まるこ姫が掲題の記事を出しました。
超円安によってインバウンドが絶好調で、その影響で百貨店などの業界は過去最高の売上ということです。輸出型の企業も同様でしょう。国富の流出を伴う円安は国家の没落を象徴するものでまるこ姫は「なんて物哀しいのだろう」と嘆くわけですが、その一方で一部の業種では高収益が上がっているわけで皮肉なものです。
まるこ姫のもう一つの記事:「自民・谷川『離婚しづらい社会になる方が健全だ』何時代の発想?」を併せて紹介します。こちらは「離婚が少ない社会」と「離婚がしづらい社会」を混同していることへの批判です。
文中の青字や太字の強調個所は原文に拠っています。
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「歴史的円安背景にインバウンド絶好調」喜んでいる場合と違う
まるこ姫の独り言 2024.04.16
インバウンドで景気が良くなったかのように報道しているが、これかつてない程の円安で円の価値が下がり、海外から人が入ってきているだけの話で「歴史的円安」と言って浮かれている場合じゃない。
>歴史的円安背景にインバウンド絶好調 百貨店は軒並み“過去最高”記録づくめの決算に |
日本は恐ろしいほど安い国になった。
インバウンド客は免税店に行かなくても、自分たちの国と比較したら日本の物価はダダ安でいくらでも物を買える。
かつて日本の円が強かった時代に、東南アジアへジャンジャン旅行し、そしてヨーロッパなどでブランド漁りをしていた時代と同じことを、相手にされているという事だ。
極度の円安は国民に取ってなんて物哀しいのだろう。
発展途上国並みの日本。
海外客からしたら、日本の物価は恐ろしいほど安く感じるだろうが、私たち日本国民からしたら狂乱物価に近い感覚だ。
特に外食などは回数が減ってきたと思う。
気軽に外食もいけない時代になってきている。
海外客が安い安いと言って食べる食事を指をくわえてみているだけの多くの日本人。
情けなくなってくる。
かつては東南アジアの人たちも、今の日本人と同じような悲哀を感じてきたのだろうか。
インバウンドで,儲かった儲かったと記事には出ているが、日本全体の経済としては景気が良くなったとはとても肌実感がない。
インバウンド需要がある商業施設や、輸出する大企業は「円安さまさま」だろうが、ほとんどの物資を輸入に頼っている日本の場合、多くの人の生活がますます苦しくなってきている。
電気ガス料金まで値上げされては・・・・
この数年、物価は上がり続けとどまるところを知らない。
いつになったら安定した物価になるのか。
賃上げだって大企業はできても、中小零細企業が大企業に追随しての賃上げできるのか。
やはり今の極端の円安は、国民に取ってものすごい痛みがある。
亡くなった安倍はあの世で何を思っているのだろう。
自民・谷川「離婚しづらい社会になる方が健全だ」何時代の発想?
まるこ姫の独り言 2024.04.13
出てくるのはいつも自民党議員の舌禍ばかり。
そして強欲ぞろい。
不思議なのは舌禍が山のように出て来ても「自民党じゃないと政権を担えない」との有権者の意識。
この国は、信じられないほど自民党に甘く、野党に厳しい。
どこからそこまで自民党に甘い考えが出てくるのか。
この硬直化した思考で、日本がますます沈没していく。
最近、態度がやたら大きい議員が話題になったばかりだが、今度は、何時代の思考かと思うよう発言を衆院法務委員会で質疑したそうで、野党から反発を食らっている。
>「離婚しづらい社会健全」 自民・谷川議員が発言 |
同じ男性でも、自民党議員と野党議員(維新・国民除く)の感覚とは大きく異なる。
自民党議員は、今の時代についていけない議員が多すぎるのではないか?
別に重鎮と言われるような議員ではなく、働き盛りのような年代の人でも未だ感覚が古いのが特徴だ。
青年局とやらが、民間では探しても見ることのできないような「昭和のスケベショー」を当たり前のように開催していたり、「飛行機内での態度が横柄だ」と演歌歌手に指摘されたり、なぜか一般国民とは相当に感覚がズレているし、一時代も二時代も前の古い発想が過ぎる。
夫がこんな思いでいるとしたら妻も大変だ・・・・
谷川の妻の意見を聞いてみたい。
自民党の党是である家父長制度が、自民党は理想なのだろうが、今の時代、離婚しづらい社会になったら、ますます結婚を忌避する女性が増えるのではないか?
せっかくのおめでたい結婚がリスクになるとした少子化が加速する。
今、少子化で日本の人口がどんどん減りつつあるのに、少子化を促進するような谷川の発言が百害あって一利なしじゃないか。
それにしても「離婚しづらい社会」は、相当前の日本の姿で、今、ようやく女性の言い分が認められようとしているのに、なぜ又、女性を縛るような考えを披露するのか理解に苦しむ。