2014年2月2日日曜日

中国ブログ「日本人の美点」 

 久しぶりの中国ブログ「日本人の美点」編です(BBSはツイッターの集約版に当たります)。
 別に優越感に浸ろうということではなくて、美点は率直に認めてもらえるということを知り、それはより伸ばして行きたいという思いからです。
 最初の「日本の鉄鋼技術」では、投稿者たち自身が専門知識を持った人々であることが分かります。また最後の「日本人の対米感情」は、第三者から言われないと気づきにくい点です。
 そういえばアメリカ(州)議会はしばしば日本の慰安婦問題について非難決議をしていますが、それ自体は正当であるにしても、原爆投下に対する謝罪決議というものはついぞ聞きません。その辺も国民性の違いなのでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【中国BBS】日本の鉄鋼技術は恐ろしすぎる・・・「コピーしてしまえ」
 サーチナニュース2014年1月31日
 技術大国の日本はさまざまな分野において世界トップレベルの技術を有しているが、中国人に言わせれば日本の鉄鋼技術は「恐ろしい」ほど高い技術レベルにあるようだ。中国大手検索サイト百度の掲示板に、日本の鉄鋼技術に関して討論するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わした。
 スレ主は、自動車のボディに使用される鉄鋼には極めて高い技術が用いられていることや、高速鉄道の車輪に日本メーカーの鋼鉄が材料として用いられていることを紹介。また、製鋼技術では欧米も日本には敵わないことを挙げ、日本企業は製鋼技術で多くの特許を持っており、日本の許可なく作った高炉や製鉄工場は世界にはほとんどないと紹介している。
 日本の鉄鋼産業は中国や韓国企業の価格戦略に押されて苦戦を強いられてきたが、近年では高い技術によって優位を取り戻しつつある。掲示板を覗いてみると日本の鉄鋼技術の高さは中国人ネットユーザーも認めているようで、
 「日本の材料技術は確かにスゴイ。中国が生産するほとんどの設備に必ず日本から輸入した部品がある」
 「中国の三峡ダムも日本の鋼を使っている。本当に情けない話だ」
 など、中国においても要となる部位では日本の鉄鋼が使用されていることを指摘し、日本の鉄鋼技術の高さを認めるコメントが多く寄せられた。しかし、
 「10億かけて研究開発するのと、1億でコピーするとではどっちがお得だと思う?」
 と、高い技術はコピーしてしまえば良いといういかにも中国的な考えを述べるユーザーもいた。技術を開発するには莫大なコストと長い時間がかかるが、高い技術は常に窃取される危機に瀕していると言えよう。新日鉄住金は変圧器に用いられる方向性電磁鋼板の製造技術を不正に盗まれたとして、韓国鉄鋼大手ポスコに対して986億円の損害賠償を求めている。ポスコは否定しているが、技術流出を防ぐための抜本的な対策が必要と言えよう。(編集担当:畠山栄)
 
【中国ブログ】日本はスゴイ・・・ゴミを見つけたくても見つからない  
 サーチナニュース2014年1月31日
 日本を訪れた中国人の多くが、日本はゴミがなく清潔だと感じるようだ。確かに日本は公共の場所にゴミ箱があまり設置されていないにもかかわらず、ゴミであふれかえるような事態は起きない。
 中国人ブロガーの琳達的博客(ハンドルネーム)さんは、自身のブログで「日本がきれいであることには理由があった」とし、その理由をゴミをめぐる日本人の意識に見出したようだ。
 筆者も初めて訪日した際、日本のあまりの清潔さに驚いたという。あえて形容するなら、「ゴミを見つけようとしても見つけられないほど」だったそうで、ブログの読者に対して「決して大げさな表現はない。本当だ」と念を押す褒めようだ。
 確かに中国では大勢の清掃員が1日中掃除しているが、掃除中でもお構いなしにゴミがポイ捨てされるため、中国人が“日本の清潔さ”を信じられないのも無理はない。
 また、筆者が日本でもう1つ驚いたというのが「ゴミ箱がないこと」だ。日本も昔はいたるところにゴミ箱が設置してあったが、テロ対策などを理由にゴミ箱は撤去された。ゴミ箱が撤去されてもポイ捨てが増えたわけでもなく、筆者も「ゴミ箱がない国の道路がなぜこれほどきれいなのか?」と不思議に思ったという。
 筆者は日本人を観察した結果として、日本の道路にゴミがないのはゴミ箱の有無は関係なく、「日本人の意識の問題」であることに気づいたそうだ。
 日本人にとってはもはや当然とも言える「ゴミは持ち帰る」という意識こそが日本をきれいに保っていることに気付いたという筆者だが、日本人からすれば逆に“なぜ清掃員が掃除中なのにゴミを平気でポイ捨てするのか”と疑問に思ってしまう。
 日本がきれいな理由を探すよりも、中国でなぜポイ捨てが横行しているのか、そしてポイ捨てを根絶するにはどうすべきかを考えたほうが良いのではないだろうか。
 日本は街中の綺麗さが過大評価されている。実際、北京の中心部は日本と引けをとらないほど綺麗だ。裏道に入ると不衛生な所はあるが、それは日本だって同じこと。むしろ、人の数を考えると日本よりも綺麗にすら感じる。ただ、中心部から離れた場所も含めた“平均”では、日本はおおむね何処も綺麗である。ただし、それもここ20年ぐらいのこと。中国も当局の方針と人々の意識改革さえあれば、時間の経過とともに変わっていくことだろう。(編集担当:畠山栄)
 
【中国ブログ】トイレを見れば一目瞭然…日本の民度の高さ  
 サーチナニュース2014年1月31日
 日本を訪れる多くの外国人は、日本人の“細やかさ”に感銘を受けるというが、中国人ブロガーのJane(ハンドルネーム)さんの場合、日本旅行の際に「日本人の細やかな気配りはトイレにいかんなく発揮されている」と感じたという。
 筆者はこれまでにヨーロッパも含め、さまざまな国を訪れたことがあるそうだが、「清潔なトイレやトイレットペーパーが備え付けてあるトイレに遭遇しては、そのたびに感動したものだが、公衆トイレに対する要求と清潔度、そして水洗トイレ率で日本は群を抜いている」と感じたという。
 では、日本のトイレと中国を含めた他国のトイレは何が違うのだろうか。筆者によれば、「まずは名前からして違う」のだという。「便所」ではなく、日本人は「お手洗い」や「化粧室」と呼ぶが、確かに日本人は直接的な表現を嫌う傾向にある。女性と見られる筆者は、「化粧室という名前とおり、たいていのトイレには大きな鏡と、時には椅子まであって化粧直しができる」と、心配りに感動した様子だ。そして、「どうりで日本の女性がきちんとした身だしなみをしているわけだ」と感じたという。
 中国国内の旅行をする際、「最大の悩みはトイレだ」と語る筆者だが、確かに中国では公共トイレもあるものの、利用したくないほど汚いトイレも多く、特に観光地のトイレは散々たる状況だ。
 中国のトイレがひどすぎるということもあるが、日本のトイレは清掃員が常駐しているわけでもないのにとても清潔だ。筆者はブロガーは、「日本旅行中では、トイレは悩みどころかリラックスできる楽しい一時でさえあった」と称賛した。
 筆者は常々、「良いレストランかどうか、家が清潔かどうか、民度が高い国かどうかを見分けるにはトイレを見れば良い」と考えているそうだが、的を射た観点と言えるだろう。
 しかし、中国も北京市内の中心部に限っていえば不便を感じることはまず無いし、公衆トイレも綺麗なところが増えている。トイレットペーパーが常備されていないことは、中国に限ったことではないく、むしろ日本が特殊ともいえる。中国の下水(インフラ)事情により、用済みのトイレットペーパーを流すことができないのは日本人にはかなり抵抗感を抱くことだろう。
 いずれにしても、日本を基準にしたら何処の国も汚く感じてしまう。日本の公衆トイレは地域を問わず、総じて綺麗だからだ。初めて中国を訪れようとしている読者は、あまり神経質にならなくても大丈夫。ただし、ブログ筆者が伝える通りの場所も少なくないことを心得ておいたほうが無難だ。
 日本では少なくなった男女共同トイレに中国人は強い不快感を抱くことをご存知だろうか?中国のトイレは個室に扉が無い場合があり、そのために男女のトイレは厳格に分けられているのが常識だからだ。小用をたす男性の後ろを見知らぬ女性が通り過ぎるなどは、とんでもないハレンチという感覚だ。(編集担当:畠山栄)
 
【中国BBS】治安が良い日本、家の窓に鉄格子がないことに驚き  
 サーチナニュース2014年1月31日
 中国の多くの家屋では防犯のために窓の外側に鉄格子がつけられている。鉄格子の窓を初めて見た外国人の多くが戸惑いを示し、“まるで監獄のようだ”との印象を持つというが、泥棒の侵入防止には一定の効果があることは間違いないだろう。(イメージ写真提供:123RF)
 日本では防犯用の鉄格子をつけている民家や家屋は皆無といっても過言ではない。中国人ネットユーザーの祝賀蔡英文登基(ハンドルネーム)さんは、グーグルストリートビューで名古屋市の景観を見てみたところ、家の窓に鉄格子がないことに驚いたようだ。中国大手検索サイト百度の掲示板にスレッドを立ち上げた祝賀蔡英文登基さんは、「わが国では高層マンションでも窓に鉄格子が付いていて、醜いことこのうえない」と主張している。
 ほかのネットユーザーの意見を見てみると、日本は治安が良いという点では多くのユーザーの意見が一致しており、「日本は確かに治安は良い。世界でもトップレベルだ。大都市でも田舎でもドアに鍵をかけなくても大丈夫なほどだ」などのコメントが寄せられたが、施錠も不要とはさすがに過剰評価だろう。しかし、日本では自転車のカゴに荷物を入れたまま買い物などで離れても荷物が盗まれる心配はほとんどないだろう。しかし、中国であればすぐに盗まれてしまうといっても過言ではない。また、中国の現状に関するコメントも相次ぎ、
 「中国人の生活は悲惨だからな。家を買う金はないし、食べるものは毒米に下水油。中国がいかにゴミであるかは言うまでもない」など、厳しい意見が多かった。日本の治安の良さの理由については“民度の問題”という意見もあったが、東京にはさまざまな人がいるために治安はあまり良くない、という主張もあった。
 スレ主が指摘しているように、中国ではたとえ高層マンションの高層階に住んでいても、泥棒に入られる危険があり、多くの住民が鉄格子などの対策を施しているほか、入り口のドアも二重扉になっていることが一般的だ。自転車もチェーンで鍵をかけておいてもチェーンを切断されたうえで盗まれてしまうため、自転車を家のなかに入れておく人も少なくない。それだけ中国は治安が悪いということなのだが、逆に日本がどれだけ治安の良い国なのかがわかるというものだ。(編集担当:畠山栄)
 
【中国ブログ】中韓のように過去の歴史で米国を非難しない日本
 サーチナニュース2014年1月31日
 米国のキャロライン・ケネディ駐日大使が19日、天皇陛下にオバマ大統領からの信任状を届ける「信任状奉呈式」に臨んだ。当日は皇居に入る姿を一目見ようと、沿道には人垣ができたほどで、「熱狂的」ともいえる大歓迎ぶりだった。 
 その後も、首相との昼食や横田基地訪問など、日本では同大使に関するニュースが連日報道され、国民の関心を集めた。大使の知名度が高いことも大きな関心を集めた理由の1つだが、オバマ大統領と親しいケネディ大使を通じて日米同盟を強化させるチャンスであることも大きな要因と言えよう。   しかし、中国人ブロガーの千尋(ハンドルネーム)さんは、日本人が米国大使を大歓迎する姿にある疑問を感じたという。それは、「日本にとって米国は第2次世界大戦で戦い、原爆まで投下した仇(かたき)ではないのか」という疑問だ。
 中国や韓国が今でも過去の歴史で日本を非難していることからも分かるとおり、中国人からすれば「日本が米国から学ぼうとし、それどころか米国を尊敬している様子」の日本が理解できないようだ。
 筆者は米国に対する日本の態度について、終戦後いつまでも日本を憎しみ、恨む中国と比較し、「わが国はいつになったら日本を憎むことを終え、日本から学ぶようになるのだろうか」と述べている。
 筆者も「過去の歴史とは決別すべき」という考え方のようだが、中国や韓国にとって「反日」は政治上における1つのテーマになってしまっている。中国では国民のさまざまな不満を日本に向けさせることに反日を利用しているほか、韓国では国民の支持を得るうえで反日が利用されている。
 日本人は中国人や韓国人のように、第2次世界大戦などの過去の歴史で米国を責めるようなことはしない。敗戦国であるため発言権がなく、敗戦後に日本に進駐したGHQによる報道規制なも日本人が米国を憎んでいない理由の1つだろうが、日本人には単純に過去を振り返らない潔さがあるというのも1つでないだろうか。中韓が過去を許し、日本とともに未来へ歩んでいける時代が来るのはまだまだ先のようだ。(編集担当:畠山栄)