2023年7月8日土曜日

全衆院議員にマイナカード取得の調査 卑怯すぎる大物たちの回答拒否

 SmartFLASH6月末、全衆院議員464人にアンケートを実施したところ206人から回答があり、そのうち取得した人は185人でした。ところがそのうちの55人(約3割)は紐づけをしていませんでした。問題は推進派である自民、維新、公明、国民の議員31人がその中に含まれていたことです。
 マイナカード普及の総責任者ともいうべき岸田首相や河野デジタル相、松本総務相をはじめとする自民の大物議員たちはいずれも回答拒否しました。取得していないからでしょうか。国民には取得を強制しながら自分はそうしないというのは卑怯であり許されません。
 まるこ姫が取り上げました。
 まるこ姫のもう一つの記事「『マイナカード認知症高齢者、暗証なしも』そこまでする意味が分からん」も併せて紹介します。(文中の太字・青字強調は原文に拠っています)
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全衆院議員に「マイナカード、持ってる?」卑怯すぎる大物の回答拒否
                    まるこ姫の独り言 2023.07.06
やっぱりなあと言う感想しかない。

以前、マイナカードは任意なのに、あれも紐づけこれも紐づけで選択肢をどんどん減らし、何が何でもマイナカードを取得しないと国民に非ずのような卑怯なやり方をしてきた政府に対して、ネットで「マイナカードよりも政治資金の流れがすべて公になる国会議員カードを持たせる方が先じゃないの」と揶揄されていたけど、FLASHが衆議院議員にアンケートを実施したそうだ。

全衆院議員464人を直撃「マイナカード、持ってる?」大物は回答拒否、推進派が“自分は紐づけせず”の卑怯
                       7/6(木) 6:01配信 SmartFLASH
>最大2万円分のポイント付与まで掲げて、政府は普及に躍起だが、はたして旗振り役の議員自身はマイナカードを取得しているのか。本誌は6月末、全衆院議員464人にアンケートを実施した。
>さらに今回、浮き彫りになったのは、マイナカードを取得したものの、保険証や銀行口座への紐づけをおこなっていない議員がかなりいることだ。取得した議員に占めるその割合は29.8%に上る。
>アンケート結果では、取得した議員184人中55人と、3割近くが紐づけていません。しかも推進派である自民、維新、公明、国民の議員を合わせると31人もいる。紐づけていない議員のうち56.3%が推進派なのです
> 今回、いちばんあきれたのが、マイナカード普及の総責任者ともいうべき岸田首相や河野大臣、松本剛明総務大臣をはじめとする自民の大物議員が、いずれも回答拒否だったことだ。

しかし、衆議院議員464人のうち206人から回答を得たという事は、半数以上が無回答だったという笑えない話だ。
無回答と言う事は、取得していないと同義語だと思うが。

やっぱり衆議院議員の半数以上が取得していないという事は、このマイナカードに対しての疑義が相当あるからだろう。

国民には、ポイントで釣り、あれも紐づけ、これも紐づけを狙っているのに取得したと回答した議員の3割近くが紐づけしていないと。

何なのか。

国民には必死でマイナカードを持たせようとしているが自分達は難が降りかからない処で胡坐をかいてふんぞり返っている図は。

やっぱり、カードの情報一元化は、情報が漏れたときはどうなるか、相当ヤバいと思っているからのこの数字じゃないか。

しかも国民には丁寧に説明をすると言いながら、マイナカードの推進役のトップ3が無回答だと。

マイナカードを取得してすべてに紐づけしていたら、この3人の事だから胸を張って取得したというはずだが、無回答と言う事は、取得していないか、一応カードはあるが紐づけしていないという事じゃないか。

トップの岸田、デジタル層の河野、そして総務相の松本はふざけ過ぎている。
そしてこの人達がどんなに巧い言葉で釣ろうとしても説得力は一切感じなくなるだろう。
それどころかますます不信感が募る。

本来なら、国民の模範になるべくこの3人が一番早くマイナカードに紐づけしておくべき話じゃないか。
それが筋と言うものだろうに・・・・

この人達は、国民に何が何でもマイナカードを取得するように働きかけている側の人間で、無回答と言う事は、旗振り役の張本人がいかに無責任か、如実に表している。

そして卑怯者だ。

しかし、自分達が取得していない物を、国民には何が何でも押し付けようとしている図は、相当ヤバすぎる。


「マイナカード認知症高齢者、暗証なしも」そこまでする意味が分からん
                     まるこ姫の独り言 2023.07.05
なんだかなあ・・・・

その場しのぎの付け焼刃しかしないのが自民党政権の特徴だが、「マイナカード認知症高齢者、暗証なしも」なら何もマイナカードに保険証を紐づけする意味がない。

紙の保険証で事足りると思う。
施設や家族の人に保険証を預かって貰えばそれで十分だと思うが。

今まで、何の不都合もなく紙の保険証で来たのに、無理やりにマイナカードに紐づけするからどんどん歪になって来るだけで。

認知症高齢者、暗証なしも 保険証と本人確認のみ利用 マイナカード
                         7/4(火) 11:11配信 時事通信
>松本剛明総務相は4日の閣議後記者会見で、マイナンバーカードの管理に不安を感じる認知症の高齢者らを対象に、暗証番号の設定がなくても交付できるようにする方針を表明した。

そこまでするなら、何もマイナカードを作ることもなく、保険証を紐づけすることもない。
従来通り、紙の保険証で十分じゃないか。
と言うよりも、高齢者で認知症が暗証番号を覚えている訳がないし、それを空で言えるわけがない。
カードと暗証番号は切っても切れないのに、認知症患者にカードを作らせ、暗証番号を言え!は酷すぎる。

今ごろ気づいたのか・・・
本当にアホとしか言いようがない。

しかも、暗証番号が無くても良いというなら、何もカードを作る意味がないじゃないか。

なぜ紙の保険証を廃止する意味があるのか・・・
なりすまし防止なら、紙の保険証に顔写真を付けるなり対策はある筈だ。

そういう意味では、従来の紙の保険証の方は保険証だけの扱いだし、カードにすべての情報がてんこ盛りのカードより、この方がよほど害がない。

やっぱりここにもマイナカード利権があるから、何がなんでもマイナカード強行になってしまうのだろうか。

私、恥ずかしながら以前保険証がどこを探しても無くて、何か流用されてしまうのではないかと真っ青になって警察署に駆け込んだ覚えがある。

生活安全課と言う所に連れていかれ、目つきの悪いおじさんに根掘り葉掘り聞かれ、犯罪者になったような気分だったが、後日、家を新築するときに荷物を整理していたら押し入れの中から保険証が出てきて、あれ?自分の不注意だったかと顔から火が出る思いだった。

保険証一枚でも紛失したら大変なことになるだろうとの思いがあるのに、マイナカードにすべての情報紐づけはものすごいリスクが高くなるのではないか?

そして認知症の人は暗証番号は免除になりそれを悪用されたら、マイナカードは「宝の山」じゃないか。

政府の考えることは、その場しのぎの付け焼刃であり、事の重要性がまったく分かっていない。

便利なものは不便であり、不便なものは便利であり・・・