千葉県白井市は平和事業の一環として、5年前から毎年3月に広島に千羽鶴を送っていて、昨年は5万6千羽が集まったということです。
今年も、今月末までの予定で広島市の平和記念公園に送る千羽鶴を募集していますが、今回は、初めて友好都市のオーストラリア・キャンパスピ市の子どもたちが折った鶴も一緒に送ることにしています。
市は、千羽鶴を折ることで、「多くの人に平和と核兵器廃絶について考えるきっかけにしてもらいたい」、としています。
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白井から広島へ 平和の願い込め 今月末まで千羽鶴募集中 / 千葉
東京新聞 2014年2月9日
平和と核兵器廃絶の願いを込めた千羽鶴を広島に-。(千葉県)白井市は今月末まで、広島市の平和記念公園に送る千羽鶴を募集している。今回初めて友好都市のオーストラリア・キャンパスピ市の子どもたちが折った鶴も一緒に送る。
市の平和事業の一環として五年前から毎年三月に千羽鶴を送っている。昨年は五万六千羽が集まった。この時期に募集する自治体が珍しいためか市外からも問い合わせがあるという。
キャ市の子どもが折った鶴は、昨年八月に白井市内の中学生が海外派遣事業で訪れた際、一緒に折った二百五十羽。同行した市職員によると、キャ市では広島の原爆投下を知らない生徒も多く、折り鶴に込められた平和の願いを説明すると真剣に耳を傾けていたという。
千羽鶴を折ることで「多くの人に平和と核兵器廃絶について考えるきっかけにしてもらいたい」としている。折り鶴の素材、色、大きさは自由。市役所一階で受け付ける。千羽鶴にまとめるボランティアも募集している。
問い合わせは、白井市企画政策課=電047(492)1111=へ。 (三輪喜人)