2013年8月12日月曜日

愛知県で「九条の会」第9回交流会が開かれました

 愛知県内各地「九条の会」の第9回交流会が10日、名古屋市で開かれ約120人が集まりました。
 はじめに名古屋大学の本秀紀教授が講演(演題:「憲法九条運動の課題…参院選の結果を踏まえて」)を行い、その後それぞれの組織から活動報告等がありました。
 
 愛知県には約280の「九条の会」があるということです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
九条の会:草の根運動で9条を守ろう 護憲団体が交流会 /愛知
毎日新聞愛知版 2013年8月11日
 (愛知)県内各地や職場にある護憲団体「九条の会」の第9回交流会が10日、名古屋市昭和区であり、名古屋大学法科大学院の本秀紀教授が「憲法九条運動の課題…参院選の結果を踏まえて」と題して講演した。会のメンバーら約120人が、憲法9条を守る運動を草の根で広めることを確認した。
 本教授は、自民党が参院選で勝利したのを受け、「三位一体」で平和憲法の原則を変えようとしていると指摘した。三位一体とは、「国防軍」の創出など9条の明文改憲▽防衛計画大綱の再改定で「海兵隊」を作る解釈改憲▽集団的自衛権の行使を容認する「国家安全保障基本法」の制定による立法改憲。「9条が守られても、解釈や法律で、憲法の実質は変えられる。現状に応じて『おかしい』という声をあげないといけない」と話した。
 講演後、それぞれの会が活動内容を発表。護憲を訴えるチラシ入りティッシュを街頭で配ったり、憲法を輪読したりするなどの活動があった。「あいち九条の会」によると、県内には約280の「九条の会」があるという。【花岡洋二】