2016年11月1日火曜日

米大統領選 トランプ当選の可能性

 日本では米大統領選はヒラリーが大差で有利ということで報じられていますが、トランプの支持率はヒラリーよりも1ポイント低いだけのようです。
 重要な州であるフロリダ州では、ヒラリーに対するFBIの捜査が報じられた28日以前の段階で、トランプの支持率が46でヒラリー42%を上回っていたということです。
 
 トランプは型破りなところがあるようですが、もしも日本で広まっているようなマイナス面だけの人間であるならこのように善戦出来ている筈はありません。
 トランプが大統領になれば米国がTPPを批准する惧れはなくなります。
 そうなれば日本が米国のグローバル企業の餌食になることも避けられます。
 ブログ:日々雑感とAFPニュースを紹介します。
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米国大統領選の事態の深刻さに、やっと日本のマスメディアは気付いたようだ
日々雑感 2016年10月31日
<米大統領選の共和党候補者トランプ氏が、民主党候補クリントン氏を猛追している。米大手紙ワシントンポストとABCテレビが10月30日に発表した民間世論調査によると、トランプ氏の支持率は45%で、クリントン氏(46%)に1%差にまで迫った
 
 2人の支持率は、10月23日の段階で12%開いていた。しかし、トランプ氏が6日間で猛追。投開票日の11月8日にトランプ氏が逆転する可能性も見えてきた。トランプ氏が急追している要因の一つが、クリントン氏の私用メール問題だ。FBIが再捜査することを明らかにした。
. 2人の支持率は1%まで縮まった。世論調査は、この問題の影響についても質問した。クリントン氏に投票する可能性について、63%が変わらないと回答した。34%が「投票する可能性が減った」と答えた
 
ABCニュースは、有権者のうち約6割が『クリントンが勝利する』と予想している現状を分析。勝負が決まったと判断したクリントン支持者が「投票に参加しない可能性がある」として、クリントン陣営のリスクを指摘した>(以上「BuzzFeed Japan」より引用)
 
 米国ではABCなど全国ネットワークは依然としてヒラリー氏を推しているが、その差は1ポイントまで縮まったとしている。しかし終始一貫自由な報道をしているFOXなどは一貫してトランプ氏有利を報じている。
 米国も大マスメディアは巨大資本が支配しているため、巨大資本はヒラリー氏を応援しているため当初からヒラリー氏有利の世論誘導をしていた。しかし実際は国民主権を訴え続けているトランプ氏が優勢に大統領選を続けていた。
 
 ここに来て、ヒラリー氏の優勢報道は破綻して、トランプ氏優勢を報じなければならない事態に到った。それはヒラリー氏の公的メールを私的に使用した新たな証拠がFBIに握られ、FBIが新しい疑惑に関して捜査することになったからだ。
 ヒラリー氏は追い詰められている。そのため心底ヒラリー氏を嫌っているオバマ大統領夫人までヒラリー氏の応援演説に駆け付けた。それほどまでヒラリー陣営は追い詰められている。
 
 日本のマスメディアは米国の支配下にあるため、そうした本当の米国の姿はなかなか伝わらない。日本国民は日本のマスメディアに騙されている。戦前・戦中の大本営発表から日本のマスメディアは少しも進歩していない。なんという情けないマスメディアに日本国民は耳を傾け続けているのだろうか。
 
 
米大統領選、トランプ氏がクリントン氏に肉薄 フロリダでは逆転  
AFP通信 2016年10月31日
【10月31日 AFP】米大統領選を9日後に控えた30日に公表された世論調査で、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(70)が民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(69)を急速に追い上げていることが分かった。激戦州の一つフロリダ(Florida)州では、トランプ氏の支持率がクリントン氏を逆転した。クリントン氏をめぐっては米連邦捜査局(FBI)が国務長官在任中に公務で私用メールを使った問題の捜査を再開し、波紋が広がっている。
 
 米ABCニュース(ABC News)と米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)による最新の共同世論調査では、候補4人を対象とした支持率でクリントン氏の46%に対してトランプ氏45%と、クリントン氏のリードがわずか1ポイントにまで縮まった
 またトランプ氏が大統領選を制するには絶対に負けられない州であるフロリダ州では、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とシエナ大学研究所(Siena College Research Institute)の共同世論調査でトランプ氏の支持率が46%と、クリントン氏の42%を上回った。前回はクリントン氏が1ポイントリードしていた。
 トランプ氏は「われわれは多くの世論調査でリードしている。しかも、多くは(クリントン氏に対する)犯罪捜査が発表された金曜日(28日)に先立って実施されたものだ」とツイッター(Twitter)に投稿した。
 
 一方のクリントン氏は30日、フロリダ州で支持拡大に向けて2日目の遊説を実施。前日にはマイアミ(Miami)で、私用メール問題をめぐり疑いのある新たなメールが見つかったとしてFBIが調査を再開したことに「非常に迷惑だ」と反発している。
 米政治情報サイト「リアルクリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」による全米を対象とした最新の世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を平均3.4ポイントリードしている。 (c)AFP/Jennie MATTHEW