2021年11月6日土曜日

06- 労働者代表の振りをする連合芳野会長は傲慢な自民党と同じ匂いがする

 連合の芳野友子会長は4日会見で、これまでの「立民党、国民党への支援のあり方を見直す可能性に言及しました。それはいいとして、さらに「仮に連合が自民党に付くと緊張感がなくなる。いい意味での緊張感を持つため連合は野党に付きたい」と述べたということです。
 一体何を考え何を言おうとしたのか理解不能で、労組のトップがここまで堕落できるのかと呆れ返ります。
 「まるこ姫」と「くろねこ」氏のブログを紹介します(この二人は不思議にシンクロします)。
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   (10月25日)労働者側の視点のはずが…芳野友子連合会長は自民党の広告塔なのか
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労働者代表の振りをする連合芳野会長は傲慢な自民党と同じ匂いがする
                       まるこ姫の独り言 2021.11.05
連合は野党共闘の邪魔ばかりしてきた。
自民党から甘い餌でもチラつかされたか・・・

選挙の前になると、突如、野党共闘への茶々を入れまくっていたが、その連合が、また傲慢発言。

 連合会長が立憲、国民への支援見直し示唆 「労働課題、多岐多様に」
                            11/4(木) 18:06配信 毎日新聞
>連合の芳野友子会長は4日、日本記者クラブの記者会見で、野党を引き続き支援する基本姿勢を示した上で、「労働者のための施策をやる政党があれば是々非々でいい。(労働問題の)課題が多岐・多様になっており、今後の連合の対応の仕方も考えていく時期に来ている」と述べ、立憲民主党、国民民主党への支援のあり方を見直す可能性を示唆した。
>自民党に対し、「仮に連合が自民党に付くと緊張感がなくなる。いい意味での緊張感を持つため連合は野党に付きたい」と説明した。

まったく。。。
どれだけ傲慢なのか。

緊張感を持たせるために野党につく?
どれだけ傲慢発言をしているのか分かっているのかこの会長は。

一応は労働組合なのに、自民党につきたいというさもしい気持ちが如実に表れている。
この人は、労働者側ではなく、経営者側・権力者側の人意識がもろ出ているし。

そんなに権力が好きなら、野党から黙って手を引けばいいのに。
恩着せがましい。

連合組織自体が、大企業の労働者がほとんどで、社会の荒波にもまれる弱い立場の労働者への視点がまったくない。

だから共産党への理解がまったくないのではないか。

国民民主の玉木も、共産党アレルギーがすさまじいが、この連合の吉野会長も、なぜか常に共産党を目の敵にしている。

どういう理由で、共産党への悪意を感じているのか知りたい。

今回の選挙の結果、連合ばかりではなく「野党共闘」に批判が多いが、そもそも小選挙区制で巨大与党と戦う時に、野党がバラバラで選挙に臨んでも、誰が考えても組織のある与党に勝てるわけがない。

それは素人でも分かる。

「野党共闘」が機能しなかったとの騙しに踊らされていたら、参議院選挙はまた巨大与党の勝利だろう。

「野党共闘」が機能していなかったのなら、総選挙での反省をもとに、機能するように知恵を絞ればいいだけの話だ。

それをなぜか多くの識者が、「野党共闘」では戦えない見たいな話にしている。

野党は惑わされたら駄目だ。

野党に、日本の社会を俯瞰する戦略的な参謀はいないのか。

このまま、あんな腐った巨大与党に政治を任せていたらますます国は傾いていく。
しかし日本人は、言ったもん勝ちで何の責任も持たない威勢の良い人が好きというか、信頼を置くというか。。


国民民主が野党国対会談離脱・維新との連携も視野+「立民と共産が手を結ぶことはあり得ない」(連合会長)・・・この国はもはや一億総右傾化への道を辿り始めたということか!
                       くろねこの短語 2021年11月 5日
 国民民主のタマキンが、「これまで立憲、共産、社民とともに行ってきた野党国会対策の枠組には参加しないこと、いわゆる野党合同ヒアリングにも参加しない」ってツイートしたってね。これまで維新との連携もにおわせていたから、それほど驚くには当たらない。ていうか、そもそもタマキンの立ち位置って自民党分派こみいなものだから、どうぞご勝手にってなもんです。
国民 玉木代表 立民 共産 社民との国対委員長会談に不参加方針

 そんなタマキンに呼応するかのように、連合の反共会長は「立民と共産が手を結ぶことはあり得ない」だとさ。おい、そんなことほざく権利は連合会長ごときにはない。いったい何様のつもりかねえ。共産党との候補者一本化があったからこそ小選挙区での勝利があったというのに、『感謝知らずの女』(((C)井上陽水)ってのはこういう御仁を言うんだろうね。
国民・玉木代表と連合会長が会談 「共産党とは一線 画すべき」

 野党共闘を否定するタマキンや連合のこうした動きって自民党を利するだけだろうに・・・この国はもはや一億総右傾化へと舵を切ったのかもしれない。

(ツイッター)

山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) November 4, 2021
「野党は反対ばかり」という論評は、現象面だけ見れば「その通りだ」と思う人が多いのも無理はないと思う。だが「そう見える理由」も考えないといけない。昔は図の左のように、野党と大手メディアがそれぞれの姿勢で権力を監視・批判し、二つの力で権力の暴走を食い止めていた。それが今はなくなった。


 メディアは「理念なき共闘」と反野党共闘キャンペーンを繰り広げているが、だったら自公連立ってのはどうなんだ。そんな素朴な疑問すらスルーして野党共闘を叩きまくるその姿に、民主党政権にイチャモンつけまくったあの時代が蘇えってくる週末の朝である。

(ツイッター)

平河エリ  (@EriHirakawa) November 4, 2021
「理念なき野党共闘」というけども「自公連立の理念」とは一体何なのか、じっくり聞いてみたい気持ちはあります。