今回は「初めて来日して」の巻です。
初めて来日した外国人が直かに日本(人)に接してみて好印象を持ってくれるのは嬉しいことです。
日本在住の娘夫婦に招かれた親が、「体内の毒素が流せて寿命が延びそうだ」と感じた、と率直に書いているのを読むと心が温まります。
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【中国ブログ】日本で真の共産主義を見た…初の日本で数々の衝撃
サーチナニュース 2013年9月25日
日本在住の娘夫婦に会うため、日本を訪れたという中国人ブロガーの納言敏行(ハンドルネーム)さん。初めての訪日だったらしく、治安や食において「日本の安全性」を強く感じとったようだ。
日本は世界でも有数の「安全な国」と言われるが、筆者も身を持って日本の治安の良さを体感したそうだ。
筆者の娘夫婦は日常生活で自転車を利用しているそうだが、自転車の鍵をかけ忘れたり、荷物をかごに入れたままスーパーの店内に入ったりしても自転車も荷物も盗まれることがないことに驚いたという。それもそのはず、中国では自転車に鍵をかけても盗まれてしまうことが多いからだろう。
筆者をさらに驚かせたのは「無人直売所」だったそうで、日本の安全さが身にしみて理解できたらしい。筆者は「野菜などが整然と陳列されて、誰も見ていないのにお金を入れて買っていく…これこそ真の共産主義ではないか」と感想を述べたが、日本で真の共産主義を見たというのはなんとも皮肉な話だ。
また食の安全にも言及した筆者は、「日本は世界でもっとも食の安全に厳しい国だ。日本の果物はとても甘く、日本の野菜は私が幼少のころに食べた野菜と同じく、見た目に難はあるが味がしっかりしている。有機肥料で育てたのだろう。懐かしい味がした。もう中国では手に入らないものだ」と綴った。
確かに中国の野菜は大きく見た目がきれいだが、残念なことに野菜本来の味があまりしない。筆者は娘から「日本に来れば体内にたまった毒素を流すことができる」と言われたそうだが、筆者も「本当に寿命が延びそうだ」と結んだ。(編集担当:畠山栄)
【中国ブログ】反日感情あったが…息子と一緒に訪日「楽しかった」
サーチナニュース 2013年6月30日
中国には反日感情を持つ人が多いとはいえ、漫画などの影響を受けているためか若者を中心に親日派も多い。中国人ブロガーの四月霏(ハンドルネーム)さんの息子も親日家のようだ。
筆者自身も当初は反日感情を抱いていたようだが、どうしても日本に行ってみたいという息子に付き添い、しぶしぶ日本を旅行で訪れたところ、思いがけず楽しい旅だったようで、その様子をブログで紹介している。
尖閣諸島(中国名:釣魚島)を巡る日中関係の緊張もあったせいか、筆者は安全面で不安を抱いていたようだが、実際に訪日してみて「まったく心配することはなかった」と感想を述べている。これは中国国内で“日本で反中感情が高まっていて危険だ”と報道されていたためであろう。
筆者は日本人と触れ合った感想として、みな親切で「どこから来たのかには関心はないようだった。皆平和に過ごせて自分の商売ができればいいだけなのだ」と書いているが、それはもっともなことだ。日本人は中国人と違って、中国資本の企業に対して破壊行為を行ったりしないことを中国人は知らないのだろうか。
ブロガーは浅草を訪れたようだが、おみくじの“安さ(100円)”や“お賽銭の金額が自由であること”に衝撃を受けたようだ。日本人なら何とも思わないことだが、中国国内の旅行で「うまく言いくるめられてお金を巻き上げられた経験が何度もある」からだという。高価な香代を払わされ、もし買わないものなら「ものすごく罵られる」ため、気分が悪くなるという。
中国人は日本人を悪人のように罵るが、筆者の中国国内での体験を見ると、「同胞が同胞を騙している」ことが浮かび上がり、どちらがより善良かよく分かったのではないだろうか。筆者のように日本に偏見を持った中国人でも、実際に日本に来てみて見方が変わる人は少なくないようだ。(編集担当:畠山栄)
【中国ブログ】訪日して知った「真の日本の姿と従来の認識の違い」
サーチナニュース 2009年11月28日
メディアを通じて取得する情報は、あくまでも物事の側面しかとらえていないことが多い。中国で報じられている『日本』も側面的なものであり、多くの中国人は日本に対して正しい認識を有していないという。中国人ブロガーの花小邃氏が自らのブログに「違っていた日本」と題する文章を掲載している。
現在、日本で学んでいるというブロガーは、訪日してはじめて「自分を含め、国にいる中国人は、本当の日本について理解していない、あるいは側面的な理解しかないことに気がついた」という。そして、日本で生活するブロガーは、ゆっくりとではあるが本当の日本の姿を理解しつつあると語った。
ブロガーは、一般的に中国で認識されている日本の姿と、本当の日本の姿との間における相違を指摘し、具体的に説明している。ブロガーはまず、日本は深夜も玄関の鍵をかけなくても問題ないほど安全な国であること、日本人はまじめで信用できることなどを指摘。
さらに、自分が財布を落とした際、財布を落とした様子を見ていた日本人が、財布を拾ったうえに、わざわざ追いかけて来てくれたエピソードを綴り、「国にいる中国人に本当の日本の姿を理解して欲しい。私が発見した日本人は誠実で信用があり、まじめで着実で、互いが互いを気づかう姿だった」と結んだ。
日本を実際に訪れたことのある中国人と、そうではない中国人のそれぞれの対日本観は大きく異なる。実際の見聞によって得たものがその差異を生み出していると思われるが、これは日本人の対中国観に対しても同じことが言えるだろう。(編集担当:畠山栄)