在日韓国・朝鮮人に対する「ヘイトスピーチ」などの差別的な言動に反対する人たちが22日、東京都内でパレードを行い特定の人種や民族などに対する差別の撤廃を訴えました。
パレードには、在日コリアンへの差別的な言動に反対する市民やミュージシャン、弁護士や国会議員など約2000人が参加しました。
ヘイトスピーチは日韓関係が悪化するなかで目立つようになり、差別的な言動を伴うデモが東京や大阪などで繰り返し行われています。一部ではヘイトスピーチ・デモに反対する人たちと衝突するケースも出ています。
日韓の政治的な関係が多少思わしくないからと言って、日本人が他の民族を排撃するのは恥ずかしいことです。
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在日コリアン差別、やめよう 新宿、2千人デモ行進
東京新聞 2013年9月22日
在日コリアンを差別し、排斥するヘイトスピーチが繰り返されていることに抗議しようと、市民グループが主催した「差別撤廃 東京大行進」が22日、東京都新宿区であった。参加呼び掛けに応じた約2千人が「差別はやめよう。一緒に生きよう」と声を上げながら、JR新宿駅周辺をデモ行進した。
参加者は「ヘイトスピーチに反対する」「仲良くしようぜ」などと書いたプラカードを掲げながら歩いた。ブラスバンドの演奏やダンスのパフォーマンスもあり、通行人の目を引いた。
東京都の男性会社員(28)は「グローバル化が進む中で、日本人が他の民族を受け入れないというのは恥ずかしい」と話した。