生活の党の小沢代表が、維新の会は「国会でも憲法改正でも自民党と同じ主張をしており、自民党の補完勢力になりつつある」と指摘したうえで、民主党、社民党、みどりの風と連携し自民党や維新の会に対抗したいとする考えを示しました。
来る夏の参院選で改憲勢力が3分の2を占めるのは難しいと見られていますが、野党がテンデンバラバラの現状では万一の事態も生じかねません。
野党が連携して参院選での改憲勢力の伸張を拒否することは極めて重要なことです。小沢代表の提案を軸にして是非その方向で結集して欲しいものです。
以下にNHKのニュースを紹介します。
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小沢氏 参院選で自民・維新に対抗
NHK NEWS web 2013年4月15日
生活の党の小沢代表は千葉県山武市で記者団に対し、日本維新の会は自民党の補完勢力になりつつあると指摘したうえで、夏の参議院選挙では、民主党、社民党、みどりの風と連携し、自民党や維新の会に対抗したいという考えを示しました。
この中で生活の党の小沢代表は、14日行われた兵庫県内の2つの市長選挙で、日本維新の会の公認候補が敗れたことに関連して、「維新の会が関西の選挙で負けたのは象徴的であり、勢いは長く続かない。国民は『維新の会が世の中を変えてくれる』と思って投票したのに、国会でも憲法改正でも自民党と同じ主張をしており、だんだん『正体見えたり』という感じになっている」と述べ、維新の会は自民党の補完勢力になりつつあると指摘しました。
そのうえで小沢氏は夏の参議院選挙について、「民主党、社民党、みどりの風と、われわれが連携すれば、地方では結構ないくさができる。維新の会の勢いは下火になっており、われわれが連携すれば、自民党以外の票の受け皿になる可能性がある」と述べ、民主党、社民党、みどりの風と連携し、自民党や維新の会に対抗したいという考えを示しました。