ハフポストワールド紙(電子版)が、世界65カ国・6万6千人に対して行われた世論調査結果を報じました。
調査対象(テーマ)は様々です。
◎ 「今後世界は良くなるか」については、良くなるが48%、変わらないが27%、悪くなるが20%、分からないが5%でした。
◎ 「最も移住したい国」は、米が9%、オーストラリアとカナダが各7%、スイスが6%、仏、独、英が各4%でした。
◎ 「どの国が最大の脅威か」は、米が24%、パキスタンが8%、アフガニスタン、イラン、イスラエルが各5%、日本はインド、イラクと並んで4%で7位タイでした。
◎ 「女性のリーダーは変革をもたらすか」は、変わらないが41%、良くなるが34%、悪くなるが17%、分からないが8%でした。
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世界平和に「最大の脅威」である国のランキング
ハフポストワールド2014年01月07日
国際的な世論調査の結果、「世界平和に最大の脅威をもたらしている国」として、アメリカがトップに選出された。
これは、国際的な市場調査や世論調査を行う「Win/Gallup International」が行った大規模な世論調査の結果として、2013年末に発表されたものだ。
1977年から実施されている調査だが、今年は65カ国の6万6千人を対象に、「故郷と呼べる国はどこか」、「世界はより良い場所になっていると思うか」、「世界平和に最大の脅威をもたらしている国はどこか」など、世界情勢に関するさまざまな質問が盛り込まれた。
その結果、アメリカは「最大の脅威」として24%の票を集め、2位のパキスタンの8%に大きく差をつけて1位となった。その後の順位は、3位中国(6%)、4位アフガニスタン(5%)と続く。
一方、アメリカ人による回答(PDF)からは、「国際的なトラブルメーカー」に関する考え方の違いが見てとれる。「最大の脅威」としてアメリカ人の回答者から最も多くの票を集めたのはイラン(20%)で、2位はアフガニスタン(14%)、3位はアメリカと北朝鮮が同率(13%)なのだ。
しかし、興味深いことにアメリカは、世界の人々が「チャンスがあれば移住したい国」のトップにも選ばれている。
日本での回答(PDF)で、「最大の脅威」として最も多く挙げられたのは中国(38%)、2位は北朝鮮(22%)、3位はアメリカ(7%)だった。中国での回答(PDF)は、1位アメリカ(49%)、2位日本(30%)、3位北朝鮮(6%)。
[Meredith Bennett-Smith(English) 日本語版:兵藤説子/ガリレオ]