2012年11月30日金曜日

電気が止められ介護の老母が病死し障害者の娘は凍死


 電気が止められた家で80歳の老母が心臓を悪くして死亡し、その翌日障害を持つ54歳の娘さんが凍死しました。45歳の長男は入院中でした。
 JDPが世界第3位の日本でも、貧しくて電気料金が払えなければ有無を言わさずに電気を止めてしまう現実があるわけです。

政治を預る野田首相と三井厚労相は一体どういう見解なのでしょうか。
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電気なく、介護母と障害の娘死亡 石川・志賀町
東京新聞 20121130 

 石川県志賀町の民家で、無職の女性(80)と障害のある長女(54)が死亡していたことが30日、石川県警羽咋署への取材で分かった。外傷や部屋が荒らされた様子はなく、同署は在宅で介護をしていた母親が周囲に気付かれないまま病死し、残された娘もその後死亡したとみている。

 同署によると、20日に死亡しているのが見つかり、司法解剖の結果、女性は18日ごろに心臓の病気で、長女は19日ごろに低体温症で死亡したとみられる。

 女性と長女は長男(45)と3人暮らしだったが、長男は入院していた。料金の滞納により電気が止められており、発見時にはセーターなどを着込んでいたという。 (共同)