新潟市で「第5回にいがた平和のための戦争展」が、8日までの予定で開かれています。
資料展示や講演会を通じて戦争の悲惨さを伝えるもので、入場は無料です。
8日午後1時から、弁護士の工藤和雄さんの講演会があります。
戦争展は引き続き10月から阿賀野市や長岡市などでも開かれます。
以下に新潟日報の記事を紹介します。
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資料通じて平和の大切さ知る
新潟日報 2013年9月7日
資料展示や講演会を通じて戦争の悲惨さを伝える「第5回にいがた平和のための戦争展」(実行委員会主催)が8日まで、新潟市中央区の県民会館ギャラリーで開かれている。訪れた人は兵士の遺品や戦争の歴史をまとめた展示を見て、平和の大切さをかみしめた。
会場には疎開についての資料や兵士の制服、遺言状などが展示されている。昨年は日本が満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと進んだ歴史が中心だったが、今回は改憲問題や尖閣諸島、竹島などをめぐる領土問題を受け、憲法9条や隣国との関係に関するコーナーが設けられた。
新潟市東区の会社員、橋本雄一郎さん(44)は「戦争を知らない世代なので、展示を見て気付かされることが多かった。歴史を学ぶ必要性を感じた」と話していた。
入場無料。8日午後1時から、弁護士の工藤和雄さんの講演会がある。戦争展は10月から阿賀野市や長岡市などでも開かれる。
戦時中の資料や遺品などが展示された「にいがた平和のための戦争展」
=7日、新潟市中央区