2024年11月11日月曜日

「“強行採決”できず“異例の国会”へ」メディア(朝日)の異常な見出し

 まるこ姫が掲題の記事を出しました。
 朝日新聞の「“強行採決”できず“異例の国会”へ」というタイトルについて、「メディアともあろう組織が何年も惰眠をむさぼって来た結果が、この権力者目線」と批判しています。
 ご指摘の通りで このタイトルには大いに違和感を持ちます。朝日新聞が「朝日新聞らしさ」を失ってからもう長い年月が経ちました。その「行き着いたところ」が端的に示されています。
   文中の太字・青字強調個所は原文に拠っています。
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“強行採決”できず“異例の国会”へ」メディア(朝日)の異常な見出し
                        まるこ姫の独り言 2024.11.09
メディアもどうかしている。
小泉政権時もその芽が見られたら、安倍政権以降のメディアの体たらく

自民党から裏金でも出ているのか、メディアともあろう組織が何年も惰眠をむさぼって来た結果が、この権力者目線。

先の総選挙、赤旗のおかげで自民党のあこぎさが衆目の知るところとなり、自民党にしたら惨敗と言ってもいいほど議席を減らした。
これぞ赤旗のおかげ、そして権力者の自業自得だ。

自民党政治に慣らされて来たメディアのこの問題意識の無さは恥ずべきことだ。

強行採決できず?
異例の国会?はあ?

“強行採決”できず“異例の国会”へ…自民・過半数割れで“譲歩”予算委員長は立憲へ                 11/8(金) 2:06配信 テレビ朝日系ANN

>与党の過半数割れの影響が出始めています。国会の委員会の中で最も重要とされる『予算委員会』。その衆議院の委員長のポストが、野党である立憲民主党に割り当てられることになりました。予算委員長のポストを野党が担うのは極めて異例で、国会運営は不透明さを増しています

そもそも十分の審議もせず、何の落としどころにも至っていたのに自分たちの都合の良い法案は、数の力で突如強行採決をしてきた自民党視点で記事を書いてどうするのか。

権力の暴走を手助けしてきた日本のメディアらしい見出しだが、世界では全く通用しない。
まあ、北朝鮮やロシア・中国などでは通用するだろうが。

私たち国民は与野党の数が拮抗して、ようやく少しは正常な国会審議ができるのではと期待しているのに、どうしたらこんな「強行採決できず’異例の国会’へ」の見出しになるのか。

国民をバカにしている。

産経・読売・日経は元から政府の御用メディアと認識していたが、最近は、朝日や毎日まで変節してきている。

そういえば、公然と野党を腐す朝日の政治記者がいたよなあ。

国民民主の榛葉の会見中に、批判的な質問をした記者に対して、他の記者連中がその記者を黙らせようとする動画を見たが、いかにも榛葉に迎合して認められようとする記者がいたのにはビックリした。

安倍や菅・岸田の会見場には御用記者ばかりだったが、あれに近いものがあるのではないか?

新聞もテレビも、権力をかばい立てする人間が重宝される国だからこそ、疑問も持たず“強行採決”できず“異例の国会”へ」見出しになるのだろう。