11月18日(日)午後1時30分から11月例会が開催されました。
悪天候に崇られたりあれこれの行事が重なったりで、参加者は6人と少人数でしたが、その分じっくりと学習をし話し合いを深めることができました。
1 連続学習 「『18人の発言』に学ぶ」(13回目)
(テキスト:「憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言」(岩波ブックレットNo.657 2005.8.2発行)
今回は、半藤利一さんと森永卓郎さんの文章(テキスト47~51頁)を読んで感想を述べ合い、意見交換を行いました。
意見交換では、尖閣諸島問題をはじめとする領土問題を格好の手掛かりとして改憲、軍事力強化、武力行使をめざす危険な動きに話題が集中、友好を保ち発展させる立場でお互いに納得のいく結論に達するまで、事実と道理を踏まえじっくり時間をかけて話し合うことが大切で、力づくでわが言い分を押し通そうとするやり方は問題をこじらすだけで決して解決にはつながらないとの考えで意見が一致しました。
そして「経済の行き詰まりや先の見えなさが社会を覆っています。つらい時期にはどうしても人間は威勢のよい台詞にのっかりやすく思考停止に陥りやすいけれども、ここで立ち止まって冷静に考えれば、何が大切かはおのずとわかるでしょう。」という森永卓郎さんの言葉を噛みしめながら学習会をしめくくりました。
次回はテキスト52~53ページのコラム「北朝鮮を見る眼」について勉強することになりますが、この機会に会員の崔和子さんからお話を伺い、学習をふかめることにしました。また12月例会では、次期の連続学習テキストについてそれぞれの希望・具体案を持ち寄り、みんなで話し合って選定することにしました。
2 12月例会について
12月例会は、通例の第3日曜日(16日)が総選挙の投祭日とぶつかり公民館が使用できないため1週間延期して12月23日(日)に開催することとしました。時間帯も「午前10時から12時まで」に変更となりますので、お間違えないようにお願いいたします。
(註.
この記事は笛木世話人にお寄せいただきました)