2016年9月22日木曜日

22- 宮内庁長官 生前退位 優先的に対応を

 宮内庁の風岡長官は、21日定例の記者会見で、天皇陛下が「生前退位」の意向を表明されたことについて、「内閣官房に優先的に対応して頂きたい」と述べました。
 安倍内閣は、「生前退位」について、それを特別立法で一代限りで適用する意向であるとか、それを検討する有識者会議に対しては期限を設けない意向であるとかと言われています。いずれにしたもまだ目に見えた対応になっていないことに対する懸念が表明されたわけです。
 
 安倍政権の基盤をなしている「日本会議」は、一方で皇室への敬愛を謳いながら他方では今上天皇の平和主義をこころよく思っていないと言われています。
 そして天皇の「生前退位」には大反対だと言われていますが、その理由は一体何であり、それは果たして国民の批判に耐えるものなのでしょうか。
 もしもそういう背景から政府がサボタージュをしているのであれば大変問題です。
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宮内庁長官 天皇陛下のお気持ち「優先的に対応を」
NHK NEWS WEB 2016年9月21日 
宮内庁の風岡長官は、天皇陛下が「生前退位」の意向がにじむお気持ちを表明されたことについて、「内閣官房に優先的に対応して頂きたい」と述べ、検討が速やかに進むよう期待する考えを示しました。
 
これは、宮内庁の風岡長官が、21日、定例の記者会見で述べたもので、風岡長官は「天皇陛下が率直な意見を述べられ、世論調査などによると多くの国民の理解が得られているということで、私どもとしてよかったなと率直に思っている」と話しました。そして、「具体的には内閣官房の検討に委ねることになるが、できるだけ優先的に対応して頂き、速やかに検討が進むことを願っている」と述べました。
 
風岡長官は、また、天皇陛下のお気持ちの表明を振り返り、「これからのいろいろな検討の出発点になるもので、非常に重要なことであり、憲法上の立場に注意しながら述べられた。ここまでくるのも大変なことだったが、どういう形でお気持ちにこたえるのかも大変な作業になるだろう」と語りました。そのうえで、「内閣官房と十分連携をしてどういう対応になるのかできるだけ伺っていくとともに、今後、皇室の実態や皇室制度の運用、皇室の歴史などについて説明を求められることも考えられるので、幅広く対応できるよう準備を続けていく」と述べました。