今度の衆院選で日本維新の会は、大阪府を中心にして解散前の4倍近くの41議席を獲得しました。維新の会は、自民党の極右グループと同様あるいはそれ以上の過激さで改憲を強硬に主張しています。そんな政党がなぜ躍進したのか本当に理解しがたいことです。
「まるこ姫の独り言」の記事:「松井『参院選と同時に国民投票を』 自民に利する事は本当に素早い維新」 と
「くろねこの短語」の記事:「立憲民主の次期代表は共産党を含めた野党共闘のさらなる深化が絶対条件!!&『改憲の国民投票と参議院選を同日実施』(松井大阪市長)・・・何を調子こいてるんだ!!」を紹介します。
(まるこ姫の独り言の文中の太字・青字強調部分は原文に拠っています)
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松井「 参院選と同時に国民投票を」自民に利する事は本当に素早い維新
まるこ姫の独り言 2021.11.03
もう大阪は好きなようにやって貰っていいが、全国的に維新に勝たせたらろくなことがないが、どうも自民党にお灸をすえると考えて維新に投票したという有権者も多いらしい。
総選挙が終わるとすぐに参議院と同時に国民投票をと言いだす松井。
維新が票を伸ばしたことで調子に乗っているとしか思えない。
早くも自民党の別動隊の行動開始!
「参院選と同時に国民投票を」憲法改正で維新代表 |
一難去ってまた一難。
ようやく安倍が二度も政権を放り出し自民党の「改憲」気運が陰ったかと思っていたが、宏池会の岸田が「改憲」をしっかりやるというような発言をしていることから、自民党も極右に毒されまたもや「改憲」に突き進んでいくのかと暗澹たる思いに駆られたが。
敵は自民党だけではなかった。
維新票が伸びたことで、維新はすっかり強気になっている。
この政党も極右だけに、自民党とは相いれやすい
しかし維新は選挙中は「身を切る改革」で戦ったはずだ。
まずは、身を切る改革を論ずるべきだろうに。
選挙が終わった途端,「行政改革」や「身を切る改革」そっちのけで「改憲」を言い出している。
コロナ禍で疲弊した経済などそっちのけで、次の参議院選挙には国民投票もバーターで行われるべきだと言っているが、今まで改憲の議論すらできなかったものを、これから半年の短期間で改憲の方向へ行くのだろうか。
急ピッチで改憲の機運を盛り上げると言うのは大反対だ。
資金力のある自民や口の巧い維新にかかったら、国民を赤子の手をひねるくらい簡単に誘導できる。
大阪都構想の住民投票だって、一度目、否決されたのに性懲りもなく二度目も提案しまたまた否決された。
二度も大阪で国民投票での「都構想」を否決されたのに条例で押し通そうとしたそうだし今度は「改憲」の国民投票を言い出す松井は、懲りることを知らない。
国民投票がどれだけ好きなんだか。。。
そして任期が来たら市長も止めると言った人の置き土産の大きい事は!
しかし、国民主権が嫌いな自民党や、弱肉強食の維新の会が「改憲」をしたらどんな国になるか今から想像がつく。
為政者の為政者による為政者の為の「日本国憲法」になることは火を見るより明らかだ。
維新が勝ったことで、維新思考の人間がバカみたいに増えているというか、表に出て来た。
維新支持者は単細胞な人が多いのか、護憲派の「立憲・共産・社民は必要ない」とか「岸田の尻を叩くべき」だとか、とにかく民主主義を真っ向から否定するような暴論ばかりで嫌になる。
立憲民主の次期代表は共産党を含めた野党共闘のさらなる深化が絶対条件!!&「改憲の国民投票と参議院選を同日実施」(松井大阪市長)・・・何を調子こいてるんだ!!
くろねこの短語 2021年11月 3日
立憲民主のエダノンが代表辞任するってね。野党共闘を立ち上げたものの、議席減という現実の前には致し方ないことだと思う。なによりも、「立憲共産党」というネガティブキャンペーンを一蹴する論理を持たなかったことが大きかったのではないだろうか。
新たな執行部は、野党共闘を基本にしっかりと理論武装する必要がある。同じく辞任表明したカリアゲ福山君は共産党を含めた野党共闘について「どうするかは新執行部の判断だ」と言葉を濁しているが、もし野党共闘見直しなんてことになったら、立憲民主は分裂するのは間違いない。それじゃあダメなんだよね。
自民党の強さってのは総裁選で権力闘争しても、一度決まったら足並み揃えて権力を守り抜くというふてぶてしさにある。かつての民主党は足を引っ張りあって自滅したことを忘れてはいけない。
立憲民主の代表に「なぜ君は総理大臣になれないのか」の小川君が名乗りを上げているようだけど、維新について「全く方向性が違うとか自民の補完勢力だとか爪弾きしてはいけない、彼らとも共通項を見出して、国民に対する責任を果たそうという構えでいかないと」てなこと言ってるのが気になるんだね。話してわかる相手ではないし、こうした維新との親和性って国民民主と変わらないんじゃないのか。
・「個人商店」からの脱却なるか 枝野氏辞意表明の立憲民主党 国会や参院選での野党共闘深化も課題
・立憲と共産は野党共闘やらなきゃもっと負けていた…「“失敗論”は自公の思うツボ」と識者
佐藤 章@bSM2TC2coIKWrlM 11:03 PM Nov 2, 2021 |
でもって、その維新なんだが、チンピラ松井君が「国会で来夏の参院選までに憲法改正原案をまとめて改正を発議し、国民投票を参院選の投票と同じ日に実施するべきだ」ってほざいたってね。おいおい、政治家辞めるんじゃなかったのか。何を調子こいてるんだろうね。
こういうメンタリティだからこそ、維新ってのは極めて危険な集団ってことを肝に銘じておかなくてはいけない。
・憲法改正の国民投票「来夏の参院選と同日実施を」 維新・松井代表
玄葉だの馬渕だの、立憲民主の代表候補の名前が上がっているけど、なんかため息しか出ないんだよね。これなら、エダノンにもうひと踏ん張りしてもらった方がいいんじゃないのと思わなくもない今日この頃なのだ。