2024年11月6日水曜日

マイナ保険証、推進する側の国家公務員の利用率の異常な低さ(まるこ姫)

 まるこ姫が掲題の記事を出しました。
 9月時点の「マイナ保険証」の利用率は、国民全体は13.9%と著しく低い中でも国家公務員は13.6%と より低いという結果でした(厚労省発表 以下同)。
 一方9月時点の登録率は国家公務員は66.8%で、国民全体の61.1%を上回りました。
 政府は12月2日で現行の健康保険証を廃止する方針ですが、東京新聞が10月28~31日に行ったアンケートでは、9割が保険証廃止に否定的な意見です。河野前担当相は盛んに「マイナ保険証」への「登録」と「利用」の拡大を訴えていましたが、実態は以上の通りです。いくら財界からせっつかれているからと言っても、拙速に行えるのでしょうか。

 政府が決めれば何でも出来るとばかりに、すべてを仕切ってきたのが安倍政権~岸田政権のやり方でした。それは憲法に抵触するものも一切構わずに です。今回の衆院選で過半数を下回ったのもむべなるかな です。
 文中の太字・青字強調個所は原文に拠っています。
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マイナ保険証、推進する側の国家公務員の利用率の異常な低さ
                        まるこ姫の独り言 2024.11.04
国民にばかり嫌がらせのように、いろんな規制をして、紙の保険証からマイナ保険証に移行させようと躍起になっている自公政権だが

マイナ保険証、国家公務員のほうが利用していなかった 推進する側なのに 紙の保険証廃止に納得できる? 
             2024年   11月2日 19時11分、東京新聞web
>国家公務員のほうが国民よりも、マイナ保険証を使っていなかったことが分かった。しかも、その利用率は9月時点でも13.58%という低水準だった。
>政府は、12月2日で現行の健康保険証を廃止する方針だが、マイナ保険証を推進する側のほうが低い利用率とあっては、国民の理解も得られないのでは…。
>国家公務員の9月の利用率は、前回公表した3月時点(5.73%)から7.85ポイント増と、倍以上にはなった。それでも現行の保険証廃止を目前に控えながら、依然として利用は低迷したままだ。
>厚労省の資料によると、国家公務員の登録率は9月時点で66.8%だった。国民全体の登録率61.07%を上回った。

紙の紙のの保険証廃止まで1カ月を切った。
それでもこの利用率の低さは異常だ。
国民全般ではなく、国家公務員がこれでは、自分たち権力側、そして政府がよほど信用されていないからともいえるのではないか。

マイナ保険証の登録率は国家公務員は66,8%になっている。

あれだけ保険証を紐づけするように言われて来て、カードに紐づけされたのに、ほとんどの人が利用しないという事は、マイナ保険証のメリットが低いと思われている事か、あるいはマイナ保険証を利用した際に情報が漏れた時のことを心配しているか、ヤバいと感じているからこそ利用率が低いのではと思う。

メリットばかりだと思えば利用するはずだ。
国の実態を知る公務員側の意識としては、不便であり危険だと思っているのかもしれない。

それにしても想像以上に低かった。

マイナカードを持たない事の信念があるとは言え、自分がマイナカードも持たず、もちろんマイナ保険証も持たない現状を引け目に思う必要は何もなかった。

国家公務員ですら利用しないマイナ保険証なのに、国民へはやたら締め付けて来たのが河野前デジタル相で唯我独尊の異常体質人間だった。

立憲民主党の野田は、選挙期間中「紙の保険証も使えるようにする」と公言してきたが、政府の対応は一貫して12月に紙の健康保険証廃止」を譲らない。

ようやく自公が過半数割れして、野党の声も聞かざるを得なくなった政権与党だが、この12月に紙の健康保険証廃止」を見直す気があるとは思えない。
一度決めたことはどんな反対があろうと考え直す気が無いのが自公政権で。

柔軟性などかけらもない。

衆議院選挙が終わり、国民民主党が4倍もの議員数を獲得したとメディアに出ずっぱりになっているし、キャスティングボートを握っているともてはやされているが、国民民主の玉木の声ばかり聞くのはどうかと思う。

この玉木は「紙の保険証廃止は予定通りやるべき」派だ。
玉木は、いかにも庶民派を見せているが、この人は決して庶民の味方じゃない。