2025年11月27日木曜日

27- 欧米と日本のメディアが理解していないふりを続けていること(賀茂川耕助氏)

 海外記事を紹介する「耕助のブログ」に掲題の記事が載りました。
 かなり手厳しい記事です。
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欧米と日本のメディアが理解していないふりを続けていること
               耕助のブログNo.2730 2025年11月27日
   Here’s the part Western and Japanese media keep pretending not to
   understand: @OopsGuess

欧米と日本のメディアが理解していないふりを続けている部分がある:
中国が高市早苗にしている対応は、単なる発言の問題ではない。敗戦国の枢軸国(日本)が、1945年に設定された境界線を試していること、そして北京が世界に対しその境界線が今も存在することを再認識させているのである。
この動画は、鄧小平の元通訳であり中国で最も尊敬される地政学評論家の一人、Gao Zhikaiによるものだ。
  https://x.com/i/status/1991493308309467281

彼の主張は単純である:日本は触れる権利のない一線を越えた。高市早苗の「台湾=日本の存立危機事態」というレトリックは外交術ではない。
これは日本が1931年(満州)と1941年(真珠湾)に用いた論理の繰り返しだ:軍事拡張を正当化するために「安全保障上の脅威」を捏造している
そして北京のメッセージは明快である:火遊びをするな。中国との紛争に日本が干渉する法的または道徳的な立場にあるかのようにふるまうな。過去の過ちを繰り返せば、その結果も繰り返すことになる。
中国の立場は国際法に基づいている:

無条件降伏(1945年) – 日本はその軍事的役割を再構築できない。

戦後憲法 – 自衛隊 ≠ 外国の戦争に参加する許可。

国連敵国条項 – これを発動すれば、中国は国連安全保障理事会の承認なしに軍事行動を取ることができる

1971年共同声明 – 日本は正式に「一つの中国」を認めた。

では実際、中国は何をしているのか?
「過剰反応」ではない。
「日本語の誤解」でもない。
安倍晋三が掘った穴を、日本に埋めさせることだ。その穴とは、10年間再軍備化に手を出し、第二次世界大戦は終わってないふりを続けてきたことだ。
それを北京が全世界に警告を突き付けている:
台湾はおもちゃではない。
交渉材料でもない。
そして絶対に、日本が歴史的記憶喪失を正当化する舞台ではない。
表向きは中国は謝罪を要求している。
実際は、日本の立場を明確に再確認させるものだ:日本は敗戦国である。今もまだ敗戦国なのだ。
一つの軽率な発言で、その事実が覆ることは決してない。

https://x.com/oopsguess/status/1991493308309467281