「報道ステーション」が憲法学者約150人から得られた「安保法制に関するアンケート」の結果を公表しました。
それによると4つの設問で「憲法違反の疑いはない」と答えた人は僅かに3~4人で、「安全確保業務や駆けつけ警護は憲法違反の疑いはない」は7人でした。
もはや完全に勝負はつきました。
政府は苦し紛れに、「憲法違反を決めるのは学者ではなくて最高裁だ」などと言い訳をしていますが、最高裁判事は単に司法試験に合格した人たち(しかも最大5人までは法曹資格がなくてもなれる)に過ぎず、憲法の権威でも何でもありません。
そんなことは法律家の常識に過ぎないことなのに、政府は何を血迷ったことを言っているのでしょうか。
政府の言うことなすことが破綻の連続で、もはや収拾のつかない状態です。
15日に開かれた高知県での憲法審査会地方公聴会でも、一般公募で選ばれた6人の陳述人のうち、高知県知事を除く5人がやはり安保法案は憲法違反だと主張しました。
たまりかねた自民党の佐藤勉国対委員長は16日、衆院憲法審査会の保岡興治会長(自民)に当分審査会は開かないように申し入れたということです。(^○^)
以下に「報道ステーション」の調査結果を紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
憲法学者に聞いた~安保法制に関するアンケート調査の最終結果
報道ステーション 2015年6月15日
憲法判例百選の執筆者198人にアンケート調査を行い、151人の方々から返信をいただきました。
(調査期間6月6日~12日 他界した人や辞退した人などを除き、アンケート票を送付)
今回の安全保障法制についてのご意見を、ご自由に、ご回答いただきました。そのなかで、ご自身の見解を実名で公開してもいいとされた方々です。
お名前をクリックしますと、解説内容がご覧になれます。
※ご回答いただいた順となっています。
(以下に数十名の姓名と肩書きが列記されていますが、ここでは省略します。
詳細は上記のURLからアクセスして下さい。名前をクリックすると各人の解説の内容が表示されます)