2013年6月17日月曜日

6月例会が開かれました

  1日(日) 13:3015:30 湯沢公民館  「会議室2」で6月の例会が開かれました

 1 連続学習「中高生のための憲法教室」(第2回)
    (「中高生のための憲法教室」伊藤真著 岩波ジュニア新書 \820 09/1/20)
    第2限 「自分の幸せを自分で決める権利とは」 (その1)
            テキスト 25~38ページ
            「黙っていたら人権はない」
            「オリンピックは誰のため?」
            「プロ野球選手がストをしていいの?」

   テキスト読後に下記のような意見・感想が出されました。
  ・憲法が少数派の人権を保障するというのは説得力がある。自民党の改憲案は逆に多数者が少数者の権利を踏みにじろうとするもの。
  ・多数派が自分たちの考えを押し通したら少数派の人たちがどうなるかの想像力・感性を持つ必要があるというのは大事なこと。
・      ・自民党の改憲案は、「壊憲案」とも「潰憲案」とも呼ばれている。
・憲法12条に「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」とあるのは、権利を主張し、権利を守ることの重要性を明示したもの。
・人権(Human Right)は本来「人としての正しさ」の意味ということだが、当初「権理」と(西周?が)訳したのは非常に的確。これからそれに戻したらいいとさえ思える。
・スポーツ界における一連のしごきや暴力事件は、ひたすら「勝つ」ことだけを目指したからで、オリンピックで「日の丸を背負ってがんばる」という考え方に通じるもの。
・メディアがメダルの数や、金メダルか銅メダルかなどに拘りすぎるのも、そうした誤りを助長している。
・参加することに意義があり、感動があるという本来のオリンピックのあり方が望まれる。
・プロ野球のボールが選手や国民に無断で「よく飛ぶボール」に変えられていた事件について、16日のあるTV番組のコメンテーターが「選手は当然気づいていたはずで選手たちからクレームが出なかったのはおかしい」と、プロ野球の形が崩れることを防止するため選手自身も権利の防衛に努めるべきだと指摘していた。
              (次回は、テキスト38~50ページです)
 
 2 相談・検討事項
  (1) 町との懇談会の持ち方について
 別掲のとおり、懇談会は18日(火)9:00から湯沢町役場で行われることなり、世話人の方から下記の「懇談会の進め方についての資料」及び「湯沢町における非核平和取り組みの足跡」(添付省略)が提示され、皆さんそれに賛同しました。
 
湯沢平和の輪では下記のテーマで進めたいと考えています。
1.湯沢町非核平和都市宣言以降3ヵ年の取り組みを振り返って
2.町の2013年の非核平和取り組みについて
    ①広島平和記念式典への湯沢中学からの生徒派遣を是非
    ②町の成人式での非核平和企画の継続と一層の充実を
    ③パネル「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」の効果的な活用を引き続き
    ④観光と非核平和取り組みの相互協力で特色ある取り組みの展開を
    ⑤その他
3.湯沢公民館への指定管理者制度適用をめぐる問題について
4.その他

  (2)8月特別企画の内容と準備について
   8月25日(日)13:30~、桂南南さんをお招きして「落語」の公演をしていただ
  きます。
   会のメンバーにもボランテアで「読み聞かせ」をしている人が数人いるので、
    併せてその人たちにも公演をお願いすることにしました。
  (3)7月例会の日程変更
     第3日曜日(7月21日)は参院選投票日のため7月28日(日)に変更します。
 3 報告その他
  (1)「魚沼九条の会」連続講演会(第3 最終回) 
     とき:5月26日14:00~
     場所:小出郷福祉センター
      「日米地位協定の本質と実態」(講師 江端正樹氏)
       当会からは世話人の笛木さん、佐藤(佳子)さん、それに会員の崔さんが参加しました。
       非常に充実した内容であったということで、そのときの詳細なレジメのコピーが配られました。
  (2)9条の会 全県交流会
      とき:6月8日13:30~16:30
      場所:新潟ユニゾンプラザ4階大研修室
            当会からは世話人の笛木さん、小野塚さん、佐藤(佳子)さんが出席しまし
         た。