憲法公布記念日の3日、福岡市で「憲法フェスタin天神」が開かれました。
県内各地の九条の会のネットワーク「九条の会・県連絡会」が主催し、約350人が参加しました。
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「9条を守ろう」 公布の日に天神で憲法フェスタ (福岡)
朝日新聞 2014年11月4日
1946年に日本国憲法が公布された日である「文化の日」の3日、福岡市中央区の須崎公園で「憲法フェスタin天神」が開かれた。護憲を呼びかけて活動する県内各地の九条の会のネットワーク「九条の会・県連絡会」が主催し、約350人が参加した。
核兵器廃絶を求める署名を毎夏スイスの国連欧州本部に届ける高校生平和大使や沖縄在住のミュージシャンらが次々に登壇し、平和への願いを語った。県連絡会の石村善治・代表世話人は、安倍内閣が7月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことに触れ、「国民の『平和的生存権』を根拠に武力の行使を認めている。これは日本国憲法に対する虚言だ」と訴えた。
集会の後は「壊すな憲法、活(い)かそう9条」などとシュプレヒコールをあげて天神地区を歩いた。福岡市東区の立川由美さん(43)は「何も行動しないのが罪。日本社会を後戻りさせないためにも、私たちの代が動かなければ」と話した。(山下知子)