う権利は専門家には絶対にありません。政治が決断しなければいけません。
政治家の人たちが観客を入れる決断をしたこと自体は尊重しなければいけないのでしょう。
一方で、そこでリスクと十分に向き合えたかというと、その先もリスクに関する見解を述べていませんから、ちゃんと認識できているのかは問い続けなければならないと思います。
政治側からリスクに関して説明がない間は、僕たちがなるべく正確な情報を伝えるのが責務だと思います。ただし、それだとボールを投げ続けた状態のままになりますので、解決は求め続けていかないといけないでしょう。
その中で、もちろん一連のことにはたくさんの後悔があります。
その中でも重要な再認識事項として、専門家は、リスク評価に対して全く忖度なく発表できなければいけないと思いました。未来の世代が苦労しなくて済むよう、いまを生きている私たちに課せられている課題です。
尾身茂先生はものすごく苦労して言葉を選びます。瞬時に適切な言葉を選ぶセンスも持たれている。
あの会議ではそれに敬意を払わなければいけないので、僕自身、できるだけ自分を抑えようとしていました。
それでも二つ問題があると思います。
そもそもこれを有志で出しているようでは、日本が今後同じようなリスクに向かい合わなければならなくなった時にリスク評価が脆弱なままです。ずっと有志でやっているようではこの国の科学的評価は倒れるでしょう。
あのメンバーで出せたことは率直に言って良かったと思いますが、有志で出さないと出せないという状況はやはりおかしい。将来、変えていかなければならないと思います。
二つ目はリスク評価に対して専門家が口をモゴモゴさせないといけないのもおかしい。国際的に見てもリスク評価の仕方を見直す部分があると思います。食品安全委員会でリスク評価が明確になされているのは、国際基準があって、それが守られていることがあります。
そういう仕組みや組織づくりも、今後、同じような感染症があった時に、同じような苦労をしないために必要なのだろうと思います。
ーー分科会が政府の諮問を受けて出すべきでしたか?
理想的にはそうなのですが、それ以前に分科会というものの立ち位置、位置付けを考えるのが不十分だったと思います。分科会は、政府の真下にあります。政府の真下にあって、諮問されない限り政府の考えに背く発言をし難い組織から厳しいことを言いにくいのは当然のことだと思います。
分科会はリスク評価だけでなく、政策を提言する組織にもなっているのですが、政策を決定する機関とはかなり距離を置かなければならないと思います。いざという時の倫理規範や価値観もぐらぐらする構成になっている。位置付け上の問題と機能についても反省すべき点があると思います。
ーー政府から独立した専門家のリスク評価機関があるべきだということですね。
そうですね。世界保健機関などが主導して、科学的評価の実践を国際基準で守ることも必要です。

「中止が最もリスクが低い」 明確に入れるべきだった
ーーずばり先生は専門家有志の提言で「中止」を書くべきだったと思いますか?
リスク評価をする立場で、「中止は最もリスクが低いです」と明確に言うべきだったと思います。
一方で、「中止してください」とか「中止しかない」と書くのは、専門家の提言の範囲を逸脱していると思います。
「中止が最もリスクの低い選択肢です」と言及するのは、あくまでリスク評価の一環としての記述です。リスク評価として、「中止が最もリスクが低く済むし、今回考えられる選択肢の中では最適だと思う」と提言にあることは科学的にはおかしいことではないし、僕はそうするべきだったとは思います。
しかし、和田耕治先生や他の先生も語られている通り、みんなで相談をして、あの中で出した合意だったので、それは尊重しています。
特に、政治で決まってしまったからという前提がある中で、提言というものをどう考えるかということにはもう少しだけ記載に狡猾さが必要でした。
例えば、組織委員会の橋本聖子会長が「尾身先生が中止と言わなかった」と言っていましたね。会長ご自身も僕たちの役割をわかっていないという点では極めて勉強不足ですし、尾身先生は「今の状況で普通は(開催は)ない」と言っていたわけですから、僕としてはただただ失望させられる出来事でした。
ただ、ああいうことを言われてしまうのは、こちらの書き方にも不十分な点があったからなのでしょう。
つまり、「あなたたちが開催ということなので、それを前提とするとリスクはこうです」と書き出していれば、そんな言い訳は防げたわけです。「中止又は延期は政治的な選択肢として実現可能性がないので」という意ですね。
要するに、さわやかに「開催自体しないのが一番リスクは低いのだけど、開催するとしたらこうだ」という提言を次の世代で書ける状態になるといいのだろうと思います。政治的プレッシャーがある中で今回のことは進みましたから、到底簡単なことではありませんが。
こういう仕事を社会の中に残している専門家として、こういう経験や仕組みの問題は改善した上で、苦い記憶も含めて次世代に継承する義務があるのかとは思っています。

医療崩壊は想定外ではない
ーーワクチン接種が進むのは明るい材料ですが、東京では感染者が増加傾向にあり、変異ウイルスに置き換わっています。開催されたとしても、途中での中断も視野に入れるべきですか?
強い意志で開催しようとしていますね。直前で中止するとか、開始したけれど途中で中断するというのは、おそらく多くの人が想定していないのではないかと思います。
しかし、ここまで新型コロナウイルス感染症に付き合ってきた私たちが言えるのは、リスクそのものを直視していると、感染者数が継続して増え得るし、医療崩壊は十分に起こり得るということです。
これを絶対に「想定外」と言ってはいけません。大阪の事例を見たわけですから。他にも兵庫県や北海道、沖縄でもそれに近い事例を見ています。医療崩壊は十分に想定内にあるわけです。
そうなると、最悪、避けなければいけないのはたくさんの人が亡くなることです。そのメカニズムの端緒となるのが、人工呼吸器が足りなくなることや、酸素投与をしたいけど酸素ボンベがないという事態です。
「このままの状態が継続してしまうと…」と、その状況が予測できるから今まで緊急事態宣言を出してきたわけです。しかも今回は変異ウイルスなので、流行を要請ベースで止められるかどうかも含めて怪しみつつ対応することが求められます。
それを考えると、中止、中断は、「こういう時に判断する」と事前にきっちり決めておいて、毅然とした態度で実行する。それができるかどうかが、日本の政策機能に希望を持てるかどうかの最後の分水嶺なのかと思います。
もしこれが遅れたり、できないということになったりすると、安全・安心どころではありません。国民の健康と命だけでなく、訪問客の命も守れなくなります。高齢者の予防接種が進む中で可能性としては低くなっていますが、このシナリオが残っていることを今の時点で理解しておくことが必要です。
専門家有志が合意された提言では、ステージ4で観客を入れて五輪をやることはできないということです。他の通常医療が提供できないという医療崩壊が起こっている状態では、さらに強い判断をしてもらわなければならない。リスク管理者には、それを事前に約束しておいてほしい。
そういった流行拡大の予兆は東京都医学総合研究所の西田淳志先生が夜間繁華街の滞留人口をモニタリングして先取りできるようになったり、京都大学の古瀬祐気先生がPCR検査の陽性率が高くなったらその後必ず急増する、ということを見つけています。いずれも東京ではそろそろ当てはまりそうですね。
あとは、どうなったら、どう対策をうつのか決めておくことが必要になります。疫学的なエビデンスの乏しいデルタ株での流行対応を強いられますので、前回のアルファ株の時と同様、流行状況を見つつ判断を更新しなければならない難しい局面となるでしょう。

中止、中断 専門家の分析、リスク評価を取り入れた決断を
ーー緊急事態宣言が出たらおそらく無観客にするのでしょう。それ以上の状態になった時に、中止、中断できるでしょうか?
皆さんの安全が守れなくなりますので、その場合は躊躇なく中断することが必要です。
ーー専門家がどれだけデータを示しても、世論調査やアンケートで中止や無観客を求める人が多くても反映されてきませんでした。先生は「諦めてはいけない」と自分に言い聞かせるかのように何度も呟いています。
この流行のゴールがそこまで遠くないのは、予防接種が進んでいて、それが効いていることから見ても明らかです。接種率の推移は見守らないといけませんが、社会機能全体が影響を受けてグラグラするような状態を脱するまでは遠くない状態になりつつありますから、市民の皆さんは希望は捨てないでほしいです。
少なくとも、増えてしまってから「あと少し走り抜けるだけだったのにね」と後悔するのだけは避けたい。
リスク評価や科学的分析が軽視されていると言われますが、本当の意味で軽視されているかどうかはわかりません。けれども、適切に取り入れた上で政策判断ができているかといえばやはり怪しい。
僕が先日シミュレーションを発表した頃のタイミングで、イギリスでも数値計算に基づく厳しい見通しが発表されました。蔓延したデルタ株の感染性はアルファ株の1.5倍程度にはなるだろうという見込みです。
どう考えても「ロックダウンを解除しない方がいい」という科学的な分析が示され、他の要素も勘案しつつ英国ではロックダウンを延長することになりました。ここまでの観察データでは、延長してもまだ新規感染者数が増えている状態です。
かたや、デルタ株の置き換わりが進み、予防接種が広がる中でも未だ流行拡大の可能性が日本でも十分あるという評価が出される中で、日本では緊急事態宣言が解除されて、国内制御にマイナス要素の多いリスクを伴う大きなイベントを迎えようとしています。
リスクとの向き合い方を考えると、歴史の審判を受けるようなおかしな判断がなされているわけです。
政治家の意志で五輪をやるなら、自身の責任で腹を切る以上は付き合わざるを得ません。でも、私たち専門家ができることは科学的な分析をしながら最適な対応はこうだろうと伝えていくことです。
7月の後半は危ないと素人が見てもわかります。そうすると「日本の科学的分析は大丈夫なのか」と海外では危ぶまれています。現状を見て、僕のヨーロッパの理論疫学の先輩たちや米国やアジアの関連領域の友人たちから「お前はちゃんと政府にアドバイスしたのか」と疑問を何度も投げかけられています(出来ることはやっている、と中身を伝えています)。
それぐらい日本の専門家の科学的な能力が疑われている。医療の現場も必死に患者を救おうと頑張っているのに、医療崩壊のリスクと向かい合わざるを得ない状態を強いられる。
僕たちは、最終的には医療に携わる者としての倫理規範の下で物事を考えています。人の命を守る決断は少なくとも保ってほしいと願っています。

前編はこちら
五輪開催中の東京で「命の選別」せざるを得ない事態も 西浦博さんが分析する医療崩壊のリスク Naoko Iwanaga  June 27, 2021

【西浦博(にしうら・ひろし)】京都大学大学院医学研究科教授
2002年、宮崎医科大学医学部卒業。ロンドン大学、チュービンゲン大学、ユトレヒト大学博士研究員、香港大学助理教授、東京大学准教授、北海道大学教授などを経て、2020年8月から現職。
専門は、理論疫学。厚生労働省新型コロナウイルスクラスター対策班で流行データ分析に取り組み、現在も新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードなどでデータ分析をしている。
趣味はジョギング。主な関心事はダイエット。

ボランティアのワクチン接種の遅れを問われ「1回目でまず一時的な免疫をつけていただく」(丸川五輪相)とは!?

 このコロナ禍の下で五輪のサポートをするボランティアに対するコロナワクチンの接種について、丸川五輪相は29日、定例会見を行い、全大会ボランティア約7万人に対し26日に、6月30日~7月3日に都内で1回目の接種を行い、2回目の接種は五輪期間中の7月31日からとなる旨の案内をしたと述べました。

 これでは2回目の接種が終わらない状況で大会のサポートをすることになるので当然不安視されますが、丸川五輪相は「そもそもワクチン接種を前提とした大会ではない」と強調した上で、「1回目でまず一時的な免疫をつけていただくこと」と答えました。そもそも「一時的(あるいは一次的)免疫」とは一体どんな状態を指すというのか。
 丸川五輪相と聞くと、直ちに「デタラメ答弁」「いい加減な回答」が連想されますが、今回の答弁は「ボランティアの感染など全く問題にしていない」ことをハッキリさせました。
またも呆れ返る話で大臣として「落第」以外のものではありませんが、菅内閣では別に問題にはならないようです。
 「まるこ姫の独り言」と「くろねこの短語」を紹介します。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「全ボランティア7万人対象にワクチン接種」でも五輪には間に合わない
                         まるこ姫の独り言 2021.06.28
五輪組織委員会が、全ボランティアにワクチン接種をすると言い出した。

それはご立派なことだとは思うが、この工程を見る限り五輪には間に合わない。

東京五輪 全ボランティア7万人対象にワクチン接種へ 組織委発表 都がモデルナ社製確保               6/26(土) 16:05配信 デイリースポーツ
>東京五輪・パラリンピック組織委員会は26日、全大会ボランティア約7万人にワクチン接種の案内を行ったことを発表した。
>新たな対象となったボランティアは6月30日から7月3日に1回目の接種を行い、2回目の接種は五輪期間中の7月31日からとなる。

こちらの記事も突っ込みどころ満載だ。
まず、まだ案内をしたという段階で、どれだけの人が接種するのかさえ分からない。

そして、一回目の一番初めが6月30日、そして二回目は7月31日からと。
2回のワクチンを接種してから免疫ができるのは10日から2週間程度かかると言われている。

打たないよりは打った方がはるかに良いとは思うが、それでもパラリンピックには間に合うが五輪には間に合わない。

しかも、このワクチン接種会場は、国際ジャーリストの高橋氏が指摘しているが、東京都庁だそうで地方の人はわざわざ東京都庁まで接種を受けに行かなければならない。

交通費も自腹だそうで、2回は全国津々浦々から東京都庁へと集合しなければならない。

ボランティアも大変だ。
五輪のボランティアという栄誉を手に入れるには、相当な暇や時間と金額を労するという事だ。

日々の生活に追われている人には絶対にできない芸当だ。
しかも接種を受けに行く移動時にも感染リスクを伴う。

ボランティアと言う、人に優しかったり社会に貢献しようと思えば、相当高いハードルをかいくぐらないとできないという話じゃないか。

職域接種が中断したタイミングと、ボランティア7万人接種とどこで重なるかわからないが、いきなり都がモデルナ社製確保と報道されたら、やっぱり国民の命より五輪を優先したのでは?とどうしても裏を読んでしまう。

政府や都にまったくの信頼性がない以上、五輪村が五輪を優先したという思考に陥っても仕方がないと思う。

しかし、人が死のうが重症化しようが何が何でも五輪優先を考えているなら、最低限、年齢関係なく、全都民の希望者へのワクチンの接種を優先すべきだと思う。。
それと五輪競技予定会場のすべての県の希望県民への接種は必須じゃないか。

五輪開催そのものが無謀だが、五輪競技をする県の人へのワクチン接種無くして五輪開催はますます無謀だと思う。


ボランティアのワクチン接種の遅れを問われ、「1回目でまず一時的な免疫をつけていただく」(丸川五輪担当相)・・・何だよ「一時的免疫」って (笑) (笑)
                         くろねこの短語 2021年6月30日
 あれだけワクチン接種を自治体にせっついていたのに、ここにきてカス政権がブレーキを踏み出した。なんとまあ、ワクチンの需要と供給のバランスの見通しが甘かったのがその理由だそうで、ようするに無計画に突っ走ったツケが回ってきたってことだ。
・自治体のワクチン接種、一転ブレーキ 職域接種に続き…政府の見通しの甘さ露呈<新型コロナ>
 そんな中、東京オリ・パラのボランティアのワクチン接種も遅れに遅れ、2回目の接種は7月31日からになるんだとか。おいおい、もうオリンピックは始まっちゃってるじゃないか。で、そこを追及された五輪担当相のルーピー丸川君がこんな言い訳して失笑を買っている。
「そもそもワクチン接種を前提とした大会ではない」
「1回目でまず一時的な免疫をつけていただく」
 何だよ「一時的免疫」って。そう思ってたら、「『いちじてき』という発言は『一次的』の意味だった」って内閣官房から訂正がありましたとさ。そのうち、閣議決定するよ、きっと。それはさておき、「一時的」でも「一次的」でも、そんな免疫効果はありません。
・丸川五輪相 ボランティアは2度接種終わらぬまま大会突入も「1回目でまず一時的免疫を」
 こういう非科学的な言い訳をその場しのぎで言い放つのがカス政権のポンコツなところで、こういう劣悪なコロナ対策が世界中に知れ渡っているかと思うとあまりの恥ずかしさに身の縮む思いがしますよ、まったく。
 こんなんだもの、バイデンならずともオリンピック欠席したくなろうというものだ。

  (以下はツイートの紹介 事務局)
スポーツナビ @sportsnavi 1:06 PM · Jun 29, 2021
丸川五輪相 ボランティアは2度接種終わらぬまま大会突入も「1回目でまず一時的免疫を」 
#東京五輪 #丸川珠代五輪相 #ボランティア
丸川五輪相 ボランティアは2度接種終わらぬまま大会突入も「1回目でまず一時的免疫を」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上西充子 @mu0283 8:28 PM · Jun 29, 2021
「同日の夕方に内閣官房から丸川五輪相の「いちじてき」という発言は「一次的」の意味だった、という趣旨の説明があった」との追記があるが、「一時的免疫」という発言が批判されたがゆえの、丸川大臣の後付けの言い訳だろう。
丸川五輪相 ボランティアは2度接種終わらぬまま大会突入も「1回目でまず一時的免疫を」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース news.yahoo.co.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラナンキュラス(川上 真二)@Lanikaikailua 8:57 PM · Jun 29, 2021
20210629 #丸川珠代 五輪相会見 #一次的な免疫
 記者から五輪ボランティア7万人にワクチンを明日から接種しても、開会に間に合わないと問われ
五輪相 そもそもワクチン接種を前提しないでも安全な大会ができるように準備してきた
    (中略)
    1回目の接種で、一次的な免疫を付けていただく (後略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きっこ @kikko_no_blog 10:48 PM · Jun 29, 2021
丸川珠代が「まずは1回目の接種で一時的に免疫をつけていただきたい」などとデマを垂れ流した直後に「1回目のワクチン接種した自民・額賀元財務相が感染、発熱し入院」との報道。早くも丸川珠代の無責任なデマが確定。

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