「湯沢平和の輪」では「憲法記念日」の5月3日に、平和アピールのビラ(B4判)を新聞折込みで湯沢町の皆さんにお届けしました。
今年を皮切りにして、今後も毎年5月3日の「憲法記念日」を期して「平和アピール」を町の皆さんにお届けする予定です。
「湯沢平和の輪」は毎年 春の「花まつり」と秋の「収穫祭」のときに祭りの会場で平和キャンペーンを行ってきましたので、町の皆さんにある程度は知られて来ましたが、より多くの皆さんに知っていただきたいということと、何よりもいま平和憲法が重大な危機に瀕していることを訴えたいためです。
是非とも多くの皆さんに読んでいただきたいものと願っています。
以下にビラの内容を紹介します。
(先の「花まつり」のときにお配りしたリーフレットの内側に記載したものをB4判に
拡大したものとなっています)
拡大したものとなっています)
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今日5月3日は『憲法記念日』です
憲法を変えて戦争に行こう となっては大変です!
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昨年12月に行われた衆議院選挙で自民党が単独過半数を獲得し、憲法の「改正」に執念を燃やしてきた安倍音三氏が首相に就任して、憲法改正の動きがより活発になってきました。こうした動きは自民党だけではありません。日本維新の会・みんなの党なども憲法の「改正」を掲げています。
今、世界に誇る日本国憲法は重大な危機に瀕(ひん)しています。
すでに憲法改正の外堀は埋められています
皆さんは覚えていますか? 2007年に『憲法改正国民投票法』が強行成立させられたことを! この憲法を変えようとする側に有利な内容となっています。そしてすでに、憲法改正原案の審査権限を持つ『憲法審査会』も機能しています。
私たちの知らぬ間に、憲法「改正」へ向けた動きは着々と進んでいるのです。
今、憲法改正の内堀も埋めようとしています
安倍内閣をはじめとする憲法改正を推進する人々は、憲法を「改正」しやすくするためそのハードルを低くする動きを強めています。憲法第96条「改正の手続き
その公布」の条文「各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会がこれを発議し、国民に提案…」を、「総議員の過半数の賛成」に緩和しようとしているのです。
これは9条改憲に道を開くということ止まらず、「主権者である国民が憲法で国家権力をしぱる(監視する)」という憲法の本質を損なう重大なことです。
戦争放棄をうたった憲法9条の力
日本国憲法は、はかり知れない犠牲と被害をもたらした、あのアジア太平洋戦争り痛苦の経験を踏まえてつくられものです。憲法の前文に「われらとわれらの子孫のために…政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し…」と述べ、第9条で「戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認」を定めています。このおかげで、敗戦後60有余年にわたって戦争がなく、だれ一人戦死することなく、また戦争で人を殺すことなく来られました。憲法の大きな力です。
戦争はしない、させない、子らのため!
私たちが享受してきた「豊かで平和な日本を、子どもたち、孫たちに引き継ぐことは私たちの責務です。「憲法を変えて、強い日本に」などといった言葉に惑わされず、「子どもたち、孫たちを絶対戦争に行かせない」という強い意志をもって、憲法第9条をしっかり守っていきましょう!
―湯の町湯沢平和の輪― 連絡先:笛木 壤(電話785-5062)
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湯沢平和の輪ホームページアドレス(湯沢平和の輪・検索)http://yuzawaheiwa.blogspot.jp/