2012年9月26日水曜日

世界各国で開く原爆展が100回を達成しました


 今年は湯沢町でも8月に「原爆パネル展」が開かれましたが、国際協力機構のボランティアが55カ国で開いてきた原爆展が100回目を迎えました。
広島や長崎の原爆被害や街の復興をパネルやDVDで伝え、平和を願う心を世界に広げているということです

 中国新聞の記事を紹介します。
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JICAの原爆展100回達成
中国新聞 2012926 

 国際協力機構(JICA)のボランティアが世界各国で開いている原爆展が100回を迎えた。広島県出身者が中心になり、広島や長崎の原爆被害や街の復興をパネルやDVDで伝え、平和を願う心を広げている。

 100回目は8月、廿日市市出身の原まみほさん(27)たちが中南米エルサルバドルの教会で開いた。原爆投下直後の様子などのパネル30枚を展示し、約100人にスペイン語で内容を説明した。
 原さんは「広島の出身と言うと『爆弾の街か』と言われ、語り継がなければという意識が芽生えた」。JICA現地事務所を通じ、先輩ボランティアからノウハウや資料を引き継いだ。

 これまでアジアやアフリカ、ヨーロッパなど55カ国で開いた。初回は2004年の中南米ニカラグア。広島市安佐南区の小坂法美さん(35)たちが、同国に広島出身者が偶然4人集まり、「自分たちだからできることを」と発案したという。
 28日~10月9日には広島市留学生会館(南区)で、原爆展の様子を伝えるパネル展「ヒロシマをもっと世界に伝えたい!」がある。無料。午前9時~午後9時(日曜は午後5時まで)。月曜休館。